JP3009242B2 - 精製単量体健康人血清アルブミン(ヒト) - Google Patents

精製単量体健康人血清アルブミン(ヒト)

Info

Publication number
JP3009242B2
JP3009242B2 JP3110900A JP11090091A JP3009242B2 JP 3009242 B2 JP3009242 B2 JP 3009242B2 JP 3110900 A JP3110900 A JP 3110900A JP 11090091 A JP11090091 A JP 11090091A JP 3009242 B2 JP3009242 B2 JP 3009242B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
albumin
suspension
temperature
aluminum
preparation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP3110900A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0733800A (ja
Inventor
ロバート・エイ・テノルド
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer Corp
Original Assignee
Miles Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Miles Inc filed Critical Miles Inc
Publication of JPH0733800A publication Critical patent/JPH0733800A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3009242B2 publication Critical patent/JP3009242B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/76Albumins
    • C07K14/765Serum albumin, e.g. HSA
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】本発明は実質的にアルミニウム及び他の
中毒物を含まないより純度が高くより安全な健康人血清
アルブミン(ヒト)の調製物を得るための新しい組成及
びその処理方法を特徴とする治療組成物に関する。ここ
に記載されたある種の組成物は少なくとも以下の3つの
理由により実質的に日付期間が延長される:1)高分子
量成分が存在しない、2)アルミニウム及び他の混入物
の除去、及び3)精製度(100%)。表示したレベル
は日付時間の間一定である。
【0002】治療薬としてヒトアルブミンを用いること
はよく知られている。そのような生成物のひとつとして
「プラスブミン」(“PLASBUMIN”)25%及
び5%がある(カッターバイオロジカル、マイル社、バ
ークレー、カリフォルニア((Cutter Biological、
Miles Inc.,Berkeley、California)))。多くの
人がアルブミン調製物を改良しようと努め、ある程度ま
で改良した組成物を得られるようになってきた。しかし
どれもがある意味において本発明の新規組成物の特性を
欠いている。例えば:あるアルブミンの製造物は96pp
bまで低くアルミニウムのレベルが下っている。その生
成物の40℃での安定性試験で、そのレベルは380pp
bまで増加した。本発明は原料である血漿(ヒト)を卓
越した貯蔵寿命を持ち日付時間の間は変わることがない
実証された表示値を持つアルブミン調製物までにする過
程で必要な方法を教示する。
【0003】アルブミン中のアルミニウムは治療上アル
ブミンを投与する臨床医師の主な心配ごとである。コッ
ペル(Koppel)ら、ジャーナル トキシコル クリン
トキシコル(J.Toxicol.Clin.Toxicol.)26
(5−6):337−5610月−11月号 1988
年。
【0004】本発明は合衆国登録簿(Federal Regis
ter)に記載されているように血漿源(Source Plasm
a)(ヒト)のような実質的にヘモグロビンが低含量で
あるアルブミン源の利用に向けられる。しかし、本発明
の方法及び新規発明生成物は組換えDNAによって生成
した源のような遺伝子工学による源及び他の実質的にヘ
モグロビンが低含量であるアルブミン源由来のアルブミ
ンにも適応される。今日において主要なアルブミン源は
血漿であるため、これらの組成物を調製する方法は基本
的に血漿または血清に関連する。例えば、ヘモグロビン
を含有する胎盤源調製物には向かない。出発材料として
用いる胎盤ようなヘモグロビンを含有する材料からの浸
出によって精製アルブミンを回収する多くの方法が知ら
れている。方法の概説も与えられている米国特許第4,
197,238を参照。胎盤またはヘモグロビンを含有
する他の溶血血液から調製した精製アルブミンについて
も述べている米国特許第4,169,829を参照。本発
