JP3012437B2 - 自動配置方法 - Google Patents

自動配置方法

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JP3012437B2
JP3012437B2 JP5219356A JP21935693A JP3012437B2 JP 3012437 B2 JP3012437 B2 JP 3012437B2 JP 5219356 A JP5219356 A JP 5219356A JP 21935693 A JP21935693 A JP 21935693A JP 3012437 B2 JP3012437 B2 JP 3012437B2
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Inventor
喜則 遠藤
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日本電気アイシーマイコンシステム株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動配置方法に関し、特
にレイアウトデータにおける論理素子形状の近接配置指
定に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動配置方法では、図5に示すよ
うに、各論理素子に近接配置指定を行なうステップSP
9と、回路図データに近接配置情報を付加するステップ
SP10とを有している。
【0003】図5中の回路図データ105の具体的回路
例を示す図6を参照すると、このデータはインバータの
論理素子1,フリップフロップの論理素子2,3,4,
ANDゲートの論理素子5,6,NORゲートの論理素
子7からなる構成を示している。
【0004】例えば、図6のような回路図データ105
を入力した場合、素子1,素子2,素子3,素子4をそ
れぞれ近接配置指定Aを与え、素子5,素子6,素子7
に対して近接配置指定Bを与える時、各論理素子に近接
配置指定を行なうステップでは、始めに回路図データ1
05を読み込み(ステップ100)、次に素子1,素子
2,素子3,素子4の論理素子を指定し、その指定に合
わせて近接配置指定Aを指定し、素子5,素子6,素子
7の指定に合わせて近接配置指定Bが指定された近接配
置の論理素子名とグループ名のデータ106のファイル
を読み込む(ステップ101)。
【0005】次に、前段のステップを得られた情報をも
とに、各論理素子に近接配置情報を付加し(ステップ1
02)、回路図データの各論理素子に対して近接配置情
報を付加し(ステップ103)、回路図データファイル
107に出力する。
【0006】次に、前段のステップで出力された回路図
データファイル107にもとずいて、論理素子毎のレイ
アウト図形を自動配置処理(ステップ109)する。
【0007】ここで、ステップ100,101は、各論
理素子に近接配置指定を行なうステップSP9である。
またステップ102,103は、回路図データ107に
近接配置情報を付加するステップSP10である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】この従来の自動配置方
法では、論理素子毎に近接配置指定をそれぞれ外部情報
として指定する必要があり、この指定を省略して自動配
置を行なた場合、論理素子間が極端に離れてしまう状態
になってしまうことが発生していた。
【0009】又、論理素子毎に近接配置指定を行なわな
ければならない為、自動配置に必要な近接配置の論理素
子名とグループ名のデータファイルを作成する時間が大
きくなってしまうという問題点があった。
【0010】本発明では、このような問題点が解決さ
れ、近接配置指定を回路図データの論理素子配置間隔か
ら抽出し、自動的に優先順位を付けて回路図データ内に
近接配置情報を付加する方法を備えている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の自動配置方法
は、レイアウトデータにおける論理素子形状の近接配置
指定を回路図データから抽出する時の論理素子間隔を指
定するステップと、前記論理素子の優先順位指定を行な
うステップと、前記回路図データから各論理素子間の間
隔を抽出するステップと、抽出された論理素子間の間隔
よりこの間隔の短い順番にデータの並び換え,各論理素
子に対して近接配置指定を付加するステップとを備えて
いることを特徴とする。
【0012】
【実施例】図1,図2は本発明の第1の実施例の流れを
