JP3012117U - 昆虫・小動物用餌 - Google Patents

昆虫・小動物用餌

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JP3012117U JP1994001093U JP109394U JP3012117U JP 3012117 U JP3012117 U JP 3012117U JP 1994001093 U JP1994001093 U JP 1994001093U JP 109394 U JP109394 U JP 109394U JP 3012117 U JP3012117 U JP 3012117U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩わしい手間を一切必要としないで、常に鮮
度の高い状態で必要量だけ正確に且つ容易に与えること
ができる昆虫・小動物用餌を提供する。 【構成】 生野菜を主原料としてペースト状とした食物
体1bと、この食物体1bが充填されたチューブ状の容
器1aと、この容器1aにおける食物体1bの取出口1
dに着脱自在に施蓋されて容器1aを密封する蓋体キャ
ップ1cとからなる。蓋体キャップ1cを取り外して、
容器1aを外部から押圧することで、取出口1dから食
物体1bを押し出す。また、食物体1bを、飼育対象と
する昆虫や小動物の嗜好性の高い人参と南瓜を混合した
ペースト状とした構成する。或いは、食物体1bを、人
参と南瓜を主原料として、これに茄子、林檎、胡瓜およ
び植物繊維を所定の割合で配合して構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主として鈴虫やコオロギ等の昆虫、および野菜を主食とするグリー ンイグアナやウォータードラゴン等の爬虫類の小動物の飼育に用いる昆虫・小動 物用餌に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、上述のような昆虫や小動物が、一般に見物させる施設の他に、一般家庭 においてもペットとして飼育されている。この種の昆虫や小動物の飼育に際して は、これらが好んで食べる人参等の生野菜を、小さく切り刻んだり、或いは擦り 潰して、それを餌として与えている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、斯かる昆虫や小動物が1回に食べる量が非常に少量であるのに対し 、生野菜を小さく切り刻んだり、或いは擦り潰して餌を作るため、1回分として 少な目に与えたつもりの餌であっても、どうしても残ってしまう。この残った餌 は、生野菜であることから直ぐに乾燥して鮮度が著しく低下するので、続いて食 べられることなく殆ど残ってしまう。飼育者は餌が残っていると新たな餌を与え ないのが通常であるため、結局、残った餌は腐敗してしまう。一般に、与えた餌 に対して食べられる量よりも腐敗による廃棄量の方が圧倒的に多いのが実状であ る。また、餌を作る際に切り残して小さくなった野菜は捨てられることが多い。 これらのことから、極めて不経済な餌になっている。
【0004】 また、餌用の生野菜は、鮮度の低下や腐敗が生じるので大量に買い溜めできず 、必要に応じて頻繁に購入しなければならない。また、餌を作るために、生野菜 を切り刻んだり、或いは擦り潰したりの加工作業も頻繁に行わなければならない 。さらに、食べ残して腐敗した餌の除去やその腐敗による悪臭の除去といった不 快を伴う作業も必要となる。このように、単に餌を与えるだけのことに、比較的 多くの時間を要するとともに煩雑な作業を強いられている。
【0005】 一方、ペットとして飼育されている昆虫や小動物にとっては、食べ残すことに より新たな餌が与えられないと、鮮度の低下に伴って栄養価が低くなった餌を止 むなく食べたり、遂には腐敗した餌をも食べなければならない羽目になる。従っ て、栄養状態の悪い餌を食べる比率が高くなることから、昆虫や小動物の健康維 持にも問題がある。
【0006】 そこで本考案は、常に新鮮なものを必要量だけ容易に与えることができ、しか も、煩わしい手間を一切必要としない昆虫・小動物用餌を提供することを目的と するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記した目的を達成するために、請求項1の昆虫・小動物用餌は、 生野菜を主原料としてペースト状とした食物体と、この食物体が充填されたチュ ーブ状の容器と、この容器における上記食物体の取出口に着脱自在に施蓋されて 該容器を密封する蓋体キャップとから構成されている。
【0008】 また、本考案の請求項2の昆虫・小動物用餌は、上記食物体を、混合工程、脱 気工程、殺菌工程を経て製造される食物体であるとして構成されている。
【0009】 さらに、本考案の請求項3の昆虫・小動物用餌は、上記食物体を、人参と南瓜 を混合してペースト状にしている。
