JP3010797B2 - 送受信装置 - Google Patents

送受信装置

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JP3010797B2
JP3010797B2 JP3167265A JP16726591A JP3010797B2 JP 3010797 B2 JP3010797 B2 JP 3010797B2 JP 3167265 A JP3167265 A JP 3167265A JP 16726591 A JP16726591 A JP 16726591A JP 3010797 B2 JP3010797 B2 JP 3010797B2
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circuit
transmission
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signal
transmitting
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善弘 正垣
啓義 湯淺
耕司 山下
安一 杵川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LAN(ローカルエリ
アネットワーク)のような通信ネットワークにおける伝
送線路の途中に挿入されて、端末局により信号を送受信
するための送受信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は従来の送受信装置Rのブロック図
である。この送受信装置Rは、受信回路RXと、送信回
路TXと、切換回路S1,S2、制御回路C、及び等化
回路EQよりなる。受信回路RXは、フィルター回路と
等化回路及び信号検出回路から構成されており、送信回
路TXは、フィルター回路と他局までの伝送過程で生じ
る波形歪みを補償する等化回路で構成されている。切換
回路S1は、伝送線路L1を受信回路RXに接続するか
或るいは等化回路EQに接続するかを制御回路Cの制御
信号に従って選択する。また、切換回路S2は、伝送線
路L2を送信回路TXに接続するか或るいは等化回路E
Qに接続するかを制御回路Cの制御信号に従って選択す
る。この送受信装置に正常状態の端末局Tが接続されて
いる場合には、伝送線路L1は切換回路S1により受信
回路RXに接続され、伝送線路L2は切換回路S2によ
り送信回路TXに接続される。伝送線路L1からの信号
は受信回路RXで受信されて、端末局Tに入力され、端
末局Tからの信号は、送信回路TXにより伝送線路L2
に送信される。端末局Tをバイパスする必要があると
き、例えば、端末局Tに障害が発生したときには、制御
回路Cの制御下で、切換回路S1,S2により各伝送線
路L1,L2は等化回路EQに接続され、他局から伝送
された信号は、等化回路EQで伝送歪みを補正されて、
別の局へと送信されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例では、等化回路を内蔵した送信回路TXと、同じ
く等化回路を内蔵した受信回路RXのほかに、さらに別
に等化回路EQを備える必要があるので、回路構成が複
雑となり、送受信装置のコストが高くなるという問題が
あった。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、伝送線路の途中に
挿入されて、端末局により伝送信号を送受信するための
送受信装置において、障害の起きた端末局をバイパスす
る際に、新たに別の等化回路を用いることなく、伝送信
号の波形歪みを低減することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の送受信装置は、
上記の課題を解決するために、図1に示すように、第1
の伝送線路L1からの受信信号を受信する受信回路RX
と、送信信号を第2の伝送線路L2に送信する送信回路
TXと、受信回路RXを端末局Tに接続するかバイパス
経路Pに接続するかを選択する第1の切換回路S1と、
送信回路TXを端末局Tに接続するかバイパス経路Pに
接続するかを選択する第2の切換回路S2と、第1及び
第2の切換回路S1,S2を制御するための制御回路C
とを有し、伝送信号の歪みを補正するための等化回路を
受信回路RXと送信回路TXの少なくとも一方に内蔵し
たことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明の送受信装置では、伝送信号の歪みを補
正するための等化回路を受信回路RXと送信回路TXの
少なくとも一方に内蔵して、伝送信号をバイパスすると
きには、一方の伝送線路L1から受信回路RX、切換回
路S1、バイパス経路P、切換回路S2、送信回路TX
を経て、他方の伝送線路L2へと信号をバイパスするよ
うにしたので、この信号バイパス経路中の受信回路RX
及び/又は送信回路TXに内蔵された等化回路により波
形歪みを補正されるものであり、したがって、新たに別
の等化回路を用いる必要が無くなるものである。
【0007】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロッ
ク図である。この送受信装置は、伝送線路L1,L2に
接続される受信回路RX及び送信回路TXと、端末局T
に接続される切換回路S1,S2と、両切換回路S1,
S2間をバイパスするバイパス経路Pと、切換回路S
1,S2を制御する制御回路Cから構成されている。切
換回路S1は、受信回路RXを端末局Tに接続するか、
あるいはバイパス経路Pに接続するかを選択する。ま
た、切換回路S2は、送信回路TXを端末局Tに接続す
るか、あるいはバイパス経路Pに接続するかを選択す
る。
【0008】通常動作時には、図3に示すように、切換
回路S1は受信回路RXを端末局Tに接続し、切換回路
S2は送信回路TXを端末局Tに接続するように、制御
回路Cにより制御される。受信回路RXは、伝送線路L
1を介して伝送されてきた信号を受信し、切換回路S1
を介して端末局Tに伝送する。一方、送信回路TXは、
切換回路S2を介して端末局Tから送られてきたデータ
信号等を線路伝送時の波形に変換し、伝送線路L2へと
伝送する。制御回路Cは、切換回路S1,S2を制御す
る制御部と受信回路RXにより得られたデータ信号やス
テータス信号等を処理するデータ処理部とから構成され
ている。
【0009】端末局Tで電源異常その他の障害が発生し
