JP3010388B2 - カメラ制御装置 - Google Patents

カメラ制御装置

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JP3010388B2
JP3010388B2 JP3112430A JP11243091A JP3010388B2 JP 3010388 B2 JP3010388 B2 JP 3010388B2 JP 3112430 A JP3112430 A JP 3112430A JP 11243091 A JP11243091 A JP 11243091A JP 3010388 B2 JP3010388 B2 JP 3010388B2
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道弘 椎名
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気的に書換え可能な不
揮発性メモリE2 PROMを有するカメラの制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】カメラでは、露出中にバッテリが抜かれ
たり抜けたり或はバッテリの消耗などでバッテリがなく
なると、シャッタを動かす電源が与えられなくなるので
シャッタが開いたままの状態となる。従来のカメラで
は、このような状態となった場合にバッテリを再装填す
ると、シャッタを閉じるだけか、あるいは、シャッタを
閉じると共にフイルムをパトローネに巻戻してしまう構
成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、バッテリが
再装填された後の撮影で二重露出となったり、あるい
は、パトローネに巻戻されてしまうためにフイルムの残
りの撮影可能部分が使用できなくなるなどの問題があっ
た。これを改善する手段としてバッテリの再装填時にフ
イルムの一駒巻上げを行なうことが考えられる。しかし
ながら、これによれば、露出中にバッテリが抜かれたか
否かと無関係にバッテリの再装填で常にフイルムの一駒
巻上げが行なわれることとなるため、フイルムの撮影駒
を一駒ロスする場合を生ずるという問題がある。
【0004】本発明は上記観点に基づいてなされたもの
で、その目的は、露出中にバッテリが抜けたり抜かれた
り或はバッテリの消耗により露出動作が途中で停止した
後バッテリが再装填された際の二重露出の防止およびフ
イルムの無駄防止に有効なカメラ制御装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明においては、シャ
ッタを開閉するシャッタ制御手段と、フイルムを一駒巻
き上げる一駒巻上手段と、電気的に書換え可能な不揮発
性メモリEPROMと、レリーズスイッチの押圧操作
に応答して露出開始前に前記EPROMに露出中信号
を書込み、露出が正常に終了することで前記露出中信号
を消去する書換手段と、バッテリの装填に応答し、前記
PROMに前記露出中信号が書込まれたままとなっ
ている場合に、前記シャッタ制御手段を駆動してシャッ
タを閉じた後前記一駒巻上手段を駆動してフイルムを
一駒巻上げる制御手段とを有するカメラ制御装置によっ
て、上記目的を達成する。また、制御手段バッテリ
の装填に応答し、前記E PROMに前記露出中信号が
書込まれたままとなっている場合に、フイルムが有れ
ば、前記シャッタ制御手段を駆動してシャッタを閉じた
前記一駒巻上手段を駆動してフイルムを一駒巻上
げ、フイルムが無ければ、前記シャッタ制御手段を駆動
してシャッタを閉じた後前記一駒巻上手段を駆動しな
構成とすることによって、上記目的を達成する。
【0006】
【作用】書換手段は、レリーズスイッチの押圧操作に応
答して、露出開始に先立ってE2 PROMに露出中信号
を書込み、露出が正常に終了することでE2 PROMに
書込んだ露出中信号を消去する。露出中にバッテリが抜
かれたり抜けたりすると、露出が正常に終了されない結
果として露出中信号の消去が行なわれず、E2 PROM
に露出中信号が書込まれたままとなる。バッテリが再装
填されることで、制御手段が、E2 PROMに露出中信
号が書込まれたままとなっていることにより、シャッタ
制御手段を駆動してシャッタを閉じた後一駒巻上手段を
駆動してフイルムを一駒巻上げる。そのため、二重露出
の防止および撮影可能な駒のロスなどを防止することが
できる。制御手段を、フイルムが有る場合にシャッタ制
御手段を駆動してシャッタを閉じた後一駒巻上手段を駆
動してフイルムを一駒巻上げ、フイルムが無い場合には
シャッタ制御手段を駆動してシャッタを閉じた後一駒巻
