JP3010117U - 筆記具型香水塗布具 - Google Patents

筆記具型香水塗布具

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JP3010117U
JP3010117U JP1994013798U JP1379894U JP3010117U JP 3010117 U JP3010117 U JP 3010117U JP 1994013798 U JP1994013798 U JP 1994013798U JP 1379894 U JP1379894 U JP 1379894U JP 3010117 U JP3010117 U JP 3010117U
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perfume
ball
storage chamber
liquid storage
impregnated
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JP1994013798U
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English (en)
Inventor
岡 堯 夫 辻
Original Assignee
日本シンク株式会社
有限会社飛雄商事
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯して気軽に、望むところに香水を塗布す
る。 【構成】 筒体4内に香水含浸体12を収納し、この香
水含浸体12から多孔質体8を介して筒体4の先端に回
動自在に保持したボール2に香水を供給するように、香
水含浸体12と多孔質体8、多孔質体8とボール2をそ
れぞれ接触させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、筆記具型の香水塗布具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、筆記具型の香水容器としては、サインペンと香水入スプレーとを万年筆 状にし、スプレーで収入印紙や切手をはる技術が、実開昭60−127988号 公報により知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のこのようなものにおいては、スプレーを使うと香水が余分に空中に飛散 し、使ったことが周囲にすぐ知れたり、香水が付いてはいけない部分に付いてし まったりする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、この考案では、先端にボールを回動自在に、かつ、ボールの一面を外 部に露出させて保持する筒体と、該筒体内に設けた貯液室と、該貯液室に収納さ れた香水含浸体と、一端を前記ボールの表面に、他端を前記香水含浸体にそれぞ れ接触させ、前記筒体内に収められた多孔質体と、前記ボールの外部露出部分を 覆うように前記筒体に着脱自在にはめ込んだキャップとからなる筆記具型香水塗 布具を構成することにより、上述の課題を解決した。 また、この筆記具型香水塗布具において、多孔質体と香水含浸体との接触面が 円錐面部ないし円筒面部を有するようにすることが好ましい。 また、これらの筆記具型香水塗布具において、香水含浸体が複数本の糸状体を チューブに挿入したもので構成され、貯液室の後端側の筒体がエンドキャップと なって筒体本体に接着されているようにしてもよい。 更に、また、これらの筆記具型香水塗布具において、筒体の多孔質を保持する 部分が、ボールを保持する部分と貯液室との間を貫通する孔と、ボール側に設け た座とを有し、多孔質体の段部が座に当接するようにすることが好ましい。 また、この考案では、先端にボールを回動自在に、かつ、ボールの一面を外部 に露出させて保持する筒体と、該筒体内に設けた貯液室と、該貯液室に収納され 、一端が前記ボールと接触するようにした香水含浸体と、前記ボールの外部露出 部分を覆うように前記筒体に着脱自在にはめ込んだキャップとからなる筆記具型 香水塗布具を構成してもよい。
【0005】
【作用】
このように構成すると、香水含浸体中の香水が、直接あるいは多孔質体を介し て少しずつボール表面に供給され、ボールを衣服や皮膚に当ててペンで字を書く ようにすると、ボールが回動して香水を少量、所望の箇所に塗ることができる。 多孔質体と香水含浸体との接触面に円錐面部ないし円筒面部があると、細い筆 記具型筒体内でも互いの接触面積が端面同士で接触する場合よりも大きくなり、 香水含浸体から多孔質体への香水の浸み出しが良くなり、中に香水が残ったまま 、香水切れになるおそれがない。 香水含浸体として、複数本の糸状体をチューブに挿入したものを使い、ここに 香水を含ませて貯液室の後端側から貯液室に入れてエンドキャップで密封すれば 、製造が簡単でしかも十分な量の香水を貯液室に封入でき、香水が揮発しにくく 長持ちする。 多孔質体の段部を筒体の座に当接するようにすれば、多孔質体の弾性変形によ り多孔質体とボールの接触が常に確実に保たれ、香水含浸体の出具合が円滑にな る。 ボールと香水含浸体とが接触するようにしても、同様に香水の出具合は円滑と なる。
【0006】
【実施例】
この考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 1は、筆記具のペン軸に相当する筒体本体で、この筒体本体1の先端にボール 2を回動自在に保持している。3は筒体本体1の後端を閉じるエンドキャップで 、前記筒体本体1とこのエンドキャップ3とで筒体4を形成している。5は筒体 4内部に形成された貯液室である。この貯液室5と前記ボール2の保持部との間 には貫通孔6と、ボール2側にこれよりやや大径の座孔7(図3参照)とが設け られ、これら貫通孔6、座孔7には、多孔質樹脂、せんい状樹脂のようにすきま に液体を吸いやすい多孔質体8が保持される。 前記多孔質体8には中間に段部9が、また、後端は先細のテーパ状(円錐面部 )10となっており、前記段部9は前記座孔7の底に形成された座11に当接し ている。これにより多孔質体8は後端側へのこれ以上の移動を妨げられ、ボール 2と多孔質体8とはボールの回動を妨げない程度に軽く押されている。
【0007】 前記貯液室5内には、香水を浸み込ませた香水含浸体12が収納されている。 この実施例では、前記香水含浸体12は、チューブ13とその中にほぼ長手方 向にそろえた複数の糸状体14とからなっていて、香水はチューブ13内の糸状 体14とこれらのすき間とに含浸されている。 前記香水含浸体12の先端側には、図3に示すように、前記多孔質体8の円錐 面部10が挿入され、主にこの円錐面で香水含浸体12と多孔質体8とは接触し ている。 15は、前記筒体本体1に着脱自在にはめ込んだキャップで、このキャップ1 5は、はめ込んだとき、前記ボールの外部露出部分を覆ってボール表面に付着し た香水の揮発を防ぐ。なお、16はキャップ15のストッパーと装飾を兼ねる金 属色のリングである。
【0008】 上述の実施例において、ボール2はスチールボールを使用したが、香水になじ みやすいプラスチックボールを使用しても、この考案は実施できる。 また、貯液室5とボール2との間には多孔質体8を介在させたが、例えば、香 水含浸体12を後方からばねで押す、香水含浸体12自体に縦方向弾性のあるも のを用いて圧縮して貯液室5内に収納するなどして、香水含浸体12を直接ボー ル2に押し当てて、貯液室5内の香水含浸体12からボール2への香水供給が途 絶えないようにしても、この考案は実施できる。 中間の多孔質体8を用いる場合、これと香水含浸体12の接触面積を大きくす るには円錐面で接触させるほか、円筒面で接触させてもよい。 香水含浸体12は、香水によって変質しない多孔質体のスポンジ状成形体、せ んい等を用いることもできる。
【0009】
【考案の効果】
この考案によれば、筆記具型香水塗布具の香水含浸体とボールとを直接あるい は間接に確実に接触させて香水が少しずつボールに供給されるようにしたから、 これを携帯して、どこでも気軽に香水を塗布することができる。 請求項2の筆記具型香水塗布具においては、多孔質体と香水含浸体との接触面 積を大きくしているので、香水切れ防止効果が大きい。 請求項3の筆記具型香水塗布具においては、チューブ入りの糸状体に香水を浸 み込ませて筒体に組み込むようにしたから、組み立てやすくて、しかも十分の香 水を貯えることができる。 請求項4の筆記具型香水塗布具においては、ボールと多孔質体とが常に押し合 うようになるので多孔質体からボールへの香水の供給が円滑である。 請求項5の筆記具型香水塗布具においては、ボールと香水含浸体とが常に押し 合うようになるので、香水含浸体からボールへの香水の供給が円滑である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1の実施例の香水含浸体の斜視図である。
【図3】図1の要部拡大縦断面図である。
【符号の説明】
2 ボール 3 エンドキャップ 4 筒体 5 貯液室 6 貫通孔 8 多孔質体 9 段部 10 テーパ状(円錐面部) 11 座 12 香水含浸体 13 チューブ 14 糸状体 15 キャップ 16 リング