た場合、この端末局Tでループが断線状態となり、情報
の伝達ができなくなる。そこで、端末局Tの電源に異常
が生じ、端末局Tが停止する場合は、障害端末局に接続
された送受信装置R内の切換回路S1,S2が自動的に
バイパス経路Pに切り換わって、障害端末局をループか
ら切断し、ループが断線状態となることを防止する。こ
のバイパス動作時には、図4に示すように、伝送線路L
1,L2に接続された受信回路RXと送信回路TXは切
換回路S1,S2を介してバイパス経路Pに接続され
る。受信回路RXと送信回路TXは、信号伝送時に伝送
線路の諸特性によって歪んだ信号波形を補正する等化回
路を内蔵している。したがって、信号バイパス時には、
伝送線路L1,L2を介して伝送されてきた信号は受信
回路RXと送信回路TXの等化回路で補正され、他局へ
と送信される。
【0010】図6は受信回路RXの内部構成を示してい
る。伝送線路L1上の伝送信号は、トランスTFで平衡
−不平衡変換及びインピーダンス整合を施された後、等
化回路EQで波形歪みを補正され、バッファBFで緩衝
増幅を施されて、切換回路S1へと伝送される。SGは
信号検出回路であり、受信信号からデータ信号やステー
タス信号等を検出して、端末局Tに伝送する。
【0011】図7は送信回路TXの内部構成を示してい
る。切換回路S2からの信号は、バッファBFにより緩
衝増幅され、等化回路EQで波形歪みを抑えるためのプ
リエンファシスを施されて、トランスTFにより不平衡
−平衡変換及びインピーダンス整合された後、伝送線路
L2へと伝送される。
【0012】ここで、等化回路EQは、受動素子のみで
構成する以外に、能動素子を追加して増幅作用などを付
加する場合がある。等化回路EQに能動素子を用いた場
合の電源は、端末局Tの電源とは別系統で供給されるバ
ックアップ電源としたり、あるいは伝送信号に重畳され
た電力を抽出して利用することが考えられる。また、切
換回路S1,S2は、リレーを用いて構成したり、トラ
ンジスタやダイオードを用いて構成しても良い。
【0013】本発明の送受信装置を用いた通信ネットワ
ークの構成例を図5に示す。LANコントローラNに
は、上り及び下りの一対の伝送線路が接続されており、
伝送線路の途中には、複数の端末局T1,T2,T3,
…,Tnがそれぞれ分岐コンセントB1,B2,B3,
…,Bnを介して接続されている。端末局T1から、メ
ッセージを端末局T2,T3,…,Tnに送る場合、各
分岐コンセントB1,B2,B3,…,Bnにおける切
換回路S1,S2は、各端末局T1,T2,T3,…,
Tnが伝送線路に接続されるように制御回路Cにより切
り換え制御される。ここで、仮に端末局T2に電源異常
等の障害が生じて、端末局T2の動作が不能になった場
合、切換回路S1,S2をバイパス経路の側に切り換え
る。これにより、受信回路RX及び/又は送信回路TX
の等化回路で伝送信号の波形歪みを整形し、端末局T2
をバイパスして、端末局T3へ信号を伝送することによ
り端末局T1からのメッセージを正常に伝送することが
できる。なお、各分岐コンセントB1,B2,B3,
…,Bnは、LANコントローラNへ戻る伝送線路にも
等価回路EQをそれぞれ備えている。
【0014】
【発明の効果】本発明にあっては、伝送線路の途中に挿
入されて、端末局により信号を送受信するための受信回
路と送信回路とを備える送受信装置において、端末局に
障害が起きたときに、伝送線路に接続された受信回路と
送信回路を切換回路により端末局側からバイパス経路側
に切り換え接続すると共に、受信回路と送信回路の少な
くとも一方に等化回路を内蔵したので、バイパス動作時
に伝送信号の波形を良好に保つことが可能になるという
効果がある。また、受信回路と送信回路の少なくとも一
方に内蔵された等化回路を利用して伝送波形の歪みを補
正するようにしたので、新たに別の等化回路を設ける必
要がなくなり、回路構成が簡単となり、装置コストの低
減が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】従来例のブロック図である。
【図3】本発明の通常動作時のブロック図である。
【図4】本発明のバイパス時のブロック図である。
【図5】本発明の送受信装置の接続例を示すブロック図
である。
【図6】本発明に用いる受信回路の構成を示すブロック
図である。
【図7】本発明に用いる送信回路の構成を示すブロック
図である。
【符号の説明】
RX 受信回路 TX 送信回路 S1 切換回路 S2 切換回路 L1 伝送線路 L2 伝送線路 P バイパス経路 C 制御回路 T 端末局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杵川 安一 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電 工株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−14348(JP,A) 特開 平5−14347(JP,A) 特開 平4−119045(JP,A) 特開 平2−198226(JP,A) 特表 平2−502061(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04B 3/36

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の伝送線路からの受信信号を受信
    する受信回路と、送信信号を第2の伝送線路に送信する
    送信回路と、受信回路を端末局に接続するかバイパス経
    路に接続するかを選択する第1の切換回路と、送信回路
    を端末局に接続するかバイパス経路に接続するかを選択
    する第2の切換回路と、第1及び第2の切換回路を制御
    するための制御回路とを有し、伝送信号の歪みを補正す
    るための等化回路を受信回路と送信回路の少なくとも一
    方に内蔵したことを特徴とする送受信装置。
JP3167265A 1991-07-08 1991-07-08 送受信装置 Expired - Lifetime JP3010797B2 (ja)

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JPH0514346A JPH0514346A (ja) 1993-01-22
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