JP3012245U - 遊戯用玉貸し機の金庫ボックス取付板 - Google Patents

遊戯用玉貸し機の金庫ボックス取付板

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JP3012245U
JP3012245U JP1994016262U JP1626294U JP3012245U JP 3012245 U JP3012245 U JP 3012245U JP 1994016262 U JP1994016262 U JP 1994016262U JP 1626294 U JP1626294 U JP 1626294U JP 3012245 U JP3012245 U JP 3012245U
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JP1994016262U
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権 中島
康史 石原
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株式会社アムテックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 遊戯用玉貸し機1の妻板2の硬貨回収装置の
駆動部3を覆うように取付けられる金庫ボックス20
が、脱着の際に妻板2の美観材を破損せず、取付けに労
力を要しないようにする。 【構成】 遊戯用玉貸し機1の妻板2に配置された硬貨
回収装置の駆動部3を覆うように取付けられる金庫ボッ
クス20と妻板2との間に、金庫ボックス20の取付面
とほぼ同一サイズで、かつその取付面に硬貨回収装置の
駆動部3が突出する開口孔部31を有し、妻板2への取
付ビス用孔32が設けられると共に、金庫ボックス20
を取付ける取付ビス用孔21を有する金庫ボックス取付
板30を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、遊戯機の島部の妻部に配置された硬貨回収装置回収端部を覆うよ うに取付けられる金庫ボックスを脱着する場合に、その脱着を容易にし、かつ、 万が一、着脱を必要とする際にも、妻部妻板等の美観材を破損しないようした遊 戯用玉貸し機の金庫ボックス取付板に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数のパチンコ遊戯機等を配置した、いわゆる、島と称される配置群に は、図4に示すように、パチンコ機10等の遊戯機の他に、このパチンコ機等の 遊戯機間に複数の遊戯用玉貸し機1が配置される。このような玉貸し機1は、お 客が硬貨を投入すると、投入された硬貨の額に応じて遊戯用の玉が、その場で貸 し出される用になっており、各玉貸し機1からは、投入された硬貨が、自動的に 集荷されるようにするため、各玉貸し機1は、コンベア等(図示外)からなる硬 貨回収装置(図示外)で連結されている。
【0003】 そして、投入された硬貨は、島5内に巡らされた硬貨回収装置によって回収搬 送され、島5端部において、集積するために、島5の端部妻板2を開口して、硬 貨回収装置の駆動部3を突出させている。そして、突出部には、この駆動部3を 覆うように金庫ボックス20と称される硬貨集積具が配置され、回収される硬貨 を集荷、保管するようになっている。
【0004】 ところが、近年、遊戯場は、場内を華美に飾り立てることも多く、前記島5の 妻部は、その妻板2をガラス材やアクリル樹脂系の美観材7で覆った装飾が施さ れることが多くなってきている。そして、前記金庫ボックス20は、この妻板2 に装飾されたガラス材やアクリル樹脂系の美観材7上に取り付けられることが多 く、さらには、このガラス材やアクリル樹脂系の美観材7と、金庫ボックス20 との境界部8をコ−キング材でコ−キングし、境界部8の隙間等が目立たないよ うにする装飾的配慮がされていることが多い。
【0005】 すなわち、図3(a)および(b)に示すように、島5の妻部の美観材7が施 された妻板2には、前記硬貨回収装置駆動部3が突出しており、これを覆うよう に金庫ボックス20が配置される。なお、図3(a)は、横扉タイプの金庫ボッ クス20が取り付ける構成のものを示し、同(b)は、正面扉タイプの金庫ボッ クス20が取り付けられる構成のものを示している。
【0006】 いずれも、理解の容易なように扉は省略して描いているが、横扉タイプの金庫 ボックスとするか、正面扉タイプの金庫ボックスとするかは、遊戯場内の島の配 置構成、島端部の余地スペ−ス等を配慮して、回収した硬貨の取りだし作業が容 易な方向に取り付けるため、横扉タイプ、正面扉タイプの金庫ボックスとするも のである。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、このような、遊戯用玉貸し機1、あるいは、硬貨回収装置等にあっ ては、日常のメンテナンスの必要から、前記金庫ボックス20を取り外し、駆動 部3等を補修する必要等が避けられない。
【0008】 特に、図3(a)に示すような、横開閉型の金庫ボックスにあっては、金庫ボ ックスの形状寸法上、電動式及び通常のドライバー工具が入らないため、小型の ドライバーで木ビスの固定を行なうので、メンテナンス等の作業には、大変な労 力を要するので、このようなメンテナンスに際しては、金庫ボックス20の取り 外しが不可欠であったし、また、硬貨回収装置の駆動モ−タ等(図示外)の過大 部品の交換作業等の場合にも、必ず金庫ボックスを取り外さなければならない場 合が生じていた。
