JP2912247B2 - 無線選択呼出受信機 - Google Patents
無線選択呼出受信機Info
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- synchronization signal
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は無線選択呼出受信
機に関し、特に、バッテリーセービング動作(以下、B
S動作)を行いながら周波数スキャンを行う無線選択呼
出受信機に関するものである。
機に関し、特に、バッテリーセービング動作(以下、B
S動作)を行いながら周波数スキャンを行う無線選択呼
出受信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一つの受信機に予め自己の呼出番号が送
信される周波数が複数与えられているタイプの受信機
(以下、スキャンニング受信機という)の需要が近年高
まっている。このタイプの受信機は、周波数の異なる複
数エリアを自動的に切り替えるマルチエリア対応の受信
機として使用される。これによれば、自己の呼出番号が
送信される周波数が複数存在するため、圏外状態では自
機が有する周波数を順にスキャンさせながら受信すべき
送信信号を検索する。
信される周波数が複数与えられているタイプの受信機
(以下、スキャンニング受信機という)の需要が近年高
まっている。このタイプの受信機は、周波数の異なる複
数エリアを自動的に切り替えるマルチエリア対応の受信
機として使用される。これによれば、自己の呼出番号が
送信される周波数が複数存在するため、圏外状態では自
機が有する周波数を順にスキャンさせながら受信すべき
送信信号を検索する。
【0003】そして、同期信号を受信した時点で、周波
数スキャンを止め、前述の周波数に固定し、自己の呼出
信号受信可能状態すなわち圏内状態となる。圏内状態で
は、圏外状態へ移行の条件を満たすまで周波数は固定し
たままとする。つまり、スキャンニング受信機は、圏内
状態では、周波数を固定し、圏外状態に移行すると、圏
内状態中に行っていた送信信号との同期動作を解除し、
周波数を切り替えながら同期信号の検出動作を行い、マ
ルチエリア自動選択を実現する。
数スキャンを止め、前述の周波数に固定し、自己の呼出
信号受信可能状態すなわち圏内状態となる。圏内状態で
は、圏外状態へ移行の条件を満たすまで周波数は固定し
たままとする。つまり、スキャンニング受信機は、圏内
状態では、周波数を固定し、圏外状態に移行すると、圏
内状態中に行っていた送信信号との同期動作を解除し、
周波数を切り替えながら同期信号の検出動作を行い、マ
ルチエリア自動選択を実現する。
【0004】このようなマルチエリア自動選択では、例
えば、特開平06―315001号に示すものにあって
は、圏外状態で、予め定められたパターンで周波数スキ
ャンを所定回数行い、同期信号を検出できなければ所定
時間後に再度前記パターンで周波数スキャンを行うとい
うものである。なお、圏外移行への条件としては、圏内
状態中に同期信号送信タイミングにて同期信号が予め指
定された回数連続受信無しとなった場合に、圏外動作へ
移行するというのが一般的となっている。
えば、特開平06―315001号に示すものにあって
は、圏外状態で、予め定められたパターンで周波数スキ
ャンを所定回数行い、同期信号を検出できなければ所定
時間後に再度前記パターンで周波数スキャンを行うとい
うものである。なお、圏外移行への条件としては、圏内
状態中に同期信号送信タイミングにて同期信号が予め指
定された回数連続受信無しとなった場合に、圏外動作へ
移行するというのが一般的となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のスキャンニング受信機としての無線選択呼出受信
機にあっては、複数の周波数を同時に受信することがで
きないため、スキャンニング周波数の数に比例して、特
定周波数での同期信号の検索が巡ってくる間隔が長くな
る。すなわち、検索すべき周波数が多くなればなるほ
ど、受信機が信号送信エリア内に入っていたとしても、
同期信号の検出が遅れ、圏外動作から圏内動作へ移行す
るための時間が多くかかってしまうという課題があっ
た。
従来のスキャンニング受信機としての無線選択呼出受信
機にあっては、複数の周波数を同時に受信することがで
きないため、スキャンニング周波数の数に比例して、特
定周波数での同期信号の検索が巡ってくる間隔が長くな
る。すなわち、検索すべき周波数が多くなればなるほ
ど、受信機が信号送信エリア内に入っていたとしても、
同期信号の検出が遅れ、圏外動作から圏内動作へ移行す
るための時間が多くかかってしまうという課題があっ
た。
【0006】一方、単純に検索回数を増やせば、検索順
番も早く巡って来るのであるが、圏外時のBS効率は低
下してしまう。かかる圏外となる条件として二つの場合
が想定され、第1の条件は、信号の送信エリアの外に出
た場合であり、第2の条件は、送信エリア内において、
地下鉄,建築物の中といった電波の遮断される場所に入
った場合である。第1の条件では、BS効率を優先しな
ければならないが、第2の条件では、すばやい同期確立
を目指さなければならない。これに対して、従来の無線
