JPH05278387A - ファスナ− - Google Patents
ファスナ−Info
- Publication number
- JPH05278387A JPH05278387A JP10866192A JP10866192A JPH05278387A JP H05278387 A JPH05278387 A JP H05278387A JP 10866192 A JP10866192 A JP 10866192A JP 10866192 A JP10866192 A JP 10866192A JP H05278387 A JPH05278387 A JP H05278387A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- fastener
- sheets
- tongue
- binding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sheet Holders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 綴背部1とシ−トの穴に挿通する舌部2とを
有するファスナ−F。紙製であって、綴背部1と舌部2
のシ−トに接する側の面には、綴ったシ−トの表裏両面
に位置するよう粘着部3が形成されている。 【効果】 シ−トを綴ったままシュレッダ−に入れられ
る。また、焼却廃棄もできる。それに、綴った複数枚の
シ−トが互いに位置ずれを生じることも抑制できる。
有するファスナ−F。紙製であって、綴背部1と舌部2
のシ−トに接する側の面には、綴ったシ−トの表裏両面
に位置するよう粘着部3が形成されている。 【効果】 シ−トを綴ったままシュレッダ−に入れられ
る。また、焼却廃棄もできる。それに、綴った複数枚の
シ−トが互いに位置ずれを生じることも抑制できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、綴背部とシ−トの穴に
挿通する舌部とを有する、シ−トを綴るファスナ−に関
する。
挿通する舌部とを有する、シ−トを綴るファスナ−に関
する。
【0002】
【従来の技術】金属製のものが一般的であるが、合成樹
脂製のものも知られている。また、シ−トに接する側の
面に粘着部を形成したものも知られている。
脂製のものも知られている。また、シ−トに接する側の
面に粘着部を形成したものも知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】金属製のものはシ−ト
が不要になったとき外さなければシュレッダ−に入れら
れない。また、金属製のものも合成樹脂製のものも、近
年、大きな問題になっている廃棄上、好ましくない。
が不要になったとき外さなければシュレッダ−に入れら
れない。また、金属製のものも合成樹脂製のものも、近
年、大きな問題になっている廃棄上、好ましくない。
【0004】
【課題を解決するための手段】ファスナ−を紙製にす
る。但し、実際に作製して判明したことだが、ただ単に
紙製にしただけでは、綴ったシ−トが湾曲したとき、シ
−トとファスナ−との間に大きな隙間ができ、他のもの
を不必要に挾んでしまう恐れが高いだけでなく、綴った
複数枚のシ−トが互いに位置ずれを生じ易い。そこで更
に、シ−トの表裏両面に位置するよう粘着部を形成す
る。即ち、本発明は、綴背部とシ−トの穴に挿通する舌
部とを有するファスナ−であって、紙製であり、また、
前記綴背部及び舌部のシ−トに接する側の面には綴った
シ−トの表裏両面に位置するよう粘着部を形成してなる
ファスナ−を要旨とする。
る。但し、実際に作製して判明したことだが、ただ単に
紙製にしただけでは、綴ったシ−トが湾曲したとき、シ
−トとファスナ−との間に大きな隙間ができ、他のもの
を不必要に挾んでしまう恐れが高いだけでなく、綴った
複数枚のシ−トが互いに位置ずれを生じ易い。そこで更
に、シ−トの表裏両面に位置するよう粘着部を形成す
る。即ち、本発明は、綴背部とシ−トの穴に挿通する舌
部とを有するファスナ−であって、紙製であり、また、
前記綴背部及び舌部のシ−トに接する側の面には綴った
シ−トの表裏両面に位置するよう粘着部を形成してなる
ファスナ−を要旨とする。
【0005】
【実施例】以下、添付図面に基づいて幾つかの一例を説
明する。基本的に同一の部位には同一の参照符号を共通
