JP3012021U - 仕上げユニットの胴に版を固定する装置 - Google Patents

仕上げユニットの胴に版を固定する装置

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JP3012021U
JP3012021U JP1994014981U JP1498194U JP3012021U JP 3012021 U JP3012021 U JP 3012021U JP 1994014981 U JP1994014981 U JP 1994014981U JP 1498194 U JP1498194 U JP 1498194U JP 3012021 U JP3012021 U JP 3012021U
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  • Coating Apparatus (AREA)
  • Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 仕上げユニットの版胴に塗装版を固定する場
合、全面的仕上げを行う版の場合と部分的仕上げを行う
版の場合との変更が容易である、仕上げユニットの胴に
塗装版を固定する装置を提供する。 【構成】 胴軸方向に延びているサポート上に前縁側締
め付け装置を有し、後縁側締め付け装置を含み、さらに
版胴の外套面上に下敷きを固定する装置を備えている、
仕上げユニットの版胴に被覆体を固定する装置におい
て、少なくとも1対のクランプバー9、10が版胴1の
軸と直交する方向に可動とされ、偏心締め付け具11に
よって制限された保持開口部12に出し入れできる、被
覆体の種類に応じて正確な見当で固定するための手段1
7、18を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、胴軸方向に延びたサポートとこれに固定された締め付け板からなる 前縁側締め付け装置と、丸い巻き枠とこれに固定した締め付け板によって形成さ れた後縁側締め付け装置とを有し、さらに版胴の外套面に下敷きを固定する装置 を備えた、仕上げユニットの版胴に塗装版を固定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
日本国実用新案平成2年第104235号に、塗装装置において塗装するため の胴が記載されている。この公知の技術の配置構成により、塗装装置のへこみ部 内部でサポートとクランプバーとの間に塗装布を固定できる。サポートは、圧縮 ばねの作用に抗して胴軸方向に位置設定できる。塗装版の下で版胴の外套に固定 される下敷きシートまたはサイズシートの締め付け装置は工具なしでは操作でき ず、事前に塗装版を胴外套から外した後に初めて操作できるようになっている。 この公知の技術のもう1つの短所とみなされるのは、たとえば塗装版を正確な見 当で保持することが保証されていない点である。
【0003】 日本国実用新案平成2年第80441号には、塗装装置の塗装ローラに関する 、公知の技術の別の配置構成が記載されている。この塗装ローラは、上述の公知 の技術の構成とよく類似している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案の目的は、公知の技術を改良して、全面的仕上げを行う版のほかに、若 干の面を部分的に仕上げする版も、仕上げユニットの版胴に正確な見当で固定す ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案において、前記の目的は、請求項1の特徴部に記載した特徴によって達 成される。
【0006】 本考案に従う解決によって達成できる長所は、いまや印刷工が1対のクランプ バーの単純な切り替え操作によって、全面的に仕上げる塗装版から、部分的仕上 げに適した塗装版に切り替えることができる点である。それぞれの塗装版の一方 の端部に対する保持開口部は、たとえば塗装版を、正確な見当で固定する手段が 保持開口部に進入した後、簡単で迅速に正確な見当で位置決めし、固定し、締め 付けることができるように、容易に変えられるようにされている。正確な見当で 固定する手段は、正確な見当で締め付けるべき塗装体を締め付けるときだけ働く 。これらの手段は、全面を仕上げる塗装版の締め付けには必要ない。この場合、 これらの手段は2つのクランプバーのいずれかの中に戻っている。
【0007】
【作用】
