JP3011021B2 - ガード体付き電子部品の打抜装置および打抜方法 - Google Patents

ガード体付き電子部品の打抜装置および打抜方法

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JP3011021B2
JP3011021B2 JP6163750A JP16375094A JP3011021B2 JP 3011021 B2 JP3011021 B2 JP 3011021B2 JP 6163750 A JP6163750 A JP 6163750A JP 16375094 A JP16375094 A JP 16375094A JP 3011021 B2 JP3011021 B2 JP 3011021B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガード体付き電子部品
のガード体と電子部品を上型と下型により打抜いて分離
するガード体付き電子部品の打抜装置および打抜方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】ICなどのリード付き電子部品は、モー
ルド体の側辺から多数本のリードが外方へ延出している
が、リードはぜい弱であるため、輸送時や取り扱い時に
器物などに当ると変形しやすい。このような問題を解決
するために、ガード体付き電子部品が提案されている。
【0003】ガード体付き電子部品は、リードの先端部
にガード体を一体的に形成し、このガード体によりリー
ドが器物などに当らないようにガードしているものや、
チップがボンディングされたキャリアテープを枠状のガ
ード体に保持して供給するもの等が知られている。電子
部品をプリント基板などに実装する際には、リードを切
断することにより電子部品をガード体から分離して除去
する必要があり、このため本出願人は先きにガード体付
き電子部品の打抜装置を提案した(特開平5−1851
52号公報)。
【0004】このガード体付き電子部品の打抜装置は、
上型45(符号は同公報援用、以下同)と下型26とに
より打抜くものであるが、打抜かれた後、ガード体付き
電子部品100から分離して下型26上に残存するガー
ド体103の回収処理が問題となる。そこでこのもの
は、下型26上に残存するガード体103を上型45の
下面に真空吸着してピックアップし、下型26が次の工
程へ向って移動する際に、下型26に一体的に設けられ
たボックス29にピックアップしたガード体103を落
下させて回収し、さらに下型26が電子部品100の受
取位置aへ移動したときに、このボックス29の底部を
開いてその内部のガード体103を回収用ボックス41
に落下させて回収するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来手段によれ
ば、一連の打抜き動作の中で、ガード体103を自動的
に回収用ボックス41に回収できるという長所がある。
しかしながら上記従来手段では、下型26が次の工程へ
移動する途中において、ガード体103をボックス29
の内部に落下させるために、この下型26と一体のボッ
クス29を上型45の直下で一旦停止させねばならず、
しかもこの場合、上型45から落下するガード体103
をボックス29内に確実に落下させるためにはこの停止
時間をある程度長く確保する必要があり、このためタク
トタイムが長くなって作業能率があがらないという問題
点があった。
【0006】またボックス29内のガード体103を回
収用ボックス41へ落下させるために、ボックス29の
底部を開閉自在にし、かつ開閉動作を行わせるための駆
動手段が必要であるため構造が複雑化し、またコストア
ップにもなるという問題点があった。
【0007】したがって本発明は、上型と下型で打抜か
れたガード体を簡単・確実に回収できるガード体付き電
子部品の打抜装置および打抜方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、ガ
ード体の保持手段を備えた上型と、下型をガード体付き
電子部品供給手段から供給されるガード体付き電子部品
の受取位置と、上型の直下の打抜位置と、電子部品本体
をピックアップヘッドへ受け渡す受渡位置の間を移動さ
せる移動手段と、打抜位置よりも受取位置側に配設され
たガード体の回収部と、打抜位置とこの回収部の間に配
設されて下型によるガード体の押送を案内するガイド部
とからガード体付き電子部品の打抜装置を構成してい
る。
【0009】また下型がガード体付き電子部品供給手段
からガード体付き電子部品を受取る工程と、下型が上型
の直下に移動し、そこで上型が上下動作を行うことによ
りガード体付き電子部品を打抜いてガード体と電子部品
