JP3012149U - ケース - Google Patents

ケース

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JP3012149U
JP3012149U JP1994010372U JP1037294U JP3012149U JP 3012149 U JP3012149 U JP 3012149U JP 1994010372 U JP1994010372 U JP 1994010372U JP 1037294 U JP1037294 U JP 1037294U JP 3012149 U JP3012149 U JP 3012149U
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bag
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田 一 彦 吉
井 裕 新
野 修 一 郎 河
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Lihit Lab Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 デザイン的自由度が高く、夏場等においても
汗でべとつくことがない、ケースを提供する。 【構成】 ケースは、ファスナー18と、前記ファスナ
ー18の固着端縁に略々沿った形状の取付孔22が形成
された開口部材20と、外表面側から内表面側に向けて
打ち抜きまたは型抜きすることにより複数の貫通小孔1
4を穿設された合成樹脂製軟質シートで形成され、その
一部に開口部16が形成された袋体12とからなり、前
記袋体12の開口部16の端縁に前記開口部材20が固
着されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はケースに関し、特にたとえば、軟質な塩化ビニルなどの合成樹脂シ ートで袋体が形成され、その開口部にファスナーが固着された、ファスナー付き ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、ファスナー付きケースの従来例を示す斜視図である。 このファスナー付きケース1は、比較的細い糸状材の表面に合成樹脂皮膜を形 成し、各糸状材の間に四角形の孔が開いた状態になるように格子状に接着してな る正面長方形状のメッシュ状袋体2を含む。この袋体2の開口部3には、開口部 3を開閉するためのファスナー4が配置される。 図7は、ファスナー付きケースの別の従来例を示す斜視図である。 このファスナー付きケース6は、たとえば透明な比較的軟質の合成樹脂のシー トの中に比較的細い線材が一体成形されてシート状に形成され、このシートをも ってシースルー型袋体7が形成される。袋体7の開口部8には、開口部8を開閉 するためのファスナー9が配置される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の図6に示すメッシュ状袋体の場合、メッシュ状に糸状材 を一から編む必要があるので、デザイン的自由度が少ない。 また、図7に示すシースルー型の袋体の場合、水に強いが、特に夏場等には、 手で持った場合汗でべとつくことが多い。
【0004】 それゆえに、この考案の主たる目的は、デザイン的自由度が高く、夏場等にお いても汗でべとつくことがない、ケースを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 請求項1のケースは、複数の貫通孔を穿設されたシートで袋体が形成され、 袋体の一部に開口部が形成された、ケースである。
【0006】 請求項2のケースは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて穿設された合成樹 脂シートで袋体が形成され、袋体の一部に開口部が形成された、ケースである。
【0007】 請求項3のケースは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜きまたは型 抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートで袋体が形成され、袋体の一部に開 口部が形成された、ケースである。
【0008】 請求項4のケースは、外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまたは型抜きす ることにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シートで袋体が形成さ れ、袋体の一部に開口部が形成された、ケースである。
【0009】 請求項5のケースは、ファスナーと、ファスナーの固着端縁に略々沿った形状 の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通孔が穿設されたシートで形成され 、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、袋体の開口部の端縁に開口部 材が固着された、ケースである。
【0010】 請求項6のケースは、ファスナーと、ファスナーの固着端縁に略々沿った形状 の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて穿設さ れた合成樹脂シートで形成され、その一部に開口部が形成された袋体とからなり 、袋体の開口部の端縁に開口部材が固着された、ケースである。
【0011】 請求項7のケースは、ファスナーと、ファスナーの固着端縁に略々沿った形状 の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜 きまたは型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートで形成され、その一部に 開口部が形成された袋体とからなり、袋体の開口部の端縁に開口部材が固着され た、ケースである。
【0012】 請求項8のケースは、ファスナーと、ファスナーの固着端縁に略々沿った形状 の取付孔が形成された開口部材と、外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまた は型抜きすることにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シートで形 成され、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、袋体の開口部の端縁に 開口部材が固着された、ケースである。