本考案の基礎にある思想から出発して、上部クランプバーと下部クランプバー との間に、進入可能な、塗装版を正確な見当で固定するための手段が保持されて いる。正確な見当で固定するための手段は、個々に調節可能な見当ストッパとし て作られ、あるいは調節可能なレールに固定された見当ストッパとして形成され ることができる。最初にあげた個々に調節できる見当ストッパは、2つの調節位 置間で互いに垂直方向に調節できる、上部クランプバーと下部クランプバーとに 応用すると好都合である。この態様においては、全面的仕上げから部分的仕上げ に切り替えるときは、見当ストッパを保持開口部の区域から引き戻した後に上部 クランプバーを垂直方向に調節することによって、たとえば塗装布用の保持開口 部の幅を拡大することとができる。
【0008】 この垂直方向の運動を支援するために、これらのクランプバーの間に予荷重部 材が配置されている。上部クランプバーの垂直方向の運動は、ストッパによって 限定されている。
【0009】 本考案の対象の、工具なしで操作できる別の態様において、下部クランプバー と相対的な上部クランプバーの垂直方向の位置調整を省略できる。この場合、2 つの見当ストッパを取り付けた移動可能なレールを用いることができる。見当ス トッパを付けたレールが保持開口部に進入して、塗装版が正確な見当で位置決め されると、レールは保持開口部から戻って、比較的厚い塗装版を容易に固定でき るように保持開口部の幅が大きくなる。
【0010】 したがって、保持開口部は一方では、偏心締め付け具と上部クランプバーによ って限定されていて、それらの間に個々に調節可能な見当ストッパが設けられて いる。他方では、保持開口部は偏心締め付け具と、クランプバーの1つにおいて 調節可能な、上に固定された見当ストッパ付きレールとによって限定できる。
【0011】 レールおよびこれに固定された見当ストッパまたは個々に調節可能な見当スト ッパを拘束するために、止めピンが設けられている。これらの止めピンは、レー ルまたは見当ストッパに設けられた開口部内に入って、これらをそれぞれの位置 に拘束する。止めピンは、圧縮ばねの予荷重に抗して押し下げることによって操 作できる。止めピンは解放された後、レールまたは見当ストッパが進入した位置 または後退した位置に対応する開口部と止めピンとが係合する。
【0012】 さらに、版胴は前縁側締め付け装置の下方に、きざみ付きナットによって操作 可能な下敷き締め付け装置を有する。これによって、下敷きシートを工具なしで 締め付けることが保証されており、また下敷きシートの操作部材は版胴のへこみ 部内に配置されている。
【0013】 最後に、下敷き締め付け装置には下敷きクランプバーが収容されている。下敷 きクランプバーに固定された見当ボルトは、版胴の胴壁内に入り込む。こうする ことによって、対応する箇所に穿孔されたサイズシートを、簡単かつ確実に版胴 に固定できる。
【0014】
【実施例】 以下に、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0015】 図1に従い、仕上げユニットの版胴1は、胴軸2の回りを回転する。版胴1は 、カバー4に覆われたへこみ部3を有する。カバー4は、版胴1のそれぞれの端 面で固定具5に支持されている。へこみ部3に埋め込まれていて、胴軸2方向に 延び、版胴1とねじ止めされたサポート13の上には、くわえ端に前縁側締め付 け装置6がある。これと向き合って、後縁側締め付け装置7が配置されている。
【0016】 さらに、くわえ端には下敷き締め付け装置8が設けられており、この装置のね じ付きピン32がサポート13を貫通している。
【0017】 へこみ部3に固定されたサポート13上には、上部クランプバー9と下部クラ ンプバー10からなるクランプバー対が支持されている。クランプバー9と10 は、ねじ連結具14によって互いに連結されている。特に図2からよく分かるよ うに、クランプバー9と10の間には、クランプバー9および10に予荷重を与 える圧縮ばね15が取り付けられている。これら2つのクランプバーが互いに垂 直方向に調節できるように構成されているので、ねじ連結具14を外すと、上部 クランプバー9は圧縮ばね15によって、クランプバー9の上部調節位置を限定 しているストッパ16に押し付けられる。本考案の対象で、工具なしで操作でき る別の態様において、保持開口部12の区域でクランプバー9に移動可能に支持 されて、見当レール17が設けられている。この見当レール17には、2つの見 当ストッパ18が固定されている。見当レール17および見当ストッパ18は正 確な見当で塗装版を固定するための手段を構成している。
【0018】 見当ストッパ18にはノッチ21および22が形成されており、これらのノッ チを止めピン23が貫通する。
【0019】 垂直方向に互いに調節可能なクランプバー9および10を有する態様では、部 分的な仕上げから全面的な仕上げに切り替えるときにねじ連結具14を外さなけ ればならないが、工具なしで操作可能な態様においてはこれを省くことができる 。止めピン23を押した後にレール17を引き戻し、それによって比較的厚い塗 装版を保持するのに適した拡大された保持開口部12が生じる。