明の新規性はセルロースアセテートの電気泳動によって
純度100%であり、処理過程で用いた残留するすべて
の化学試薬を含まない単量体アルブミン(99%以上)
が本発明で教示された方法によって得られることを教示
する。調製物は実質的に二量体アルブミンよりも大きい
分子量の物質を含まない。血漿源(ヒト)のような実質
的にヘモグロビンが含有しないアルブミン源から製造し
た重合体タンパク質を含有せず、実質的にアルミニウム
を含まない調製物はこれまで知られていない。これらの
特性に加えて本発明の生成物の効力は日付時間内では混
入物は表示した値のままであることである。
【0005】本発明の目的は貯蔵寿命が長いアルブミン
を提供することである。さらに本発明の目的は出発材料
として実施的にヘモグロビンを含有しない源由来で医学
的治療に用いることができる主要成分としてのアルブミ
ンから成る経済的であり安全な方法及び生成物を提供す
ることである。実質的にアルミニウムを含有しない本発
明の組成物の効力によって治療薬の日付期間にわたって
表示したレベルはそのままである。
【0006】製造方法は第V画分(Fraction V)ま
たは粗アルブミン段階に適応するいくつかの点でコーン
(Cohn)のアルブミン分画法のような方法をアルブミ
ン源に対して用いる。源はまたコーンの第IV-1画分
(Cohn Fraction IV-1)及びコーンの第IV-4画分
(Cohn Fraction IV-4)のような前段階の処理を
受ける。処理困難な蒸気の容積を減少させるために薄膜
蒸発法が用いられる。コーン(Cohn)ら、ジャーナル
オブ アメリカン ケミカル ソサイアティー(J.
Am.Chem.Soc.)68、459(1946)を参
照。第V画分の沈殿またはより精製したコーン画分を約
3倍容前後の冷却した、ピロゲン(Pyrogen)を含まな
い蒸留水に懸濁する。水の温度は室温以下であり好まし
くは8℃プラスマイナス4℃である。この温度に保持し
た溶液を充分に混合する。溶液中に沈殿ができたら、p
Hを測定し、必要であれば、4.5±0.2の範囲になる
ように調整する。この段階で理想的で最も好ましいpH
は4.5から4.6である。pHは常に5.0以下でなけれ
ばならない。アルブミンはAMF キユノ社(AMF
Cuno Corp.)より入手できるような深部濾過器(de
pth filter)によって濾過される。濾過媒体は出発材
料から実質的にすべての脂溶性タンパク質類の物質が除
去できるように深くなければならない。アルブミン濾過
物のpHを1.0Mの炭酸ナトリウムまたは1.0Mの水
酸化ナトリウムのような希釈塩基性溶液によってαグロ
ブリンのおよその等電点の範囲(pH約5.0から6.
0;好ましくは5.3)に調整する。pHを上昇させるた
めに便宜的な塩基性の緩衝系を用いることができる。
【0007】pH調整に続いて、上述の温度にある系を
ヒートショックを受けられるようにする。先ず、ある量
のカプリル酸ナトリウムをヒートショック中の系のタン
パク質濃度に基づいて系に添加し、例えば濾過物中のタ
ンパク質キロ当り、約30グラムのカプリル酸ナトリウ
ムを系に添加する。SDA-3Aアルコールのようなエ
タノールを容量当り約10%から20%アルコールとな
るように安定化アルブミン濾過物に添加する。撹拌中系
の温度は約20℃に達し、次に約20℃から約50℃に
上昇させる。好ましい温度上昇は50℃までである。こ
の温度を少なくとも1時間保ち、その好ましい範囲は約
1から3時間である。一般に、達した温度が高ければ高
いほど、その温度における時間は少なくて済む。それゆ
え温度上昇がより小さいにもかかわらず、その温度での
過度に長い時間の保持が必要となる。ヒートショックが
終了したら、系の温度を約10℃以下という通常の血漿
処理温度にまで低くする。1グラムのDEAEセファデ
ックス(ファルマシア社((Pharmacia Inc.)))を
溶液リットル当りに添加し、系をAMF キユノ社(A
MF Cuno Corp.)が供給するような適当な深部媒
体に通して濾過する。精製アルブミン濾過物のpHを約
6.0から約8.5(最も好ましくは7.2)に調整す
る。精製アルブミンをロミコン社(Romicon,Inc.)
またはコッホ社(Koch CO.)製のような限外濾過器
に供する。アルブミン溶液をダイアフイルトレーシヨン
(diafiltration)にかけ、3%塩化ナトリウムまたは
酢酸ナトリウムまたはある場合ではカプリル酸ナトリウ
ム溶液、最も好ましくは塩化ナトリウムのような弱塩溶
液で容量の置換を行う。精製アルブミン溶液をダイアフ
イルトレーシヨンにかけ、塩置換の結果アルミニウム及
び他の混入物は除却される。水(最も好ましくは4容の
冷却蒸留水)に対してダイアフイルトレーシヨンを行
う。賦形剤を添加して所望のタンパク質レベルとなる濃
度になった精製、洗浄アルブミンを限外濾過器から回収
する。アルブミン濃度に基づくカプリル酸のモル濃度に
よって上述の方法で調製される最終生成物の好ましい組
成が与えられる。すなわち、25%のタンパク質調製物
は一般に0.02Mから約0.1M、好ましくは0.04
Mのカプリル酸で安定化する。E.J.コーン(E.