【0013】 請求項9のケースは、複数の貫通小孔が穿設された合成樹脂シートが、開口部 を残して溶着されて袋状に形成された袋体を有し、袋体の一端から他端まで開口 された開口部が形成され、ファスナーが取付孔に固着された開口部材が袋体の開 口部に固着された、ケースである。
【0014】 請求項10のケースは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜きまたは 型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートが、開口部を残して溶着されて袋 状に形成された袋体を有し、袋体の一端から他端まで開口された開口部が形成さ れ、ファスナーが取付孔に固着された開口部材が袋体の開口部に固着された、ケ ースである。
【0015】 請求項11のケースは、外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまたは型抜き することにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シートが、開口部を 残して溶着されて袋状に形成された袋体を有し、袋体の一端から他端まで開口さ れた開口部が形成され、ファスナーが取付孔に固着された開口部材が袋体の開口 部に固着された、ケースである。
【0016】
【作用】
請求項1のケースでは、複数の貫通孔を穿設されたシートで袋体が形成され、 前記袋体の一部に開口部が形成されているので、空気が流通する。
【0017】 請求項2のケースでは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて穿設された合成 樹脂シートで袋体が形成され、前記袋体の一部に開口部が形成されているので、 貫通小孔により空気が流通する。
【0018】 請求項3のケースでは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜きまたは 型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートで袋体が形成され、前記袋体の一 部に開口部が形成されているので、貫通小孔により空気が流通する。
【0019】 請求項4のケースでは、外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまたは型抜き することにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シートで袋体が形成 され、前記袋体の一部に開口部が形成されているので、貫通小孔により空気が流 通する。
【0020】 請求項5のケースでは、ファスナーと、前記ファスナーの固着端縁に略々沿っ た形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通孔が穿設されたシートで形 成され、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、前記袋体の開口部の端 縁に前記開口部材が固着されているので、ファスナーで収納物の抜け落ちを防ぎ 、貫通小孔により空気が流通する。
【0021】 請求項6のケースでは、ファスナーと、前記ファスナーの固着端縁に略々沿っ た形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて 穿設された合成樹脂シートで形成され、その一部に開口部が形成された袋体とか らなり、前記袋体の開口部の端縁に前記開口部材が固着されているので、ファス ナーで収納物の抜け落ちを防ぎ、貫通小孔により空気が流通する。
【0022】 請求項7のケースでは、ファスナーと、前記ファスナーの固着端縁に略々沿っ た形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて 打ち抜きまたは型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートで形成され、その 一部に開口部が形成された袋体とからなり、前記袋体の開口部の端縁に前記開口 部材が固着されているので、ファスナーで収納物の抜け落ちを防ぎ、貫通小孔に より空気が流通する。
【0023】 請求項8のケースでは、ファスナーと、前記ファスナーの固着端縁に略々沿っ た形状の取付孔が形成された開口部材と、外表面側から内表面側に向けて打ち抜 きまたは型抜きすることにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シー トで形成され、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、前記袋体の開口 部の端縁に前記開口部材が固着されているので、ファスナーで収納物の抜け落ち を防ぎ、貫通小孔により空気が流通する。
【0024】 請求項9のケースでは、複数の貫通小孔が穿設された合成樹脂シートが、開口 部を残して溶着されて袋状に形成された袋体を有し、前記袋体の一端から他端ま で開口された開口部が形成され、ファスナーが取付孔に固着された開口部材が前 記袋体の前記開口部に固着されているので、ファスナーで収納物の抜け落ちを防 ぎ、貫通小孔により空気が流通する。
【0025】 請求項10のケースでは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜きまた は型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートが、開口部を残して溶着されて 袋状に形成された袋体を有し、前記袋体の一端から他端まで開口された開口部が 形成され、ファスナーが取付孔に固着された開口部材が前記袋体の前記開口部に 固着されているので、ファスナーで収納物の抜け落ちを防ぎ、貫通小孔により空 気が流通する。