選択呼出受信機では、圏外移行後は直前の圏内時の受信
状況に関係なく所定のBS制御を行うように構成されて
おり、圏外となる前記二つの場合を判別している訳では
ないため、BS効率を優先すれば同期確立が遅れ、同期
確立を優先すれば、圏外状態でのBS効率を落とす結果
になってしまうという課題があった。
番も早く巡って来るのであるが、圏外時のBS効率は低
下してしまう。かかる圏外となる条件として二つの場合
が想定され、第1の条件は、信号の送信エリアの外に出
た場合であり、第2の条件は、送信エリア内において、
地下鉄,建築物の中といった電波の遮断される場所に入
った場合である。第1の条件では、BS効率を優先しな
ければならないが、第2の条件では、すばやい同期確立
を目指さなければならない。これに対して、従来の無線
選択呼出受信機では、圏外移行後は直前の圏内時の受信
状況に関係なく所定のBS制御を行うように構成されて
おり、圏外となる前記二つの場合を判別している訳では
ないため、BS効率を優先すれば同期確立が遅れ、同期
確立を優先すれば、圏外状態でのBS効率を落とす結果
になってしまうという課題があった。
【0007】この発明は前記のような課題を解決するも
のであり、自機が圏外へ移行する直前の圏内での同期信
号の有無から、圏外移行の原因を判断することによっ
て、周波数スキャン時における電力の消耗を軽減でき、
前記圏外移行時の圏内同期確立を迅速化できる無線選択
呼出受信機を提供することを目的とする。
のであり、自機が圏外へ移行する直前の圏内での同期信
号の有無から、圏外移行の原因を判断することによっ
て、周波数スキャン時における電力の消耗を軽減でき、
前記圏外移行時の圏内同期確立を迅速化できる無線選択
呼出受信機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、請求項1の発明にかかる無線選択呼出受信機は、
無線信号を受信して復調する活性制御自在な受信部と、
該受信部の出力から前記同期信号を検出して同期信号検
出信号を発生させる同期信号検出部と、該同期信号検出
部からの同期信号検出信号が発生されない期間に基づい
て、自機が前記無線信号受信圏外へ移行したか否かを判
断する圏外監視部と、前記無線部の活性化の単位回数内
で前記同期信号の検出有無の履歴を保持する履歴保持部
とを設けて、受信制御部に、前記圏外監視部による圏外
移行したとの判断時に、前記履歴保持手段の内容を参照
させ、前記同期信号の検出無しの回数が前記単位回数内
においてある一定回数未満であれば、電波遮断エリアに
よる圏外と判断し、前記周波数チャネルの切り替え動作
をせずに前記同期信号の検索を行わせ、一方、一定回数
以上であれば、受信エリアの外に出たことによる圏外と
判断し、予め定められた前記周波数チャネルの切り替え
を行いながら前記同期信号の検索を行わせるようにした
ものである。
ため、請求項1の発明にかかる無線選択呼出受信機は、
無線信号を受信して復調する活性制御自在な受信部と、
該受信部の出力から前記同期信号を検出して同期信号検
出信号を発生させる同期信号検出部と、該同期信号検出
部からの同期信号検出信号が発生されない期間に基づい
て、自機が前記無線信号受信圏外へ移行したか否かを判
断する圏外監視部と、前記無線部の活性化の単位回数内
で前記同期信号の検出有無の履歴を保持する履歴保持部
とを設けて、受信制御部に、前記圏外監視部による圏外
移行したとの判断時に、前記履歴保持手段の内容を参照
させ、前記同期信号の検出無しの回数が前記単位回数内
においてある一定回数未満であれば、電波遮断エリアに
よる圏外と判断し、前記周波数チャネルの切り替え動作
をせずに前記同期信号の検索を行わせ、一方、一定回数
以上であれば、受信エリアの外に出たことによる圏外と
判断し、予め定められた前記周波数チャネルの切り替え
を行いながら前記同期信号の検索を行わせるようにした
ものである。
【0009】また、請求項2の発明にかかる無線選択呼
出受信機は、前記圏外監視部に、前記同期信号が検出さ
れたとき自機が圏内にあると判断させ、前記同期信号が
所定回数連続して検出できなかったとき自機が圏外にあ
ると判断させるようにしたものである。
出受信機は、前記圏外監視部に、前記同期信号が検出さ
れたとき自機が圏内にあると判断させ、前記同期信号が
所定回数連続して検出できなかったとき自機が圏外にあ
ると判断させるようにしたものである。
【0010】また、請求項3の発明にかかる無線選択呼
出受信機は、前記受信制御部に、前記圏外監視部により
圏外へ移行すると判定した時に、前記履歴保持部内の前
記同期信号の検出無しの回数が、前記単位回数内におい
てある一定回数未満の場合、所定時間前記周波数チャネ
ルの切り替え動作をさせずに前記同期信号の検索を行わ
せ、設定時間経過後は予め定められた前記周波数チャネ
ルの切り替え動作をさせながら前記同期信号の検索を行
わせるようにしたものである。
出受信機は、前記受信制御部に、前記圏外監視部により
圏外へ移行すると判定した時に、前記履歴保持部内の前
記同期信号の検出無しの回数が、前記単位回数内におい
てある一定回数未満の場合、所定時間前記周波数チャネ
ルの切り替え動作をさせずに前記同期信号の検索を行わ
せ、設定時間経過後は予め定められた前記周波数チャネ
ルの切り替え動作をさせながら前記同期信号の検索を行
