JP3009409U - 結束バンド - Google Patents

結束バンド

Info

Publication number
JP3009409U
JP3009409U JP1994011772U JP1177294U JP3009409U JP 3009409 U JP3009409 U JP 3009409U JP 1994011772 U JP1994011772 U JP 1994011772U JP 1177294 U JP1177294 U JP 1177294U JP 3009409 U JP3009409 U JP 3009409U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
loop
binding band
fastener
hook
extension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994011772U
Other languages
English (en)
Inventor
憲昭 目黒
Original Assignee
株式会社ダイワ北海通商
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社ダイワ北海通商 filed Critical 株式会社ダイワ北海通商
Priority to JP1994011772U priority Critical patent/JP3009409U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3009409U publication Critical patent/JP3009409U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Package Frames And Binding Bands (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 面ファスナ部の係止が外れた場合でも紛失し
にくい結束バンドを提供する。 【構成】 ループ部12は、帯状部材14をループ状に
形成して成る。延出部18、22は、帯状部材14から
成り、一端16が前記ループ部12へ接続されている。
面ファスナ部20は、前記ループ部12の外周面に形成
されている。面ファスナ部24は、前記延出部22の少
なくとも片面にも形成され、互いに係止可能である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は結束バンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば一対のスキー板を運搬の便を図るために結束する手段として結束バンド が使用されている。従来の結束バンドは、一本の帯状部材の一方の端部に第1の 面ファスナ部が形成され、当該帯状部材の中央部に第1の面ファスナ部と係止可 能な第2の面ファスナ部が形成されている。この結束バンドでスキー板を結束す るには、面ファスナ部が形成されていない他方の端部を一対のスキー板の間に介 挿し、帯状部材の他の部分を両スキー板へ巻着し、第1の面ファスナ部と第2の 面ファスナ部とを合わせて係止する。この係止により、一対のスキー板の結束状 態を保持可能となる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の結束バンドには次のような課題がある。 従来の結束バンドは一本の帯状に形成され、スキー板同士の間へ介挿した他方 の端部以外の他の部分を一対のスキー板へ巻着して結束している。ところが、振 動等により、面ファスナ部同士の係止が外れた場合、一本の帯状に形成された結 束バンドはスキー板同士の間から抜け落ち、紛失し易いという課題がある。 従って、本考案は面ファスナ部の係止が外れた場合でも紛失しにくい結束バン ドを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案は次の構成を備える。 すなわち、帯状部材をループ状に形成して成るループ部と、 帯状部材から成り、一端が前記ループ部へ接続された延出部と、 前記ループ部の外周面および少なくとも延出部の片面に形成され、互いに係止 可能な面ファスナ部とを具備することを特徴とする。 また、上記の結束バンドにおいて、前記面ファスナ部を前記ループ部の外周面 に形成された第1の面ファスナ部と、前記延出部の一方の面に形成され、前記第 1の面ファスナ部と係止可能な第2の面ファスナ部とから構成してもよい。
【0005】 また、前記第1の面ファスナ部を、前記延出部の他方の面にも形成してもよい し、 前記ループ部と前記延出部を、一本の帯状部材で形成してもよいし、 前記第2の面ファスナ部を、帯状部材から成り前記延出部の他端へ接続された 第2の延出部の一方の面に形成してもよいし、 前記ループ部を、合成樹脂製の帯状部材で形成すると共に、端部を溶着してル ープ状に形成してもよい。
【0006】
【作用】
作用について説明する。 被結束部材をループ部へ挿通し、他の部分をさらに被結束部材へ巻着し、面フ ァスナ部を係止させることで被結束部材の結束状態を保持可能となる。また、面 ファスナ部の係止が外れた場合でも、被結束部材がループ部へ挿通されているの で結束バンドと被結束部材との分離が防止される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好適な実施例について添付図面と共に詳述する。 図1には本実施例のスキー板(被結束部材の一例)結束用の結束バンド10の 斜視図を示す。 図1において、12はループ部であり、合成樹脂(例えばナイロン)の帯状部 材14をループ状に形成して成る。結束バンド10は、スキー板を結束するため 、ループ部12内には一方のスキー板が挿通可能になっている。ループ部12を ループ状に形成するため、帯状部材14の端部16が帯状部材14の中央部内面 へ溶着されている。 18は延出部であり、ループ部12と同一の帯状部材14から成る。なお、延 出部18は、ループ部12と別個の帯状部材で形成し、溶着等により延出部18 の一端をループ部12へ接続してもよい。
【0008】 20は第1の面ファスナ部であり、ループ部12の外周面および延出部18の 片面に形成されている。本実施例の場合、ループ部12と延出部18とを形成す る帯状部材14の片面全長にわたり第1の面ファスナ部20が予め形成しておき 、その帯状部材14の端部16を帯状部材14の中央部へ溶着することでループ 部12と延出部18が形成される。 22は第2の延出部であり、合成樹脂(例えばナイロン)の帯状部材から成る 。第2の延出部22は、延出部18の先端へ溶着で接続されている。第2の延出 部22の一方の面であって、第1の面ファスナ部20と反対側の面には、第1の 面ファスナ部20と係止可能な第2の面ファスナ部24が全長にわたり形成され ている。なお、延出部18と第2の延出部22との合計の長さは、ループ部の外 周面との間で他方のスキー板を巻着すると共に、第2の面ファスナ部24が第1 の面ファスナ部20と係止可能な長さに設定されている。