J.Cohn)による元来の調製物は「塩欠乏」であっ
た。本発明の特上の組成はわずかに希釈した場合強壮性
を保証するために約0.1Mのアミノ酢酸を含んでい
る。こうして得られる組成は最上の貯蔵寿命を持ち生物
活性が保持される。本明細書に記載されている調製物
は、もし所望するのであれば、最終的に130から16
0mEq/Lのナトリウムとなるように塩化ナトリウムを
加えた0.02Mのカプリル酸ナトリウム及び0.02M
のアセチル-dl-トリプトファン(acetyl-dl-tryptopha
n)と調合する。アルブミン中のトリプトファンの存在
によって生成物は古くなると黒くなり、トリプトファン
が分解した生成物に対する心配が生じる。
【0008】
【実施例1】4年以上貯蔵した5kgのコーン第5画分
(Cohn Fraction V)のペイスト(BR 720
9)をロット番号3388-70として処理した。ペイ
ストを3容の5℃の蒸留水に懸濁し、2時間充分に混合
した。ベックマン(Beckman)pHメーターで直接測定
した溶液のpHは4.65であった。AMF キユノ(A
MF Cuno)のマルチカートリッジ濾過器のわくをキ
ユノ(Cuno)製の名称「90Sp」と2つの使い捨てキ
ユノ(Cuno)濾過器のカートリッジで準備した。深部
媒体より製造による残片を除去するため濾過器系を10
0リットルの熱蒸留水及び60リットルの冷却蒸留水で
洗浄した。第V画分溶液を濾過器によって濾過器のわく
内を通過させ、10国際濁度ユニット(ハッチ比濁計、
ラブランド、コロラド((Hach Nephelometer,Lov
eland,Colorado)))以下の濾過物を回収した。濾過
終了時に濾過媒体由来の可溶性タンパク質を除却するた
めに適当量の5℃の蒸留水で濾過器のわくを洗浄した。
はじめに懸濁したてタンパク質の98%以上が回収され
たことを測定して確認した。濾過物のpHは4.66であ
った。濾過物のpHを1.0Mの炭酸ナトリウムで5.1
5に調整した。存在するアルブミンタンパク質の量によ
って、すなわち第V画分ペイストキロ当り30グラムの
炭酸ナトリウムを添加し、次に処理したアルブミン濾過
物リットル当り181グラムのSPA3Aアルコールを
添加した。アルコール性アルブミン濾過物の温度を50
℃に上昇させ本温度に2時間保持した。ヒートショック
処理物質を8℃に冷却した。1グラムのDEAEセファ
デックス(ファルマシア((Pharmacia)))を1リッ
トルの物質に添加した。上述したキユノ(Cuno)濾過
器を用いて変性したグロブリン及び添加された不溶性の
DEAEセファデックス(ファルマシア((Pharmaci
a)))を除去した。濾過物中の回収タンパク質を分析
したところ始めに得られるタンパク質の97%を含むこ
とが明らかになった。溶液の濁度は10国際濁度ユニッ
ト以下であった。高純度アルブミン濾過物のpHを1.0
Mの炭酸ナトリウムを用いて7.22に調整した。濾過
物をPM30 ロミコン(Romicaon)ホロファイバー
限外濾過カートリッジ(ローム&ハス((Rohm&Has
s))製)が装備されたパイロットモデルの限外濾過器に
供した。3%単純塩を用いて3容分交換した。流通速度
は良好であり、200ml/カートリッジ/分の速度が通
常であった。次に冷却蒸留水を用いて5容分の交換を行
った。生成物の温度を常に10℃以下に保った。生成物
を濃縮し限外濾過器から回収した。タンパク質濃度は2
6.5%と測定され、生成物の濁度は5国際濁度ユニッ
ト以下であった。ヒートショック処理中のカプリル酸が
アルブミンに結合し、そして過剰量のカプリル酸が問題
を起こすという心配がある。生成物そのもののサンプル
を60℃に加熱し10分以内にゲル化することをもって
ヒートショックによってカプリル酸が問題にならないレ
ベルまで減少したことが証明された。サンプルを上述し
たように最終容器中の構成に調合し、表は実験結果を説
明する。
【0009】
【表1】
【0010】本発明の主なる特徴と態様は以下のとおり
である。
【0011】1.高圧液体クロマトグラフィーによる測
定で少なくとも98%が単量体であり且つ原子吸光によ
る測定でアルミニウムを30ppb以下の実質的に存在し
ないヒト血清アルブミン。
【0012】2.該アルブミンのタンパク質濃度は25
%でありハッチ(Hach)比濁計によって測定される国
際濁度ユニットが5以下である第1項記載の生成物。
【0013】3.リットル当り10から350グラムの
アルブミンを含む第1項記載の生成物。
【0014】4.単量体以外の該アルブミンの分子量は
アルブミン二量体以上ではない第1項記載の生成物。
【0015】5.免疫電気泳動による測定でアルファ-
1-酸-糖タンパク質が存在しない第1項記載の生成物。
【0016】6.該生成物を保存する容器からのアルミ
ニウム混入物が時間が経ても該生成物に混入しない第1
項記載の生成物。
【0017】7.通常の製薬学的賦形剤を含む第1項記
載の生成物。
【0018】8.該アルブミンにはセルロースアセテー
ト電気泳動実験による検査で唯一のタンパク質しか存在
しない第1項記載の生成物。
【0019】9.該アルブミンは遺伝子工学によって得
られる第1項記載の生成物。