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にボールを回動自在に、かつ、ボー
    ルの一面を外部に露出させて保持する筒体と、該筒体内
    に設けた貯液室と、該貯液室に収納された香水含浸体
    と、一端を前記ボールの表面に、他端を前記香水含浸体
    にそれぞれ接触させ、前記筒体内に収められた多孔質体
    と、前記ボールの外部露出部分を覆うように前記筒体に
    着脱自在にはめ込んだキャップとからなる筆記具型香水
    塗布具。
  2. 【請求項2】 多孔質体と香水含浸体との接触面が円錐
    面部ないし円筒面部を有する請求項1記載の筆記具型香
    水塗布具。
  3. 【請求項3】 香水含浸体が複数本の糸状体をチューブ
    に挿入したもので構成され、貯液室の後端側の筒体がエ
    ンドキャップとなって筒体本体に接着されている請求項
    1または2記載の筆記具型香水塗布具。
  4. 【請求項4】 筒体の多孔質体を保持する部分が、ボー
    ルを保持する部分と貯液室との間を貫通する孔と、ボー
    ル側に設けた座とを有し、多孔質体の段部が座に当接す
    るようにした請求項1,2または3のいずれかに記載の
    筆記具型香水塗布具。
  5. 【請求項5】 先端にボールを回動自在に、かつ、ボー
    ルの一面を外部に露出させて保持する筒体と、該筒体内
    に設けた貯液室と、該貯液室に収納され、一端が前記ボ
    ールと接触するようにした香水含浸体と、前記ボールの
    外部露出部分を覆うように前記筒体に着脱自在にはめ込
    んだキャップとからなる筆記具型香水塗布具。
JP1994013798U 1994-10-13 1994-10-13 筆記具型香水塗布具 Expired - Lifetime JP3010117U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08136033A (ja) * 1994-11-11 1996-05-31 Natl House Ind Co Ltd 空気調和装置
JP2012515063A (ja) * 2009-01-16 2012-07-05 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 角質表面を改質するための装置及び方法
JP2016069065A (ja) * 2014-10-01 2016-05-09 エム・エフ・ヴィ株式会社 ロールオン容器

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