JP3009799B2 - 内接噛合遊星歯車構造を採用したギヤドモータ及びそのシリーズ - Google Patents

内接噛合遊星歯車構造を採用したギヤドモータ及びそのシリーズ

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JP3009799B2
JP3009799B2 JP5021590A JP2159093A JP3009799B2 JP 3009799 B2 JP3009799 B2 JP 3009799B2 JP 5021590 A JP5021590 A JP 5021590A JP 2159093 A JP2159093 A JP 2159093A JP 3009799 B2 JP3009799 B2 JP 3009799B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内接噛合遊星歯車構造
を採用したギヤドモータ、あるいはそのシリーズに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、第1軸と、該第1軸に設けた偏心
体を介して、この第1軸に対して偏心回転可能な状態で
取付けられた外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内
歯歯車と、前記外歯歯車に該外歯歯車の自転成分のみを
伝達する手段を介して連結された第2軸と、を備えた内
接噛合遊星歯車構造が広く知られている。
【0003】この構造の従来例を図5及び図6に示す。
この従来例は、前記第1軸を入力軸、第2軸を出力軸と
すると共に、内歯歯車を固定することによって上記構造
を「減速機」に適用したものである。
【0004】入力軸1には所定位相差(この例では18
0°)をもって偏心体3a 、3b が嵌合されている。な
お、偏心体3a と3b は一体化されている。それぞれの
偏心体3a 、3b には軸受4a 、4b を介して2枚の外
歯歯車5a 、5b が取付けられている。この外歯歯車5
a 、5b には内ローラ孔6が複数個設けられ、内ピン7
及び内ローラ8が嵌合されている。
【0005】外歯歯車を2枚(複列)にしているのは、
主に伝達容量の増大、強度の維持、回転バランスの保持
を図るためである。
【0006】前記外歯歯車5a 、5b の外周にはトロコ
イド歯形や円弧歯形等の外歯9が設けられている。この
外歯9はケーシング12に固定された内歯歯車10と内
接噛合している。内歯歯車10の内歯は具体的には外ピ
ン11が外ピン孔13に遊嵌され、回転し易く保持され
た構造とされている。
【0007】前記外歯歯車5a 、5b を貫通する内ピン
7は、出力軸2のフランジ部14に固着又は嵌入されて
いる。又、出力軸2は、ケーシング12中で該ケーシン
グ12に軸受15a、15bを介して支持されており、
一部はケーシング外まで突出されている。
【0008】入力軸1が1回転すると偏心体3a 、3b
が1回転する。この偏心体3a 、3b の1回転により、
外歯歯車5a 、5b も入力軸1の周りで揺動回転を行お
うとするが、内歯歯車10によってその自転が拘束され
るため、外歯歯車5a 、5bは、この内歯歯車10に内
接しながらほとんど揺動のみを行うことになる。
【0009】今、例えば外歯歯車5a 、5b の歯数を
N、内歯歯車10の歯数をN+1とした場合、その歯数
差は1である。そのため、入力軸1の1回転毎に外歯歯
車5a、5b はケーシング12に固定された内歯歯車1
0に対して1歯分だけずれる(自転する)ことになる。
これは入力軸1の1回転が外歯歯車の−1/Nの回転に
減速されたことを意味する。
【0010】この外歯歯車5a 、5b の回転は内ローラ
孔6及び内ピン7の隙間によってその揺動成分が吸収さ
れ、自転成分のみが該内ピン7を介して出力軸2へと伝
達される。
【0011】ここにおいて、内ローラ孔6a 、6b 及び
内ピン7(内ローラ8)は「等速度内歯車機構」を形成
している。
【0012】この結果、結局減速比−1/Nの減速が達
成される。
【0013】従って、この内接噛合遊星歯車構造とモー
タとを組合わせることにより、わずか一段の減速機構で
大きな減速比の(一段型)ギヤドモータを得ることがで
