JP3010410U - 遮断器用操作器取付装置 - Google Patents
遮断器用操作器取付装置Info
- Publication number
- JP3010410U JP3010410U JP1994012400U JP1240094U JP3010410U JP 3010410 U JP3010410 U JP 3010410U JP 1994012400 U JP1994012400 U JP 1994012400U JP 1240094 U JP1240094 U JP 1240094U JP 3010410 U JP3010410 U JP 3010410U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- link mechanism
- circuit breaker
- operating
- box
- frame
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 遮断器の操作機構における動作音を十分に遮
音し、および振動の伝達を防止することを目的とする。 【構成】 操作リンク機構部7を基礎枠2に固定されて
ある取付板12に防振弾性体15を介して取り付ける。
操作器箱10の内部に操作リンク機構部7が接触しない
ように収納する。操作器箱10は取付板12も内部に取
り込む。操作器箱10は制振鋼板により製作する。操作
器箱10を架台1に設けられた支持枠18により支持す
る。
音し、および振動の伝達を防止することを目的とする。 【構成】 操作リンク機構部7を基礎枠2に固定されて
ある取付板12に防振弾性体15を介して取り付ける。
操作器箱10の内部に操作リンク機構部7が接触しない
ように収納する。操作器箱10は取付板12も内部に取
り込む。操作器箱10は制振鋼板により製作する。操作
器箱10を架台1に設けられた支持枠18により支持す
る。
Description
【0001】
本考案は遮断器用操作器取付装置に関する。
【0002】
遮断器の操作器は、遮断器の開閉のための操作リンク機構と、これを支持する リンク枠と、これらを収納する操作器箱とによって主として構成されている。操 作器は遮断器を搭載している架台に支持される。図4はその従来構成の側面図を 示し、架台1に取り付けられている基礎枠2に搭載されてあって、内部に遮断器 本体(たとえばガス遮断器本体)を収納している遮断器室3と、これに連結され ているブッシング4とによって遮断器5を構成するとともに、基礎枠2に操作器 6を取り付けるようにしている。
【0003】 この従来の取付構造の詳細を示したのが図5であり、7は操作リンク機構部、 8は操作リンク機構部7を支持するリンク枠、9は操作リンク機構部7から遮断 器の開閉部に連結される連結棒、10は操作器箱、11接続筒である。基礎枠2 には操作器取付用の取付板12が固定されてあり、この取付板12に、リンク枠 8および操作器箱10がボルト13により固定されている。また操作器箱10の 底壁はボルト14によりリンク枠8に支持されている。
【0004】 上記の構成から理解されるように、従来構成では操作リンク機構部7は基礎枠 2ならびに操作器箱10に剛体接続されている。そのため遮断器の開閉時におけ る操作リンク機構部7の振動が、基礎枠2、操作器箱10に直接伝達されてそれ ぞれ固体音を発生し、これが操作リンク機構部7自体が発生する騒音に加えて騒 音源となっていた。
【0005】 このような騒音を低減する対策として、遮断器全体を防音建屋内に収納するな り、防音塀によって取り囲むことが行なわれているが、これによればそれなり効 果が得られるにしても、構成全体が大型化するし、またコスト高となる欠点があ る。また操作器箱を防音箱構造とすることがあるが、この構成でも操作リンク機 構より操作器箱に振動が伝達されるため、騒音低減量に限度があり、十分な効果 を期待することはできない。
【0006】
本考案は、遮断器の操作機構における動作音を、十分に遮音し、および振動の 伝達を防止することを目的とする。
【0007】
本考案は、操作リンク機構部を基礎枠に固定されてある取付板に防振弾性体を 介して取り付けるとともに、複合系拘束型制振鋼板からなり、操作リンク機構部 をこれが接触しないように内部に収納する操作器箱を、取付板を囲むようにして 設け、この操作器箱を架台に設けられた支持枠によって支持したことを特徴とす る。
【0008】
この構成によると、操作リンク機構部の開閉動作時に発生する振動は、防振弾 性体により基礎枠に伝達されるのが防止でき、また操作リンク機構部と操作器箱 とは剛体接続されていないことにより、操作リンク機構部からの騒音は操作器箱 に伝達されることはない。仮りに伝達されるようなことがあっても、操作器箱は 制振鋼板製であることにより遮音機能を備えているものであるから、外部にもれ る騒音は低減されるし、また防振弾性体により基礎枠に伝達されるのが防止でき る。
【0009】
本考案の実施例を図1以降の各図によって説明する。なお図4以降の各図と同 じ符号を付した部分は、同一または対応する部分を示す。本考案にしたがい、操 作リンク機構部7したがってリンク枠8を防振弾性体15を介して取付板12に ボルト16によって固定するように取り付ける。具体的には取付板12の両側か ら防振弾性体15をあてがい、これにリンク枠8を取り付けるようにする。