順に示したフロー図である。図1中のA,Bは図2中の
A,Bとそれぞれ結線され、図1と図2とを組み合わせ
て、全体の流れとなる。
【0013】図1乃至図4において、この実施例は、始
めに図1の回路図データ213を読み込む(ステップ2
00)。このステップ200では論理素子の端子に接続
された配線名と、回路図データに配置された論理素子の
配置座標,論理素子に付加された論理素子名等を抽出す
る。
【0014】次に、近接配置指定とする論理素子間隔の
最大間隔寸法が記述されたファイル214を読み込み
(ステップ201)、論理素子間隔が同一間隔の時の優
先順位指定ファイル215を読み込む(ステップ20
2)。
【0015】次に対象となる論理素子に対して、同一の
配線名を持つ論理素子を抽出し(ステップ204)、抽
出された論理素子との配置間隔を抽出する(ステップ2
05)。
【0016】次に、抽出された配置間隔が、近接配置指
定とする論理素子間隔の最大間隔寸法より大きな間隔の
場合は、近接配置指定がないものとして論理素子の抽出
を行なわず、最大間隔寸法以内にあるものは、近接配置
指定が必要な論理素子として判断する(ステップ20
6)。
【0017】近接配置指定が必要として抽出された論理
素子については、論理素子同士の配線間隔の短い順に並
び換えを行なう(図2のステップ207)。
【0018】次に、配線間隔の短い順に並び換えを行な
った時に、同一の配線間隔のものがあるか否かを判断す
る(ステップ208)。
【0019】同一のものが存在した場合、対象となる論
理素子に対して抽出された論理素子が入力側にあるか、
出力側にあるかを判断し、優先順位ファイル215より
指定された優先指定にもとづき、入力側又は出力側の関
係にある論理素子を並び換える(ステップ209)。
尚、同一の配線間隔ではない場合は、ステップ209の
処理は行なわない。
【0020】次に、配置間隔の短い順に並び換えられた
論理素子の順番に、近接配置指定と優先値を与える(ス
テップ210)。
【0021】以上ステップ204からステップ210の
処理を全論理素子を対象論理素子として繰り返し行なう
(ステップ203)。
【0022】全論理素子に対して処理が終了したら、回
路図データの各論理素子に近接配置指定と優先値の情報
を付加し、回路図データファイル216に格納する(ス
テップ211)。
【0023】次に、この格納された回路図データファイ
ル216をもとに論理素子毎のレイアウト図形を自動配
置処理する(ステップ212)。
【0024】尚、ステップ201は、論理素子形状の近
接配置指定を回路図データから抽出する時の論理素子間
隔を指定するステップSP1である。ステップ202
は、論理素子の優先順位指定を行なうステップSP2で
ある。
【0025】ステップ203乃至206は、回路図デー
タから各論理素子間の間隔を抽出するステップSP3で
ある。
【0026】ステップ207乃至212は、抽出された
論理素子間の間隔より、間隔の短い順番にデータの並び
換え、各論理素子に対して近接配置指定を付加するステ
ップSP4である。
【0027】本発明の第2の実施例のフローを示す図
3,図4を参照すると、この実施例は、始めに回路図デ
ータ213を読み込む(ステップ200)。このステッ
プ200では論理素子の端子に接続された配線名と、回
路図データに配置された論理素子の配置座標,論理素子
に付加された論理素子名,回路図の階層名等を抽出す
る。
【0028】次に、近接配置指定とする論理素子間隔の
最大間隔寸法が記述されたファイル214を読み込み
(ステップ201)、論理素子間隔が同一間隔の時の優
先順位指定ファイル215を読み込む(ステップ20
2)。
【0029】次に、対象となる論理素子に対して、同一
の配線名を持つ論理素子を抽出する(ステップ20
4)。
【0030】次に、抽出された論理素子の中で、階層名
が異なっていないかどうかを判断し(ステップ21
7)、同一の場合は、同一階層のデータとして階層の定
義を行なう(ステップ218)。又、異なっている場合
は、階層を渡る近接配置を防ぐ為、対象の論理素子に対
する近接配置指定対象外として処理する。
【0031】次に、ステップ218で処理された論理素
子との配置間隔を抽出する(ステップ205)。
【0032】抽出された配置間隔が、近接配置指定とす
る論理素子間隔の最大間隔寸法より大きな間隔の場合
は、近接配置指定がないものとして論理素子の抽出を行
なわず、最大間隔寸法以内にあるものは、近接配置指定
が必要な論理素子として判断する(ステップ206)。
