JP3049106U - お守り - Google Patents

お守り

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JP3049106U
JP3049106U JP1997010863U JP1086397U JP3049106U JP 3049106 U JP3049106 U JP 3049106U JP 1997010863 U JP1997010863 U JP 1997010863U JP 1086397 U JP1086397 U JP 1086397U JP 3049106 U JP3049106 U JP 3049106U
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talisman
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JP1997010863U
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久公 中川
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久公 中川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来とは異なる態様で持ち運ぶことのできる
お守りを提供する。 【解決手段】 合成樹脂製の基台1と透明カバー2の間
にお守りの本体であるお札3を封入し、基台1の両端に
紐状のものを通す通し穴4,4を設けた。これにより、
単に腰などにぶら下げるのではなく、例えば携帯電話機
のストラップなどに取り付けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、神社や寺院などで授かるお守りに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
お守りは守り札あるいは護符などとも呼ばれており、その構造としては、神社 などの名称や祈祷文などを印刷した紙片をお守り本体とし、これを装飾を施した 偏平な布ケースや小型の巾着などに入れたものが一般的である。これらのうち身 に付けて持ち運ぶ形式のものでは、ケースの上縁に取り付けた紐や巾着の紐でぶ ら下げるようになったものが多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案はこれらの点に着目し、従来とは異なる態様で持ち運ぶことのできる お守りを提供することを課題としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を達成するために、この考案のお守りは、基台の表面を覆う透明カ バーの内側にお守り本体を封入し、基台の両端に紐状のものを通す通し穴を形成 している。従って、単に腰などにぶら下げるのではなく、例えば携帯電話機のス トラップに取り付けるなど従来とは異なった態様で持ち運ぶことができ、持ち主 がご利益を感じやすくなると共に、人目に付きやすくなって神社などの宣伝にも なるのである。また紐に沿わせて取り付けることができるので携帯の邪魔になら ない。
【0005】 上記の基台は例えばビニール樹脂等の柔軟性のある合成樹脂で構成され、また 透明カバーは柔軟で透明な合成樹脂で構成されており、お守り全体が柔軟性に富 むものとなって一層携帯しやすくなる。
【0006】 このようなお守りは、例えば基台の表面にお守り本体を載置してその上を透明 カバーで覆い、透明カバーの周囲を基台に溶着してお守り本体を封入することに よって製造される。また全体の形状としては、細長い長方形またはこれに近いも の、楕円形またはこれに近いもの、あるいは正方形またはこれに近いものなど、 取り付けの対象となる品物や持ち運びの態様に応じて適宜の形状を採用すること ができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
次に、この考案の実施の形態の一例について説明する。
【0008】 図1及び図2において、1は基台、2は透明カバー、3はお守り本体、4は紐 などの通し穴である。基台1と透明カバー2は柔軟性を有する合成樹脂、例えば ビニール樹脂等で形成されており、基台1には透明または着色されたやや厚手の 材料が、また透明カバー2には基台1よりも若干薄い透明な材料が使用されてい る。お守り本体3は例えば細長い長方形の紙片に神社の名称や祈祷文などを印刷 し、更に必要に応じて朱印などを押印したお札である。
【0009】 基台1は図示のように4隅を少しカットした細長い長方形であって、例えばシ ート状材料からプレスで打ち抜いて製作される。この基台1はお守り本体3より は大きく、また透明カバー2は基台1と同じかこれより小さく、しかもお守り本 体3を十分にカバーできる大きさの長方形である。また、通し穴4は基台1の長 手方向の両端に基台1を横切る方向に形成されており、基台1のプレス加工時に 同時に形成される。