【0009】 このため、金庫ボックス20を外さなければならない場合には、前述のように 金庫ボックス20と妻板2の美観材7との間に、コーキングがしてあるため、そ の取り外しに困難な場合が少なくなく、コ−キングを剥がす必要があると共に、 最悪の場合には、コ−キング周囲のガラス材やアクリル樹脂系の美観材7をも破 損してしまうことがある。
【0010】 この考案は、このような従来の課題に着目してなされたもので、金庫ボックス 20を妻板2から取り外して行なうメンテナンスの際に、容易に金庫ボックス2 0自体を取り外すことができ、この際にも、妻板の美観材であるガラス材やアク リル樹脂系の材質を破損することのない遊戯用玉貸し機の金庫ボックス取付板を 提供することを目的とする。
【00011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記の課題を解決するための手段として、その構成を、遊戯機島部 の妻部に配置された硬貨回収装置回収端部を覆うように、前記金庫ボックスと妻 部妻板との間に設けられ、該金庫ボックスの取付面とほぼ同一サイズで、かつ、 前記取付面に前記硬貨回収装置回収端部が、突出する開口部を有し、前記妻部妻 板への取付ビス用孔が設けられると共に、前記金庫ボックスを取付ける取付ビス 用孔を有する金庫ボックス取付板とした。 また、該金庫ボックス取付板は、前記妻部の美観材のコーキング材の厚さ以上 の厚さを有することとした。
【0012】
【作用】
本考案は、妻板と金庫ボックスの間に、金庫ボックスの取付面とほぼ同一サイ ズの取付板を介在させたので、内部の硬貨回収装置のメンテナンスなどのため、 金庫ボックスを取り外すときは、金庫ボックスと取付板との間で脱着が行なわれ 、金庫ボックスの取付け取り外しが容易になり、取り付け、取り外し作業の際に 、妻板の美観材を損傷することがない。
【0013】 特に、金庫ボックスの取り付けに際しては、金庫ボックスと妻板との境界部の隙 間を塗りこめて、美観上、美しく見せるためにコ−キングを行っている場合にあ っては、コ−キングは、前記取付板と妻板との境界部のみを行えば良いから、前 記コ−キングを行う場合に、取付板の厚さを、塗布されるコ−キング材の厚さ以 上の厚さとすることで、金庫ボックスの取付け取外しの際には、コ−キング材を 損傷することもなければ、また、金庫ボックスの取外し作業が、一層、容易に行 なうことができると共に、再コ−キングの作業を行うこともなく、かつ、美観材 を傷つけることがない。
【0014】
【実施例】
図1は、本考案に係る遊戯用玉貸し機の金庫ボックス取付板の一実施例を示す もので、この取付板30を正面扉タイプの金庫ボックスを妻板2に取り付ける際 の、取り付けの概略を示すものである。
【0015】 複数の遊戯機が配置された島部5の終演部の妻板2には、前述するように、通 常、美観材7が施され、この美観材7が施された妻板2に、玉貸し機1から排出 される硬貨を回収する硬貨回収装置の駆動部3が突出して配置されている。この 突出部には、この駆動部を覆うように金庫ボックス20が配置され、回収された 硬貨を集積、保管するようにしている。すなわち、前述したように、妻板2には 、硬貨回収装置の駆動部3が、突出して取付けられており、各玉貸し機1に投入 された硬貨は、コンベヤ(図示外)等によって、妻板2に設けられた金庫ボック ス20まで搬送され、金庫ボックス20において、搬入された硬貨を保留してお く。
【0016】 本考案に係る取付板30は、妻板2と金庫ボックス20との間に配置され、金 庫ボックスの背面取付面と同サイズを有し、また、取付板30の取付面には、硬 貨回収装置の駆動部3が突出する開口部31を有する構成としたものである。
【0017】 この取付板30を、美観材7が施された妻板2に取付けるために、妻板2への 取付ビス用孔32に、ビス33をネジ止めし、美観材7が施された妻板2に固着 する。そして、金庫ボックス20を、この取付板30に取り付けるためには、取 付板30の所定位置に開けられた取付ビス用孔21に、金庫ボックス20の所定 位置に開けられた取付孔22を通じて、ビス止めする。
【0018】 そして、最終作業として、取付板30と妻板2との間は、コーキングを行なっ て、その境界部が目立たないようにする。 図2は、本考案に係る取付板30を、横扉タイプの金庫ボックスに用いて、妻 板2に取り付ける概略を示すものである。この取り付け例においても、前述の第 一の取り付け例と同様に、複数の遊戯機が配置された島部5の周縁部の妻板2に 、この妻板2から突出する硬貨回収装置の駆動部3を覆うように金庫ボックス2 0が配置される。
【0019】 そして、この妻板2には、通常は、美観材7が施されており、この取り付け例に おいては、美観材7が施された妻板2と金庫ボックス20との間に、金庫ボック スの側取付面と同サイズの取付板30が配置される。さらに、取付板30の取付 面には、硬貨回収装置の駆動部3が突出する開口部31を有する構成とすること は、前述の場合と同じである。