【0033】近接配置指定が必要として抽出された論理
素子については、論理素子同士の配線間隔の短い順に並
び換えを行なう(図4のステップ207)。
【0034】次に、配線間隔の短い順に並び換えを行な
った時に、同一の配線間隔のものがあるか否かを判断し
(ステップ208)、同一のものが存在した場合、対象
となる論理素子に対して抽出された論理素子が入力側に
あるか、出力側にあるかの判断し、優先順位ファイル2
15より指定された優先順位にもとずき、入力側又は出
力側の関係にある論理素子を並び換える(ステップ20
9)。
【0035】尚、同一の配線間隔ではない場合は、ステ
ップ209の処理は行なれない。
【0036】次に、配置間隔の短い順に並び換えられた
論理素子の順番に、近接配置指定と優先値を与える(ス
テップ210)。
【0037】以上ステップ209からステップ210の
処理を全論理素子を対象論理素子として繰り返し行なう
(ステップ203)。
【0038】全論理素子に対して処理が終了したら、回
路図データの各論理素子に近接配置指定と優先値の情報
を付加し、回路図データファイル216に格納する(ス
テップ211)。
【0039】次に、この格納された回路図データファイ
ル216をもとに論理素子毎のレイアウト図形を自動配
置処理する(ステップ212)。
【0040】尚、図3中のC,Dは図4中のC,Dとそ
れぞれ結線される。
【0041】ステップ201は、論理素子形状の近接配
置指定を回路図データから抽出する時の論理素子間隔を
指定するステップSP5である。ステップ202は、論
理素子の優先順位指定を行なうステップSP6である。
【0042】ステップ203乃至206は、回路図デー
タから各論理素子間の間隔を抽出するステップSP7で
ある。
【0043】図4のステップ207乃至212は、抽出
された論理素子間の間隔より、間隔の短い順番にデータ
の並び換え、各論理素子に対して近接配置指定を付加す
るステップSP8である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、回路図
データに配置された論理ゲートの位置より各論理素子間
の近接配置指定を抽出して、回路データ中に近接配置指
定情報を付加するようにしたので、自動配置システムの
外部情報として近接配置指定を用意することがなく、近
接配置指定情報を作成する時間が不要となり、また自動
的に近接配置指定が付加される為、自動配置を行なった
場合、レイアウトデータにおける論理素子間が極端に離
れて配置される状態を防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の第1の部分のフロー図
である。
【図2】第1の部分に続く第2の部分のフロー図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施例の第1の部分のフロー図
である。
【図4】第2の実施例の第1の部分に続く第2の部分を
示すフロー図である。
【図5】従来の自動配置方法を示すフロー図である。
【図6】回路図データの回路図である。
【符号の説明】
1,2,3,4,5,6,7 論理素子 A,B 近接配置指定部分 SP1〜SP10 ステップ 105,107 回路図データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−261783(JP,A) 特開 平3−225470(JP,A) 特開 平4−288676(JP,A) 特開 平4−321181(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 17/50

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レイアウトデータにおける論理素子形状
    の近接配置指定を回路図データから抽出する時の論理素
    子間隔を指定するステップと、前記論理素子の優先順位
    指定を行なうステップと、前記回路図データから各論理
    素子間の間隔を抽出するステップと、抽出された論理素
    子間の間隔よりこの間隔の短い順番にデータの並び換
    え,各論理素子に対して近接配置指定を付加するステッ
    プとを備えていることを特徴とする自動配置方法。
JP5219356A 1993-09-03 1993-09-03 自動配置方法 Expired - Lifetime JP3012437B2 (ja)

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