【0020】10.アルファグロブリンを充分に変性さ
せるため一定時間一定温度で低ヘモグロビン源である血
漿アルブミンを加熱し次に該アルブミンを処理するのに
先立って得られた変性アルファグロブリンを除去するこ
とを特徴とするアルミニウムを実質的に含有せず貯蔵容
器からアルミニウムが吸収されないようにして長い貯蔵
寿命の間実質的にアルミニウムがない状態に保つヒト血
清アルブミンの調製方法。
【0021】11.該アルブミン源はコーン第IV-1、I
V-4、V画分(Cohn FractionIV-1、IV-4、V)、
またはより精製されたコーン画分である第10項記載の
方法。
【0022】12.温度上昇は約50℃を越えない第1
0項記載の方法。
【0023】13.上昇した温度での保持時間は約1時
間以下ではなく約3時間を越えない第12項記載の方
法。
【0024】14.アルブミン源に水を加えて第1懸濁
液とし該第1懸濁液のpHを5以下となるように調整し
次に該第1懸濁液から固体を除去し次にカプリル酸ナト
リウム及びエタノールを添加してpHを約5から約6に
上昇させ10から20%アルコールの第2懸濁液とし、
得られた第2懸濁液の温度を該第2懸濁液初期温度以上
であるが約50℃を超えない温度範囲まで上昇させ少な
くとも約1時間その上昇した温度で該第2懸濁液を保持
し、次に第2懸濁液の温度を通常血漿を処理する温度ま
で下げ、第2懸濁液より固体を除去し便宜的な温度でイ
オン透析濾過緩衝液でpHが約6から約8.5の間に得ら
れた濾液を透析濾過することを特徴とする実質的に単量
体でアルミニウムの混入が実質的になく長い保存期間そ
の状態にあるヒトアルブミンの調製方法。
【0025】15.少なくとも10時間約60℃で最終
的に熱処理する第14項記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はアルミニウム含有容器中に40℃で貯蔵
し実験時間を促進させた時の本発明のアルブミンにおけ
るアルミニウムレベルを市販のアルブミンと比較して表
す。
【図2】図2は本発明のアルブミンにおけるアルミニウ
ムレベルを種々製造元AからEの市販のアルブミンにお
けるアルミニウムレベルと比較する。
【図3】図3はすべて高圧液体クロマトグラフィー(H
PLC)によって測定した本発明のアルブミンにおける
高分子量成分を種々製造元AからEの市販のアルブミン
における高分子量成分と比較する。
【図4】図4はすべてセルロースアセテート電気泳動
(CAE)によって測定した本発明のアルブミンの純度
を種々製造元AからEの市販のアルブミンの純度と比較
する。
【図5】図5はすべてハッチ比濁計(Hach Nephelom
eter)で国際濁度ユニット(NTU)を測定した本発明
のアルブミンの濁度レベルを種々製造元AからEの市販
のアルブミンの濁度レベルと比較する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−294621(JP,A) 特開 昭50−53515(JP,A) 特開 昭50−154413(JP,A) 特表 平4−506349(JP,A) J.Trace Elem.Elec trolytes Health Di s.,Vol.3,No.1(1989) p.39〜42 British Medical J ournal,Vol.295(1987)p. 1062 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07K 14/765 C07K 1/34 BIOSIS(DIALOG) CA(STN) MEDLINE(STN) WPI(DIALOG)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.アルブミン源に水を加えて第1懸濁
    液を作成し、 B.該第1懸濁液のpHを5以下となるように調整し、 C.該第1懸濁液から固体を除去し、 D.pHを5ないし6の範囲内に調整し、 E.カプリル酸ナトリウム及びエタノールを添加して1
    0ないし20%アルコールの第2懸濁液を形成し、 F.得られた第2懸濁液の温度を該第2懸濁液初期温度
    以上の温度範囲であって、20℃ないし50℃の温度範
    囲まで上昇させ、 G.少なくとも1時間その上昇した温度で該第2懸濁液
    を保持し、 H.該第2懸濁液の温度を10℃以下の温度範囲まで下
    げ、 I.第2懸濁液から固体を除去し、次いで J.得られた濾液をpH6ないし8.5におけるイオン
    ダイアフイルトレーシヨン緩衝液を用いてダイアフイル
    トレーシヨンする、 連続工程を含んでなる実質的に単量体でアルミニウムの
    混入が実質的になく長い保存期間その状態にあるヒトア
    ルブミンの調製方法。
JP3110900A 1990-04-19 1991-04-16 精製単量体健康人血清アルブミン(ヒト) Expired - Lifetime JP3009242B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US511362 1983-07-06
US51136290A 1990-04-19 1990-04-19