きる。
【0014】なお、この従来例では、当該内接噛合遊星
歯車構造の内歯歯車を固定し、第1軸を入力軸、第2軸
を出力軸としていたが、第2軸を固定し、第1軸を入力
軸、内歯歯車を出力軸とすることによっても減速機を構
成可能である。更に、これらの入出力を逆転させること
により増速機を構成することも可能である。
【0015】ところで、前述したように、内ピン7に
は、内ローラ孔6a 、6b とで構成される等速度内歯車
機構の一方の要素である円弧歯形を形成するという機能
と、外歯歯車5a 、5b の自転による回転力を出力軸2
に伝達するキャリア体としての機能とがあるが、特にこ
のうちの前者の機能を良好に確保するためには、内ピン
7の外周で自由に回転することのできる内ローラ8の存
在が必須であった。この内ローラ8は、その機能上硬質
の素材でその外周及び内周の双方を同軸に且つ精度良く
加工する必要があったため、コスト高になり易いという
問題があった。
【0016】そこで、この内ピン7の等速度内歯車機構
の一方の要素である円弧歯形を形成するという機能と、
外歯歯車5a 、5b の自転による回転力を出力軸2に伝
達するキャリア体としての機能とを分離し、内ローラ8
を無くしても該内ローラ8を有すると同様の性能を得ら
れるようにしたものが提案されている(実開昭59−1
27951)。
【0017】この構造を図8及び図9に示す。
【0018】この構造は、外歯歯車の自転成分を伝達す
る手段として、該外歯歯車5a 、5b に設けた内ピン孔
19a 、19b に対して等速度内歯車機構を構成し得る
内ピン7と、該内ピン7の外歯歯車自転成分相当の回転
を受ける円環状の支持リング17と、出力軸2に形成し
たフランジ部14から突出され、前記支持リング17と
連結・固定されたキャリヤ体16とを有する。
【0019】前記内ピン7は、前記フランジ部14と支
持リング17とにそれぞれブッシュ18a 、18b を介
して回転自在に嵌入されている。即ち、この内ピン7は
キャリヤ体16の存在により出力軸2と強固に連結され
る必要がないため、自身が回転できる構成とすることが
でき、その結果、従来の内ローラ8が省略できているも
のである。前記円環状の支持リング17は、前記キャリ
ヤ体16の先端部分に組込まれている。
【0020】キャリヤ体16は、支持リング17の回転
力を出力軸に伝達する機能のみを有すれば良いため、外
歯歯車5a 、5b の対応部分には、揺動しても該キャリ
ヤピン16と干渉しないだけの大きめの通し孔20a 、
20b が設けられている。
【0021】なお、図8において符号21は内ピン7の
軸方向の位置決めをするための内ピン押え板、22は鋼
板軌道輪、23は内ピン押えボルトである。
【0022】一方、こうした内接噛合遊星歯車構造を採
用した減速機構部Aとモータとの間に平行軸歯車構造の
ピニオン、ギヤの組合せよりなる前段減速機構部を設
けた2段型のギヤドモータが知られている。
【0023】この構造を図7に示す。
【0024】入力軸51の端部にはギヤ55が固定され
ると共に、モータ軸53の端部にはピニオン54が加工
されており、このギヤ55とピニオン54とにより前段
減速機構部Pが構成される。この前段減速機構部Pはモ
ータ継カバー56と軸受ハウジング52とにより構成さ
れる歯車箱57に収容されている。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな、出力軸2がケーシング中で該ケーシングに軸受支
持されると共に、ケーシング外にまで突出されているよ
うな構成の従来の減速機は、図5、図8から明らかなよ
うに、減速機構部分で生じる荷重変動や出力軸2に作用
する相手機械からの外部ラジアル荷重を、出力軸2を支
える一対の軸受15a 、15b によって支持していたた
め、支持の安定性を増大させるためには、一般に図5、
図8のY区間を長く、且つX区間をできるだけ短くする
ことが必要であった。
【0026】ところが、X区間を短くすることは困難で
あるため、必然的にY区間を長くしなければならず、結
果として減速機の軸方向長さが長くなってしまうという
問題があった。
【0027】又、図8、図9に示す構造にあっては、キ
ャリヤ体16を出力軸2と一体に形成していたため、製