上手段を駆動しないように構成すれば、バッテリの無駄
な消費を防止することができる。
【0007】
【実施例】図2は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。
【0008】図2において、1はマイクロコンピュータ
で、このマイクロコンピュータ1にメインスイッチ2か
らのオン/オフ信号,裏蓋スイッチ3からのオン/オフ
信号,レリーズスイッチ4からのスタート信号およびレ
リーズ信号,自動リセット回路5からのリセット信号が
入力されるようになっていると共に、マイクロコンピュ
ータ1によって、バッテリチェック回路6,測距/測光
部7,焦点調節部8,シャッタ制御部9,フイルム給送
部10および表示装置11の制御、ならびに、電気的に
書換え可能な不揮発性メモリE2 PROM12の書換え
/読出し制御が行なわれるようになっている。13はカ
メラのバッテリで、焦点調節部8,シャッタ制御部9,
フイルム給送部10などに電源を供給すると共に、レギ
ュレータ14を介してマイクロコンピュータ1およびE
2 PROM12に電源を供給している。
【0009】メインスイッチ2は、例えば撮影レンズ1
5のカバーであるレンズバリアの開閉に連動しており、
レンズバリアの開でマイクロコンピュータ1にオン信号
を与える。裏蓋スイッチ3は、カメラの裏蓋の開閉に連
動しており、カメラの裏蓋の閉でマイクロコンピュータ
1にオン信号を与える。レリーズスイッチ4は、第一段
SP1と第二段SP2とからなる二段構成の押ボタンス
イッチで、第一段SP1の押圧でマイクロコンピュータ
1に測距および測光を開始させるためのスタート信号を
与え、第二段SP2の押圧で露出を開始させるためのレ
リーズ信号をマイクロコンピュータ1に与える。自動リ
セット回路5は、レギュレータ14を介してバッテリ1
3に接続されており、バッテリ13が装填された際にマ
イクロコンピュータ1にリセット信号を与える。マイク
ロコンピュータ1はバッテリ13が抜けたり抜かれたり
した場合に周知のように図示しないバックアップコンデ
ンサによって短時間だけ電源がバックアップされるよう
になっており、自動リセット回路5は、バックアップ時
間内にバッテリ13の再装填が行なわれればリセット信
号をマイクロコンピュータ1に与えないように構成され
ている。
【0010】バッテリチェック回路6は、バッテリ13
に並列接続されており、マイクロコンピュータ1の要求
に応じてバッテリ13が所定電圧以上であるか否かを表
わすバッテリチェック情報をマイクロコンピュータ1に
与える。上記所定電圧は、露出動作を正常に行なうこと
ができなくなる電圧レベルに基づいて、実験的に定めら
れる。測距/測光部7は、マイクロコンピュータ1の制
御下で測距および測光を行ない、測距および測光情報を
マイクロコンピュータ1に与える。焦点調節部8は、マ
イクロコンピュータ1の制御下で撮影レンズ15を合焦
位置に繰出すレンズ段セットを行なうと共に撮影レンズ
15を所定位置に戻すレンズ段リセットを行ない、撮影
レンズ15を合焦位置にセットすることでレンズ段セッ
ト信号をマイクロコンピュータ1に与え、撮影レンズ1
5を所定位置に戻すことでレンズ段リセット信号をマイ
クロコンピュータ1に与える。シャッタ制御部9は、マ
イクロコンピュータ1の制御下でシャッタ16を開閉
し、シャッタ16が閉じて所定のホームポジションに戻
ることでホームポジション信号をマイクロコンピュータ
1に与える。フイルム給送部10はマイクロコンピュー
タ1の制御下で図示しないフイルム給送モータを正転/
逆転駆動してフイルム給送を行なう。表示装置11はマ
イクロコンピュータ1の制御下で撮影枚数等を表示す
る。
【0011】マイクロコンピュータ1は、周知の自動焦
点機能,自動露出機能およびフイルム装填時にパトロー
ネのフイルムをスプールに予備巻きしスプールからパト
ローネに向かう方向に一駒巻上げを行なう予備巻および
一駒巻上機能を有すると共に、後述するように、露出中
であることを表わす露出中信号のEPROM12への
書込み/消去を行ない、露出中にバッテリ13が抜かれ
たり抜けたりした場合に、バッテリ13が再装填される
ことで、EPROM12の露出中信号に基づいてシャ
ッタ16を閉じた後フイルムを一駒巻げる機能を有し
ている。すなわち、レリーズスイッチ4の第段SP2
の押圧操作に応答して露出開始に先立ってEPROM
12に露出中信号を書込み、露出が正常に終了すること
でEPROM12に書込んだ露出中信号を消去する。
露出中にバッテリ13が抜かれたり抜けたりすると、露
出が正常に終了されない結果として露出中信号の消去が
