JP3056701U - 物品における情報表示構造 - Google Patents

物品における情報表示構造

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JP3056701U JP1998006133U JP613398U JP3056701U JP 3056701 U JP3056701 U JP 3056701U JP 1998006133 U JP1998006133 U JP 1998006133U JP 613398 U JP613398 U JP 613398U JP 3056701 U JP3056701 U JP 3056701U
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保之 竹内
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有限会社サンリツコーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 素材Bに対する表示部材Aの付け替作業を簡
単にする。 【解決手段】 素材Bの表面にカバー材11を付設し、
カバー材11の裏面側の素材Bに差入れ口21を形成す
る。表示部材Aは、差入れ口21を介してカバー材11
と素材Bとの間に収納して表示情報A1 を外部に表示
し、差入れ口21を介して素材Bの裏面側に取り出し、
別の表示部材と交換することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、帽子や作業服等の任意の物品に対し、名札や階級証、クラス章等 の表示情報を表示する表示部材を簡単に付け替することができる物品における情 報表示構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
多勢の人が異なる技術レベルごとに個別の指導を受講するとき等において、指 導者が簡単に各受講者の技術レベルを認識することができるように、階級章や、 クラス章、名札等の表示情報を受講者ごとに表示させることがある。
【0003】 一般に、これらの表示情報は、ワッペンやシール等の表示部材を衣服や帽子等 の素材に縫い付けることによって表示するのが普通である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
かかる従来技術によるときは、受講者の技術レベルの向上やクラスの編成替え 等により、今までの表示部材を別の表示部材に付け替える際に、表示部材が素材 に縫い付けられているため、付け替作業が極めて面倒であるという問題があった 。
【0005】 そこで、この考案の目的は、かかる従来技術の問題に鑑み、素材の表面にカバ ー材を付設するとともに差入れ口を素材に形成し、または素材の開口部にカバー 材、補助材を付設し、補助材に差入れ口を形成することによって、表示部材の付 け替作業を極めて簡単にすることができる物品における情報表示構造を提供する ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するためのこの出願に係る第1考案の構成は、素材の表面に 付設するカバー材と、カバー材の裏面側の素材に形成する差入れ口とを備えてな り、カバー材は、差入れ口を介して素材との間に収納する表示部材を保持し、表 示部材の表示情報を外部に表示することをその要旨とする。
【0007】 第2考案の構成は、素材の開口部に付設する表裏のカバー材、補助材と、補助 材に形成する差入れ口とを備えてなり、カバー材は、差入れ口を介して補助材と の間に収納する表示部材を保持し、表示部材の表示情報を外部に表示することを その要旨とする。
【0008】 なお、第1、第2考案において、カバー材は、透明なシート材であってもよく 、メッシュ材であってもよい。
【0009】 また、差入れ口には、閉じ部材を付設することができる。
【0010】 なお、素材は、水泳用の帽子、または衣服の一部として形成することができる 。
【0011】
【作用】
かかる第1考案の構成によるときは、カバー材は、素材の表面に付設されてい るから、素材に形成する差入れ口を介して素材との間に収納する表示部材を保持 し、表示部材の表示情報を外部に表示することができる。また、表示部材は、差 入れ口を介して素材の裏面側から容易に取り外し、別の表示部材と交換すること により、容易に付け替することができる。なお、カバー材は、素材に対し、周縁 部分を縫い付けてもよく、接着剤を介して周縁部分のみを接着してもよく、ヒー トシール等により付設してもよい。また、ここでいう素材とは、帽子や、ユニフ ォーム、作業服等の衣服の他、靴やバッグ等の任意の物品の表面を形成する表面 材をいい、表示部材とは、たとえば名札、クラス章、階級章等であって、色彩、 文字、数字、図形等の任意の表示情報が表面に表示されているシート状の部材を いう。
【0012】 第2考案によれば、カバー材は、差入れ口を有する補助材とともに素材の開口 部に付設されているから、差入れ口を介して補助材との間に収納する表示部材を 保持し、表示部材の表示情報を外部に表示させることができる。