わせるようにしたものである。
【0011】また、請求項4の発明にかかる無線選択呼
出受信機は、自機の前記圏外監視部による圏外移行時
に、前記履歴保持部に保持された同期信号検出履歴に従
って、前記受信制御部に、周波数チャネルの切り替えを
行わずに前記同期信号の検索を、または予め定められた
前記周波数チャネルの切り替えを行いながら同期信号の
検索を、それぞれ選択的に行わせる外部入力手段を設
け、該外部入力手段による選択結果をメモリに保持させ
るようにしたものである。
出受信機は、自機の前記圏外監視部による圏外移行時
に、前記履歴保持部に保持された同期信号検出履歴に従
って、前記受信制御部に、周波数チャネルの切り替えを
行わずに前記同期信号の検索を、または予め定められた
前記周波数チャネルの切り替えを行いながら同期信号の
検索を、それぞれ選択的に行わせる外部入力手段を設
け、該外部入力手段による選択結果をメモリに保持させ
るようにしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
図について説明する。図1はこの発明の無線選択呼出受
信機を示すブロック図であり、同図において、101は
アンテナ、102はアンテナ101が受信した無線信号
aを増幅,復調して、復調信号bを出力する受信部、1
03は発振回路(図示しない)からの基準クロックと復
調信号bとからデータサンプリング用の再生クロックc
を発生するビット同期部、104は再生クロックを用い
て復調信号bから同期信号を検出する同期信号検出部、
105は再生クロックcと復調信号bとに基づいて受信
データeを出力するデータ切り出し部である。
図について説明する。図1はこの発明の無線選択呼出受
信機を示すブロック図であり、同図において、101は
アンテナ、102はアンテナ101が受信した無線信号
aを増幅,復調して、復調信号bを出力する受信部、1
03は発振回路(図示しない)からの基準クロックと復
調信号bとからデータサンプリング用の再生クロックc
を発生するビット同期部、104は再生クロックを用い
て復調信号bから同期信号を検出する同期信号検出部、
105は再生クロックcと復調信号bとに基づいて受信
データeを出力するデータ切り出し部である。
【0013】また、108は自機が圏内にあるか圏外に
あるかを監視する圏外監視部としての同期監視部、10
9は同期信号を最新のものから順に格納して保持する履
歴保持部、106は受信制御部としての制御部であり、
これが受け取った前記受信データeに自機の呼出番号が
あったとき通報手段107に通報させるほか、同期監視
部108及び履歴保持部109の各出力f,gに基づ
き、自機が電波遮断エリアに入ったのか、送信エリア外
に出たのかを判断する。110はその判断の選択を指令
するための外部入力手段としてのプッシュスイッチ、1
11は前記指令内容を記憶するメモリとしての電気的に
消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(以
下、EEPROM)という。
あるかを監視する圏外監視部としての同期監視部、10
9は同期信号を最新のものから順に格納して保持する履
歴保持部、106は受信制御部としての制御部であり、
これが受け取った前記受信データeに自機の呼出番号が
あったとき通報手段107に通報させるほか、同期監視
部108及び履歴保持部109の各出力f,gに基づ
き、自機が電波遮断エリアに入ったのか、送信エリア外
に出たのかを判断する。110はその判断の選択を指令
するための外部入力手段としてのプッシュスイッチ、1
11は前記指令内容を記憶するメモリとしての電気的に
消去可能なプログラマブルリードオンリーメモリ(以
下、EEPROM)という。
【0014】次に動作について説明する。まず、アンテ
ナ101は無線基地局からの無線信号を受信し、受信部
102はそのアンテナ101が受信した無線信号aを増
幅,復調し、復調信号bを出力する。また、ビット同期
部103は図示しない発振回路からの基準クロックと復
調信号bを用いてデータサンプリング用の再生クロック
cを発生する。続いて、前記データ切り出し部105は
再生信号cにより復調信号bをサンプリングし、受信デ
ータeを制御部106に出力する。このため、制御部1
06は、受け取った受信機データeに自機の呼出番号が
存在する場合には、通報手段107に対して表示信号,
鳴音信号i等を出力する。これらの信号を受けた通報手
段107は、受信機所有者に対し、呼出のあったことを
表示あるいは鳴音等により通知する。
ナ101は無線基地局からの無線信号を受信し、受信部
102はそのアンテナ101が受信した無線信号aを増
幅,復調し、復調信号bを出力する。また、ビット同期
部103は図示しない発振回路からの基準クロックと復
調信号bを用いてデータサンプリング用の再生クロック
cを発生する。続いて、前記データ切り出し部105は
再生信号cにより復調信号bをサンプリングし、受信デ
ータeを制御部106に出力する。このため、制御部1
06は、受け取った受信機データeに自機の呼出番号が
存在する場合には、通報手段107に対して表示信号,
鳴音信号i等を出力する。これらの信号を受けた通報手
段107は、受信機所有者に対し、呼出のあったことを
表示あるいは鳴音等により通知する。