【0020】 このような美観材7が施された妻板2の上に本考案係る取付板30を介在させ て、正面扉タイプまたは横扉タイプの金庫ボックス20を取り付けた場合におい て、その内部の硬貨回収装置のメンテナンスを行う際には、取付板30を妻板2 に残したまゝ、金庫ボックス20を取り外して、内部の硬貨回収装置のメンテナ ンスを行うことになる。このとき、取付板30は、妻板2に固着されているとと もに、金庫ボックス20とも固着されているので、金庫ボックス20を、取付板 20との固着部を取り外すことが容易であり、取付板30と、金庫ボックス20 との間を取り外せば、金庫ボックス20の取り外し、取り付け作業が容易に行え 、また、この取り外し、取り付け作業中に、妻板2のガラス材やアクリル樹脂系 の材質の美観材7を損なうことがない。
【0021】 また、取付板30の厚さは、妻板2の美観材7とコ−キングを行なう場合のコ ーキング材の厚さ以上の厚さとしてあれば、これによって、金庫ボックス20の 取り付け、取り外し作業の際にも、コーキング部分の損傷を避けることができ、 金庫ボックス20の取り外し、取り付け作業後に、再びコ−キング作業をする必 要もなくなる。 また、遊戯場の店舗改装等に際して、金庫ボックス20の製作が間に合わず、 作業が遅れるような場合にも、このような取付板30を取り付けておくことによ り、最悪金庫ボックス20がなくても美観作業が終了する。
【0022】 なお図1および図2に示すように、金庫ボックス20の取付板30への取付用 ビス孔22を、ダルマ型の孔26のようにしてもよい。このようにすれば、金庫 ボックス20を取付けるとき、最初に仮固定することが可能で、取付け作業が楽 である。また、金庫ボックス20の固定ボルト部32、33がタップ加工である ため、手動ドライバーでも十分固定できる。
【0023】 なお、本実施例においては、取付板30は木材の板であるとしたが、取付板3 0の材質は木材に限らず、樹脂その他の材料を用いることもできる。また取付板 30を妻板2に取付けるのはビス33によることとしたが、妻板2が金属板であ る場合はビスを用いてナットで締め付けるようにしてもよく、妻板2が木材であ る場合は木ネジとすることができる等の変形例とすることもできることはいうま でもない。
【0024】
【考案の効果】
遊戯用玉貸し機などの妻部と金庫ボックスとの間に設けられ、該金庫ボックス の取付面とほぼ同一サイズで、かつ、前記取付面に前記硬貨回収装置が突出する 開口孔部を有し、前記妻部への取付ビス用孔が設けられると共に、前記金庫ボッ クスを取付ける取付ビス用孔を有する金庫ボックス取付板を設けたので、メンテ ナンスなどの際の金庫ボックスの取り外しが容易になり、また取り外しの場合に 妻板の美観材を破損することがなくなるという効果を有する。
【0025】 また、金庫ボックス取付板を、妻部の美観材のコーキング材の厚さ以上の厚さ を有することとしたので、金庫ボックスの取付板への取り付け取り外しが容易と なり、しかもこの取り付け取り外し作業によって、美観材が損傷され、美観が損 なわれることがないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る遊戯用玉貸し機の金庫ボックス
取付板の一実施例を、その取り付け状態とともに示した
図。
【図2】 本考案に係る遊戯用玉貸し機の金庫ボックス
取付板の一実施例を、他の取り付け状態とともに示した
図。
【図3】 従来の横扉タイプおよび正面扉タイプの金庫
ボックスのが異様と、その取り付け状態を示す図。
【図4】 金庫ボックスが、遊戯機島端部に配置される
状態を示した図。
【符号の説明】
1 玉貸し機 2 妻部 3 硬貨回収装置 7 美観材 20 金庫ボックス 21 金庫ボックスを取付けるビス用取付孔 30 金庫ボックス取付板 31 金庫ボックス取付板の取付面の開口孔 32 金庫ボックス取付板の妻部への取付孔

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊戯機の島部の妻部妻板に配置される硬
    貨回収装置回収端部を覆って取付けられる金庫ボックス
    と、前記妻板との間に設けられ、該金庫ボックスの背面
    取付面とほぼ同一サイズで、かつ、前記取付面に前記硬
    貨回収装置回収端部が突出する開口部を有し、前記妻板
    への取付ビス用孔が設けられると共に、前記金庫ボック
    スを取付ける取付ビス用孔を有することを特徴とする遊
    戯用玉貸し機の金庫ボックス取付板。
  2. 【請求項2】 遊戯機の島部の妻部妻板に配置された硬
    貨回収装置回収端部を覆って取付けられる金庫ボックス
    と、前記妻板との間に設けられ、該金庫ボックスの側面
    取付面とほぼ同一サイズで、かつ、前記取付面に前記硬
    貨回収装置回収端部が突出する開口部を有し、前記妻板
    への取付ビス用孔が設けられると共に、前記金庫ボック
    スを取付ける取付ビス用孔を有することを特徴とする遊
    戯用玉貸し機の金庫ボックス取付板。
  3. 【請求項3】 前記金庫ボックス取付板は、前記妻板に
    施される美観材との間のコーキング材の厚さ以上の厚さ
    を有することを特徴とする請求項1または2記載の遊戯
    用玉貸し機の金庫ボックス取付板。
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