【0020】 互いにねじ止めされたクランプバー9および10は、圧縮ばね30に囲まれた ボルト27に貫通されている。圧縮ばね30は、サポート13の突起部に支えら れている。サポート13の突起部には凹部が設けられており、この凹部内に座金 29がはめ込まれ、これに調整ナット26が当接する。塗装版(全面的加工に用 いられる塗装布か、正確な見当で締め付けられ位置決めされる塗装版)が前縁側 締め付け装置6に保持されると、この塗装版全部が胴軸2の横断方向に移動でき る。このために、印刷工は調整ナット26を対応する方向に回し、クランプバー 対9および10は、圧縮ばね30の作用に抗してサポート13上を移動する。こ れにより、周方向に再び締め付けることも、くわえ端で斜め見当合わせすること も可能である。
【0021】 さらに、サポート13内には工具なしで操作可能な下敷き締め付け装置8も保 持されている。サポート13は、胴軸側端部にきざみ付きナット31を有するね じ付きピン32によって貫通されている。ねじ付きピン32の、胴壁36に向い た端部には、下敷きクランプバー33が固定されている。下敷きクランプバー3 3は、圧縮ばね35によって胴壁36に押し付けられる。下敷きクランプバー3 3には、見当ボルト34が固定されており、その中に穿孔したサイズシートを入 れることができる。印刷工はきざみ付きナット31を操作して、サイズシートが 胴壁36と見当ボルト34との間にサイズシートを掛けることが可能になるまで 、圧縮ばね35の作用に抗して下敷きクランプバー33を引き戻す。
【0022】 へこみ部3内のきざみ付きナット31を反対方向に回すと、下敷きクランプバ ー33は圧縮ばね35に支援されて、掛けたサイズシートに当たり、これを版胴 の胴壁36において正確な見当で締め付ける。見当ボルト34にサイズシートの 穿孔が重なることにより、サイズシートの正確な締め付け位置が得られる。この 場合も、締め付けは工具なしで行うことができる。
【0023】 前縁側締め付け装置6とは反対側にあるくわえじりには、後縁側締め付け装置 7が保持されている。締め付け装置7は、従来のウォーム駆動によって回転式に 締め付けることができる。この締め付け装置7には、上部クランプバー9もしく は下部クランプバー10からなるクランプバー対もあり、これらのクランプバー はねじ連結具14によって互いに連結されている。クランプバー対は、調節ヘッ ド39が座金内に保持されている斜め見当ボルト37によって貫通されている。 皿ばね38は、ストッパとクランプバー対9もしくは10との間に予荷重を生み 出す。調節ヘッド39により、版胴1上のくわえじりで斜め見当合せを行うこと ができる。後縁側締め付け装置7に設けられた保持開口部も、全面的仕上げに適 した塗装版または部分的仕上げに適した塗装版の他方の端部を保持するために変 更できることは言うまでもない。
【0024】 図2は、版胴における前縁側締め付け装置を有するへこみ部の平面図である。
【0025】 図示の例では、垂直方向に互いに調節可能なクランプバー9および10と、2 つの個々に調節可能な見当ストッパ18とを有する態様が示されている。見当ス トッパ18には、2つのノッチ21および22に限定された長穴状の開口部19 が設けられている。これらのノッチに止めピン23が進入する。図示の状態では 、止めピン23はノッチ22内に進入している。したがって、2つの見当ストッ パは上部クランプバー9の下方に設けられた保持開口部12に進入しており、そ れゆえ画線部の部分的仕上げに対応する塗装版を保持する準備ができている。さ らに、平面図からは、左右対称であるため半分のみ示す上部クランプバー9が幾 つかのストッパ16で垂直方向に案内されることが分かる。接触力は、クランプ バー9と10の間にある若干の圧縮ばね15によって加えられる。上述のことは 、ここには一部しか示さない後縁側締め付け装置7にも当てはまる。
【0026】 平面図から、きざみ付きナット31が前縁側締め付け装置6の下方で延びてい るねじ付きピン32を操作し、ねじ付きピン32が下敷きクランプバー33を動 かす。調整ねじは、符号28で示されている。この調整ねじを用いて特定の仕上 げ始端を調整できるが、このことは特に部分的仕上げに必要である。目盛り25 で、どのような対角見当合わせが調整されているか、および再締め付け量がどの 程度であるかを読み取ることができる。見やすくするために、目盛計とその取り 付けとは示されていない。さらに、調整ナット26を保持しているボルト27の 位置が明確に分かる。ボルト27はクランプバー対9および10を版胴1の周方 向に移動させる。