【0026】 請求項11のケースでは、外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまたは型抜 きすることにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シートが、開口部 を残して溶着されて袋状に形成された袋体を有し、前記袋体の一端から他端まで 開口された開口部が形成され、ファスナーが取付孔に固着された開口部材が前記 袋体の前記開口部に固着されているので、袋体の外表面が円滑で、貫通小孔によ り空気が流通する。
【0027】
【考案の効果】
請求項1のケースでは、複数の貫通孔を穿設されたシートで袋体が形成され、 前記袋体の一部に開口部が形成されているので、空気が流通するために通気性が よく、汗でべとつくこともなく、生産能率を上げることができ、デザインの自由 度も高い。
【0028】 請求項2のケースでは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて穿設された合成 樹脂シートで袋体が形成され、前記袋体の一部に開口部が形成されているので、 貫通小孔により空気が流通するために通気性がよく、汗でべとつくこともなく、 生産能率を上げることができ、デザインの自由度も高い。
【0029】 請求項3のケースでは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜きまたは 型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートで袋体が形成され、前記袋体の一 部に開口部が形成されているので、貫通小孔により空気が流通するために通気性 がよく、汗でべとつくこともなく、生産能率を上げることができ、デザインの自 由度も高い。
【0030】 請求項4のケースでは、外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまたは型抜き することにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シートで袋体が形成 され、前記袋体の一部に開口部が形成されているので、貫通小孔により空気が流 通するために通気性がよく、汗でべとつくこともなく、袋体の外表面が円滑で、 生産能率を上げることができ、デザインの自由度も高い。
【0031】 請求項5のケースでは、ファスナーと、前記ファスナーの固着端縁に略々沿っ た形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通孔が穿設されたシートで形 成され、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、前記袋体の開口部の端 縁に前記開口部材が固着されているので、ファスナーで収納物の抜け落ちを防ぎ 、貫通小孔により空気が流通するために通気性がよく、汗でべとつくこともなく 、生産能率を上げることができ、デザインの自由度も高い。
【0032】 請求項6のケースでは、ファスナーと、前記ファスナーの固着端縁に略々沿っ た形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて 穿設された合成樹脂シートで形成され、その一部に開口部が形成された袋体とか らなり、前記袋体の開口部の端縁に前記開口部材が固着されているので、ファス ナーで収納物の抜け落ちを防ぎ、貫通小孔により空気が流通するために通気性が よく、汗でべとつくこともなく、生産能率を上げることができ、デザインの自由 度も高い。
【0033】 請求項7のケースでは、ファスナーと、前記ファスナーの固着端縁に略々沿っ た形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて 打ち抜きまたは型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートで形成され、その 一部に開口部が形成された袋体とからなり、前記袋体の開口部の端縁に前記開口 部材が固着されているので、ファスナーで収納物の抜け落ちを防ぎ、貫通小孔に より空気が流通するために通気性がよく、汗でべとつくこともなく、生産能率を 上げることができ、デザインの自由度も高い。
【0034】 請求項8のケースでは、ファスナーと、前記ファスナーの固着端縁に略々沿っ た形状の取付孔が形成された開口部材と、外表面側から内表面側に向けて打ち抜 きまたは型抜きすることにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シー トで形成され、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、前記袋体の開口 部の端縁に前記開口部材が固着されているので、ファスナーで収納物の抜け落ち を防ぎ、貫通小孔により空気が流通するために通気性がよく、汗でべとつくこと もなく、生産能率を上げることができ、デザインの自由度も高い。
【0035】 請求項9のケースでは、複数の貫通小孔が穿設された合成樹脂シートが、開口 部を残して溶着されて袋状に形成された袋体を有し、前記袋体の一端から他端ま で開口された開口部が形成され、ファスナーが取付孔に固着された開口部材が前 記袋体の前記開口部に固着されているので、ファスナーで収納物の抜け落ちを防 ぎ、貫通小孔により空気が流通するために通気性がよく、汗でべとつくこともな く、生産能率を上げることができ、デザインの自由度も高い。
【0036】 請求項10のケースでは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜きまた は型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートが、開口部を残して溶着されて 袋状に形成された袋体を有し、前記袋体の一端から他端まで開口された開口部が 形成され、ファスナーが取付孔に固着された開口部材が前記袋体の前記開口部に 固着されているので、ファスナーで収納物の抜け落ちを防ぎ、貫通小孔により空 気が流通するために通気性がよく、汗でべとつくこともなく、生産能率を上げる ことができ、デザインの自由度も高い。
【0037】 請求項11のケースでは、外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまたは型抜 きすることにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シートが、開口部 を残して溶着されて袋状に形成された袋体を有し、前記袋体の一端から他端まで 開口された開口部が形成され、ファスナーが取付孔に固着された開口部材が前記 袋体の前記開口部に固着されているので、袋体の外表面が円滑で、通気性がよく 、汗でべとつくこともなく、生産能率を上げることができ、デザインの自由度も 高い。