【0013】 透明なシート材であるカバー材は、表示部材の表示情報を外部に一層明瞭に表 示することができ、表示する情報量を多くすることができる。なお、シート材は 、無色透明の他、有色透明であってもよい。また、シート材は、素材の使用用途 に合わせ、可撓性を有する薄いフィルム状から剛い板状に至るまで任意の厚さに 形成することができ、合成樹脂材料や、ガラス材料等によって形成することがで きる。
【0014】 メッシュ材であるカバー材は、大きな透水性、通気性を有するから、内部の表 示部材を容易に乾燥させることができる。なお、メッシュ材は、各種の合成繊維 、天然繊維によって形成する編組材や網材の他、合成樹脂材料からなるフィルム や板材を孔明き加工する孔明き材料などを使用することができる。
【0015】 差入れ口に閉じ部材を設ければ、閉じ部材は、差入れ口を機械的に閉じ、内部 の表示部材が不用意に外部に出てしまうことを防ぐことができる。なお、閉じ部 材は、任意の形式のスライドファスナや面ファスナの他、ボタン、ホック等を使 用することができる。
【0016】 素材を水泳用の帽子とすれば、たとえば水泳教室等において、受講者の技術レ ベルを表示するために殊に好適に使用することができ、素材を衣服の一部とすれ ば、たとえば作業服やユニホーム等に表示する表示情報を頻繁に取り替える場合 等において、好適に使用することができる。
【0017】
【考案の実施の形態】
以下、図面を以って考案の実施の形態を説明する。
【0018】 物品における情報表示構造は、素材Bに付設するカバー材11と、素材Bに形 成する差入れ口21とを備えてなる(図1、図2)。なお、図1において、素材 Bは、水泳用の帽子として形成されている。
【0019】 カバー材11は、円形に形成する薄い透明なシート材である。カバー材11は 、素材Bの所定の位置において、縫糸Yを介して周縁部分の全周が素材Bに縫い 付けられており(図2、図3)、素材Bとの間に収納部Sを形成している。差入 れ口21は、カバー材11の裏面側の素材Bに直線的なスリット状に形成されて おり(図1、図2)、カバー材11の直径方向に、カバー材11の直径よりやや 短く形成されている。なお、素材Bは、差入れ口21の周りが解れ防止加工され ている。
【0020】 そこで、カバー材11よりやや小さい円形のシート状の表示部材Aは、差入れ 口21を介し、素材Bの裏面側からカバー材11と素材Bの表面側との間の収納 部Sに差し入れて収納し、カバー材11を介して表面の表示情報A1 を外部に表 示することができる(図2の二点鎖線、図3)。このとき、カバー材11は、表 示部材Aを素材Bの所定の位置に保持し、外側から保護している。また、表示部 材Aは、差入れ口21を介して収納部Sから素材Bの裏面側に取り外すことがで きる(図2の実線)。したがって、表示部材Aは、素材Bに対して簡単に取付け 、取外しすることができ、別の表示情報を有する表示部材と交換することにより 、素材Bに対して容易に付け替することができる。
【0021】
【他の実施の形態】
カバー材11は、長方形に形成し、作業服等の衣服のポケットを形成する素材 Bに付設してもよい(図4)。素材Bには、カバー材11の裏面側に対応する位 置に差入れ口21が形成されている。そこで、表示部材Aは、差入れ口21を介 して素材Bとカバー材11との間に収納し、カバー材11を介して表示情報A1 を外部に表示することができ、差入れ口21を介して素材Bの裏面側に取り出す ことができる。なお、図4において、符号Pは、ポケットに収納する筆記具を示 している。
【0022】 差入れ口21は、直線的なスリット状に形成するに代えて、滑らかな曲線状や (図5(A))、波形状に形成し(同図(B))、または楕円形や(同図(C) )、多角形に形成することにより(同図(D))、素材Bとカバー材11との間 に表示部材Aを出し入れし易くすることができる。
【0023】 差入れ口21には、閉じ部材22を付設することができる(図6)。閉じ部材 22は、スライド部材22aと左右の係合部材22b、22bとを組み合わせる スライドファスナとしてもよい(同図(A))。閉じ部材22は、スライド部材 22aを係合部材22b、22bに沿って往復移動させることにより、差入れ口 21を開閉することができる。また、閉じ部材22は、面ファスナ22c、22 dによって構成してもよい(同図(B))。面ファスナ22cは、素材Bの差入 れ口21の一方側に連結されており、面ファスナ22dは、差入れ口21の他方 側に付設されている。そこで、閉じ部材22は、面ファスナ22c、22dを連 結させることにより、差入れ口21を開放不能に閉じることができる。なお、閉 じ部材22は、差入れ口21を機械的に閉じることができればよく、図示以外の 任意の形式であってもよい。