【0015】一方、同期信号検出部104は、再生クロ
ックcを用い、受信部102からの復調信号bをサンプ
リングし、同期信号パターンの検出を行い、その検出信
号dを圏外監視部としての同期監視部108及び、履歴
保持部109に出力する。このため、同期監視部108
は、同期信号の有無を検出し、同期信号が検出されたと
きには圏内を示す出力を、一方連続してN回検出できな
いときは、圏外を示す出力を信号線fを介して制御部1
06に出力する。なお、Nは、予め与えられる値であ
り、圏外移行への条件を示すパラメータである。また、
履歴保持部109は、同期信号検出部104の同期信号
の有無の検出データを最新から遡ってM回分保持する。
ここでは、少なくとも、M>Nである。
ックcを用い、受信部102からの復調信号bをサンプ
リングし、同期信号パターンの検出を行い、その検出信
号dを圏外監視部としての同期監視部108及び、履歴
保持部109に出力する。このため、同期監視部108
は、同期信号の有無を検出し、同期信号が検出されたと
きには圏内を示す出力を、一方連続してN回検出できな
いときは、圏外を示す出力を信号線fを介して制御部1
06に出力する。なお、Nは、予め与えられる値であ
り、圏外移行への条件を示すパラメータである。また、
履歴保持部109は、同期信号検出部104の同期信号
の有無の検出データを最新から遡ってM回分保持する。
ここでは、少なくとも、M>Nである。
【0016】次に、制御部106は、前述の呼出通報制
御をするとともに、同期監視部108の出力fより圏
内,圏外を認識し、履歴保持部109の出力gより同期
信号の検出履歴をリードし、圏外移行時の同期信号検出
履歴に従い、受信機102が電波遮断エリアに入ったの
か送信エリア外に出たのかを判断する。これに従い、受
信部102の周波数チャネルの指示と、受信部電源の制
御、すなわち受信部102の活性制御を受信部102に
対して行う。mはその制御信号である。また、外部入力
手段としてのプッシュスイッチ110の操作により、制
御部106に、圏外移行時の同期信号検出履歴に従い、
受信機102が電波遮断エリアに入ったのか、送信エリ
ア外にでたのかを判断させ、かつ適した周波数スキャン
動作をさせる機能をオンとするかオフとするかの設定指
令を行う。この設定結果は、制御部106を介してEE
PROM111に保持される。
御をするとともに、同期監視部108の出力fより圏
内,圏外を認識し、履歴保持部109の出力gより同期
信号の検出履歴をリードし、圏外移行時の同期信号検出
履歴に従い、受信機102が電波遮断エリアに入ったの
か送信エリア外に出たのかを判断する。これに従い、受
信部102の周波数チャネルの指示と、受信部電源の制
御、すなわち受信部102の活性制御を受信部102に
対して行う。mはその制御信号である。また、外部入力
手段としてのプッシュスイッチ110の操作により、制
御部106に、圏外移行時の同期信号検出履歴に従い、
受信機102が電波遮断エリアに入ったのか、送信エリ
ア外にでたのかを判断させ、かつ適した周波数スキャン
動作をさせる機能をオンとするかオフとするかの設定指
令を行う。この設定結果は、制御部106を介してEE
PROM111に保持される。
【0017】図2は同期監視部108により圏外検出と
なった場合の、無線選択呼出受信機の動作を示すフロー
チャートである。これによれば、まず、制御部106は
同期監視部108からの出力に基づいて圏外を検出する
と、EEPROM111をリードし、前記プッシュスイ
ッチ111の操作により周波数スキャン動作をオンとす
るかオフとするかを判断する(ステップS11)。オフ
とする場合は無条件に、従来と同様に予め定められた周
波数チャネルを順次切り替えながら同期信号を検索する
制御を行う(ステップS17)。これに対し、オンとす
る場合は、圏外成立までの同期信号の受信状況を履歴保
持部109より読み出す(ステップS12)。
なった場合の、無線選択呼出受信機の動作を示すフロー
チャートである。これによれば、まず、制御部106は
同期監視部108からの出力に基づいて圏外を検出する
と、EEPROM111をリードし、前記プッシュスイ
ッチ111の操作により周波数スキャン動作をオンとす
るかオフとするかを判断する(ステップS11)。オフ
とする場合は無条件に、従来と同様に予め定められた周
波数チャネルを順次切り替えながら同期信号を検索する
制御を行う(ステップS17)。これに対し、オンとす
る場合は、圏外成立までの同期信号の受信状況を履歴保
持部109より読み出す(ステップS12)。
【0018】履歴保持部109に同期信号を保持する過
去M回のうち、同期信号検出無しの回数Xを数え、X―
Nを計算し、予め設定される圏外移行要因判断基準のパ
ラメータKと比較する(ステップS13)。K>X―N
の場合、同期信号は急速に受信されなくなったと判断し
て、一時的に電波が遮断されたエリアに入ったと判断す
る(ステップS14)。この場合、受信部102に対し
て周波数の切り替えを行わず、直前の圏内状態での周波
数のままBS制御を行う(ステップS15)。
去M回のうち、同期信号検出無しの回数Xを数え、X―
Nを計算し、予め設定される圏外移行要因判断基準のパ
ラメータKと比較する(ステップS13)。K>X―N
の場合、同期信号は急速に受信されなくなったと判断し