造が極めて難しく、コスト高となり、内ローラ8を省略
したことによるコスト低減効果が減殺されてしまうとい
う問題もあった。
【0028】更に、内ピン7を自由回転可能に支持する
に当り、内ピン押え板21、鋼板軌道輪22、内ピン押
えボルト23等を必須としていたため、部品点数、組立
て工数が多くなるという問題もあった。
【0029】ところで、前述したように、高減速比を得
るために、図7に示したような前段減速機構部を付設
した、いわゆる2段型のギヤドモータにあっては、その
軸方向長さが一層長くなってしまい、上述した問題点が
更に顕在化するという問題があった。
【0030】又、従来の2段型ギヤドモータにあって
は、モータ継カバー56とは別に軸受ハウジング52を
用意して入力軸51を軸支する必要があり、部品点数が
多くなると共に、該部品点数の増加によって製造誤差等
が累積されるため、更にラジアル荷重に対する強度等が
減少するという問題もあった。
【0031】一方、従来公知のこうした前段減速機構部
付の(内接噛合遊星歯車構造を採用した)2段型ギヤド
モータをシリーズ化する場合、前段減速機構部で複数の
減速比を確保する方が、内接噛合遊星歯車構造の主減速
機構部で複数の減速比を確保するより工具の準備の点で
有利である。それは、内接噛合遊星歯車構造にあって
は、内歯歯車が円弧歯形、外歯歯車がトロコイド歯形で
あるため、外歯歯車の歯形の切削、あるいは研削に歯形
の種類と同数の工具を必要とするのに対し、前段の平行
軸歯車はインボリュート歯車で構成されるため、1種類
の工具で何種類もの前段減速機構部を容易に製造するこ
とができるためである。
【0032】このような事情から、従来は、このような
内接噛合遊星歯車構造を採用した2段型キヤドモータに
おいて、複数の減速比を予め準備したシリーズを構成す
る際には、内接噛合遊星歯車構造の主減速機構部を1種
類とし、前段の平行軸歯車構造のピニオン54とギヤ5
5の歯数を種々変化させ、組合わせによって総減速比を
調整することにより、単一のシリーズを構成するように
していた。
【0033】即ち、従来公知の(内接噛合遊星歯車構造
を採用した)2段型のギヤドモータは、前段減速機構部
の、モジュールさえ合えば異なる歯数の歯車を1つの工
具で切削が可能(交換性歯形)という性質を利用し、該
前段減速機構部において多数の減速比を得てシリーズ化
するという技術思想によりシリーズが構成されていた。
【0034】しかしながら、前段減速機構部によって多
数の種類の減速比を得るという方法は、第1に、必然的
に該前段減速機構部のギヤの大きさが変化することか
ら、この部分のケーング(従来のモータ継カバー56
や軸受ハウジング52)の大きさも変化するため、この
前段減速機構部のケーシングと後段の内接噛合遊星歯車
構造のケーシングとを一体化させることはできなかっ
た。
【0035】その一方で、近年、このようなギヤドモー
タを使用する分野(例えば物流システムの分野)におい
ては、その用途に応じ採用するモータに種々の性能が要
求されるようになってきている。例えば、同一の馬力を
持つものであっても、一般的な単なるインダクションモ
ータ、ブレーキ付のモータ、インバータ制御回路を有す
る定トルクで回転数制御のできるモータ、安全性向上の
ために完全防水化されたモータ、等々、付属する制御回
路を含めて非常に多様なモータが使用されるようになっ
てきている。従って、前段減速機構部のケーシング部分
をモータのケーシングと一体化した上でモータを製造し
ようとすると、該前段減速機構部に相当する部分のケー
シングのみが異なる多種類のモータを用意しなければな
らなくなるため、モータのケーシングを前段減速機構部
のケーシングとを一体化するのも又困難であった。
【0036】この結果、従来の前段減速機構部において
多数の減速比を得るというシリーズにあっては、モー
タ、前段減速機構部、主減速機構部の各部について、そ
れぞれ別体でケーシングなりカバーなりを用意し、それ
らを連結するというのが必須となり、この結果部品点数
が多くなる上に、製造誤差や組付け誤差が累積し、前記
内接噛合遊星歯車構造部分の構成と相まって一層ラジア
ル方向の強度あるいは精度が低下し易いという問題があ
った。
【0037】本発明は、このような従来の問題に鑑みて