的に使用するが、いずれのファスナ−Fも材質は前述し
たように紙製である。適宜着色や印刷とか、手垢汚れや
水濡れなどの防止のための表面処理など、適宜なされた
ものであってもよい。再生紙も好ましい。但し、変形容
易性を考慮し、あまりに厚い紙は避ける方がよい。
明する。基本的に同一の部位には同一の参照符号を共通
的に使用するが、いずれのファスナ−Fも材質は前述し
たように紙製である。適宜着色や印刷とか、手垢汚れや
水濡れなどの防止のための表面処理など、適宜なされた
ものであってもよい。再生紙も好ましい。但し、変形容
易性を考慮し、あまりに厚い紙は避ける方がよい。
【0006】まず、図1に示すものは、左右対称形状を
有している。中央部分が綴背部1、両側の細い部分が舌
部2である。綴背部1の長さは、2穴パンチで穿穴した
シ−トのように決められた間隔で2つの穴を有するシ−
トを綴るのに都合良いよう、シ−トの2穴間距離に対応
したものとなっているのが好ましい。シ−トの穴に舌部
2を挿通させるのに、舌部2のそれぞれの基部を折り曲
げ部とできる。
有している。中央部分が綴背部1、両側の細い部分が舌
部2である。綴背部1の長さは、2穴パンチで穿穴した
シ−トのように決められた間隔で2つの穴を有するシ−
トを綴るのに都合良いよう、シ−トの2穴間距離に対応
したものとなっているのが好ましい。シ−トの穴に舌部
2を挿通させるのに、舌部2のそれぞれの基部を折り曲
げ部とできる。
【0007】また、図面に網目線を入れてあるが、この
網目線を入れた部分が粘着部3の形成場所であることを
示す。即ち、図1に示すものは、片面の全部を粘着部3
としている。舌部2の、シ−トの穴から抜け出た部分
を、互いに重ねるよう、あるいは、互いに近付けるよ
う、折り曲げる。綴るシ−トの厚さ次第である。勿論、
粘着部3はシ−トに接する内側に位置させる。尚、粘着
性は、再剥離性を有するものとしてもよい。
網目線を入れた部分が粘着部3の形成場所であることを
示す。即ち、図1に示すものは、片面の全部を粘着部3
としている。舌部2の、シ−トの穴から抜け出た部分
を、互いに重ねるよう、あるいは、互いに近付けるよ
う、折り曲げる。綴るシ−トの厚さ次第である。勿論、
粘着部3はシ−トに接する内側に位置させる。尚、粘着
性は、再剥離性を有するものとしてもよい。
【0008】次に、図2に示すものは、粘着部3の形成
場所が部分的となっている。綴ったシ−トが湾曲したと
き、シ−トとの間に大きな隙間ができるのは特に綴背部
1の中央部であり、それゆえ、綴背部1には、この中央
部に選択的に粘着部を形成したものである。舌部2をシ
−トの穴に挿通し、抜け出た部分を折り曲げ、シ−トに
粘着し、その後、綴背部1をシ−トに粘着するようにす
るには、本例のものが好適である。それぞれの粘着部3
に、予め、剥離シ−トを独立に付けておき、綴背部1の
粘着部3の剥離シ−トを最後に剥がせばよい。綴ったシ
−トが湾曲したとき、大きな隙間ができることがむしろ
都合のよいものとなる。
場所が部分的となっている。綴ったシ−トが湾曲したと
き、シ−トとの間に大きな隙間ができるのは特に綴背部
1の中央部であり、それゆえ、綴背部1には、この中央
部に選択的に粘着部を形成したものである。舌部2をシ
−トの穴に挿通し、抜け出た部分を折り曲げ、シ−トに
粘着し、その後、綴背部1をシ−トに粘着するようにす
るには、本例のものが好適である。それぞれの粘着部3
に、予め、剥離シ−トを独立に付けておき、綴背部1の
粘着部3の剥離シ−トを最後に剥がせばよい。綴ったシ
−トが湾曲したとき、大きな隙間ができることがむしろ
都合のよいものとなる。
【0009】次に、図3に示すものは、舌部2を綴背部
1の一側にしか有さない。舌部2は2つの穴に挿通し、
その先部は綴背部1と同じ側にてシ−トと粘着する。但
し、綴ったシ−トの表裏両面に位置するよう粘着部3が
形成されている点は、前2例のものと同様である。
1の一側にしか有さない。舌部2は2つの穴に挿通し、
その先部は綴背部1と同じ側にてシ−トと粘着する。但
し、綴ったシ−トの表裏両面に位置するよう粘着部3が
形成されている点は、前2例のものと同様である。
【0010】次に、図4に示すものは、全体として細長
い一定幅をしている。両側部分に細長いU字状の切り込
みを形成し、その内側部分を舌部2としたものである。
図2に示したものにおける綴背部1が舌部2の周囲をも
囲んだものに相当する。