【0038】 この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0039】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例を示す斜視図である。このファスナー付きケース1 0は、平面長方形状の袋体12を含む。 袋体12は、たとえば透明な塩化ビニルなどの比較的軟質の熱可塑性樹脂シー トをもって形成される。 袋体12を構成するこのシートは、袋体12を構成したとき、その表側から裏 側に至るまで、直径0.1〜0.3mmのポンチまたはニードルをもって打ち抜 きされてなる貫通小孔14が適宜な間隔をおいて略々その全面にわたって形成さ れている。したがって、袋体12を構成したとき、その表側は表面が円滑である 。 この袋体12の開口部16は、袋体12の長手方向の一端から他端まで開口す るようにして形成される。 この袋体12の開口部16には、開口部16を開閉するためのスライドファス ナー18が配置され、スライドファスナー18は、袋体12の開口部16と溶着 された前記袋体12を構成するシートと同様なシートからなる開口部材20に溶 着されている。 すなわち開口部材20は、スライドファスナー18の固定端縁である長手端縁 に略々沿った形状の取付孔22が形成されており、この開口部材20の取付孔2 2にスライドファスナー18の固定端縁が溶着され、且つ、開口部材20の周縁 、すなわち袋体12の開口部16との固定端縁が袋体12の開口部16と固着さ れている。 袋体12は、開口部16を除く三方縁、すなわち両側縁および底縁が溶着され て袋体を構成している。
【0040】 さらに、このケースの構成を明らかにするために、図2ないし図5を参照しな がら、説明する。 図2は、図1に示すファスナー付きケース10の分解斜視図である。 袋体12を形成するシート材24は、予め、0.1〜0.3mmのニードルま たはポンチをもって打ち抜き、または同様に型抜きをすることにより、シート材 24の将来袋体12を形成した場合表側に位置する面から袋体12を形成した場 合内側に位置する裏面側に向けて、0.1〜0.3mmの貫通小孔14が適宜な 間隔をおいて略々全面にわたって穿設されている。 この袋体12を形成する同形のシート材24を2枚準備し、スライドファスナ ー18の固定端縁に略々沿った形状の取付孔22が形成された略方形の前記シー ト材24と同種の素材からなる開口部材20を準備する。 そして、前記袋体12を形成するシート材24を開口部材20の固定端縁、す なわち袋体12の開口部16側端縁とスライドファスナー18の固定端縁とは異 なる開口部材20の長手両端縁に略々沿って袋体12の開口部側端縁と開口部材 20が溶着される。 また、ファスナー18の長手端縁、すなわち固定端縁と開口部材20の取付孔 22の固定端縁とが溶着される。このようにして、図3に示すケース素材26を 形成し、そして、図4に示すように、スライドファスナー18の中央にてシート 材24の表が内側になるように2つに折り畳み、シート材24の両側縁部および 底縁部を溶断するとともに、開口部材20の左右端縁近傍で袋体12と同じ幅に なるように溶断することにより、図5に示す袋体12が形成される。 その後、かえしをして、ケース材24の表と裏とを反対にして図1に示す袋体 12が形成される。
【0041】 なお、上述の実施例では、袋体12の貫通小孔14は、比較的規則性をもった 貫通小孔が形成されているが、デザイン的にあるいはまた使用目的に応じて、適 宜貫通小孔の孔のかたちを変更したり、孔の間隔や孔の配置を適宜変更してもよ い。
【提出日】平成7年1月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はケースに関し、特にたとえば、軟質な塩化ビニルなどの合成樹脂シ ートで袋体が形成され、その開口部に連続した係止開閉具が固着された、係止開 閉具 付きケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6は、連続した係止開閉具付きケースの従来例を示す斜視図である。 この連続した係止開閉具付きケース1は、比較的細い糸状材の表面に合成樹脂 皮膜を形成し、各糸状材の間に四角形の孔が開いた状態になるように格子状に接 着してなる正面長方形状のメッシュ状袋体2を含む。この袋体2の開口部3には 、開口部3を開閉するための連続した係止開閉具4が配置される。 図7は、連続した係止開閉具付きケースの別の従来例を示す斜視図である。 この連続した係止開閉具付きケース6は、たとえば透明な比較的軟質の合成樹 脂のシートの中に比較的細い線材が一体成形されてシート状に形成され、このシ ートをもってシースルー型袋体7が形成される。袋体7の開口部8には、開口部 8を開閉するための連続した係止開閉具9が配置される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の図6に示すメッシュ状袋体の場合、メッシュ状に糸状材 を一から編む必要があるので、デザイン的自由度が少ない。 また、図7に示すシースルー型の袋体の場合、水に強いが、特に夏場等には、 手で持った場合汗でべとつくことが多い。
【0004】 それゆえに、この考案の主たる目的は、デザイン的自由度が高く、夏場等にお いても汗でべとつくことがない、ケースを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1のケースは、複数の貫通孔を穿設されたシートで袋体が形成され、 袋体の一部に開口部が形成された、ケースである。
【0006】 請求項2のケースは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて穿設された合成樹 脂シートで袋体が形成され、袋体の一部に開口部が形成された、ケースである。
【0007】 請求項3のケースは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜きまたは型 抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートで袋体が形成され、袋体の一部に開 口部が形成された、ケースである。