成されたものであって、内接噛合遊星歯車構造を採用し
た2段型のギヤドモータにおいて合理的な構造を提供
し、強度、精度を一層向上させることにより上記課題を
解決したものである。
【0038】又、この技術と関連した思想に基づいて、
強度、精度に優れた(内接噛合遊星歯車構造を採用し
た)ギヤドモータのシリーズを提供することにより、同
じく上記課題を解決したものである。
【0039】
【課題を解決するための手段】本第1発明は、第1軸
と、該第1軸に設けた偏心体を介してこの第1軸に対し
て偏心回転可能な状態で取付けられた外歯歯車と、該外
歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、前記外歯歯車に該外
歯歯車の自転成分のみを伝達する手段を介して連結され
た第2軸と、をケーシング中に備え、且つ、前記第2軸
がケーシング中で該ケーシングに軸受支持されると共に
ケーシング外まで突出され、前記自転成分を伝達する手
段として、前記外歯歯車に設けた内ピン孔に対して等速
度内歯車機構を構成し得る内ピンと、該内ピンの外歯歯
車自転成分相当の回転を受ける円環状の支持リングと、
前記第2軸に形成したフランジ部から突出され、該フラ
ンジ部と前記支持リングとを連結・固定するキャリア体
と、を有する内接噛合遊星歯車構造を採用した減速機構
部を、モータと組合わせたギヤドモータにおいて、前記
円環状の支持リング及び第2軸のフランジ部を、前記外
歯歯車を挾んで配置すると共に、この支持リング及びフ
ランジ部の双方を一対の軸受を介して前記ケーシングに
支持し、該ケーシングの第1軸側を延長して前記モータ
のケーシング端部と接続可能とし、前記モータのモータ
軸端にピニオンを形成すると共に、前記第1軸の軸端に
該ピニオンと噛合するギヤを設け、該ピニオンとギヤと
により前段減速機構部を構成してこれを前記ケーシング
の延長部分内に収納したことにより、上記課題を解決し
たものである。
【0040】又、本第2発明は、第1軸と、該第1軸に
設けた偏心体を介してこの第1軸に対して偏心回転可能
な状態で取付けられた外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛
合する内歯歯車と、前記外歯歯車に該外歯歯車の自転成
分のみを伝達する手段を介して連結された第2軸と、を
ケーシング中に備えた、内接噛合遊星歯車構造を採用し
た減速機構部を、モータと組合わせたギヤドモータのシ
リーズにおいて、前記内接噛合遊星歯車構造の減速機構
部における減速比として、ほぼ等比数列の減速比を予め
準備し、該減速機構部とモータとを直接連結することに
より一段型ギヤドモータ群を構成し、該一段型ギヤドモ
ータ群における内接噛合遊星歯車構造の減速機構部とモ
ータとの間に一種類の平行軸歯車構造の前段減速機構部
を挿入することにより、モータに対し減速機構部が一種
類の取合い寸法を有する2段型ギヤドモータ群を構成
し、該2段型ギヤドモータ群と前記1段型ギヤドモータ
群を組合わせることにより、広範な単一の等比数列の減
速比を有するギヤドモータのシリーズを構成したことに
より、上記課題を解決したものである。
【0041】
【作用】本第1発明においては、第2軸がケーシングに
軸受支持されていて、且つケーシング外にまで突出され
ているような構成であって、一般に全長(軸方向長)が
長くなりがちな(内接噛合遊星歯車構造を採用した)2
段型のギヤドモータにおいて、キャリア体を外歯歯車を
貫通して配置すると共に、該外歯歯車を円環状の支持リ
ング及び第2軸のフランジ部で挾み込み、且つ、この支
持リング及びフランジ部の双方を一対の軸受を介してケ
ーシングに支持するようにしている。その結果、主減速
機構部、即ち内接噛合遊星歯車構造の殆どの部材を両持
ち支持できようになり、該減速機構部の剛性、回転安定
性を格段に向上させることができる。
【0042】又、従来軸受ハウジングとモータ継カバー
により構成されていた前段の歯車箱(ケーシング)を単
一の継カバーのみで構成できるようになり、しかも、こ
の単一の継カバーを主減速機構部のケーシングと一体的
に形成できるようになった。この結果、前段減速機構部
のケーシングに対する剛性及び組付け精度を飛躍的に高
めることができ、回転安定性を一層向上させることがで