本体を分離するとともに、上型が上昇するときに打抜か
れたガード体をこの上型に備えられた保持手段で保持し
てピックアップする工程と、下型が受渡位置へ移動して
その上面の電子部品本体をピックアップヘッドに受渡す
工程と、下型が受渡位置側へ移動している間に、上型が
ピックアップしていたガード体を、上型の下方に設けら
れたガイド部上に落下させる工程と、下型がガイド部上
に落下したガード体を押送しながら受取位置へ向って移
動し、押送したガード体を回収部に落下させて回収する
工程とからガード体付き電子部品の打抜方法を構成して
いる。
【0010】
【作用】上記構成によれば、ガード体付き電子部品から
打抜き分離されて上型の保持手段に保持されてピックア
ップされたガード体をガイド部上に落下させ、下型が次
のガード体付き電子部品を受取るために受取位置へ移動
する際に、このガイド部上のガード体をこの下型により
押送して回収部に落下させて回収できる。
【0011】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。図1は本発明の一実施例のガード体付き電子
部品の打抜装置の斜視図、図2(a),(b)および図
3(a),(b)は同動作中の側面図である。図1にお
いて、1は下型であり、台板2上に設けられている。台
板2の一方の側部にはナット3が装着されており、ナッ
ト3には水平な送りねじ4が螺合している。送りねじ4
はモータ(移動手段)5に駆動されて回転する。また台
板2の他方の側部にはスライダ6が装着されている。ス
ライダ6は送りねじ4と平行なガイドレール7にスライ
ド自在に嵌合している。したがってモータ5が駆動して
送りねじ4が回転すると、下型1は送りねじ4やガイド
レール7に沿って移動する。
【0012】送りねじ4とガイドレール7の内側にはガ
イド部11が左右一対設けられている。このガイド部1
1の側部にはガイド壁12が立設されている。ガイド部
11およびガイド壁12は、上型の下方から後述するシ
ュートの下方へ送りねじ4とほぼ平行に延びている。後
述するように、このガイド部11やガイド壁12は、下
型1によるガード体103の押送を案内する。
【0013】ガイド部11の右側下部には下受台13が
設けられている。この下受台13は、ガード体付き電子
部品を打抜く際に、下型1ががたつかないようにこれを
下受けする。またガイド部11の終端部の下方には回収
ボックス14が設置されている。この回収ボックス14
にはガード体103が回収される。
【0014】図2(a)において、下受台13の上方に
は上型15が設けられている。この上型15はシリンダ
16のロッド17に保持されており、ロッド17が突出
すると下降し、ロッド17が引込むと上昇する。この上
型15は、パンチ15aとガード体103をピックアッ
プするための吸着パッド(保持手段)18を備えてい
る。19はシリンダ16を支持する支持板である。また
ガイド部11の終端部の上方にはシュート20が設けら
れている。ガード体付き電子部品100は上方の供給装
置(図示せず)から1個づつこのシュート20上を滑下
し、下型1に受渡される。このガード体付き電子部品1
00は、上記特開平5−185152号公報の図8に記
載されたものと同じものであって、電子部品本体から延
出するリードの先端部にガード体が形成されている。な
お下型1へガード体付き電子部品100を供給する機構
は上記シュート20に限定されないことは言うまでもな
い。図1に示すモータ15が駆動することにより、下型
1は図2(a)に示すガイド部11の左端部の受取位置
aと、上型15の直下の打抜位置bと、ガイド部11の
右方の受渡位置cの間を移動する。
【0015】このガード体付き電子部品の打抜装置は上
記のように構成されており、次に図2および図3を参照
してその動作を説明する。なお図2および図3は一連の
動作を動作順に示している。
【0016】まず図2(a)に示すように、下型1はシ
ュート20の下方の受取位置aへ移動して停止する。そ
こでシュート20を滑下したガード体付き電子部品10
0は下型1上に受渡される。
【0017】次に図2(b)に示すように、下型1は上
型15の直下の打抜位置bへ移動し、そこで停止する。
そこでシリンダ16が作動して上型15は下降し、上型
15のパンチ15aと下型1とによりリードの先端部を
打抜いてガード体103を分離する。続いて上型15は
上昇するが、そのとき、吸着パッド18はガード体10
3を真空吸着し、上型15が上昇することによりピック
アップする。したがって下型1上には、ガード体103
から分離された電子部品本体のみが残存することとな
る。
【0018】次に図3(a)に示すように下型1は受渡