い一定幅をしている。両側部分に細長いU字状の切り込
みを形成し、その内側部分を舌部2としたものである。
図2に示したものにおける綴背部1が舌部2の周囲をも
囲んだものに相当する。
【0011】次に、図5に示すものは、舌部2をシ−ト
の穴に挿通し、折り曲げて粘着後、更にその上から粘着
する上覆い部4を形成したものである。即ち、図示の下
半部は、綴背部1の粘着部3の形成場所が異なっている
が、全体としては前例図4のものと同様のものであり、
これに更に、大半に粘着部3を形成した上覆い部4も形
成したものである。この本例のものは、上覆い部4がシ
−トの穴を封することになるので、ファイル連綴できな
いものとする場合には都合がよい。
の穴に挿通し、折り曲げて粘着後、更にその上から粘着
する上覆い部4を形成したものである。即ち、図示の下
半部は、綴背部1の粘着部3の形成場所が異なっている
が、全体としては前例図4のものと同様のものであり、
これに更に、大半に粘着部3を形成した上覆い部4も形
成したものである。この本例のものは、上覆い部4がシ
−トの穴を封することになるので、ファイル連綴できな
いものとする場合には都合がよい。
【0012】次に、図6に示すものは、舌部2の折り曲
げ方向が縦横異なっている点と図示の上で上覆い部4が
下側に描かれているところが異なるが、基本的には前例
図5のものと似たものである。但し、本例のものは、シ
−トの穴を封しないようにもできる。ここで、図1〜図
4に示したものも同様であるが、本発明のファスナ−
を、シ−ト穴を封しないものとするときは、舌部2のシ
−ト穴に位置する部分も変形するので、本発明のファス
ナ−でシ−トを綴った後からファイル連携することも可
能である。
げ方向が縦横異なっている点と図示の上で上覆い部4が
下側に描かれているところが異なるが、基本的には前例
図5のものと似たものである。但し、本例のものは、シ
−トの穴を封しないようにもできる。ここで、図1〜図
4に示したものも同様であるが、本発明のファスナ−
を、シ−ト穴を封しないものとするときは、舌部2のシ
−ト穴に位置する部分も変形するので、本発明のファス
ナ−でシ−トを綴った後からファイル連携することも可
能である。
【0013】次に、図7に示すものは、表裏両方の表紙
をも兼ねたものとなっている。粘着部3の形成場所が幾
分異なるが、図4に示したものの綴背部1を大きくした
ものに相当する。図示はしないが、片側表紙のみ兼ねた
ものとすることもできる。
をも兼ねたものとなっている。粘着部3の形成場所が幾
分異なるが、図4に示したものの綴背部1を大きくした
ものに相当する。図示はしないが、片側表紙のみ兼ねた
ものとすることもできる。
【0014】次に、図8に示すものは、角部に穴を有す
るシ−トの綴り用であり、図9に示すように綴ることが
できる。
るシ−トの綴り用であり、図9に示すように綴ることが
できる。
【0015】以上の他にも種々なせる。例えば、上述何
れのものにおいても、粘着部3の形成場所は一方面のみ
としたが、両方の面に位置するよう形成することもでき
る。例えば、図2に示したもので、綴背部1に形成した
粘着部3を図面手前側、舌部2に形成した粘着部3を図
面向う側に形成することもできる。但し、シ−トの穴に
挿通した舌部2を折り曲げる向きが舌部2を互いに離す
方向のものとはなる。
れのものにおいても、粘着部3の形成場所は一方面のみ
としたが、両方の面に位置するよう形成することもでき
る。例えば、図2に示したもので、綴背部1に形成した
粘着部3を図面手前側、舌部2に形成した粘着部3を図
面向う側に形成することもできる。但し、シ−トの穴に
挿通した舌部2を折り曲げる向きが舌部2を互いに離す
方向のものとはなる。
【0016】更に、個々のファスナ−Fは、それぞれ独
立の商品とされる以外にも、複数のものが集合した形態
で商品とされてもよい。
立の商品とされる以外にも、複数のものが集合した形態
で商品とされてもよい。
【0017】図10に示すのが一例であり、多数のファ
スナ−Fが畳重されている。互いに剥がせるものである
必要はあるが、また、そのために、適宜表面処理をされ
たものであってもよいが、粘着部3を、この畳重に利用
できる。
スナ−Fが畳重されている。互いに剥がせるものである
必要はあるが、また、そのために、適宜表面処理をされ
たものであってもよいが、粘着部3を、この畳重に利用
できる。
【0018】また、図11に示すのも別の一例である。