きるようになった。
【0043】なお、上記説明において、「主減速機構部
のケーシングと前段減速機構部のケーシングとを一体化
する」というのは、当該ケーシングが連結部の全くない
1個の部材で形成されるべきことを意味するものではな
い。
【0044】一般にケーシングには多数の凹凸があり、
製造工程の関係で2つあるいは3つ部材に分解して製造
し、後でこれをボルト等で連結して求める形状のケーシ
ングとするのはよく用いられる手法であり、本第1発明
もこれを否定するものではない。
【0045】但し、本第1発明においては、少なくとも
前段減速機構部と主減速機構部とを分けるようなケーシ
ングの分割は否定される。即ち、前段減速機構部はあく
まで主減速機構部のケーシングの「延長部分」に収容さ
れる。
【0046】又、本第2発明では、基本的に第1発明で
発案された思想を考慮してギヤドモータをシリーズ化し
たため、簡易な方法で広範囲の減速比領域を等比数列的
な値でカバーすることができる。
【0047】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0048】図1は、本発明にかかる内接噛合遊星歯車
構造が適用されたギヤドモータの断面図であり、図2
は、そのII−II線断面図である。
【0049】以下の説明においては、図5〜9に示す従
来公知例の構成と同一又は類似の部分については下2桁
が同一の番号を付し、明らかな重複説明は省略する。
【0050】まず内接噛合遊星歯車構造の主減速機構部
Aの構成から説明する。出力軸102のフランジ部11
4には、該フランジ部114とは別部材とされたキャリ
ヤピン(キャリヤ体)116の一端が挿入されている。
このキャリヤピン116の他端には円環状の支持リング
117が挿入されており、この支持リング117及びキ
ャリヤピン116によってキャリヤが構成されている。
【0051】フランジ部114、キャリヤピン116、
及び支持リング117は、一対の軸受115a 、115
b によってケーシング112に両持ち支持されている。
【0052】キャリヤピン116には、そのほぼ中央に
パイプ状のスペーサ125が挿入されている。従って、
キャリヤピン116の支持リング117、あるいはフラ
ンジ部114への挿入深さに多少のばらつきがあったと
しても、このスペーサ125の存在により支持リング1
17及びフランジ部114の距離は必ず一定に維持さ
れ、しかも4本ある全てのキャリヤピン116の部分に
おいて同一の距離を容易に確保することができる。
【0053】外歯歯車105a 、105b にはキャリヤ
ピン116の貫通するキャリヤピン孔(通し孔)120
a 、120b が形成されている。このキャリヤピン孔1
20a 、120b は、外歯歯車105a 、105b が揺
動しても、なおキャリヤピン116と外歯歯車105a
、105b が接触しない大きさとされている。
【0054】この実施例は頻繁に分解・組立をすること
を前提としたタイプの実施例に相当している。従って、
キャリヤピン116の一端部に止め輪124を配置し、
他端部にねじ部127を設けると共に、フランジ部11
4、スペーサ125、及び支持リング117を、この止
め輪124とねじ部127に螺合するナット128とに
よって強く挟み込むことにより、組付けを行うようにし
ている。従って何回でも分解組立が可能である。しか
も、キャリヤピン116をいわゆる段付ボルトにするの
ではなく、止め輪124を使用するようにしたため、こ
の段付部で応力集中が起ったりするのを防止することが
できる。
【0055】又、段付のキャリヤピンではいわゆる芯無
しの研削盤で加工することができないため、高コスト、
低精度が避けられないが、この実施例では止め輪124
を使用しているため、芯無しの研削盤での加工が可能で
あり、低コスト化、高精度化を実現することができる。
【0056】この実施例では、内ピン107は、出力軸
102のフランジ部114及び支持リング117の内ピ
ン保持孔126a 、126b に遊嵌されている。そのた
め、自由に回転することが可能であり、これにより内ピ
ン孔119a 、119b と内ピン107との噛合時に生
ずる滑りを良好に吸収することができる。又当然にここ