行なわれず、EPROM12に露出中信号が書込まれ
たままとなる。バッテリ13が再装填されることで、E
PROM12に露出中信号が書込まれたままとなって
いることにより、シャッタ制御部9を駆動してシャッタ
16を閉じた後フイルム給送部10を駆動してフイルム
を一駒巻上げる。
【0012】図3,図4および図5は図2の構成の制御
フローチャートで、図3はスイッチ入力およびバックア
ップ時間内のバッテリ13の装填で立上がる制御フロー
チャート、図4はレリーズ処理の制御フローチャート、
図5はバックアップ時間経過後のバッテリ13の装填で
立上がるパワーオンリセットの制御フローチャートであ
る。図3の端子aは図4の同符号の端子aに接続され
る。以下、図3〜図5を併用して図2の構成の動作を説
明する。
【0013】フイルムが装填されてカメラの裏蓋が閉じ
られれば、裏蓋スイッチ3がマイクロコンピュータ1に
オン信号を与える。これによって図3の制御フローが立
上がり、マイクロコンピュータ1は、ステップ20の露
出中信号の有無判断およびステップ21の裏蓋スイッチ
3の状態判断を経てステップ22の予備巻処理を行なっ
た後、スタンバイ状態となる。予備巻処理では、装填さ
れたフイルムの撮影可能枚数をカウントしながらパトロ
ーネのフイルムをスプールに予備巻きし、フイルムをス
プールに巻上げた後、最初の撮影駒をセットするために
フイルムを所定長だけパトローネに巻戻すファーストフ
レームセットが行なわれると共に、装填されたフイルム
の撮影可能枚数がE2 PROM12に書込まれる。メイ
ンスイッチ2がオン操作されると、カメラの裏蓋が閉じ
られたままの状態では裏蓋スイッチ3がオンのままで変
化しないのでステップ20,21を経てステップ23の
メインスイッチ2のオン/オフ判断に入り、このメイン
スイッチ2のオン/オフ判断を経てステップ24に入
る。これによって、レリーズスイッチ4がイネーブル状
態となる。レリーズスイッチ4の第一段SP1がオフで
あればスタンバイ状態となり、第一段SP1がオンであ
れば図4のレリーズ処理に入る。
【0014】図4のレリーズ処理では、先ずステップ2
5で測距/測光部7を駆動して測距および測光情報を取
測距/測光処理を行なった後、ステップ26に入
る。ステップ26ではレリーズスイッチ4の第二段SP
2のオン/オフ判断を行ない、第二段SP2がオフであ
ればステップ27の第一段SP1のオン/オフ判断に入
り、第二段SP2がオンであればステップ28に入る。
ステップ27で第一段SP1がオンであればステップ2
6に戻り、第一段SP1がオフであればスタンバイ状態
となる。ステップ28では露出中信号をEPROM1
2に書込み、ステップ29,30,31の露出制御に入
る。ステップ29では焦点調節部8を制御して測距情報
に応じたレンズ段に撮影レンズ15をセットする。ステ
ップ30ではシャッタ制御部9を制御して測光情報に応
じてシャッタ16を開閉する。ステップ31では焦点調
節部8を制御して撮影レンズ15を所定位置に戻しレン
ズ段をリセットする。本例では、マイクロコンピュータ
1は、焦点調節部8からのレンズ段セット信号,シャッ
タ制御部9からのホームポジション信号および焦点調節
部8からのレンズ段リセット信号を受けることで、露出
が正常に終了したと判断する。露出が正常に終了したと
判断することでステップ33に入り、EPROM12
に書込んだ露出中信号を消去した後、次ぎのステップ3
4に入る。ステップ34では現在の撮影可能枚数に基づ
いてフイルムの有無を判断し、フイルムが有ればステッ
プ35,36,37を経てスタンバイ状態となり、フイ
ルムが無ければステップ35〜37の処理を行なうこと
なく直ちにスタンバイ状態となる。ステップ35では
イルム給送部10を制御してフイルムを一駒パトローネ
に巻込む一駒巻上処理を行なう。ステップ36では撮影
可能枚数を−1デクリメントすると共に表示装置11の
枚数表示を更新し、ステップ37では現在の撮影可能枚
数をEPROM12に更新書込みする。ステップ32
で例えばシャッタ制御部9からホームポジション信号が
与えられずに露出が正常に終了しなかったと判断した場
合には、ステップ32からステップ38に入る。ステッ
プ38では、バッテリチェック回路6からバッテリチェ
ック情報を取込み、バッテリ13が所定電圧以上である
か否かを判断し、所定電圧以上であれば異常と認識して
ステップ39でEPROM12の露出中信号を消去し
ステップ40で表示装置11に異常表示を行なった後ス
タンバイ状態となり、所定電圧以下であればステップ3
9,40の処理を行なうことなくスタンバイ状態とな
る。露出中にバッテリ13が抜けたり抜かれたりすると