【0008】 請求項4のケースは、外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまたは型抜きす ることにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シートで袋体が形成さ れ、袋体の一部に開口部が形成された、ケースである。
【0009】 請求項5のケースは、連続した係止開閉具と、係止開閉具の固着端縁に略々沿 った形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通孔が穿設されたシートで 形成され、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、袋体の開口部の端縁 に開口部材が固着された、ケースである。
【0010】 請求項6のケースは、連続した係止開閉具と、係止開閉具の固着端縁に略々沿 った形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおい て穿設された合成樹脂シートで形成され、その一部に開口部が形成された袋体と からなり、袋体の開口部の端縁に開口部材が固着された、ケースである。
【0011】 請求項7のケースは、連続した係止開閉具と、係止開閉具の固着端縁に略々沿 った形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおい て打ち抜きまたは型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートで形成され、そ の一部に開口部が形成された袋体とからなり、袋体の開口部の端縁に開口部材が 固着された、ケースである。
【0012】 請求項8のケースは、連続した係止開閉具と、係止開閉具の固着端縁に略々沿 った形状の取付孔が形成された開口部材と、外表面側から内表面側に向けて打ち 抜きまたは型抜きすることにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シ ートで形成され、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、袋体の開口部 の端縁に開口部材が固着された、ケースである。
【0013】 請求項9のケースは、複数の貫通小孔が穿設された合成樹脂シートが、開口部 を残して溶着されて袋状に形成された袋体を有し、袋体の一端から他端まで開口 された開口部が形成され、連続した係止開閉具が取付孔に固着された開口部材が 袋体の開口部に固着された、ケースである。
【0014】 請求項10のケースは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜きまたは 型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートが、開口部を残して溶着されて袋 状に形成された袋体を有し、袋体の一端から他端まで開口された開口部が形成さ れ、連続した係止開閉具が取付孔に固着された開口部材が袋体の開口部に固着さ れた、ケースである。
【0015】 請求項11のケースは、外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまたは型抜き することにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シートが、開口部を 残して溶着されて袋状に形成された袋体を有し、袋体の一端から他端まで開口さ れた開口部が形成され、連続した係止開閉具が取付孔に固着された開口部材が袋 体の開口部に固着された、ケースである。
【0016】
【作用】
請求項1のケースでは、複数の貫通孔を穿設されたシートで袋体が形成され、 前記袋体の一部に開口部が形成されているので、空気が流通する。
【0017】 請求項2のケースでは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて穿設された合成 樹脂シートで袋体が形成され、前記袋体の一部に開口部が形成されているので、 貫通小孔により空気が流通する。
【0018】 請求項3のケースでは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜きまたは 型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートで袋体が形成され、前記袋体の一 部に開口部が形成されているので、貫通小孔により空気が流通する。
【0019】 請求項4のケースでは、外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまたは型抜き することにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シートで袋体が形成 され、前記袋体の一部に開口部が形成されているので、貫通小孔により空気が流 通する。
【0020】 請求項5のケースでは、連続した係止開閉具と、前記係止開閉具の固着端縁に 略々沿った形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通孔が穿設されたシ ートで形成され、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、前記袋体の開 口部の端縁に前記開口部材が固着されているので、係止開閉具で収納物の抜け落 ちを防ぎ、貫通小孔により空気が流通する。
【0021】 請求項6のケースでは、連続した係止開閉具と、前記係止開閉具の固着端縁に 略々沿った形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通小孔を適宜な間隔 をおいて穿設された合成樹脂シートで形成され、その一部に開口部が形成された 袋体とからなり、前記袋体の開口部の端縁に前記開口部材が固着されているので 、係止開閉具で収納物の抜け落ちを防ぎ、貫通小孔により空気が流通する。