での分解も可能である。
【0057】内ピン107は、両端自由支持されている
ことから、内ピン孔119a 、119b との噛合による
荷重を受けたときに弾性変形を生じ易く、これにより加
工、組立、あるいは分解、再組立に伴う誤差を良好に吸
収することができる。しかも、この内ピン107が弾性
変形したとしても、減速機構部全体の剛性は内ピン10
7ではなく、ケーシング112に両持ち支持されたフラ
ンジ部114、キャリヤピン116、及び支持リング1
17によって確保されるため、極めて安定性のある運転
を継続することができる。
【0058】内ピン107は、両端自由支持であるが、
軸受115a 、115b の外輪125a 、125b によ
って軸方向に位置決めされているため、抜け出ることは
ない。
【0059】一方、この内接噛合遊星歯車構造の主減速
機構部Aの入力側にはヘリカルギヤ(はすば歯車)のピ
ニオン154及びギヤ155からなる前段減速機構部
が取付けられている。前記ピニオン154は、モータ1
60のモータ軸153に直接形成され、又、前記ギヤ1
55は、主減速機構部Aの入力軸151にキー157を
介して装入され、止め輪158によってその抜けが防止
されている。
【0060】主減速機構部Aを覆っているケーシング1
12は、その端部がそのまま延長され、前段減速機構部
を覆うケーシングを兼用している。従って、ケーシン
グ112を直接モータ160のケーシング161に連結
することで、主及び前段双方の減速機構部のモータ16
0側への連結が完了する。この実施例ではケーシング1
12の端部をモータケーシング161の端部とをインロ
ーによって嵌め込んだ上で、止めねじ170によってこ
れらを固定するようにしている。
【0061】次に、この実施例の作用を説明する。
【0062】モータ軸153の回転がそのままピニオン
154の回転となり、これと噛合しているギヤ155が
回転することにより、まずここで1段目の減速が成され
る。このギヤ155の回転は、主減速機構部A、即ち内
接噛合遊星歯車構造の入力軸151の回転となり、外歯
歯車105a 、105b が該入力軸151の回転と共に
揺動回転する。この結果、内歯歯車110の内歯に相当
する外ピン111と外歯歯車105a 、105b との噛
合によって外歯歯車105a 、105b が揺動しながら
ゆっくりと自転する。この基本的な外歯歯車の動きは従
来の公知例と全く同様である。
【0063】この外歯歯車105a 、105b の動き
は、内ピン孔119と内ピン107との隙間によりその
揺動成分が吸収され、自転成分のみが該内ピン107を
介して出力軸102のフランジ部114と支持リング1
17とに伝達される。支持リング117に伝達された回
転力は、キャリアピン116を介して出力軸102に伝
達される。
【0064】出力軸102に作用する外部ラジアル荷重
は軸受115b と、キャリアピン116及び支持リン
グ117を介して軸受115a とで両持ちで受け止めら
れるため、内ピン107には外部ラジアル荷重が影響し
ない。
【0065】この実施例によれば、特に主減速機構部A
を1対の軸受115a 、115b で両持ち支持するよう
にしているため、極めて剛性が高く、又フランジ部11
4、キャリアピン116、支持リング117の連結を非
常に簡単に且つ高精度に行うことができる。更に、内ピ
ン107の内ローラを省略しながら、該内ピン107を
フランジ部114及び支持リング117に遊嵌させるよ
うにしているため、自由な回転ができ、従って、内ロー
ラを省略して低コスト化を図りながら、機能的には従来
と同等、あるいはそれ以上の円滑な摺動性を得ることが
できる。
【0066】一方、主減速機構部Aにおいて、このよう
な合理的な支持構造を確保すると共に、この実施例で
は、前段減速機構部主減速機構部Aと一体化された
ケーシング内に収めるようにしたため、モータ160、
段減速機構部及び主減速機構部Aを、モータ160
のケーシングとこの一体化された減速機構側のケーシン
グ112とをインローによって嵌め込んだ上で止めねじ
170によって固定するだけで組付けることができるよ
うになり、極めて簡素化できる。この結果、各部材のラ
ジアル方向の剛性の強化、組付け精度の一層の向上を図
ることができるようになる。