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11296909A Division JP2000095798A (ja) 1990-04-19 1999-10-19 アルブミンの清浄方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0733800A JPH0733800A (ja) 1995-02-03
JP3009242B2 true JP3009242B2 (ja) 2000-02-14

Family

ID=24034566

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3110900A Expired - Lifetime JP3009242B2 (ja) 1990-04-19 1991-04-16 精製単量体健康人血清アルブミン(ヒト)
JP11296909A Pending JP2000095798A (ja) 1990-04-19 1999-10-19 アルブミンの清浄方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11296909A Pending JP2000095798A (ja) 1990-04-19 1999-10-19 アルブミンの清浄方法

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0452753B1 (ja)
JP (2) JP3009242B2 (ja)
AT (1) ATE269872T1 (ja)
CA (1) CA2040036A1 (ja)
DE (1) DE69133399T2 (ja)
ES (1) ES2224094T3 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5849874A (en) * 1991-07-12 1998-12-15 Gist-Brocades, N.V. Process for the purification of serum albumin
WO1993001207A1 (en) 1991-07-12 1993-01-21 Gist-Brocades N.V. Process for the purification of serum albumin
JPH07102148B2 (ja) * 1992-05-20 1995-11-08 株式会社ミドリ十字 遺伝子操作により得られるヒト血清アルブミンの製造方法、およびそれにより得られるヒト血清アルブミン含有組成物
US5728553A (en) * 1992-09-23 1998-03-17 Delta Biotechnology Limited High purity albumin and method of producing
US5561115A (en) * 1994-08-10 1996-10-01 Bayer Corporation Low temperature albumin fractionation using sodium caprylate as a partitioning agent
ES2103236B1 (es) * 1996-01-30 1998-04-16 Grifols Grupo Sa Albumina humana terapeutica con baja capacidad para la fijacion de aluminio.
EP1500661A1 (en) 1998-06-01 2005-01-26 Genetech, Inc. Separation of protein monomers from aggregates by use of ion-exchange chromatography
DE19830914C1 (de) * 1998-07-10 1999-06-24 Centeon Pharma Gmbh Verfahren zur Herstellung einer Proteinlösung
GB9902000D0 (en) 1999-01-30 1999-03-17 Delta Biotechnology Ltd Process
AU3624400A (en) * 1999-03-19 2000-10-09 Bayer Corporation Chromatographic albumin process
JP2003040798A (ja) * 2001-07-26 2003-02-13 Nihon Pharmaceutical Co Ltd 低アルミニウム含有アルブミン製剤およびその製造法
MX2017016437A (es) * 2015-06-26 2018-03-02 Ferring Bv Metodos de purificacion y/o inactivacion viral.