【0022】 請求項7のケースでは、連続した係止開閉具と、前記係止開閉具の固着端縁に 略々沿った形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通小孔を適宜な間隔 をおいて打ち抜きまたは型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートで形成さ れ、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、前記袋体の開口部の端縁に 前記開口部材が固着されているので、係止開閉具で収納物の抜け落ちを防ぎ、貫 通小孔により空気が流通する。
【0023】 請求項8のケースでは、連続した係止開閉具と、前記係止開閉具の固着端縁に 略々沿った形状の取付孔が形成された開口部材と、外表面側から内表面側に向け て打ち抜きまたは型抜きすることにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製 軟質シートで形成され、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、前記袋 体の開口部の端縁に前記開口部材が固着されているので、係止開閉具で収納物の 抜け落ちを防ぎ、貫通小孔により空気が流通する。
【0024】 請求項9のケースでは、複数の貫通小孔が穿設された合成樹脂シートが、開口 部を残して溶着されて袋状に形成された袋体を有し、前記袋体の一端から他端ま で開口された開口部が形成され、連続した係止開閉具が取付孔に固着された開口 部材が前記袋体の前記開口部に固着されているので、係止開閉具で収納物の抜け 落ちを防ぎ、貫通小孔により空気が流通する。
【0025】 請求項10のケースでは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜きまた は型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートが、開口部を残して溶着されて 袋状に形成された袋体を有し、前記袋体の一端から他端まで開口された開口部が 形成され、連続した係止開閉具が取付孔に固着された開口部材が前記袋体の前記 開口部に固着されているので、係止開閉具で収納物の抜け落ちを防ぎ、貫通小孔 により空気が流通する。
【0026】 請求項11のケースでは、外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまたは型抜 きすることにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シートが、開口部 を残して溶着されて袋状に形成された袋体を有し、前記袋体の一端から他端まで 開口された開口部が形成され、連続した係止開閉具が取付孔に固着された開口部 材が前記袋体の前記開口部に固着されているので、袋体の外表面が円滑で、貫通 小孔により空気が流通する。
【0027】
【考案の効果】
請求項1のケースでは、複数の貫通孔を穿設されたシートで袋体が形成され、 前記袋体の一部に開口部が形成されているので、空気が流通するために通気性が よく、汗でべとつくこともなく、生産能率を上げることができ、デザインの自由 度も高い。
【0028】 請求項2のケースでは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて穿設された合成 樹脂シートで袋体が形成され、前記袋体の一部に開口部が形成されているので、 貫通小孔により空気が流通するために通気性がよく、汗でべとつくこともなく、 生産能率を上げることができ、デザインの自由度も高い。
【0029】 請求項3のケースでは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜きまたは 型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートで袋体が形成され、前記袋体の一 部に開口部が形成されているので、貫通小孔により空気が流通するために通気性 がよく、汗でべとつくこともなく、生産能率を上げることができ、デザインの自 由度も高い。
【0030】 請求項4のケースでは、外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまたは型抜き することにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シートで袋体が形成 され、前記袋体の一部に開口部が形成されているので、貫通小孔により空気が流 通するために通気性がよく、汗でべとつくこともなく、袋体の外表面が円滑で、 生産能率を上げることができ、デザインの自由度も高い。
【0031】 請求項5のケースでは、連続した係止開閉具と、前記係止開閉具の固着端縁に 略々沿った形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通孔が穿設されたシ ートで形成され、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、前記袋体の開 口部の端縁に前記開口部材が固着されているので、係止開閉具で収納物の抜け落 ちを防ぎ、貫通小孔により空気が流通するために通気性がよく、汗でべとつくこ ともなく、生産能率を上げることができ、デザインの自由度も高い。
【0032】 請求項6のケースでは、連続した係止開閉具と、前記係止開閉具の固着端縁に 略々沿った形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通小孔を適宜な間隔 をおいて穿設された合成樹脂シートで形成され、その一部に開口部が形成された 袋体とからなり、前記袋体の開口部の端縁に前記開口部材が固着されているので 、係止開閉具で収納物の抜け落ちを防ぎ、貫通小孔により空気が流通するために 通気性がよく、汗でべとつくこともなく、生産能率を上げることができ、デザイ ンの自由度も高い。
【0033】 請求項7のケースでは、連続した係止開閉具と、前記係止開閉具の固着端縁に 略々沿った形状の取付孔が形成された開口部材と、複数の貫通小孔を適宜な間隔 をおいて打ち抜きまたは型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートで形成さ れ、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、前記袋体の開口部の端縁に 前記開口部材が固着されているので、係止開閉具で収納物の抜け落ちを防ぎ、貫 通小孔により空気が流通するために通気性がよく、汗でべとつくこともなく、生 産能率を上げることができ、デザインの自由度も高い。
