JP3009375U - 腰掛け用置きこたつの保温枠 - Google Patents

腰掛け用置きこたつの保温枠

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JP3009375U
JP3009375U JP1994010379U JP1037994U JP3009375U JP 3009375 U JP3009375 U JP 3009375U JP 1994010379 U JP1994010379 U JP 1994010379U JP 1037994 U JP1037994 U JP 1037994U JP 3009375 U JP3009375 U JP 3009375U
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JP
Japan
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notch
door
kotatsu
foot
sitting
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Application number
JP1994010379U
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Inventor
一重 十河
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一重 十河
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Abstract

(57)【要約】 【目的】足の出し入れが容易で、しかも足の出し入れに
際して、置きこたつ2内の熱が外部に逃げるのを抑制す
ることができる腰掛け用置きこたつの保温1を提供す
る。 【構成】保温枠1を構成する平板11の上縁から途中部
にかけて、足を出し入れするための切欠12を設けた。
この切欠12を、内側に回動開閉自在な扉13で閉塞し
た。扉13を、ゴム紐15によって切欠12を閉塞する
方向に引っ張るようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、腰掛け用置きこたつの各脚部の下部に沿って配置される保温枠に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家庭用の置きこたつについては、床や畳の上に直に座った状態で使用す るものが一般に普及している。ところが、この種の置きこたつは、衣服が皺にな ったり足がだるくなったりし易いとともに、姿勢が前屈みとなるので、長時間の 使用は健康に良くない。また、椅子を用いた洋風の生活様式に馴染み難いという 欠点もある。そこで、椅子に腰掛けた状態で使用することができる腰掛け用置き こたつが種々提案されている。
【0003】 この腰掛け用置きこたつには、掛け布団や毛布の裾から置きこたつ内の熱が外 部に逃げるのを防止するために保温枠が用いられる(例えば実開昭63−150 215号、実公平2−24002号公報参照)。この保温枠は、複数枚の平板を 起立させた状態で相互に連結して枠体としたものであり、置きこたつの各脚部の 外側面に沿わせるか、或いは各脚部を受け止めた状態で用いられる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記腰掛け用置きこたつにおいては、足元から熱が逃げるのを効果 的に防止するために、保温枠の高さをある程度高くしておく必要がある。このた め、置きこたつ内に足を差し入れたり、この差し入れた足を出したりする際に、 足を高く持ち上げる必要があり、足の出し入れが困難であるという問題があった 。また、上記足の出し入れに際して、掛け布団や毛布等も高く持ち上げる必要が あるので、置きこたつ内の熱が室内に逃げ易いという問題もあった。 この考案は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、足の出し入れが容易で しかも、足の出し入れに際して熱が逃げ難い腰掛け用置きこたつの保温枠を提供 することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するためのこの考案の腰掛け用置きこたつの保温枠は、複数枚 の平板を起立させた状態で相互に連結して枠体となし、腰掛け用置きこたつの下 部空間を包囲して、置きこたつ内の熱が外部に逃げるのを防止する腰掛け用置き こたつの保温枠において、 上記平板の上縁から途中部にかけて、足を出し入れするための切欠を設け、こ の切欠を、内側に回動開閉自在な扉で閉塞しているとともに、上記扉を、弾性部 材によって切欠を閉塞する方向に常時付勢していることを特徴とするものである 。
【0006】
【作用】
上記の構成の腰掛け用置きこたつの保温枠によれば、平板に設けられた切欠を 閉塞する扉を、足で押圧して弾性部材の付勢力に抗して内側に回動させることに より、切欠を通して足を置きこたつ内に挿入することができる。そして、この挿 入した足を扉から離すことにより、弾性部材の付勢力によって扉を回動復帰させ て、再び切欠を閉塞することができる。また、例えば置きこたつ内に挿入した足 によって上記扉を内側に回動させることにより、切欠を通して足を置きこたつか ら引出すことができ、最終的に、弾性部材の付勢力により、扉を回動復帰させて 、再び切欠を閉塞することができる。
【0007】 このように、この考案の腰掛け用置きこたつの保温枠は、平板に設けられた切 欠を通して足を出し入れすることができるので、足の出し入れに際して、足を高 く持ち上げる必要がない。従って、この足の出し入れに際して、掛け布団や毛布 等を高く持ち上げる必要もない。
【0008】
【実施例】