て、一時的に電波が遮断されたエリアに入ったと判断す
る(ステップS14)。この場合、受信部102に対し
て周波数の切り替えを行わず、直前の圏内状態での周波
数のままBS制御を行う(ステップS15)。
【0019】また、ステップS13にて、K≦X―Nの
場合は、同期信号が徐々に受信されなくなったと判断
し、送信エリア外へ出たと判断する(ステップS1
6)。この場合、受信部102に対して、予め定められ
た周波数チャネルを順次切り替えながら同期信号を検索
するよう制御を行う(ステップS17)。また、図3は
圏外移行後、周波数チャネル固定にて時間Tが経過した
場合のフローチャートを示す。すなわち、時間Tを経過
したか否かを調べて(ステップS21)、時間Tを経過
した場合には周波数固定モードを停止し、予め定められ
た周波数チャネルで順次切り替えながら同期信号を検索
する(ステップS22)。
場合は、同期信号が徐々に受信されなくなったと判断
し、送信エリア外へ出たと判断する(ステップS1
6)。この場合、受信部102に対して、予め定められ
た周波数チャネルを順次切り替えながら同期信号を検索
するよう制御を行う(ステップS17)。また、図3は
圏外移行後、周波数チャネル固定にて時間Tが経過した
場合のフローチャートを示す。すなわち、時間Tを経過
したか否かを調べて(ステップS21)、時間Tを経過
した場合には周波数固定モードを停止し、予め定められ
た周波数チャネルで順次切り替えながら同期信号を検索
する(ステップS22)。
【0020】図4は履歴保持部109の構成例を示した
ものであり、L1は同期信号検出部104からの信号出
力用の信号線であり、その出力信号のハイレベル”H”
で同期信号検出、ローレベル”L”で同期信号未検出と
する。また、L2は前記出力信号の信号検出有無の結果
をラッチするために立ち上がりエッジを発生させるパル
ス信号入力用の信号線である。また、M1,M2・・・
Mnはフリップフロップであり、入力端Cに立ち上がり
エッジが入力されることにより、入力端Dのレベルを出
力端Qに出力する素子である。このように、前記履歴保
持部109がシフトレジスタ構成をとることにより、出
力側の各信号線D0から信号線Dnには同期信号の検出
履歴が最新から遡ってM回分保持可能となる。図5は制
御部106が履歴保持部109のデータを読み出した時
の一例であり、”1”が同期信号受信有りであり、”
0”が同期信号受信無しである。これにより過去n回の
同期信号の受信履歴が読み出せることとなる。
ものであり、L1は同期信号検出部104からの信号出
力用の信号線であり、その出力信号のハイレベル”H”
で同期信号検出、ローレベル”L”で同期信号未検出と
する。また、L2は前記出力信号の信号検出有無の結果
をラッチするために立ち上がりエッジを発生させるパル
ス信号入力用の信号線である。また、M1,M2・・・
Mnはフリップフロップであり、入力端Cに立ち上がり
エッジが入力されることにより、入力端Dのレベルを出
力端Qに出力する素子である。このように、前記履歴保
持部109がシフトレジスタ構成をとることにより、出
力側の各信号線D0から信号線Dnには同期信号の検出
履歴が最新から遡ってM回分保持可能となる。図5は制
御部106が履歴保持部109のデータを読み出した時
の一例であり、”1”が同期信号受信有りであり、”
0”が同期信号受信無しである。これにより過去n回の
同期信号の受信履歴が読み出せることとなる。
【0021】また、図6は、前記K>X―Nの時の同期
信号検出動作と従来の同期信号検出動作とにおいて、受
信部102に対して制御部106が出力する制御信号m
のタイミングとセットされる周波数を示したものであ
る。ここで、ハイレベルで示されている部分が受信部1
02の電源がオンの状態であり、受信動作が可能となっ
ていることを示す。ローレベルの間は、受信部102の
電源がオフであり、バッテリーセーブの状態である。前
記制御信号のハイレベルからハイレベルの間隔は例えば
2秒程度とする。また、図6において、m1はこの発明
によるK>X―Nの場合の圏外開始からの受信部102
に対する制御信号を示し、m2はK>X―Nの場合で、
従来の圏外での受信部102に対する制御信号を示して
いる。
信号検出動作と従来の同期信号検出動作とにおいて、受
信部102に対して制御部106が出力する制御信号m
のタイミングとセットされる周波数を示したものであ
る。ここで、ハイレベルで示されている部分が受信部1
02の電源がオンの状態であり、受信動作が可能となっ
ていることを示す。ローレベルの間は、受信部102の
電源がオフであり、バッテリーセーブの状態である。前
記制御信号のハイレベルからハイレベルの間隔は例えば
2秒程度とする。また、図6において、m1はこの発明
によるK>X―Nの場合の圏外開始からの受信部102
に対する制御信号を示し、m2はK>X―Nの場合で、
従来の圏外での受信部102に対する制御信号を示して
いる。
【0022】また、F1乃至F5はそれぞれ制御部10
6が受信部102に設定する周波数チャネルを示してい
る。図6では、予め定められる周波数切り替えのパター
ンとして、例えばF1からF5をサイクリックに切り替
えるものとする。さらに、図6に示す送信信号の網掛け
部Zは、建築物の地下等に携帯者が入り込み、送信信号