【0010】 これらの部材を用意した後、例えば基台1の表面にお守り本体3を載置してそ の上を透明カバー2で覆い、透明カバー2の全周を高周波溶接などで基台1に溶 着する。これによってお守り本体3は透明カバー2の内側に密封された状態とな るのであり、5は溶着部、6はこうして完成されたお守りを示している。なお上 記の製造手順は一例であり、他の方法で製造してもよい。
【0011】 図3において7は紐であり、この図は紐7を一方の通し穴4に表から挿入し、 裏側から他方の穴4に通すことによってお守り6を紐7に取り付けた状態を示し ている。この紐7は例えば前述した携帯電話機のストラップのように常時持ち歩 く物品に付属している紐、あるいはこれに準じた紐状のものであって、お守り6 はこの紐7に沿わせて取り付けることができ、また全体が柔軟であるため邪魔に なることはほとんどない。
【0012】 上記のように携帯電話機のストラップに取り付ける場合には、基台1の寸法は 例えば幅11mm、長さ56mm、厚さ1mm程度に選定されるが、これは一例であっ てこの寸法に限定されるものではなく、取り付ける対象などに応じて変えること は自由である。従って、適切な大きさとすることにより例えばベルトなどに取り 付けることも可能となる。
【0013】 また、このお守り6は取り付け対象だけでなく、全体の形状も適宜変更するこ とができる。図4は基台1の形状を変えたものの例であって、(a)は楕円形の場 合を、(b)は正方形の4隅に丸み付けてカットした形状の場合をそれぞれ示して おり、これ以外にも適宜の形状を採用することができる。また上記のように基台 1の形状だけでなく、お守り本体3の形状とそれを覆う透明カバー2の形状も変 えることができる。
【0014】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、この考案のお守りは、基台の表面を覆う透明 カバーの内側にお守り本体を封入し、基台の両端に紐状のものを通す通し穴を形 成したものである。従って、単に腰などにぶら下げるのではなく、2個の通し穴 を利用して例えば携帯電話機のストラップなどにほぼ平行に沿わせた状態で取り 付けることができるので、従来とは異なった態様でしかも邪魔にならずに常時携 帯することが可能となり、また人目に付きやすくなって神社などの宣伝にも有効 である。
【0015】 また、基台や透明カバーをビニール樹脂等の柔軟性のある合成樹脂で構成する ことにより、お守り全体が柔軟性に富むものとなるので、一層携帯しやすいもの となる。
【0016】 また、基台の表面にお守り本体を載置してその上を透明カバーで覆い、透明カ バーの周囲を基台に溶着してお守り本体を封入するという一般的な技術を利用で きるので、容易にしかも低コストで製造することができる。
【0017】 また全体の形状が細長い長方形またはこれに近いもの、楕円形またはこれに近 いもの、あるいは正方形またはこれに近いものなど、各種の形状のものを揃える ことにより、求める人の多様な好みや取り付け対象などに適切に対応することが 可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施の一形態であるお守りの斜視図
である。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】上記お守りを紐に取り付けた状態の斜視図であ
る。
【図4】全体の形状を変えたものの平面図である。
【符号の説明】
1 基台 2 透明カバー 3 お守り本体 4 通し穴 6 お守り 7 紐

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台の表面を覆う透明カバーの内側にお
    守り本体が封入されており、基台の両端に紐状のものを
    通す通し穴が形成されているお守り。
  2. 【請求項2】 基台がビニール樹脂等の柔軟性のある合
    成樹脂で、透明カバーが柔軟で透明な合成樹脂でそれぞ
    れ構成されている請求項1記載のお守り。
  3. 【請求項3】 基台の表面にお守り本体を載置してその
    上を透明カバーで覆い、透明カバーの周囲を溶着するこ
    とによりお守り本体を封入した請求項2記載のお守り。
  4. 【請求項4】 全体の形状が細長い長方形またはこれに
    近い形状である請求項1乃至3のいずれかに記載のお守
    り。
  5. 【請求項5】 全体の形状が楕円形またはこれに近い形
    状である請求項1乃至3のいずれかに記載のお守り。
  6. 【請求項6】 全体の形状が正方形またはこれに近い形
    状である請求項1乃至3のいずれかに記載のお守り。
JP1997010863U 1997-11-22 1997-11-22 お守り Expired - Lifetime JP3049106U (ja)

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