【0009】 続いて上記結束バンド10の使用方法について図2および図3をさらに参照し て説明する。 スキー板26a、26bを結束する場合、まずスキー板26aをループ部12 へ挿通する(図2の状態)。スキー板26aをループ部12へ挿通したら、スキ ー板26bを底面同士が対向するよう並べ、延出部18および第2の延出部22 を矢印A方向へ巻回し、第2の面ファスナ部24を第1の面ファスナ部20へ係 止させる。その際、延出部18および第2の延出部22はスキー板26a、26 bを締めつけるが、延出部18および第2の延出部22を、第2の延出部22の 自由端方向へ強く引っ張ってもループ部12とスキー板26aとは外れないので しっかりと締めつけることができる。結束バンド10でスキー板26a、26b を結束した状態の平面断面図を図4に示す。
【0010】 図4には他の被結束部材を結束する場合を示す。図4では複数本(図4では3 本)の筒体(例えばパイプや釣り竿)28を結束する例を示す。 スキー板の場合と異なり、複数本の筒体28を全てループ部12内へ挿通し、 延出部18および第2の延出部22を、第2の延出部22の自由端方向へ強く引 っ張り、筒体28の側端30を支点として延出部18および第2の延出部22を 矢印B方向へ巻回し、第2の面ファスナ部24を第1の面ファスナ部20へ係止 させる。本実施例では第1の面ファスナ部20が延出部18の片面(外面)にも 形成されているので延出部18がループ部12の外周へ何周巻回しても第1の面 ファスナ部20と第2の面ファスナ部24は係止可能である。従って、十分締め つけた上で第1の面ファスナ部20と第2の面ファスナ部24は係止させること ができる。
【0011】 なお、図4の例では全ての筒体28をループ部12内へ挿通させたが、スキー 板26a、26bと同様、一部の筒体28をループ部内へ挿通させ、残りの筒体 28をループ部12の外側に配置し、延出部18および第2の延出部22で全て の筒体28を巻回し、第2の面ファスナ部24を第1の面ファスナ部20へ係止 させてもよい。
【0012】 図5には別の実施例を示す。なお、先の実施例と同一の構成部材については図 1と同一の符号を附し、説明は省略する。 図5に示す結束バンド10では、ループ部12の外周面および延出部18の片 面に面ファスナ部40が形成されている。面ファスナ部40は、フック状のファ スナ(図5において丸印で図示)と、そのフック状のファスナと係止可能なルー プ状のファスナ(図5においてバツ印で図示)が無数に混在するタイプである。 従って、面ファスナ部40はフック状のファスナとループ状のファスナとで互い に係止可能になっている。 使用方法は、先の実施例と同一であり、説明は省略する。 以上、本考案の好適な実施例について種々述べてきたが、本考案は上述の実施 例に限定されるのではなく、例えば第2の面ファスナ部24は、第2の延出部2 2ではなく、延出部18に設けてもよい等、考案の精神を逸脱しない範囲でさら に多くの改変を施し得るのはもちろんである。
【0013】
【考案の効果】
本考案に係る結束バンドを用いると、被結束部材を結束中に面ファスナ部の係 止が外れた場合でも、被結束部材がループ部へ挿通されているので結束バンドと 被結束部材との分離が防止されるので、結束バンドの紛失を確実に防止可能とな る。 特に、請求項3の構成を採用すると、第2の面ファスナ部との係止可能範囲を 広げることができ、様々なサイズの被結束部材の結束が可能となり、汎用性が大 きくすることができる。 請求項4の構成を採用すると、部品点数を減じることができ、コスト削減と部 品管理の合理化が可能となる。
【0014】 請求項5の構成を採用すると、第1の面ファスナ部と第2の面ファスナ部とを 別個の帯状部材へ予め形成しておけるので生産性の向上に資することができる。 請求項6の構成を採用すると、短時間でループ部を形成でき、生産性向上を図 ることができる。 なお、例えば本発明に係る結束バンドをスキー板の結束に用いると、スキー板 同士の間にループ部が介挿されるので、ループ部を形成する帯状部材の厚さに面 ファスナ部の厚さ分を加えた厚さ分、両スキー板を離間させることができるので 、スキー板同士の接触や干渉に起因するエッジ部の錆発生等を防止し得る等の著 効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る結束バンドの実施例を示した斜視
図。
【図2】実施例の結束バンドでスキー板を結束する状態
を示した斜視図。
【図3】実施例の結束バンドでスキー板を結束した状態
を示した平面断面図。
【図4】実施例の結束バンドで筒体を結束する状態を示
した斜視図。
【図5】他の実施例の結束バンドを示した斜視図。
【符号の説明】
10 結束バンド 12 ループ部 14 帯状部材 16 端部 18 延出部 20 第1の面ファスナ部 22 第2の延出部 24 第2の面ファスナ部 26a、26b スキー板 28 筒体 40 面ファスナ部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状部材をループ状に形成して成るルー
    プ部と、 帯状部材から成り、一端が前記ループ部へ接続された延
    出部と、 前記ループ部の外周面および少なくとも延出部の片面に
    形成され、互いに係止可能な面ファスナ部とを具備する
    ことを特徴とする結束バンド。
  2. 【請求項2】 前記面ファスナ部は、 前記ループ部の外周面に形成された第1の面ファスナ部
    と、 前記延出部の一方の面に形成され、前記第1の面ファス
    ナ部と係止可能な第2の面ファスナ部とから成ることを
    特徴とする請求項1記載の結束バンド。
  3. 【請求項3】 前記第1の面ファスナ部は、前記延出部
    の他方の面にも形成されていることを特徴とする請求項
    2記載の結束バンド。
  4. 【請求項4】 前記ループ部と前記延出部は、一本の帯
    状部材で形成されていることを特徴とする請求項1、2
    または3記載の結束バンド。
  5. 【請求項5】 前記第2の面ファスナ部は、帯状部材か
    ら成り前記延出部の他端へ接続された第2の延出部の一
    方の面に形成されていることを特徴とする請求項2、3
    または4記載の結束バンド。
  6. 【請求項6】 前記ループ部は、合成樹脂製の帯状部材
    で形成されると共に、端部を溶着してループ状に形成さ
    れていることを特徴とする請求項1、2、3、4または
    5記載の結束バンド。
JP1994011772U 1994-09-22 1994-09-22 結束バンド Expired - Lifetime JP3009409U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994011772U JP3009409U (ja) 1994-09-22 1994-09-22 結束バンド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994011772U JP3009409U (ja) 1994-09-22 1994-09-22 結束バンド