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1196636A (en) * 1967-03-01 1970-07-01 Ustav Ser A Ockovacich Latek O Process for the Preparation of Pure Albumins from Normal and Haemolysed Sera and Plasma
US3926939A (en) * 1973-08-24 1975-12-16 Mikhail Ivanovich Ivanov Method of extracting pure serum albumin from biological fluids using a salt of a carboxylic aliphatic acid
US4156681A (en) * 1974-03-28 1979-05-29 Plasmesco Ag Process for isolating albumin from blood
US4228154A (en) * 1979-02-26 1980-10-14 Armour Pharmaceutical Company Purification of plasma albumin by ion exchange chromatography
FR2543448A1 (fr) * 1983-04-01 1984-10-05 Rhone Poulenc Spec Chim Procede de fractionnement du plasma
JPS62294621A (ja) * 1986-06-13 1987-12-22 Green Cross Corp:The アルブミンの回収方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
British Medical Journal,Vol.295(1987)p.1062
J.Trace Elem.Electrolytes Health Dis.,Vol.3,No.1(1989)p.39〜42

Also Published As

Publication number Publication date
EP0452753B1 (en) 2004-06-23
EP0452753A1 (en) 1991-10-23
JP2000095798A (ja) 2000-04-04
ATE269872T1 (de) 2004-07-15
DE69133399T2 (de) 2005-06-30
DE69133399D1 (de) 2004-07-29
ES2224094T3 (es) 2005-03-01
CA2040036A1 (en) 1991-10-20
JPH0733800A (ja) 1995-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3009242B2 (ja) 精製単量体健康人血清アルブミン(ヒト)
DE2801123C2 (de) Verfahren zur Herstellung eines intravenös applizierbaren Serumeiweiß-Präparates
FR2501692A1 (fr) Nouveau produit d'erythropoietine et procede pour sa preparation
EP1928915B1 (en) An ultra-high yield intravenous immune globulin preparation
DE69031974T2 (de) Verfahren zur herstellung einer albuminzubereitung
SU1590031A3 (ru) Способ получени альбумина и гемоглобина
US4137307A (en) Process for preparing haptoglobin aqueous solution using strong anion exchanger
EP0249483B1 (en) Method of producing substantially pure albumin
US5250663A (en) Preparing essentially monomeric normal human serum albumin
DE2636757C2 (de) Verfahren zum Aufkonzentrieren und Reinigen des Antihämophiliefaktors
US4322403A (en) Method for the preparation of an immune globulin solution suitable for intravenous use
JPH0381290A (ja) 精製されたアルブミン溶液の製造方法
EP0139975A1 (de) Verfahren zur Pasteurisierung von Humanplasma
EP0484464B1 (en) Method of cleansing proteins
US2958628A (en) Heat treatable plasma protein product and method of preparation
DE19726626C1 (de) Verfahren zur Herstellung eines eine Hyaluronidase enthaltenden Präparats
DE2409650C3 (de) Verwendung wäßriger Lösung von menschlichem Serum-Haptoglobin bei der Bekämpfung von hämolytischen Nierenstörungen
JPS5822445B2 (ja) 安定な固体の人血漿コリンエステラ−ゼ製剤の製法
JPS62244441A (ja) 抗体固定化担体
Gammelgaard et al. Aluminium in human albumin solutions
AT391480B (de) Verfahren zur herstellung des enzymes myeloperoxydase
Solutions et al. Aluminium in Human
JP3106509B2 (ja) 抗ヒトリンパ球抗体の製造方法
Goldwasser et al. Purification and properties of erythropoietin.
JPS5978124A (ja) エリスロポエチンの製法