JP3009414U - 無崩壊鋼製矢板 - Google Patents
無崩壊鋼製矢板Info
- Publication number
- JP3009414U JP3009414U JP1994012821U JP1282194U JP3009414U JP 3009414 U JP3009414 U JP 3009414U JP 1994012821 U JP1994012821 U JP 1994012821U JP 1282194 U JP1282194 U JP 1282194U JP 3009414 U JP3009414 U JP 3009414U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet pile
- steel sheet
- present
- hole
- reduces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本考案は鋼製矢板を安定した地盤を崩壊させ
ず簡単に取り付け、地中の水圧を軽減し、撤去も容易に
する。 【構成】 本考案は発泡スチロール等の合成樹脂を軽量
のアルミ等適宜素材にて両面補強して一体化形成された
鋼製矢板本体1に、2の開口穴を設け下方に3のジョイ
ントを差し込み、4のH型鋼のフランジに取り付けパワ
ーショベル等にて押し下げる、5のテーパにより土の抵
抗が軽減でき6の継ぎジョイントにて連結が可能にな
る、7の補強骨は土圧に対応し8の水抜き穴は水圧を軽
減する、上部2aの開口穴にて撤去でき資源の再利用に
も役立つ。
ず簡単に取り付け、地中の水圧を軽減し、撤去も容易に
する。 【構成】 本考案は発泡スチロール等の合成樹脂を軽量
のアルミ等適宜素材にて両面補強して一体化形成された
鋼製矢板本体1に、2の開口穴を設け下方に3のジョイ
ントを差し込み、4のH型鋼のフランジに取り付けパワ
ーショベル等にて押し下げる、5のテーパにより土の抵
抗が軽減でき6の継ぎジョイントにて連結が可能にな
る、7の補強骨は土圧に対応し8の水抜き穴は水圧を軽
減する、上部2aの開口穴にて撤去でき資源の再利用に
も役立つ。
Description
【0001】
本考案は、H型鋼打設による山止め横矢板を土砂崩壊させずに取り付け施工が 出来る鋼製矢板に関するものである。
【0002】
土木、建築等の架設山止め工事においてH型鋼を打設したあと、パワーショベ ル及び人力にて内側を崩し、木製の矢板にてH型鋼のフランジに下から一枚ずつ 取り付けていた。
【0003】
従来の工法では、一度は土砂が崩れ落ちる為、軟弱な地盤や隣地と近接してい る場合は土砂崩壊の危険があり、安定している地盤が土圧のモーメントに因り動 く可能性が考えられる。本考案は、本来施工しない部分の土砂を崩して裏込めし ていく危険と二重手間を解消しようとするものである。
【0004】
本考案は、現状の安定している地盤に直に差し込む為、下部に穏やかなテーパ を付け、パワーショベルのバケットで押し込めるようアングルが取りつけられる 穴が開いている。深さや高さに対応する様、上部に継ぎ足しのジョイントをほど こしている。又、地下水による水圧を逃がす様、水抜き穴を設けてあり取り付け が簡単な様に極力軽量にしつつ土圧に耐える強度として問題点を解決している。
【0005】
鋼製矢板を打設後のH型鋼のフランジの中壁に合わせ、下方に開けて有る穴に アングルを差し込み掘削する側をパワーショベル等により、少し間隔をあけて堀 り下げる、アングルにパワーショベルのバケットを合わせ掘削する時の要領にて H型鋼のフランジの内側を真下に向けて押し込む、アングルを2ケ所とし水平に 保ち水抜き穴を設ける事により土砂の崩壊を未然に防ぎ山止めが施工出来る。
【0006】
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。1は発泡スチロール等の合成樹 脂を軽量のアルミ等適宜素材にて両面補強して一体化形成された鋼製矢板本体、 2はアングルを差し込む開口穴で、この開口穴に3のアングルをセットし、打設 された4のH型鋼のフランジに装着する。下方には5のテーパが施してあり土砂 の抵抗を軽減する事が出来る。6は継ぎ足しする為のジョイントが施してあり上 下対称にする事により重ねて運ぶのが容易になる。
【0007】 7は前記鋼製矢板本体が軽量な為、土圧に耐える様補強骨を設け、土圧には8 の水抜き穴を設けてある。
【0008】 本考案の一実施例は上述の如き構成からなるものであるから、鋼製矢板本体1 を掘削作業と同時に、4のH型鋼に取り付けることが出来る。又、工事終了後に 上部2aの開口穴を用いて、引き抜き撤去することも可能となる。
【0009】
上述の様に、本考案の無崩壊鋼製矢板は、現状の地盤を崩壊させず安全に掘削 と山止めができ、水抜き穴を設ける事により水圧も軽減し、軽量であるが為に運 搬及び取り付けも容易に成る。しかも従来の木製矢板では工事終了後に撤去する ことが困難であったが、この鋼製矢板では上下何枚でも連結させる事により上部 開口穴にて引き抜き撤去することが可能となり資源の再利用に役立つ。
【図1】本考案の無崩壊鋼製矢板の一実施例を示す立面
図である。
図である。
【図2】木鋼製矢板の一部切欠断面図である。
1 鋼製矢板本体 2 アングルの開口穴 3 アングル 4 H型鋼 5 テーパ部 6 継ぎジョイント 7 補強骨部 8 水抜き穴
Claims (1)
- 【請求項1】 山止め横矢板をH型鋼打設ピッチ幅の鋼
製の薄板にて作製し上部に継ぎ足し用の折り返しを設
け、下部にはアングルを差し込む穴を開け中間は水抜き
穴を施し掘削と同時に山止めも施工され、土砂崩壊を防
ぎ地下水による土圧も軽減し完成後には容易に撤去出来
る事を特徴とする無崩壊鋼製矢板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012821U JP3009414U (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 無崩壊鋼製矢板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994012821U JP3009414U (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 無崩壊鋼製矢板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3009414U true JP3009414U (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=43145207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994012821U Expired - Lifetime JP3009414U (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 無崩壊鋼製矢板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3009414U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0540743U (ja) * | 1991-10-22 | 1993-06-01 | 株式会社竹中工務店 | クリーンユニツト用ケーシング |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP1994012821U patent/JP3009414U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0540743U (ja) * | 1991-10-22 | 1993-06-01 | 株式会社竹中工務店 | クリーンユニツト用ケーシング |
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