JP3011325U - ジョ−クラッシャのスイングジョ−及び動歯の構造 - Google Patents

ジョ−クラッシャのスイングジョ−及び動歯の構造

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JP3011325U
JP3011325U JP1143294U JP1143294U JP3011325U JP 3011325 U JP3011325 U JP 3011325U JP 1143294 U JP1143294 U JP 1143294U JP 1143294 U JP1143294 U JP 1143294U JP 3011325 U JP3011325 U JP 3011325U
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swing jaw
swing
moving tooth
engaging
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JP1143294U
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隆人 賀谷
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Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd
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Kotobuki Engineering and Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、スイングジョ−の稼働時における
動歯の横方向への脱落及び横ずれを防止して、確実な破
砕運転を行うことができるジョ−クラッシャのスイング
ジョ−及び動歯の構造を提供することを目的とする。 【構成】 本考案は、スイングジョ−軸に揺動可能に懸
吊されたスイングジョ−本体と、このスイングジョ−本
体の破砕室側の面に装着された動歯とよりなるジョ−ク
ラッシャのスイングジョ−の構造において、前記スイン
グジョ−本体の破砕室側下端部に、前記動歯の下端部と
係合して動歯を支持する下端支持部を形成し、かつ前記
スイングジョ−本体の破砕室側の面と、前記動歯の背面
とに、お互いに合致する係合部を設けたことを特徴とす
る、ジョ−クラッシャのスイングジョ−の構造である。
また、上記スイングジョ−本体と合致する係合部を有す
ることを特徴とした動歯の構造である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ジョ−クラッシャのスイングジョ−及び動歯の構造に関するもので ある。
【0002】
【従来の技術】
ジョ−クラッシャは、採掘されたままの原石を砕くための一次破砕機として用 いられる代表的な破砕機である。 図5にダブルトグルジョ−クラッシャの一例を示す。 採掘された原石は、固定ジョ−1とスイングジョ−2との間に形成される破砕 室3内に投入され、スイングジョ−2の揺動により破砕される。 スイングジョ−2は、スイングジョ−軸21を支点として吊り下げられており 、偏心軸41の回転により上下運動するピットマン4と、その前後のトグル機構 によって揺動運動する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記スイングジョ−2は、スイングジョ−軸21に懸吊される本体22と、そ の本体22の破砕室3側に装着された動歯5よりなる。 この動歯5は、本体22の破砕室3側の下端部に斜め上向きに突設された下端 支持部23に係合支持されると共に、その上部を止めボルト6で締結して本体2 2に装着されている。 ところが、スイングジョ−2の揺動運動は高速で行われるため、下端支持部2 3による係合力と止めボルト6の締結力だけでは、動歯5が稼働中に横方向に脱 落あるいは横ずれして、正常な破砕運転に支障を来すおそれがある。
【0004】
【本考案の目的】
本考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、スイングジ ョ−の稼働時における動歯の横方向への脱落及び横ずれを防止して、確実な破砕 運転を行うことができるジョ−クラッシャのスイングジョ−及び動歯の構造を提 供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
即ち、本考案は、スイングジョ−軸に揺動可能に懸吊されたスイングジョ−本 体と、このスイングジョ−本体の破砕室側の面に装着された動歯とよりなるジョ −クラッシャのスイングジョ−の構造において、前記スイングジョ−本体の破砕 室側下端部に、前記動歯の下端部と係合して動歯を支持する下端支持部を形成し 、かつ前記スイングジョ−本体の破砕室側の面と、前記動歯の背面とに、お互い に合致する係合部を設けたことを特徴とする、ジョ−クラッシャのスイングジョ −の構造である。 また、上記スイングジョ−本体と合致する係合部を有することを特徴とした動 歯の構造である。
【0006】 以下、図面を参照しながら、本考案の実施例について説明する。
【実施例1】 スイングジョ−2は、図1、2に示すように、スイングジョ−本体22と動歯 5よりなる。 本体22は鋼製の板体であり、その上端には、スイングジョ−2を懸吊するた めのスイングジョ−軸21を貫通させる貫入孔24を有している。 また本体22の下端部の破砕室側面25には、前述のように動歯5の下端部を 係合支持するためのフック状の下端支持部23を有している。 さらに、本体22の破砕室側面25には、その両側縁部に沿って係合凸部26 が突設されている。 上記の係合凸部26は、側縁部全長に沿って連続的に設ける場合と、断続的に 設ける場合、あるいは側縁部に部分的に設ける場合などがある。
【0007】 動歯5は、本体22の破砕室側面25とほぼ等しい面積を有する鋼板であり、 破砕原料と直接接触する部分であるため高強度鋼材により作製されている。 動歯5の背面51には、その両側縁部に沿って、上記係合凸部26と合致する 位置に係合凹部52が凹設されている。 そして、動歯5を本体22に装着する場合は、動歯5を上から落とし込むよう にして、動歯5の下端部を本体22の下端支持部23に合致させると共に、両者 の係合凸部26と係合凹部52とを合致させた後、前述のように止めボルト6等 で締結固定する。 これによって、動歯5は係合凸部26と係合凹部52との合致により、横方向 の移動が規制されるため、横方向への脱落及び横ずれが防止される。 なお、上記実施例は、スイングジョ−本体22に係合凸部26を、動歯5に係 合凹部52を設けた場合であるが、その反対にスイングジョ−本体22に係合凹 部を、動歯5に係合凸部を設ける構造でもよい。
【0008】
【実施例2】 上記実施例1は、係合部をスイングジョ−本体及び動歯の側縁部に設けた場合 であるが、図3、4に示すように、側縁部以外の任意の位置に設ける場合もある 。 例えば、本体22の破砕室側面25のほぼ中央に板状の係合凸部27を所要 数接合し、動歯5の背面51の対応する位置には、その係合凸部27と合致する 係合凹部53を凹設する。 上記係合凸部27の接合方法は、例えば、中央に溶接穴28を有する板体を用 いて、図4に示すようにその溶接穴28の内側において溶接29を行う。 溶接穴28内部を溶接することによって、係合凸部27の外部に溶接部が膨出 しないため、動歯5の係合凹部53との合致が良好に行える。 なお、本体22に係合凹部を、動歯5に係合凸部を設ける構造でもよい。
【0009】
【本考案の効果】
本考案は以上説明したようになるため、次のような効果を得ることができる。 即ち本考案は、スイングジョ−本体の破砕室側の面と、前記動歯の背面とに、 お互いに合致する係合部を設けた。 そのため、スイングジョ−の稼働時における動歯の横方向への脱落及び横ずれ を防止して、確実な破砕運転を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案の装置の実施例1の斜視図
【図2】 本考案の装置の実施例1の断面図
【図3】 本考案の装置の実施例2の斜視図
【図4】 本考案の装置の実施例2の断面図
【図5】 従来技術の説明図