【0010】 さらに、本考案の請求項4の昆虫・小動物用餌は、上記食物体を、人参と南瓜 を主原料として、これに茄子、林檎、胡瓜および植物繊維を所定の割合で配合し た構成としている。
【0011】 さらにまた、本考案の請求項5の昆虫・小動物用餌は、上記食物体が、混合工 程、脱気工程、殺菌工程を経て製造される食物体で、かつ、人参と南瓜を主原料 として、これに茄子、林檎、胡瓜および植物繊維を所定の割合で配合した構成と る。
【0012】 さらにまた、本考案の請求項6の昆虫・小動物用餌は、上記食物体が、人参を 45部(重量比)、南瓜を40部、林檎を3部、茄子を1部、胡瓜を1部および 食物繊維を10部の割合で配合した構成としている。
【0013】 さらにまた、本考案の請求項7の昆虫・小動物用餌は、上記食物体が、混合工 程、脱気工程、殺菌工程を経て製造される食物体で、かつ、人参を45部(重量 比)、南瓜を40部、林檎を3部、茄子を1部、胡瓜を1部および食物繊維を1 0部の割合で配合した構成としている。
【0014】 さらにまた、本考案の請求項8の昆虫・小動物用餌は、上記食物体に食品添加 物として許可されている合成保存料を添加している。
【0015】 さらにまた、本考案の請求項9の昆虫・小動物用餌は、上記食物体に昆虫また は小動物が好む香料を添加している。
【0016】
【作用】
請求項1の昆虫・小動物用餌によれば、蓋体キャップを取り外した後に、チュ ーブ状容器を加減しながら押圧する簡単な操作を行うのみで、食物体を1回に必 要な極めて少量だけ正確に押し出して与えることができるため、昆虫等による食 べ残しは殆ど生じない。また、残りの食物体は、蓋体キャップで容器の取出口を 密封して冷暗所に保管することで、容器の充填量の全部を最後まで新鮮な状態で 与えることができる。そのため、廃棄する無駄が殆ど生じないことから大きな経 済的効果を得られる。また、初期の品質を劣化することなく維持できるので、大 量に買い溜めして頻繁に購入する煩わしさを解消でき、さらに、簡単な操作で即 座に食物を与えられ、しかも、腐敗餌の除去やその腐敗による悪臭の除去といっ た不快を伴う作業が不要となる。さらにまた、容器に充填された食物体の全てを 最後まで栄養価の高い状態に保持できるので、飼育する昆虫や小動物の健康状態 を常時良好に保つことができる
【0017】 請求項2の昆虫・小動物用餌によれば、上記食物体を均一な組織体にするとと もに、販売過程における腐敗を防止し、かつ、殺菌により昆虫・小動物に安全な 餌とすることができる。
【0018】 請求項3の昆虫・小動物用餌によれば、飼育対象とする昆虫や小動物の嗜好性 の高い生野菜のみで食物体を構成するので、安価な食物体を用いながらも昆虫や 小動物の健康状態を常に良好に保ことができる。
【0019】 請求項4の昆虫・小動物用餌によれば、飼育対象とする昆虫や小動物の嗜好に 合わせた食物体を作ることができ、これらの食欲を増進して栄養状態の一層の向 上を図ることができる。
【0020】 請求項5の昆虫・小動物用餌によれば、飼育対象とする昆虫や小動物の嗜好に 合わせた食物体を作ることができ、これらの食欲を増進して栄養状態の一層の向 上を図ることができる。また、食物体を均一な組織体にするとともに、販売過程 における腐敗を防止し、かつ、殺菌により昆虫・小動物に安全な餌とすることが できる。
【0021】 請求項6の昆虫・小動物用餌によれば、飼育対象とする昆虫や小動物の嗜好に 最も適した食いつきの良い食物体を作ることができ、これらの食欲を増進して栄 養状態の一層の向上を図ることができる。
【0022】 請求項7の昆虫・小動物用餌によれば、飼育対象とする昆虫や小動物の嗜好に 最も適した食いつきの良い食物体を作ることができ、これらの食欲を増進して栄 養状態の一層の向上を図ることができる。また、食物体を均一な組織体にすると ともに、販売過程における腐敗を防止し、かつ、殺菌により昆虫・小動物に安全 な餌とすることができる。
【0023】 請求項8の昆虫・小動物用餌によれば、製造時から飼育者の使用時まで比較的 長期間要しても、食物体の細菌よる劣化や腐敗を防止することができるとともに 、1回の使用後毎に、蓋体キャップで容器の取出口を密封して冷暗所に保管する ことで、容器に充填された食物体の全てを最後まで確実に新鮮な状態に保持する ことができる。
【0024】 請求項9の昆虫・小動物用餌によれば、昆虫や小動物の食欲をさらに促進でき る。
【0025】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について図面を参照しながら詳述する。 図1は本考案の一実施例の一部破断した分解斜視図を示す。同図において、本 考案の昆虫・小動物用餌1は、プラスチック製のチューブ状容器1aと、この容 器1a内に充填されたペースト状の食物体1bと、容器1aにおける食物体1b の取出口1dに螺着される蓋体キャップ1cとからなる。 上記食物体1bは、人参および南瓜の生野菜を主原料としてペースト状に加工 されたものである。すなわち、人参を45部(重量比%)、南瓜を40部、林檎 を3部、茄子を1部、胡瓜を1部および食物繊維を10部の割合で配合して、こ れらが全体に略均一に分布するよう混合され、且つペースト状とされたものであ る。