ステップ33の露出中信号の消去が行なわれず、また、
バッテリ13の消耗により露出動作が途中で停止すると
ステップ32,38を経てスタンバイ状態となって同様
にステップ33の露出中信号の消去が行なわれないこと
となる。なお、異常の場合にステップ39で露出中信号
を消去するのは、異常に対する修理後のバッテリの装填
でカメラシステムが露出中信号が有ることに基づく制御
を行なわないようにするためである。
【0015】ここで、露出中にバッテリ13が抜かれる
などして露出動作が途中で停止し、バッテリ13が再装
填されたとする。マイクロコンピュータ1は、バックア
ップコンデンサによるバックアップ時間内にバッテリ1
3が再装填されることで、図3の制御を開始し、E
ROM12に露出中信号が書込まれたままの状態となっ
ているため、ステップ20の露出中信号の有無判断から
ステップ41に入る。ステップ41でシャッタ制御部
を制御してシャッタ16を閉じてホームポジションに戻
した後、次のステップ42でEPROM12の露出中
信号を消去する。次いでステップ43でフイルム給送部
10を制御して一駒巻上げを行ない、その後、ステップ
44の撮影可能枚数の−1デクリメントおよびステップ
45のEPROM12への現在の撮影可能枚数の書込
みを経てスタンバイ状態となる。バックアップ時間経過
後にバッテリ13が再装填されると、自動リセット回路
5からマイクロコンピュータ1にリセット信号が与えら
れ、マイクロコンピュータ1は図5の制御を開始する。
図5のパワーオンリセットでは、ステップ46の初期化
およびステップ47のEPROM12からのデータ読
み出しを経てステップ48のシャッタ16の初期処理に
入り、シャッタ16を閉じてホームポジションに戻した
後、次ぎのステップ49の露出中信号の有無判断に入
る。EPROM12に露出中信号が書込まれたままと
なっているため、ステップ49からステップ50に入
り、ステップ50での一駒巻上げ,ステップ51での撮
影可能枚数の−1デクリメントおよびステップ52での
PROM12への現在の撮影可能枚数の書込処理を
経て、パワーオンリセットを終了する。
【0016】一方、露出中でない例えばスタンバイ状
態などのときにバッテリ13が抜かれたとすると、E
PROM12書込まれた露出中信号は露出動作が正常
に終了したことで消去されているため、図3のステップ
41〜45の処理は行なわれず、また、図5のステップ
50〜52の処理は行なわれない。従って、バッテリ1
3が再装填された後の撮影で二重露出となったり、フイ
ルムがパトローネに巻戻されるようなことがなく、ま
た、フイルムの撮影可能な駒をロスするようなこともな
い。
【0017】なお、図3において、カメラの裏蓋が開か
れて裏蓋スイッチ3がオフなればステップ21から図
示しない周知の裏蓋開処理を経てスタンバイ状態とな
り、メインスイッチ2がオフされればステップ23から
周知のメインスイッチオフ処理を経てスタンバイ状態と
なる。また、図5において、露出中信号がEPROM
12に書込まれていない場合には、ステップ49からス
テップ53の撮影可能枚数が0か否かの判断に入り、撮
影可能枚数が0であればステップ54でパワーオンリセ
ット表示およびフイルムをパトローネに巻込むフイルム
巻込処理などの従来周知のパワーオンリセット処理を行
なった後パワーオンリセットを終了し、撮影可能枚数が
0でなければステップ54の処理を行なうことなくパワ
ーオンリセットを終了する。
【0018】図6および図7は本発明の別の実施例を示
す制御フローチャートの要部図で、図6は図3のステッ
プ42と43との間に挿入されるフイルム有無の判断ス
テップであり、図7は図5のステップ49と50との間
に挿入されるフイルム有無の判断ステップである。本例
の特徴は、露出中にバッテリ13が抜かれるなどして露
出動作が途中で停止した後バッテリ13が再装填された
際に、フイルムが有る場合にはシャッタ16の閉処理後
に一駒巻上げを行ない、フイルムが無い場合にはシャッ
タ閉処理後の一駒巻上げを行なわないようにしたことに
ある。その他の構成および動作は先の実施例で述べた通
りである。本例によれば、バッテリ13の無駄な消耗を
防止することができる。
【0019】以上述べた実施例では所謂予備巻方式のカ
メラに適用した場合について説明したが、これに限定さ
れるものでないことは勿論である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、露
出中信号をE2PROMに書込み、露出中にバッテリが
抜けたり抜かれたり或はバッテリの消耗で露出動作が途