位置cへ移動する。そこにはピックアップヘッド21が
待機しており、ピックアップヘッド21は下型1上の電
子部品本体101をノズル22で真空吸着してピックア
ップし、次の工程へ移送する。通常、このピックアップ
ヘッド21は電子部品本体101をプリント基板(図
外)へ移送して搭載する。
【0019】さて、下型1が受渡位置cへ移動している
間に、上型15の吸着パッド18はガード体103の真
空吸着状態を解除し、ガード体103はガイド部11上
に落下する(図3(a)参照)。この場合、吸着パッド
18は下型1が上型15の直下から退去している間であ
れば、いつでも真空吸着状態を解除してガード体103
をガイド部11上に落下させてよい。
【0020】次に、図3(b)に示すように、下型1は
次のガード体付き電子部品100をシュート20から受
取るために再びシュート20の下方の受取位置aへ移動
するが、その際、下型1はその前面でガイド部11上の
ガード体103を左方へ押送し、ガード体103はガイ
ド部11の終端部から回収ボックス14内に落下して回
収される。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、上
型はピックアップしたガード体を、下型が退去している
間であればいつでもガイド部に落下させてよいので、落
下タイミングを考慮する必要はなく、また下型の一連の
移動動作の中でガード体を回収部に自動的に回収できる
ので、装置の運転管理が容易となる。またガイド部上に
落下したガード体を下型により押送して回収部に回収す
るようにしているので、回収機構がきわめて簡単であ
り、運転の信頼性の向上とともに、コストダウンを図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のガード体付き電子部品の打
抜装置の斜視図
【図2】(a)本発明の一実施例のガード体付き電子部
品の打抜装置の動作中の側面図 (b)本発明の一実施例のガード体付き電子部品の打抜
装置の動作中の側面図
【図3】(a)本発明の一実施例のガード体付き電子部
品の打抜装置の動作中の側面図 (b)本発明の一実施例のガード体付き電子部品の打抜
装置の動作中の側面図
【符号の説明】
1 下型 3 ナット 4 送りねじ 5 モータ 6 スライダ 7 ガイドレール 11 ガイド部 14 回収ボックス 15 上型 18 吸着パッド 20 シュート(ガード体付き電子部品供給手段) 21 ピックアップヘッド 100 ガード体付き電子部品 101 電子部品本体 103 ガード体 a 受取位置 b 打抜位置 c 受渡位置
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 7/18 B26F 1/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガード体付き電子部品を打抜いて電子部品
    本体とガード体を分離するガード体付き電子部品の打抜
    装置であって、ガード体の保持手段を備えた上型と、下
    型をガード体付き電子部品供給手段から供給されるガー
    ド体付き電子部品の受取位置と、前記上型の直下の打抜
    位置と、電子部品本体をピックアップヘッドへ受け渡す
    受渡位置の間を移動させる移動手段と、前記打抜位置よ
    りも前記受取位置側に配設されたガード体の回収部と、
    前記打抜位置とこの回収部の間に配設されて前記下型に
    よるガード体の押送を案内するガイド部とを備えたこと
    を特徴とするガード体付き電子部品の打抜装置。
  2. 【請求項2】下型がガード体付き電子部品供給手段から
    ガード体付き電子部品を受取る工程と、 前記下型が上型の直下に移動し、そこで上型が上下動作
    を行うことにより前記ガード体付き電子部品を打抜いて
    ガード体と電子部品本体を分離するとともに、前記上型
    が上昇するときに打抜かれたガード体をこの上型に備え
    られた保持手段で保持してピックアップする工程と、 前記下型が受渡位置へ移動してその上面の電子部品本体
    をピックアップヘッドに受渡す工程と、 前記下型が前記受渡位置側へ移動している間に、前記上
    型がピックアップしていた前記ガード体を、前記上型の
    下方に設けられたガイド部上に落下させる工程と、 前記下型が前記ガイド部上に落下した前記ガード体を押
    送しながら前記受取位置へ向って移動し、押送した前記
    ガード体を回収部に落下させて回収する工程と、 を含むことを特徴とするガード体付き電子部品の打抜方
    法。
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