【0026】 次に、上述の食物体1bの製造方法について説明する。 先ず、人参、南瓜、林檎、茄子および胡瓜を、それぞれ加熱した後に擦り潰し 、さらに裏ごしして不純物や混じり物などを除去し、食物体1bのペースト状の 各食物素体を予め作る。このペースト状の素体とした人参、南瓜、林檎、茄子お よび胡瓜を、それぞれ上述の割合で真空ニーダに挿入して、これらを真空ニーダ の駆動により撹拌して混合する。
【0027】 上記各食物素体が全体に略均一な割合となるまで混合した時点で、食物繊維を 10部加えるとともに、食物添加物として許可され、且つ飼育対象とする昆虫や 小動物の健康を損なわない合成保存料(防腐剤)、例えばデバイドロ酢酸または ソルビン酸を、上記混合物全体に対し0.3%の割合で加え、真空ニーダを再び 駆動して全体が均一な組織体となるまで撹拌を継続する。
【0028】 次に、真空ニーダの蓋を密閉した後に真空ポンプを作動させて、真空ニーダの 容器内部の減圧を行い、上述の混合工程において組織体中に含有された空気を除 外する。この脱気工程は、本考案の昆虫・小動物用餌1が商品としての販売流通 過程において腐敗するのを防止するために行われるもので、完全な脱気状態にな るまで継続する。
【0029】 この脱気工程が終了すると、上記減圧を解除して真空ニーダのジャケットに蒸 気を通すことにより、全体が60℃の温度になるまで加温する。60℃の温度に 達すると、この60℃の温度を維持するよう蒸気量を調節しながら30分間殺菌 を行う。殺菌工程が終了すると、上記ジャケットに冷水を通して全体が40℃に なまるで冷却を行う。この40℃の温度になると、対象とする昆虫または小動物 が好む香料を適量加えて撹拌し、この香料が全体に均一に分布するよう混合する と、食物体1bが出来上がる。
【0030】 以上の工程を経て製造された食物体1bを、食品衛生法に規定された手順に基 づいてチューブ状容器1aに直接または一旦別の容器に保管した後に充填し、蓋 体キャップ1cで密封すると、本考案の昆虫・小動物用餌1となる。
【0031】 この昆虫・小動物用餌1は、図示のように、蓋体キャップcを取り外した後に 、チューブ状容器1aを押圧して内部の食物体1bを押し出し、これを餌容器等 に入れて与える。従って、容器1aの押圧を加減する簡単な操作で、食物体を1 回に必要な極めて少量だけ正確に取り出してし与えるから、食べ残しは殆ど生じ ない。残りの食物体1bは、蓋体キャップ1cで密封して冷蔵庫または冷暗所に 保管することで、充填量の全部を最後まで新鮮で栄養価の高い状態で与えること ができる。従って、廃棄する無駄が殆ど生じないことから大きな経済的効果を得 られる。
【0032】 また、チューブ状容器1a内に密封された食物体1bは、蓋体キャップ1cを 取り外して開封したままに放置しない限り、初期の品質を劣化することなく維持 するので、大量に買い溜めしても何ら支障がなく、頻繁に購入する煩わしさを解 消できる。そして、蓋体キャップ1cを取り外して容器1aを僅かに押圧するだ けの簡単な操作で即座に食物体1bを与えることができる。しかも、食べ残しに よる腐敗が殆ど生じないため、腐敗餌の除去やその腐敗による悪臭の除去と不快 を伴う作業が不要となる。そのため、飼育者の時間的および肉体的束縛や精神的 苦痛が解消される。
【0033】 さらに、製造時から飼育者により蓋体キャップ1cを取り外して開封されるま での期間が比較的長くかかったとしても、食物体1bは、含有された合成保存料 により細菌よる劣化や腐敗を防止される。また、1回の使用後毎に、上述のよう に蓋体キャップ1cで密封して冷蔵庫またたは冷暗所に保管することで、容器1 aに充填された食物体1bの全てを最後まで新鮮な状態に保持できる。また、香 料を含有していることにより昆虫や小動物の食欲を増進できる。さらにまた、南 瓜は、従来において昆虫などの食物として殆ど使用されなかったが、本考案の対 象とする昆虫や小動物の嗜好性が極めて高いので、この南瓜を主原料の一つとし て加えて昆虫等の食欲の促進を図っている。そのため、飼育する昆虫や小動物の 健康状態を常時良好に保つことができる。さらにまた、食物体1bに栄養剤を添 加すれば、栄養状態のさらなる良化を期待できる。