【0027】 図3に拡大して示す表現では、見当レールとこれに固定された見当ストッパ1 8を有し、工具なしで切り替え操作できる態様が示されている。この態様ではク ランプバー9および10は、互いに垂直方向に動かす必要はないため、ストッパ 16を省略できる。見当レールは一部重なり合うクランプバー9と10との間に 保持されており、最初に止めピン23が見当レール17の拘束を解除した後に、 見当ストッパ18を保持開口部12の区域から工具なしで引き戻すことが可能で ある。左右対称であるため、図3にも見当レール17とクランプバー9および1 0の半分のみ示されている。
【0028】 図4に、個々に調節可能な2つの見当ストッパと垂直方向に調節可能なクラン プバーを有する態様に対する、正確な見当で固定する手段の拘束装置を拡大して 示す。
【0029】 図示の状態で、保持開口部12の外側に見当ストッパ18がある。この位置で は、見当ストッパ18は止めピン23によって保持されている。止めピン23は 圧縮ばね24の働きにより、開口部19のノッチ21を貫通している。印刷工が 止めピン23を操作すると、開口部19のノッチ21が解放される。見当ストッ パ18を保持開口部12に押し入れ、この位置でノッチ22にロックできる。見 当ストッパ18には、締め付け手段である偏心締め付け具11の輪郭に合致する 湾曲部20が形成されていなければならない。偏心締め付け具11を回動させる ことにより、最後に塗装版が固定される。この場合において、偏心器を回動させ る装置は本考案の対象ではない。
【0030】 上部クランプバー9と下部クランプバー10が互いに垂直方向に調節できるこ とは、ねじ連結具14によって実現される。ねじ連結具14によって、保持開口 部12の大きさを、部分的仕上げに対する塗装版の固定用から、全面的仕上げに 対する塗装版の固定用に切り替えることができる。見当ストッパ18は、印刷の 部分的区域を仕上げるための塗装版を固定する場合のみ、保持開口部12内に進 入する。たとえば塗装布を締め付けるときは、見当ストッパ18は保持開口部1 2から戻った位置にとどまり、止めピン23によってノッチ21に拘束されてい る。次に、部分的塗装のために比較的薄い塗装版を締め付けるときは、見当スト ッパ18が進入する前に、ねじ連結具14を操作して保持開口部12の大きさを 対応して変更する。
【0031】 工具なしで操作可能な態様では、止めピン23を押し下げることによって見当 レール17が拘束を解除され、保持開口部12に押し込まれ、そこで拘束される 。保持開口部12は、部分的仕上げに適した塗装版に対して決められた大きさを 有する。塗装版は、偏心締め付け具11の調節によって締め付けを行う前に、レ ール17の見当ストッパ18に整合される。
【0032】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、少なくとも1対のクランプバーが版胴の胴軸と 直交する方向に可動とされ、締め付け手段により制限された保持開口部に出し入 れ可能な、正確な見当で塗装版を固定するための手段を設置することにより、全 面仕上げを行う版の場合と部分仕上げの版の場合との間の切り換え変更を容易に 行うことができるという効果がある。
【提出日】平成6年12月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】
日本国公開実用新案公報平成2年第104235号に、塗装装置において塗装 するための胴が記載されている。この公知の技術の配置構成により、塗装装置の へこみ部内部でサポートとクランプバーとの間に塗装布を固定できる。サポート は、圧縮ばねの作用に抗して胴軸方向に位置設定できる。塗装版の下で版胴の外 套に固定される下敷きシートまたはサイズシートの締め付け装置は工具なしでは 操作できず、事前に塗装版を胴外套から外した後に初めて操作できるようになっ ている。この公知の技術のもう1つの短所とみなされるのは、たとえば塗装版を 正確な見当で保持することが保証されていない点である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 日本国公開実用新案公報平成2年第80441号には、塗装装置の塗装ローラ に関する、公知の技術の別の配置構成が記載されている。この塗装ローラは、上 述の公知の技術の構成とよく類似している。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、一部断面図で示す構成要素を有する版
胴の側面図である。
【図2】図2は、前縁側締め付け装置を有する、版胴の
へこみ部の平面図である。
【図3】図3は、見当レールとこれに固定された見当ス
トッパを示す図である。
【図4】図4は、正確な見当で固定する手段の拘束装置