【0067】次に、このギヤドモータの減速比を多種類
備えたシリーズについて説明する。この実施例では、主
減速機構部Aのみによって図3に示されるような減速比
を用意した。この減速比の公比はほぼ1.2(正確には
1.13〜1.38)とされており、ユーザの幅広い要
求にきめ細かく対応できるようになっている。このう
ち、減速比6〜35までは主減速機構部Aが直接モータ
160に連結される構成とされる。この場合、具体的に
は、ケーシング112の形状を主減速機構部Aの入力軸
151とモータ160のモータ軸153とが同心となる
ように形成し、且つ入力軸151の端部にモータ軸15
3に形成したと同一歯数、同一歯形のピニオンを形成
し、両者間に、内周にこれらのピニオンと噛合する内歯
の形成された円筒状のナットをわたすことにより、モー
タ軸153と入力軸101とを連結するようにする。も
っともこの入力軸151とモータ軸153との接続方法
は、必ずしもこのような方法でなくてもよく、他の公知
の方法に依ってもよい。
【0068】一方、減速比43〜87の主減速機構部A
については、図1、図2と同様な構成の前段減速機構部
が付設される。この前段減速機構部におけるピニオ
ン153の歯数を12、ギヤ155の歯数を28とした
場合には、前段減速機構部によって2.33の減速比
が得られるため、これと例えば減速比43の主減速機構
部Aを組合せると、図4の(A)に示されるように、総
減速比100を得ることができる。同様に、これと減速
比が51〜87の主減速機構部とを組合せることによ
り、減速比119〜203の5種類の総減速比を得るこ
とができる。
【0069】一方、第1減速機構部のピニオン154の
歯数を11、ギヤ155の歯数を26とした場合には、
この部分で減速比2.36を得ることができ、これを前
述した減速比43〜87の主減速機構部Aと組合せるよ
うにすると、図4(B)に示されるように、102〜2
06の総減速比を得ることができる。
【0070】いずれの場合でも、1段型の減速比87か
ら2段型の減速比100〜、あるいは102〜へとほぼ
1.2の公比を維持したまま広範囲の等比数列的な減速
比列を構成することができるようになる。又、いずれの
場合も、減速機構部側とモータ側とは、只1種類のみの
取合い寸法の連結部で連結されることになるため、種々
の減速比で種々の性能のモータを自由に組合せることが
できるようになる。即ち、同一の減速比で種々の性能
(タイプ)のモータを自由に組合わせることができ、
又、同一のモータに対し、種々の減速比の減速機構部を
自由に組合わせることもできるようになる。しかも、主
減速機構部及び前段減速機構部が一体化されたケーシン
グ内に収められているため、全体の剛性、組付け精度の
向上を従来に比べて格段に向上させることができるよう
になる。
【0071】
【発明の効果】以上説明した通り、本第1発明によれ
ば、減速機構部、特に主減速機構部が1対の軸受によっ
て両持ち支持されているため、当該減速機構部の全長を
短くすることができ、従って2段型のギヤドモータとし
た場合であっても全長を従来に比べて短くすることがで
きるようになる。又、支持リング及びキャリア体を備え
た構成でありながら、構造が非常に簡単化されており、
高精度な組立ができる。特に、主減速機構部と前段減速
機構部のケーシングが一体化されているため、全減速機
構部の剛性を非常に高めることができ、且つ組付け精度
も向上させることができ、その結果回転安定性も向上で
きる。
【0072】又、本第2発明によれば1段型、2段型と
も、モータ側に対して同じ取合い寸法の連結ができるよ
うになるため、モータ、あるいは減速比を変更して使用
する場合に当該変更を非常に簡単に行うことができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る内接噛合遊星歯車構造が採用され
た2段型のギヤドモータの断面図
【図2】図1のII−II線に沿う断面図
【図3】上記2段型のギヤドモータにおいて主減速機構
部で準備されている減速比の配列を示すグラフ
【図4】上記主減速機構部(の一部)に対して前段減速
機構部を組合せたときに得られる総減速比の配列を示す
グラフ
【図5】従来の内接噛合遊星歯車構造が採用された基本
的な減速機を示す断面図