以下この考案の実施例について、添付図面を参照しながら詳述する。 図1は、この考案の腰掛け用置きこたつの保温枠1を示す斜視図である。この 保温枠1は、4枚の平板11を、それぞれ起立させた状態で相互に連結して枠状 にしたものである。上記保温枠1を構成する各平板11の中央部には、足を出し 入れするための切欠12が形成されており、この切欠12は、内側に回動開閉自 在な扉13によって閉塞されている。
【0009】 上記保温枠1は、上記置きこたつ2の各脚部21を内部に導入した状態で、当 該置きこたつ2の下部空間を包囲するものである。この保温枠1を構成する平板 11としては、木製ボードのほか、硬質樹脂ボード、発泡樹脂ボード等を使用す ることができ、さらには、発泡樹脂ボードを芯材として、その両面に、非発泡樹 脂シートやベニヤ板等を積層した複合ボートも使用することができる。なお、各 平板11は、ピン等の連結具を用いて分解可能に枠組みしておくのが、不使用時 の収納に便利であることから好ましい。
【0010】 上記平板11に形成された切欠12は、当該平板11の上縁から途中部にかけ て凹状に形成されており、その大きさは、足の出し入れに支障のない程度に設定 されている。 また、上記切欠12を閉塞する扉13は、一対の蝶番14を介して切欠12の 下端縁12aに連結されており、この下端縁12aを中心として水平軸回りに回 動自在になっている。
【0011】 さらに、上記扉13は、弾性部材としての一対のゴム紐15によって、切欠1 2を閉塞する方向へ常時付勢されている。即ち、上記一対のゴム紐15は、その 一端が扉13の上部の両側付近に、他端が平板11の下部の両側付近にそれぞれ 取り付けられており、これによって扉13の開閉に必要な伸縮量が確保されてい る。また、各ゴム紐15の途中部は、平板11の上部であって切欠12の近傍に 取付けられたガイドリング16に挿通されて、その伸縮がガイドされている。
【0012】 以上の構成であれば、上記保温枠1に沿わせた椅子Aに腰掛けた状態で、平板 11の切欠12を閉塞している扉13を足Fで押圧して、ゴム紐15を伸ばしな がら当該扉13を内側に回動させることにより、切欠12を開放することができ 、この開放した切欠12を通して、足Fを置きこたつ2内に挿入することができ る(図2参照)。そして挿入した足Fを若干持ち上げて、扉13から離すことに より、ゴム紐15の弾性力によって扉13を回動復帰させて、再び切欠12を閉 塞することができる。このため、置きこたつ2内の熱が切欠12を通して外部に 逃げるのを防止することができる。また、手又は置きこたつ2内に挿入した足F によって上記扉13を内側に回動させることにより、切欠12を開放して足Fを 置きこたつ2から引出すことができる。そして最終的に、ゴム紐15の弾性力に より、扉13を回動復帰させて、再び切欠12を閉塞することができる。
【0013】 このように、上記保温枠1によれば、平板11に形成された切欠12を通して 足Fを出し入れすることができるので、足Fを高く持ち上げることなく足Fの出 し入れを行うことができる。従って、当該足Fの出し入れが容易であるとともに 、足Fの出し入れに際して、掛け布団や毛布等も高く持ち上げる必要がないので 、足Fの出し入れ毎に、置きこたつ2内の熱が外部に逃げるのを効果的に抑制す ることができる。
【0014】 なお、上記扉13を回動付勢する弾性部材としては、上記ゴム紐15に代えて 、Vばねやつる巻きばねを用いることもでき、例えばつる巻きばねを用いる場合 には、図3に示すように、当該つる巻きばね17を、扉13を回動自在に連結す る蝶番14の回動中心軸14aと同芯に設け、その一端部17aを扉13に、他 端部17bを平板11にそれぞれ係止しておけばよい。 さらに、上記保温枠1は、その四隅に置きこたつ2の各脚部21を受け止める ための棚板を設けたものであってもよく、このほか扉13を垂直軸回りに回動開 閉可能に構成する等、種々の設計変更を施すことができる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、この考案の腰掛け用置きこたつの保温枠によれば、足の出し入 れを、平板に設けた開閉可能な切欠を通して行うことができるので、足の出し入 れが容易であるとともに、足の出し入れに際して、掛け布団等を高く持ち上げる 必要がないので、置きこたつ内の熱が外部に逃げるのを抑制することができると いう特有の実用的効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の腰掛け用置きこたつの保温枠の一実
施例を示す斜視図である。
【図2】切欠を開放した状態を示す要部斜視図である。
【図3】他の実施例を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 保温枠 11 平板 12 切欠 13 扉 15 ゴム紐(弾性部材) 17 つる巻きばね(弾性部材) 2 腰掛け用置きこたつ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数枚の平板を起立させた状態で相互に連
    結して枠体となし、腰掛け用置きこたつの下部空間を包
    囲して、置きこたつ内の熱が外部に逃げるのを防止する
    腰掛け用置きこたつの保温枠において、 上記平板の上縁から途中部にかけて、足を出し入れする
    ための切欠を設け、この切欠を、内側に回動開閉自在な
    扉で閉塞しているとともに、上記扉を、弾性部材によっ
    て切欠を閉塞する方向に常時付勢していることを特徴と
    する腰掛け用置きこたつの保温枠。
JP1994010379U 1994-07-29 1994-07-29 腰掛け用置きこたつの保温枠 Expired - Lifetime JP3009375U (ja)

Priority Applications (1)

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ID=43145171

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