中で停止した場合に露出中信号がE2 PROMに残るよ
うにし、バッテリが再装填された場合に、露出中信号に
基づいてシャッタを閉じた後一駒巻上げを行なうように
構成したので、露出中にバッテリが抜けたり抜かれたり
或はバッテリの消耗で露出動作が途中で停止した後にバ
ッテリが再装填された場合、二重露出となったり、フイ
ルムがパトローネに巻戻されるようなことがなくり、ま
た、バッテリの装填時に常に一駒巻上げを行なうもので
はないのでフイルムの撮影可能な駒をロスするようなこ
ともない。また、フイルムが有る場合にはシャッタを閉
じた後一駒巻上げを行ない、フイルムが無い場合にはシ
ャッタを閉じた後の一駒巻上げを行なわないように構成
することで、無駄なバッテリの消耗を避けることができ
るなどの効果を奏するカメラ制御装置を提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の構成図である。
【図2】図2は本発明の一実施例を示す構成図である。
【図3】図3は図2の構成の制御フローチャートで、ス
イッチ入力およびバックアップ時間内のバッテリの装填
で立上がる制御フローチャートである。
【図4】図4は図2の構成の制御フローチャートで、レ
リーズ処理の制御フローチャートである。
【図5】図5は図2の構成の制御フローチャートで、バ
ックアップ時間経過後のバッテリの装填で立上がるパワ
ーオンリセットの制御フローチャートである。
【図6】図6は本発明の別の実施例を示す制御フローチ
ャートの要部図で、図3のステップ42と43との間に
挿入されるフイルム有無の判断ステップである。
【図7】図7は本発明の別の実施例を示す制御フローチ
ャートの要部図で、図5のステップ49と50との間に
挿入されるフイルム有無の判断ステップである。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 4 レリーズスイッチ 9 シャッタ制御部 10 フイルム給送部 12 E2 PROM 16 シャッタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−201636(JP,A) 特開 昭63−257738(JP,A) 特開 平1−113738(JP,A) 特開 平2−278244(JP,A) 特開 平1−202729(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 17/00 G03B 17/18 - 17/20 G03B 17/36 G03B 1/00 - 1/66

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャッタを開閉するシャッタ制御手段
    と、 フイルムを一駒巻き上げる一駒巻上手段と、 電気的に書換え可能な不揮発性メモリEPROMと、 レリーズスイッチの押圧操作に応答して露出開始前に前
    記EPROMに露出中信号を書込み、露出が正常に終
    了することで前記露出中信号を消去する書換手段と、 バッテリの装填に応答し、前記EPROMに前記露出
    中信号が書込まれたままとなっている場合に、前記シャ
    ッタ制御手段を駆動してシャッタを閉じた後前記一駒
    巻上手段を駆動してフイルムを一駒巻上げる制御手段と
    を有するカメラ制御装置。
  2. 【請求項2】 シャッタを開閉するシャッタ制御手段
    と、 フイルムを一駒巻き上げる一駒巻上手段と、 電気的に書換え可能な不揮発性メモリE PROMと、 レリーズスイッチの押圧操作に応答して露出開始前に前
    記E PROMに露出中信号を書込み、露出が正常に終
    了することで前記露出中信号を消去する書換手段と、 バッテリの装填に応答し、前記E PROMに前記露出
    中信号が書込まれたままとなっている場合に、 フイルム
    有れば、前記シャッタ制御手段を駆動してシャッタを
    閉じた後前記一駒巻上手段を駆動してフイルムを一駒
    巻上げ、フイルムが無ければ、前記シャッタ制御手段を
    駆動してシャッタを閉じた後前記一駒巻上手段を駆動
    しない制御手段とを有するカメラ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記書換手段が、露出が正常に終了せ
    ず、且つ、バッテリが所定電圧以上である場合に、異常
    と認識して前記E PROMの露出中信号を消去するよ
    うにした請求項1又は2に記載のカメラ制御装置。
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