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイングジョ−軸に揺動可能に懸吊され
    たスイングジョ−本体と、このスイングジョ−本体の破
    砕室側の面に装着された動歯とよりなるジョ−クラッシ
    ャのスイングジョ−の構造において、 前記スイングジョ−本体の破砕室側下端部に、前記動歯
    の下端部と係合して動歯を支持する下端支持部を形成
    し、 かつ前記スイングジョ−本体の破砕室側の面と、前記動
    歯の背面とに、お互いに合致する係合部を設けたことを
    特徴とする、 ジョ−クラッシャのスイングジョ−の構造。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のジョ−クラッシャのス
    イングジョ−の構造において、前記スイングジョ−本体
    の係合部は、スイングジョ−本体の破砕室側の面の側縁
    部に沿って突設した係合凸部よりなり、また前記動歯の
    係合部は、動歯の背面の側縁部に沿って凹設した、前記
    凸部と合致する係合凹部よりなることを特徴とした、ジ
    ョ−クラッシャのスイングジョ−の構造。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のスイングジョ−の構造
    において用いる動歯であって、動歯の背面の側縁部に沿
    って、前記スイングジョ−本体の係合凸部と合致する係
    合凹部を凹設したことを特徴とする、ジョ−クラッシャ
    の動歯の構造。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のジョ−クラッシャのス
    イングジョ−の構造において、前記スイングジョ−本体
    の係合部は、スイングジョ−本体の破砕室側の面の側縁
    部に沿って凹設した係合凹部よりなり、また前記動歯の
    係合部は、動歯の背面の側縁部に沿って突設した、前記
    凹部と合致する係合凸部よりなることを特徴とした、ジ
    ョ−クラッシャのスイングジョ−の構造。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のスイングジョ−の構造
    において用いる動歯であって、動歯の背面の側縁部に沿
    って、前記スイングジョ−本体の係合凹部と合致する係
    合凸部を突設したことを特徴とする、ジョ−クラッシャ
    の動歯の構造。
JP1143294U 1994-08-22 1994-08-22 ジョ−クラッシャのスイングジョ−及び動歯の構造 Expired - Lifetime JP3011325U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008050465A1 (fr) * 2006-10-27 2008-05-02 Yasuaki Okuya Revêtement pour dispositif de raclette fixe monté sur un dispositif de découpage de coulée, dispositifs de raclette fixe et mobile, et dispositif d'amortissement installé sous le dispositif de raclette fixe
JP2015524028A (ja) * 2012-06-07 2015-08-20 キャタピラー ワーク ツールズ ベスローテン フェンノートシャップ 解体道具用ジョーアセンブリ

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