【0034】 なお、上記実施例では、食物体1bの食物素体として、人参、南瓜、林檎、茄 子および胡瓜の5種類の食物を所定の割合で混合して用いた場合について説明し たが、人参と南瓜のみの混合でも、上述の各昆虫や小動物の健康を十分に維持で きる。上記各食物素体は対象とする昆虫や小動物の嗜好性を考慮して適宜選択し 、且つ配合割合を加減して、飼育対象の昆虫や小動物別に複種類の食物体1bを 作るのが好ましい。但し、茄子の配合割合が上述よりも高くなり過ぎると、食物 体1bとしての色が悪くなり、一方、胡瓜の配合割合が上述より高くなり過ぎる と、苦みが多くなる。
【0035】
【考案の効果】
以上のように本考案の請求項1の昆虫・小動物用餌によれば、生野菜を主原料 としてペースト状とした食物体と、この食物体が充填されたチューブ状の容器と 、この容器における上記食物体の取出口に着脱自在に施蓋されて該容器を密封す る蓋体キャップとから構成したので、簡単な操作を行うのみで、食物体を1回に 必要な極めて少量だけ正確に与えることができるとともに、残りの食物体を、蓋 体キャップで容器の取出口を密封して保管することで、容器の充填量の全部を最 後まで新鮮な状態で与えることができるため、大きな経済的効果を得られる。ま た、大量に買い溜めして保存することができ、簡単な操作で即座に食物を与えら れ、腐敗餌の除去やその腐敗による悪臭の除去といった不快を伴う作業が不要と なるため、飼育者の時間的束縛や精神的苦痛を解消できる。さらに、容器に充填 された食物体の全てを最後まで新鮮な状態に保持できるので、飼育する昆虫や小 動物の栄養状態を常時良好に保つことができる
【0036】 請求項2の昆虫・小動物用餌によれば、請求項1記載の食物体が、混合工程、 脱気工程、殺菌工程を経て製造される食物体として構成されていることから、食 物体全体を均一な組織体にするとともに、販売過程における腐敗を防止し、かつ 、殺菌により昆虫・小動物に安全な餌とすることができる。
【0037】 請求項3の昆虫・小動物用餌によれば、請求項1〜2記載の食物体を人参と南 瓜を混合したペースト状としたので、飼育対象とする昆虫や小動物の嗜好性の高 い生野菜のみで食物体を構成するので、安価な食物体を用いながらも昆虫や小動 物の健康状態を常に良好に保ことができる。
【0038】 請求項4の昆虫・小動物用餌によれば、請求項1記載の食物体を、人参と南瓜 を主原料として、これに茄子、林檎、胡瓜および植物繊維を所定の割合で配合し た構成としたので、飼育対象とする昆虫や小動物の嗜好に合わせた食物体を作る ことができ、これらの食欲を増進して栄養状態の一層の向上を図ることができる 。
【0039】 請求項5の昆虫・小動物用餌によれば、請求項2記載の食物体を、混合工程、 脱気工程、殺菌工程を経て製造される食物体として構成するとともに、該食物体 を、人参と南瓜を主原料として、これに茄子、林檎、胡瓜および植物繊維を所定 の割合で配合した構成としたことから、食物体全体を均一な組織体にするととも に、販売過程における腐敗を防止し、かつ、殺菌により昆虫・小動物に安全な餌 とすることができ、また、飼育対象とする昆虫や小動物の嗜好に合わせた食物体 を作ることができ、これらの食欲を増進して栄養状態の一層の向上を図ることが できる。
【0040】 請求項6の昆虫・小動物用餌によれば、請求項1記載の食物体が、人参を45 部(重量比)、南瓜を40部、林檎を3部、茄子を1部、胡瓜を1部および食物 繊維を10部の割合で配合して構成することから、飼育対象とする昆虫や小動物 の嗜好に最も適した食いつきの良い食物体を作ることができ、これらの食欲を増 進して栄養状態の一層の向上を図ることができる。
【0041】 請求項7の昆虫・小動物用餌によれば、請求項2記載の食物体を、混合工程、 脱気工程、殺菌工程を経て製造される食物体として構成するとともに、人参を4 5部(重量比)、南瓜を40部、林檎を3部、茄子を1部、胡瓜を1部および食 物繊維を10部の割合で配合して構成することから、該食物体を飼育対象とする 昆虫や小動物の嗜好に最も適した食いつきの良い食物体を作ることができ、これ らの食欲を増進して栄養状態の一層の向上を図ることができ、また、該食物体全 体を均一な組織体にするとともに、販売過程における腐敗を防止し、かつ、殺菌 により昆虫・小動物に安全な餌とすることができる。
【0042】 請求項8の昆虫・小動物用餌によれば、請求項1〜7記載の食物体に食品添加 物として許可されている合成保存料を添加したので、製造時から飼育者の使用時 まで比較的長期間要しても、食物体の細菌による劣化や腐敗を防止することがで きるとともに、1回の使用後毎に、蓋体キャップで容器の取出口を密封して冷暗 所に保管することで、容器に充填された食物体の全てを最後まで確実に新鮮な状 態に保持することができる。
【0043】 請求項9の昆虫・小動物用餌によれば、請求項1〜8記載の食物体に、昆虫ま たは小動物が好む香料を添加したので、昆虫や小動物の食欲をさらに促進できる 。