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図
【図7】従来の2段型のギヤドモータの例を示す断面図
【図8】従来の内接噛合遊星歯車構造が採用された減速
機で、且つ、内ピンの他にキャリアピンを備える減速機
の断面図
【図9】図8のIX−IX線に沿う断面図
【符号の説明】
1、151…入力軸 2、102…出力軸 3a 、3b 、103a 、103b …偏心体 5a 、5b 、105a 、105b …外歯歯車 7、107…内ピン 10、110…内歯歯車 11、111…外ピン 12、112…ケーシング 14、114…出力軸のフランジ部 15a 、15b 、115a 、115b …軸受 16、116…キャリアピン 17、117…支持リング 153…ピニオン 155…ギヤ 160…モータ A…主減速機構部 …前段減速機構部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16H 1/28 - 1/48

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1軸と、該第1軸に設けた偏心体を介し
    てこの第1軸に対して偏心回転可能な状態で取付けられ
    た外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、
    前記外歯歯車に該外歯歯車の自転成分のみを伝達する手
    段を介して連結された第2軸と、をケーシング中に備
    え、且つ、前記第2軸がケーシング中で該ケーシングに
    軸受支持されると共にケーシング外まで突出され、前記
    自転成分を伝達する手段として、前記外歯歯車に設けた
    内ピン孔に対して等速度内歯車機構を構成し得る内ピン
    と、該内ピンの外歯歯車自転成分相当の回転を受ける円
    環状の支持リングと、前記第2軸に形成したフランジ部
    から突出され、該フランジ部と前記支持リングとを連結
    ・固定するキャリア体と、を有する内接噛合遊星歯車構
    造を採用した減速機構部を、モータと組合わせたギヤド
    モータにおいて、 前記円環状の支持リング及び第2軸のフランジ部を、前
    記外歯歯車を挾んで配置すると共に、この支持リング及
    びフランジ部の双方を一対の軸受を介して前記ケーシン
    グに支持し、 該ケーシングの第1軸側を延長して前記モータのケーシ
    ング端部と接続可能とし、 前記モータのモータ軸端にピニオンを形成すると共に、
    前記第1軸の軸端に該ピニオンと噛合するギヤを設け、 該ピニオンとギヤとにより前段減速機構部を構成してこ
    れを前記ケーシングの延長部分内に収納したことを特徴
    とする内接噛合遊星歯車構造を採用したギヤドモータ。
  2. 【請求項2】第1軸と、該第1軸に設けた偏心体を介し
    てこの第1軸に対して偏心回転可能な状態で取付けられ
    た外歯歯車と、該外歯歯車が内接噛合する内歯歯車と、
    前記外歯歯車に該外歯歯車の自転成分のみを伝達する手
    段を介して連結された第2軸と、をケーシング中に備え
    た、内接噛合遊星歯車構造を採用した減速機構部を、モ
    ータと組合わせたギヤドモータのシリーズにおいて、 前記内接噛合遊星歯車構造の減速機構部における減速比
    として、ほぼ等比数列の減速比を予め準備し、該減速機
    構部とモータとを直接連結することにより一段型ギヤド
    モータ群を構成し、 該一段型ギヤドモータ群における内接噛合遊星歯車構造
    の減速機構部とモータとの間に一種類の平行軸歯車構造
    の前段減速機構部を挿入することにより、モータに対し
    減速機構部が一種類の取合い寸法を有する2段型ギヤド
    モータ群を構成し、 該2段型ギヤドモータ群と前記1段型ギヤドモータ群を
    組合わせることにより、広範な単一の等比数列の減速比
    を有するギヤドモータのシリーズを構成したことを特徴
    とする内接噛合遊星歯車構造を採用したギヤドモータの
    シリーズ。
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