一枚のシ−ト状となっている。裏面に粘着部を形成した
インデックス片を複数、剥離紙に付け、全体としてシ−
ト状としたものが市販されているが、個々のインデック
ス片をファスナ−Fに代えたものに相当する。
一枚のシ−ト状となっている。裏面に粘着部を形成した
インデックス片を複数、剥離紙に付け、全体としてシ−
ト状としたものが市販されているが、個々のインデック
ス片をファスナ−Fに代えたものに相当する。
【0019】
【発明の効果】紙製であり、また、綴背部及び舌部のシ
−トに接する側の面には綴ったシ−トの表裏両面に位置
するよう粘着部を形成してなる本発明のファスナ−は、
シ−トを綴った状態のままシュレッダ−に入れることも
できるし、また、焼却廃棄もできる。それに、綴った複
数枚のシ−トが互いに位置ずれを生じることも抑制で
き、ファスナ−としての機能も十分である。
−トに接する側の面には綴ったシ−トの表裏両面に位置
するよう粘着部を形成してなる本発明のファスナ−は、
シ−トを綴った状態のままシュレッダ−に入れることも
できるし、また、焼却廃棄もできる。それに、綴った複
数枚のシ−トが互いに位置ずれを生じることも抑制で
き、ファスナ−としての機能も十分である。
【図1】本発明の第1実施例を示す正面図。
【図2】本発明の第2実施例を示す正面図。
【図3】本発明の第3実施例を示す正面図。
【図4】本発明の第4実施例を示す正面図。
【図5】本発明の第5実施例を示す正面図。
【図6】本発明の第6実施例を示す正面図。
【図7】本発明の第7実施例を示す正面図。
【図8】本発明の第8実施例を示す正面図。
【図9】図8のものの使用状態例を示す正面図。
【図10】本発明の第9実施例を示す正面図。
【図11】本発明の第10実施例を示す正面図。
F ファスナ− 1 綴背部 2 舌部 3 粘着部 4 上覆い部
Claims (1)
- 【請求項1】 綴背部とシ−トの穴に挿通する舌部とを
有するファスナ−であって、紙製であり、また、前記綴
背部及び舌部のシ−トに接する側の面には綴ったシ−ト
の表裏両面に位置するよう粘着部を形成してなるファス
ナ−。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10866192A JPH05278387A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ファスナ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10866192A JPH05278387A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ファスナ− |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05278387A true JPH05278387A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=14490476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10866192A Pending JPH05278387A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | ファスナ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05278387A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008254292A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Koji Maruyama | テープ式紙とじ具 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP10866192A patent/JPH05278387A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008254292A (ja) * | 2007-04-04 | 2008-10-23 | Koji Maruyama | テープ式紙とじ具 |
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