【提出日】平成6年6月28日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】 請求項3の昆虫・小動物用餌によれば、請求項1〜2のいずれか1項の食物体 を人参と南瓜を混合したペースト状としたので、飼育対象とする昆虫や小動物の 嗜好性の高い生野菜のみで食物体を構成するので、安価な食物体を用いながらも 昆虫や小動物の健康状態を常に良好に保ことができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】 請求項8の昆虫・小動物用餌によれば、請求項1〜7のいずれか1項の食物体 に食品添加物として許可されている合成保存料を添加したので、製造時から飼育 者の使用時まで比較的長期間要しても、食物体の細菌による劣化や腐敗を防止す ることができるとともに、1回の使用後毎に、蓋体キャップで容器の取出口を密 封して冷暗所に保管することで、容器に充填された食物体の全てを最後まで確実 に新鮮な状態に保持することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】 請求項9の昆虫・小動物用餌によれば、請求項1〜8のいずれか1項の食物体 に、昆虫または小動物が好む香料を添加したので、昆虫や小動物の食欲をさらに 促進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の一部破断した分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 昆虫・小動物用餌 1a チューブ状容器 1b ペースト状食物体 1c 蓋体キャップ 1d 取出口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年6月28日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (9)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生野菜を主原料とするペースト状の食物
    体と、この食物体が充填されたチューブ状の容器と、こ
    の容器における上記食物体の取出口に着脱自在に施蓋さ
    れて該容器を密封する蓋体キャップとからなることを特
    徴とする昆虫・小動物用餌。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の食物体が、混合工程、脱
    気工程、殺菌工程を経て製造される食物体であることを
    特徴とする請求項1記載の昆虫・小動物用餌。
  3. 【請求項3】 請求項1〜2記載の食物体が、人参と南
    瓜を混合してペースト状としてなることを特徴とする請
    求項1〜2記載の昆虫・小動物用餌。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の食物体が、人参と南瓜を
    主原料として、これに茄子、林檎、胡瓜および植物繊維
    を所定の割合で配合してなることを特徴とする請求項1
    記載の昆虫・小動物用餌。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の食物体が、人参と南瓜を
    主原料として、これに茄子、林檎、胡瓜および植物繊維
    を所定の割合で配合してなることを特徴とする請求項2
    記載の昆虫・小動物用餌。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の食物体が、人参を45部
    (重量比)、南瓜を40部、林檎を3部、茄子を1部、
    胡瓜を1部および食物繊維を10部の割合で配合してな
    ることを特徴とする請求項1記載の昆虫・小動物用餌。
  7. 【請求項7】 請求項2記載の食物体が、人参を45部
    (重量比)、南瓜を40部、林檎を3部、茄子を1部、
    胡瓜を1部および食物繊維を10部の割合で配合してな
    ることを特徴とする請求項2記載の昆虫・小動物用餌。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7記載の食物体に食品添加物
    として許可されている合成保存料を添加したことを特徴
    とする請求項1〜7記載の昆虫・小動物用餌。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8記載の食物体に、昆虫また
    は小動物が好む香料を添加したことを特徴とする請求項
    1〜8記載の昆虫・小動物用餌。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017504353A (ja) * 2014-08-20 2017-02-09 広東省昆虫研究所 冬虫夏草の宿主昆虫であるコウモリガ科蛾の人工低海抜培養方法

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