【0034】 請求項8のケースでは、連続した係止開閉具と、前記係止開閉具の固着端縁に 略々沿った形状の取付孔が形成された開口部材と、外表面側から内表面側に向け て打ち抜きまたは型抜きすることにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製 軟質シートで形成され、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、前記袋 体の開口部の端縁に前記開口部材が固着されているので、係止開閉具で収納物の 抜け落ちを防ぎ、貫通小孔により空気が流通するために通気性がよく、汗でべと つくこともなく、生産能率を上げることができ、デザインの自由度も高い。
【0035】 請求項9のケースでは、複数の貫通小孔が穿設された合成樹脂シートが、開口 部を残して溶着されて袋状に形成された袋体を有し、前記袋体の一端から他端ま で開口された開口部が形成され、連続した係止開閉具が取付孔に固着された開口 部材が前記袋体の前記開口部に固着されているので、係止開閉具で収納物の抜け 落ちを防ぎ、貫通小孔により空気が流通するために通気性がよく、汗でべとつく こともなく、生産能率を上げることができ、デザインの自由度も高い。
【0036】 請求項10のケースでは、複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜きまた は型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートが、開口部を残して溶着されて 袋状に形成された袋体を有し、前記袋体の一端から他端まで開口された開口部が 形成され、連続した係止開閉具が取付孔に固着された開口部材が前記袋体の前記 開口部に固着されているので、係止開閉具で収納物の抜け落ちを防ぎ、貫通小孔 により空気が流通するために通気性がよく、汗でべとつくこともなく、生産能率 を上げることができ、デザインの自由度も高い。
【0037】 請求項11のケースでは、外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまたは型抜 きすることにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟質シートが、開口部 を残して溶着されて袋状に形成された袋体を有し、前記袋体の一端から他端まで 開口された開口部が形成され、連続した係止開閉具が取付孔に固着された開口部 材が前記袋体の前記開口部に固着されているので、袋体の外表面が円滑で、通気 性がよく、汗でべとつくこともなく、生産能率を上げることができ、デザインの 自由度も高い。
【0038】 この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行 う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0039】
【実施例】
図1はこの考案の一実施例を示す斜視図である。この連続した係止開閉具付き ケース10は、平面長方形状の袋体12を含む。 袋体12は、たとえば透明な塩化ビニルなどの比較的軟質の熱可塑性樹脂シー トをもって形成される。 袋体12を構成するこのシートは、袋体12を構成したとき、その表側から裏 側に至るまで、直径0.1〜0.3mmのポンチまたはニードルをもって打ち抜 きされてなる貫通小孔14が適宜な間隔をおいて略々その全面にわたって形成さ れている。したがって、袋体12を構成したとき、その表側は表面が円滑である 。 この袋体12の開口部16は、袋体12の長手方向の一端から他端まで開口す るようにして形成される。 この袋体12の開口部16には、開口部16を開閉するためのスライド係止開 閉具 18が配置され、スライド係止開閉具18は、袋体12の開口部16と溶着 された前記袋体12を構成するシートと同様なシートからなる開口部材20に溶 着されている。 すなわち開口部材20は、スライド係止開閉具18の固定端縁である長手端縁 に略々沿った形状の取付孔22が形成されており、この開口部材20の取付孔2 2にスライド係止開閉具18の固定端縁が溶着され、且つ、開口部材20の周縁 、すなわち袋体12の開口部16との固定端縁が袋体12の開口部16と固着さ れている。 袋体12は、開口部16を除く三方縁、すなわち両側縁および底縁が溶着され て袋体を構成している。
【0040】 さらに、このケースの構成を明らかにするために、図2ないし図5を参照しな がら、説明する。 図2は、図1に示す連続した係止開閉具付きケース10の分解斜視図である。 袋体12を形成するシート材24は、予め、0.1〜0.3mmのニードルま たはポンチをもって打ち抜き、または同様に型抜きをすることにより、シート材 24の将来袋体12を形成した場合表側に位置する面から袋体12を形成した場 合内側に位置する裏面側に向けて、0.1〜0.3mmの貫通小孔14が適宜な 間隔をおいて略々全面にわたって穿設されている。 この袋体12を形成する同形のシート材24を2枚準備し、スライド型ファス ナー(登録商標)すなわち、噛合部が形成されたテープをスライダで開閉する連 続した スライド係止開閉具18の固定端縁に略々沿った形状の取付孔22が形成 された略方形の前記シート材24と同種の素材からなる開口部材20を準備する 。 そして、前記袋体12を形成するシート材24を開口部材20の固定端縁、す なわち袋体12の開口部16側端縁とスライド係止開閉具18の固定端縁とは異 なる開口部材20の長手両端縁に略々沿って袋体12の開口部側端縁と開口部材 20が溶着される。 また、係止開閉具18の長手端縁、すなわち固定端縁と開口部材20の取付孔 22の固定端縁とが溶着される。このようにして、図3に示すケース素材26を 形成し、そして、図4に示すように、スライド係止開閉具18の中央にてシート 材24の表が内側になるように2つに折り畳み、シート材24の両側縁部および 底縁部を溶断するとともに、開口部材20の左右端縁近傍で袋体12と同じ幅に なるように溶断することにより、図5に示す袋体12が形成される。 その後、かえしをして、ケース材24の表と裏とを反対にして図1に示す袋体 12が形成される。