【0024】 素材Bの開口部B1 に対し、表裏のカバー材11、補助材12を付設してもよ い(図7)。カバー材11は、開口部B1 を閉鎖するように素材Bの裏面側に付 設されており(同図(A))、補助材12は、カバー材11の裏面側において、 カバー材11と別に素材Bに付設されている。なお、補助材12には、差入れ口 21が形成されている。そこで、表示部材Aは、差入れ口21を介してカバー材 11、補助材12間の収納部Sに収納し、カバー材11を介して図示しない表示 情報を外部に表示することができ、差入れ口21を介して収納部Sから取り外し 、別の表示部材に差し替えすることができる。
【0025】 カバー材11、補助材12は、周縁部分を連続的に接着して一体に形成し、素 材Bの開口部B1 に付設してもよい(同図(B))。また、カバー材11は、素 材Bの表面側に付設し、補助材12は、素材Bの裏面側に付設してもよい(同図 (C))。
【0026】 以上の説明において、カバー材11、表示部材Aは、円形、長方形に限らず、 任意の多角形や楕円形等の形状に形成してもよい。また、カバー材11は、透明 なシート材に代えて、メッシュ材により形成してもよい。メッシュ材は、透水性 、通気性がよく、収納部Sの内部や、収納部Sに収納する表示部材Aを容易に乾 燥させることができる。なお、素材Bは、帽子や作業服等に限らず、他の任意の 物品の表面材としてよい。
【0027】
【考案の効果】
以上説明したように、この出願に係る第1考案によれば、素材にカバー材を付 設し、素材に差入れ口を形成することによって、カバー材は、差入れ口を介して 素材との間に収納する表示部材を保持し、表示部材の表示情報を外部に表示する ことができ、表示部材は、差入れ口を介して素材とカバー材との間に容易に差し 入れ、そこから取り出すことができるから、表示部材の付け替作業を極めて簡単 にすることができるという優れた効果がある。
【0028】 第2考案によれば、素材の開口部に表裏のカバー材、補助材を付設し、補助材 に差入れ口を形成することによって、表示部材は、差入れ口を介してカバー材、 補助材間に差し入れて収納し、そこから取り出すことができるから、第1考案と 同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成斜視説明図
【図2】 図1のX−X線矢視相当拡大断面図
【図3】 要部拡大斜視説明図
【図4】 他の実施の形態を示す斜視説明図
【図5】 他の実施の形態を示す要部拡大模式図
【図6】 他の実施の形態を示す要部拡大斜視説明図
【図7】 他の実施の形態を示す図2相当図
【符号の説明】
A…表示部材 A1 …表示情報 B…素材 B1 …開口部 11…カバー材 12…補助材 21…差入れ口 22…閉じ部材

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素材の表面に付設するカバー材と、該カ
    バー材の裏面側の素材に形成する差入れ口とを備えてな
    り、前記カバー材は、前記差入れ口を介して素材との間
    に収納する表示部材を保持し、表示部材の表示情報を外
    部に表示することを特徴とする物品における情報表示構
    造。
  2. 【請求項2】 素材の開口部に付設する表裏のカバー
    材、補助材と、該補助材に形成する差入れ口とを備えて
    なり、前記カバー材は、前記差入れ口を介して前記補助
    材との間に収納する表示部材を保持し、表示部材の表示
    情報を外部に表示することを特徴とする物品における情
    報表示構造。
  3. 【請求項3】 前記カバー材は、透明なシート材である
    ことを特徴とする請求項1または請求項2記載の物品に
    おける情報表示構造。
  4. 【請求項4】 前記カバー材は、メッシュ材であること
    を特徴とする請求項1または請求項2記載の物品におけ
    る情報表示構造。
  5. 【請求項5】 前記差入れ口には、閉じ部材を付設する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか記
    載の物品における情報表示構造。
  6. 【請求項6】 素材は、水泳用の帽子として形成するこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記載
    の物品における情報表示構造。
  7. 【請求項7】 素材は、衣服の一部として形成すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか記載の
    物品における情報表示構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6231181B1 (ja) * 2016-11-28 2017-11-15 株式会社アデランス かつらベース、かつら及びかつらの製造方法

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WO2018097192A1 (ja) * 2016-11-28 2018-05-31 株式会社アデランス かつらの製造方法
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