の拡大図である。
【図5】図5は、個々に調節可能な見当ストッパの正面
図である。
【符号の説明】
1 版胴 2 胴軸 3 へこみ部 4 カバー 5 固定具 6 前縁側締め付け装置 7 後縁側締め付け装置 8 下敷き締め付け装置 9 上部クランプバー 10 下部クランプバー 11 偏心締め付け具 12 保持開口部 13 サポート 14 ねじ連結具 15,24,30,35 圧縮ばね 16 ストッパ 17 見当レール 18 見当ストッバ 19 開口部 20 湾曲部 21,22 ノッチ 23 止めピン 25 目盛り 26 調整ナット 27 ボルト 28 調整ねじ 29 座金 31 きざみ付きナット 32 ねじ付きピン 33 下敷きクランプバー 34 下敷きクランプバー用見当ボルト 36 胴壁 37 対角見当ボルト 38 皿ばね 39 調節ヘッド

Claims (13)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 胴軸方向に延びたサポート上の前縁側締
    め付け装置と、後縁側締め付け装置とを有し、さらに版
    胴の外套面上に下敷きを固定する装置を備えている、仕
    上げユニットの版胴に塗装版を固定する装置において、
    少なくとも1対のクランプバー(9、10)が版胴
    (1)の胴軸と直交する方向に可動であり、締め付け手
    段(11)によって制限された保持開口部(12)に、
    塗装版の種類に応じて正確な見当で固定するための手段
    (17、18)が出入り可能であることを特徴とする装
    置。
  2. 【請求項2】 上部クランプバー(9)と下部クランプ
    バー(10)との間に進入可能な、塗装版を正確な見当
    で固定するための手段(17、18)が保持されている
    請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 正確な見当で固定するための手段(1
    8)が、個々に位置調節可能な見当ストッパとして形成
    されている請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 正確な見当で固定するための前記手段
    が、位置調節可能なレール(17)に固定された見当ス
    トッパとして形成されている請求項1に記載の装置。
  5. 【請求項5】 上部クランプバー(9)が下部クランプ
    バー(10)と相対的に垂直方向に位置調節できる請求
    項2に記載の装置。
  6. 【請求項6】 上部クランプバー(9)と下部クランプ
    バー(10)との間に予荷重部材(15)が設けられて
    いる請求項2に記載の装置。
  7. 【請求項7】 上部クランプバー(9)の上部調節位置
    がストッパ(16)によって限定されている請求項5に
    記載の装置。
  8. 【請求項8】 保持開口部(12)が、偏心締め付け具
    (11)と上部クランプバー(9)とに制限されてお
    り、前記上部クランプバー(9)内に個々に位置調節可
    能な見当ストッパ(18)が設けられている請求項1ま
    たは3に記載の装置。
  9. 【請求項9】 保持開口部(12)が、偏心締め付け具
    (11)と、クランプバー(9、10)の1つにおいて
    位置調節可能なレール(17)、およびこれに固定され
    た見当ストッパ(18)とによって制限される請求項1
    または4に記載の装置。
  10. 【請求項10】 正確な見当で固定するための手段(1
    7、18)が、開口部(19)内に入り込む止めピン
    (23)によって拘束可能である、請求項1または5に
    記載の装置。
  11. 【請求項11】 版胴(1)内の前縁側締め付け装置
    (6)の下方に、きざみ付きナット(31)によって操
    作可能な下敷き締め付け装置(8)が配置されている請
    求項1に記載の装置。
  12. 【請求項12】 下敷き締め付け装置(8)が、見当ボ
    ルト(34)を有する下敷きクランプバー(33)を含
    む請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記見当ボルト(34)が版胴(1)
    の胴壁(36)内に入り込む請求項11または12に記
    載の装置。
JP1994014981U 1993-12-04 1994-12-05 仕上げユニットの胴に版を固定する装置 Expired - Lifetime JP3012021U (ja)

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