が遮断されて、受信機に届いていない状態を示す。従っ
て、時間t0にて受信機は電波の遮断エリアから出てき
て再び信号受信可能エリアに入ることとなる。従来で
は、周波数チャネルの順がF1から再びF1に巡るま
で、すなわち時間t2まで圏内へ移行できないが、この
発明の場合には、従来よりも早い時間t1で圏内に移行
可能となる。圏内確立を早くすることは、時間t1から
時間t2の間に発せられた自機に対する呼出信号をいか
に早く受信できるか否かという点で重要である。なお、
BS効率は従来とかわらない。
6が受信部102に設定する周波数チャネルを示してい
る。図6では、予め定められる周波数切り替えのパター
ンとして、例えばF1からF5をサイクリックに切り替
えるものとする。さらに、図6に示す送信信号の網掛け
部Zは、建築物の地下等に携帯者が入り込み、送信信号
が遮断されて、受信機に届いていない状態を示す。従っ
て、時間t0にて受信機は電波の遮断エリアから出てき
て再び信号受信可能エリアに入ることとなる。従来で
は、周波数チャネルの順がF1から再びF1に巡るま
で、すなわち時間t2まで圏内へ移行できないが、この
発明の場合には、従来よりも早い時間t1で圏内に移行
可能となる。圏内確立を早くすることは、時間t1から
時間t2の間に発せられた自機に対する呼出信号をいか
に早く受信できるか否かという点で重要である。なお、
BS効率は従来とかわらない。
【0023】図7は、前記K>X―Nの時の同期信号検
出動作を従来と対比して示したものであり、受信部10
2に対して制御部106が出力する制御信号m1,m2
のタイミングとセットされる周波数を、圏外移行からT
時間経過の前後について示したものである。この場合に
は、K>X―Nの場合でも、地下鉄に乗ったまま別の周
波数チャネルのエリアに移行する場合等を考慮して、圏
外移行からT時間経過後は、従来と同様に、与えられた
周波数チャネルで順に同期信号検索を行う。
出動作を従来と対比して示したものであり、受信部10
2に対して制御部106が出力する制御信号m1,m2
のタイミングとセットされる周波数を、圏外移行からT
時間経過の前後について示したものである。この場合に
は、K>X―Nの場合でも、地下鉄に乗ったまま別の周
波数チャネルのエリアに移行する場合等を考慮して、圏
外移行からT時間経過後は、従来と同様に、与えられた
周波数チャネルで順に同期信号検索を行う。
【0024】図8は、K≦X―Nの時の同期信号検出動
作を従来と対比して示したものであり、受信部102に
対して制御部106が出力する制御信号m1,m2のタ
イミングとセットされる周波数を示したものである。こ
の場合には、制御信号m1,m2は全く同じであり、従
来と同一制御となる。この場合、圏内確立していた周波
数チャネルとは異なる別の周波数チャネルのエリアへ移
行する可能性があるため、マルチエリア対応の受信機と
して与えられた周波数チャネルで順に同期信号を検索す
ることとなる。
作を従来と対比して示したものであり、受信部102に
対して制御部106が出力する制御信号m1,m2のタ
イミングとセットされる周波数を示したものである。こ
の場合には、制御信号m1,m2は全く同じであり、従
来と同一制御となる。この場合、圏内確立していた周波
数チャネルとは異なる別の周波数チャネルのエリアへ移
行する可能性があるため、マルチエリア対応の受信機と
して与えられた周波数チャネルで順に同期信号を検索す
ることとなる。
【0025】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれば
送信信号を受信して復調する活性制御自在な受信部と、
該受信部の出力から前記同期信号を検出して同期信号検
出信号を発生させる同期信号検出部と、該同期信号検出
部からの同期信号検出信号に基づき、自機が前記送信信
号受信圏外へ移行したか否かを判断する圏外監視部と、
前記無線部の活性化の単位回数内で前記同期信号の検出
有無の履歴を保持する履歴保持部とを設けて、受信制御
部に、前記圏外監視部による圏外移行したとの判断時に
前記履歴保持手段の内容を参照させ、前記同期信号の検
出無しの回数が前記単位回数内においてある一定回数未
満であれば、圏外時に前記周波数チャネルの切り替え動
作をせずに前記同期信号の検索を行わせ、一方、一定回
数以上であれば予め定められた前記周波数チャネルの切
り替えを行いながら前記同期信号の検索を行わせるよう
に構成したので、自機が圏外へ移行する直前の圏内での
同期信号の有無から、圏外移行の原因を判断することに
よって、周波数スキャン時における電力の消耗を軽減で
き、前記圏外移行時の圏内同期確立を迅速化できるとい
う効果が得られる。
送信信号を受信して復調する活性制御自在な受信部と、
該受信部の出力から前記同期信号を検出して同期信号検
出信号を発生させる同期信号検出部と、該同期信号検出
部からの同期信号検出信号に基づき、自機が前記送信信
号受信圏外へ移行したか否かを判断する圏外監視部と、
前記無線部の活性化の単位回数内で前記同期信号の検出
有無の履歴を保持する履歴保持部とを設けて、受信制御
部に、前記圏外監視部による圏外移行したとの判断時に
前記履歴保持手段の内容を参照させ、前記同期信号の検
出無しの回数が前記単位回数内においてある一定回数未