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3009409U true JP3009409U (ja) 1995-04-04

Family

ID=43145203

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994011772U Expired - Lifetime JP3009409U (ja) 1994-09-22 1994-09-22 結束バンド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3009409U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000203625A (ja) * 1999-01-14 2000-07-25 Ykk Corp 結束バンド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000203625A (ja) * 1999-01-14 2000-07-25 Ykk Corp 結束バンド

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4483556A (en) Hose clamp for a wire reinforced hose
JP3450208B2 (ja) 結束バンドの結束方法
JP3286752B2 (ja) 荷崩れ防止シート
JP3009409U (ja) 結束バンド
US4547953A (en) Method of making a wire reinforced hose construction incorporating a hose clamp
JPS60108130U (ja) ケ−ブルストラツプ
JP3009138B2 (ja) パイプ類の結束用保定具
JPH0223742B2 (ja)
JPH0354963Y2 (ja)
JP3092778U (ja) 荷崩れ防止用シート
JPS6326475Y2 (ja)
JP2002332061A (ja) 荷崩れ防止用締め具
JPH0736171Y2 (ja) コルゲートチューブ用ベルトクランプ
JPS6114726Y2 (ja)
JP3000746U (ja) 釣竿等の結束バンド
JPH025551B2 (ja)
JPH082137Y2 (ja) 紐用結束具
JPH0321152Y2 (ja)
JPH0735330U (ja) 荷崩れ防止用ベルト
JP3017313U (ja) ゴム製の結束紐
JPH0312106Y2 (ja)
JPH0210328Y2 (ja)
JP3095775U (ja) 荷崩れ防止用緊締具
JPS6335979Y2 (ja)
JP2557417Y2 (ja) 胴 輪