【0041】 なお、上述の実施例では、袋体12の貫通小孔14は、比較的規則性をもった 貫通小孔が形成されているが、デザイン的にあるいはまた使用目的に応じて、適 宜貫通小孔の孔のかたちを変更したり、孔の間隔や孔の配置を適宜変更してもよ い。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示すファスナー付きケースの形成方法を
示す分解斜視図である。
【図3】図1に示すファスナー付きケースの形成方法を
示す図解図である。
【図4】図1に示すファスナー付きケースの形成方法を
示す図解図である。
【図5】図1に示すファスナー付きケースの形成方法を
示す図解図である。
【図6】従来のファスナー付きケースの一例を示す斜視
図である。
【図7】従来のファスナー付きケースの別の例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
10 ファスナー付きケース 12 袋体 14 貫通小孔 16 開口部 18 スライドファスナー 20 開口部材 22 取付孔 24 シート材 26 ケース素材
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 ケース
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す連続した係止開閉具付きケースの形
成方法を示す分解斜視図である。
【図3】図1に示す連続した係止開閉具付きケースの形
成方法を示す図解図である。
【図4】図1に示す連続した係止開閉具付きケースの形
成方法を示す図解図である。
【図5】図1に示す連続した係止開閉具付きケースの形
成方法を示す図解図である。
【図6】従来の連続した係止開閉具付きケースの一例を
示す斜視図である。
【図7】従来の連続した係止開閉具付きケースの別の例
を示す斜視図である。
【符号の説明】 10 連続した係止開閉具付きケース 12 袋体 14 貫通小孔 16 開口部 18 スライド係止開閉具 20 開口部材 22 取付孔 24 シート材 26 ケース素材

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の貫通孔を穿設されたシートで袋体
    が形成され、 前記袋体の一部に開口部が形成された、ケース。
  2. 【請求項2】 複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて穿
    設された合成樹脂シートで袋体が形成され、 前記袋体の一部に開口部が形成された、ケース。
  3. 【請求項3】 複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打
    ち抜きまたは型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シ
    ートで袋体が形成され、 前記袋体の一部に開口部が形成された、ケース。
  4. 【請求項4】 外表面側から内表面側に向けて打ち抜き
    または型抜きすることにより複数の貫通小孔を穿設され
    た合成樹脂製軟質シートで袋体が形成され、 前記袋体の一部に開口部が形成された、ケース。
  5. 【請求項5】 ファスナーと、 前記ファスナーの固着端縁に略々沿った形状の取付孔が
    形成された開口部材と、 複数の貫通孔が穿設されたシートで形成され、その一部
    に開口部が形成された袋体とからなり、 前記袋体の開口部の端縁に前記開口部材が固着された、
    ケース。
  6. 【請求項6】 ファスナーと、 前記ファスナーの固着端縁に略々沿った形状の取付孔が
    形成された開口部材と、 複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて穿設された合成樹
    脂シートで形成され、その一部に開口部が形成された袋
    体とからなり、 前記袋体の開口部の端縁に前記開口部材が固着された、
    ケース。
  7. 【請求項7】 ファスナーと、 前記ファスナーの固着端縁に略々沿った形状の取付孔が
    形成された開口部材と、 複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて打ち抜きまたは型
    抜きにより穿設された合成樹脂製軟質シートで形成さ
    れ、その一部に開口部が形成された袋体とからなり、 前記袋体の開口部の端縁に前記開口部材が固着された、
    ケース。
  8. 【請求項8】 ファスナーと、 前記ファスナーの固着端縁に略々沿った形状の取付孔が
    形成された開口部材と、 外表面側から内表面側に向けて打ち抜きまたは型抜きす
    ることにより複数の貫通小孔を穿設された合成樹脂製軟
    質シートで形成され、その一部に開口部が形成された袋
    体とからなり、 前記袋体の開口部の端縁に前記開口部材が固着された、
    ケース。
  9. 【請求項9】 複数の貫通小孔が穿設された合成樹脂シ
    ートが、開口部を残して溶着されて袋状に形成された袋
    体を有し、前記袋体の一端から他端まで開口された開口
    部が形成され、ファスナーが取付孔に固着された開口部
    材が前記袋体の前記開口部に固着された、ケース。
  10. 【請求項10】 複数の貫通小孔を適宜な間隔をおいて
    打ち抜きまたは型抜きにより穿設された合成樹脂製軟質
    シートが、開口部を残して溶着されて袋状に形成された
    袋体を有し、前記袋体の一端から他端まで開口された開
    口部が形成され、ファスナーが取付孔に固着された開口
    部材が前記袋体の前記開口部に固着された、ケース。
  11. 【請求項11】 外表面側から内表面側に向けて打ち抜
    きまたは型抜きすることにより複数の貫通小孔を穿設さ
    れた合成樹脂製軟質シートが、開口部を残して溶着され
    て袋状に形成された袋体を有し、前記袋体の一端から他
    端まで開口された開口部が形成され、ファスナーが取付
    孔に固着された開口部材が前記袋体の前記開口部に固着
    された、ケース。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015517888A (ja) * 2012-06-01 2015-06-25 ナイキ イノベイト シーブイ 通気性のあるスポーツバッグ

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