満であれば、圏外時に前記周波数チャネルの切り替え動
作をせずに前記同期信号の検索を行わせ、一方、一定回
数以上であれば予め定められた前記周波数チャネルの切
り替えを行いながら前記同期信号の検索を行わせるよう
に構成したので、自機が圏外へ移行する直前の圏内での
同期信号の有無から、圏外移行の原因を判断することに
よって、周波数スキャン時における電力の消耗を軽減で
き、前記圏外移行時の圏内同期確立を迅速化できるとい
う効果が得られる。
【0026】また、請求項2の発明によれば前記圏外監
視部に、前記同期信号が検出されたとき自機が圏内にあ
ると判断させ、前記同期信号が所定回数連続して検出で
きなかったとき自機が圏外にあると判断させるように構
成したので、同期信号の有無から自機が現在圏内にある
か圏外にあるかを正確かつ迅速に検出できるという効果
が得られる。
視部に、前記同期信号が検出されたとき自機が圏内にあ
ると判断させ、前記同期信号が所定回数連続して検出で
きなかったとき自機が圏外にあると判断させるように構
成したので、同期信号の有無から自機が現在圏内にある
か圏外にあるかを正確かつ迅速に検出できるという効果
が得られる。
【0027】また、請求項3の発明によれば前記受信制
御部に、自機が圏外時にあるとき所定時間前記周波数チ
ャネルの切り替え動作をさせずに前記同期信号の検索を
行わせ、設定時間経過後は予め定められた前記周波数チ
ャネルの切り替え動作をさせながら前記同期信号の検索
を行わせるように構成したので、例えば、地下鉄に乗っ
たまま別の周波数チャネルのエリアに移行する場合など
に、圏外移行から一定時間後は、与えられた周波数チャ
ネルで順に同期信号検索を行うことで、圏外移行後の圏
内確立を確実に実施できるという効果が得られる。
御部に、自機が圏外時にあるとき所定時間前記周波数チ
ャネルの切り替え動作をさせずに前記同期信号の検索を
行わせ、設定時間経過後は予め定められた前記周波数チ
ャネルの切り替え動作をさせながら前記同期信号の検索
を行わせるように構成したので、例えば、地下鉄に乗っ
たまま別の周波数チャネルのエリアに移行する場合など
に、圏外移行から一定時間後は、与えられた周波数チャ
ネルで順に同期信号検索を行うことで、圏外移行後の圏
内確立を確実に実施できるという効果が得られる。
【0028】また、請求項4の発明によれば自機の圏外
移行時に、前記履歴保持部に保持された同期信号検出履
歴に従って、前記受信制御部に、周波数チャネルの切り
替えを行わずに前記同期信号の検索を、または予め定め
られた前記周波数チャネルの切り替えを行いながら同期
信号の検索を、それぞれ選択的に行わせる外部入力手段
を設け、該外部入力手段による選択結果をメモリに保持
させるように構成したので、外部入力手段の入力操作に
よって自機が電波遮断エリアに入ったのか送信エリア外
に出たのかを迅速,容易に判断できるという効果が得ら
れる。
移行時に、前記履歴保持部に保持された同期信号検出履
歴に従って、前記受信制御部に、周波数チャネルの切り
替えを行わずに前記同期信号の検索を、または予め定め
られた前記周波数チャネルの切り替えを行いながら同期
信号の検索を、それぞれ選択的に行わせる外部入力手段
を設け、該外部入力手段による選択結果をメモリに保持
させるように構成したので、外部入力手段の入力操作に
よって自機が電波遮断エリアに入ったのか送信エリア外
に出たのかを迅速,容易に判断できるという効果が得ら
れる。
【図1】この発明の実施の一形態による無線選択呼出受
信機を示すブロック図である。
信機を示すブロック図である。
【図2】この発明による圏外検出後の無線選択呼出受信
機の動作を示すフローチャートである。
機の動作を示すフローチャートである。
【図3】この発明による圏外移行後の無線選択呼出受信
機の動作を示すフローチャートである。
機の動作を示すフローチャートである。
【図4】図1における履歴保持部の詳細を示す回路図で
ある。
ある。
【図5】図4の履歴保持部の保持データを示す説明図で
ある。
ある。
【図6】この発明における受信制御部の受信部に対する
制御信号のタイミングを従来技術との対比で送信信号と
ともに示すタイミングチャートである。
制御信号のタイミングを従来技術との対比で送信信号と
ともに示すタイミングチャートである。
【図7】この発明における受信制御部の受信部に対する
他の制御信号のタイミングを従来技術との対比で送信信
号とともに示すタイミングチャートである。
他の制御信号のタイミングを従来技術との対比で送信信
号とともに示すタイミングチャートである。
【図8】この発明における受信制御部の受信部に対する
他の制御信号のタイミングを従来技術との対比で送信信
号とともに示すタイミングチャートである。
他の制御信号のタイミングを従来技術との対比で送信信
号とともに示すタイミングチャートである。
102 受信部 104 同期信号検出部 106 制御部(受信制御部) 108 同期監視部(圏外監視部) 109 履歴保持部 110 プッシュスイッチ(外部入力手段) 111 EEPROM(メモリ)
Claims (4)
- 【請求項1】 予め定められた複数の異なる周波数チャ
ネルを順次切り替えながら、同期信号を検出した周波数
チャネルにロックし、それに引き続いて送信される自己
の呼出番号及びデータにより構成される無線信号を受信