【0010】 開閉器箱10は複合系拘束型制振鋼板によって構成される。そして操作リンク 機構部7、リンク枠8に接することのないようにして、これら操作リンク機構部 7、リンク枠8を、取付板12と合わせて内部に取り囲むようにして収納する。 そして開閉器箱10の壁面に基礎枠2が貫通する個所および接続筒11が貫通す る個所には、それぞれ防振弾性体17を設けておく。
【0011】 操作器箱10は架台1に取り付けられている支持枠18に、高さ位置調整自在 のボルト19を介して支持される。なお架台1と基礎枠2との間には防振弾性体 20が介在している。
【0012】 以上の構成において、操作リンク機構部7の開閉動作時に発生する振動は、防 振弾性体15により基礎枠2に伝達されるのが防止でき、また操作リンク機構部 7と操作器箱10とは剛体接続されていないことにより、操作リンク機構部7か らの騒音は操作器箱10に伝達されることはない。
【0013】 仮りに伝達されるようなことがあっても、操作器箱10は制振鋼板製であるこ とにより遮音機能を備えているものであるから、外部にもれる騒音は低減される し、また防振弾性体15により基礎枠2に伝達されるのが防止できる。
【0014】 図2は本考案の他の実施例を示し、これは操作リンク機構部7、リンク枠8の 周囲を制振鋼板からなる遮音板21で囲んだ構成である。これによればリンク操 作機構部7から発生する騒音は、この遮音板21により遮られることにより、外 部に洩れる騒音は低減される。
【0015】 また図2は操作器箱10の内面に吸音材22を設けた構成を示している。この 吸音材22によって操作リンク機構部7からの騒音は吸収され、外部に洩れてで る騒音を低減することができる。なお遮音板21、吸音材22はそれぞれともに 設けてよいし、あるいはそのいずれか一方のみを設けるようにしてもよい。
【0016】
以上説明したように本考案によれば、遮断器の開閉操作のために使用する操作 リンク機構部からの外部に洩れる騒音を従来構成に比較して低減させることがで き、またその際発生する振動をも遮断器本体に伝達されるのを防止することがで きる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の他の実施例を示す断面図である。
【図3】本考案の取付位置を示す側面図である。
【図4】従来構成を示す側面図である。
【図5】従来構成の断面図である。
1 架台 2 基礎枠 5 遮断器 6 操作器 7 操作リンク機構部 8 リンク枠 10 操作器箱 12 取付板 15 防振弾性体 18 支持枠 21 制振鋼板 22 吸音材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 今西 健二 京都府向日市寺戸町修理式18番地 株式会 社井上電機製作所内 (72)考案者 永井 秀樹 京都府向日市寺戸町修理式18番地 株式会 社井上電機製作所内
Claims (4)
- 【請求項1】 遮断器の開閉を操作する操作リンク機構
部を、遮断器が搭載される基礎枠に固定されてある取付
板に、防振弾性体を介して取り付けるとともに、制振鋼
板からなり、前記操作リンク機構部をこれが接触しない
ように内部に収納する操作器箱を、前記取付板を取り込
むようにして設け、前記操作器箱を前記基礎枠を支持し
ている架台に設けられた支持枠によって支持してなる遮
断器用操作器取付装置。 - 【請求項2】 操作リンク機構を、制振鋼板からなる遮
音板により囲んでなる請求項1に記載の遮断器用操作器
取付装置。 - 【請求項3】 操作器箱の内面に、吸音材を設けてなる
請求項1に記載の遮断器用操作器取付装置。 - 【請求項4】 操作リンク機構を制振鋼板からなる遮音
板により囲むとともに、操作器箱の内面に吸音材を設け
てなる請求項1に記載の遮断器用操作器取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012400U JP3010410U (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 遮断器用操作器取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012400U JP3010410U (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 遮断器用操作器取付装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3010410U true JP3010410U (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=43146174
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994012400U Expired - Lifetime JP3010410U (ja) | 1994-08-30 | 1994-08-30 | 遮断器用操作器取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3010410U (ja) |
-
1994
- 1994-08-30 JP JP1994012400U patent/JP3010410U/ja not_active Expired - Lifetime
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