することにより呼出報知を行う無線選択呼出受信機にお
いて、 前記無線信号を受信して復調する活性制御自在な受信部
と、 該受信部の出力から前記同期信号を検出して同期信号検
出信号を発生させる同期信号検出部と、 該同期信号検出部からの同期信号検出信号が発生されな
い期間に基づいて、自機が前記無線信号受信圏外へ移行
したか否かを判断する圏外監視部と、 前記無線部の活性化の単位回数内で前記同期信号の検出
有無の履歴を保持する履歴保持部と、 前記圏外監視部による、圏外移行したとの判断時に、前
記履歴保持手段の内容を参照し、前記同期信号の検出無
しの回数が前記単位回数内においてある一定回数未満で
あれば、電波遮断エリアによる圏外と判断し、前記周波
数チャネルの切り替え動作をせずに前記同期信号の検索
を行い、一方、一定回数以上であれば、受信エリアの外
に出たことによる圏外と判断し、予め定められた前記周
波数チャネルの切り替えを行いながら前記同期信号の検
索を行う受信制御部とを備えたことを特徴とする無線選
択呼出受信機。 - 【請求項2】 前記圏外監視部は、 前記同期信号が検出されたとき自機が圏内にあると判断
し、 前記同期信号が所定回数連続して検出できなかったとき
自機が圏外にあると判断することを特徴とする請求項1
に記載の無線選択呼出受信機。 - 【請求項3】 前記受信制御部は、前記圏外監視部により圏外へ移行すると判定した時に、
前記履歴保持部内の前記同期信号の検出無しの回数が、
前記単位回数内においてある一定回数未満の場合、 所定
時間前記周波数チャネルの切り替え動作をさせずに前記
同期信号の検索を行い、 設定時間経過後は予め定められた前記周波数チャネルの
切り替え動作を行いながら前記同期信号の検索を行うこ
とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の無線選
択呼出受信機。 - 【請求項4】 自機の前記圏外監視部による圏外移行時
に、 前記履歴保持部に保持された同期信号検出履歴に従っ
て、前記受信制御部に、周波数チャネルの切り替えを行
わずに前記同期信号の検索を、または予め定められた前
記周波数チャネルの切り替えを行いながら同期信号の検
索を、それぞれ選択的に行わせる外部入力手段と、 該外部入力手段による選択結果を保持するメモリとを備
えたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか
に記載の無線選択呼出受信機。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8215697A JP2912247B2 (ja) | 1996-08-15 | 1996-08-15 | 無線選択呼出受信機 |
KR1019970036490A KR100269195B1 (ko) | 1996-08-01 | 1997-07-31 | 배터리절약기능을갖는무선선택호출수신기 |
GB9716337A GB2315896B (en) | 1996-08-01 | 1997-08-01 | Radio selective calling receiver |
US08/905,045 US5977881A (en) | 1996-08-01 | 1997-08-01 | Radio selective calling receiver having battery saving function |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8215697A JP2912247B2 (ja) | 1996-08-15 | 1996-08-15 | 無線選択呼出受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1066116A JPH1066116A (ja) | 1998-03-06 |
JP2912247B2 true JP2912247B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=16676666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8215697A Expired - Fee Related JP2912247B2 (ja) | 1996-08-01 | 1996-08-15 | 無線選択呼出受信機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2912247B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3005509B2 (ja) | 1997-11-04 | 2000-01-31 | 静岡日本電気株式会社 | エリア判断方法並びにエリア判断回路及びそれを備えた無線選択呼出受信機 |
-
1996
- 1996-08-15 JP JP8215697A patent/JP2912247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH1066116A (ja) | 1998-03-06 |
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