JP3009093B2 - ケースカバーの開閉機構 - Google Patents
ケースカバーの開閉機構Info
- Publication number
- JP3009093B2 JP3009093B2 JP7243593A JP24359395A JP3009093B2 JP 3009093 B2 JP3009093 B2 JP 3009093B2 JP 7243593 A JP7243593 A JP 7243593A JP 24359395 A JP24359395 A JP 24359395A JP 3009093 B2 JP3009093 B2 JP 3009093B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case cover
- case
- stopper
- slit groove
- cover
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器ケースのカ
バーが所定角度以上に開かない様にする為のストッパ機
能を有するケースカバーの開閉機構に関するものであ
る。
バーが所定角度以上に開かない様にする為のストッパ機
能を有するケースカバーの開閉機構に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】電子機器ケースのカバーでは機器の保
護、作業性等の理由からカバーが所定角度以上に開かな
い様にする為のストッパが設けられる。
護、作業性等の理由からカバーが所定角度以上に開かな
い様にする為のストッパが設けられる。
【０００３】図４に於いて従来のケースカバーの開閉機
構を説明する。
構を説明する。
【０００４】図中、１はケース本体、２はケースカバー
を示し、ケースカバー２は図示しない丁番によりケース
本体１に開閉可能に取付けられ、ケース本体１とケース
カバー２間にはケースカバー２の開閉位置を制限するス
テー３が設けられている。
を示し、ケースカバー２は図示しない丁番によりケース
本体１に開閉可能に取付けられ、ケース本体１とケース
カバー２間にはケースカバー２の開閉位置を制限するス
テー３が設けられている。
【０００５】該ステー３は２節リンクで構成され、ケー
スカバー２を閉じる場合はステー３が折畳まれ、ケース
カバー２を開いた時にはステー３が延びてケースカバー
２の開方向の動きを制限する。
スカバー２を閉じる場合はステー３が折畳まれ、ケース
カバー２を開いた時にはステー３が延びてケースカバー
２の開方向の動きを制限する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のケース
カバーの開閉機構では、ステーがケース本体とケースカ
バー間に斜めに掛渡る状態となる為、ケースカバーを開
いてケース本体内で操作する場合に前記ステーが邪魔に
なる場合があり、ステーの存在が作業性を阻害してい
た。
カバーの開閉機構では、ステーがケース本体とケースカ
バー間に斜めに掛渡る状態となる為、ケースカバーを開
いてケース本体内で操作する場合に前記ステーが邪魔に
なる場合があり、ステーの存在が作業性を阻害してい
た。
【０００７】本発明は斯かる実情に鑑み、ケースカバー
の開閉機構が操作の邪魔にならない様にしたものであ
る。
の開閉機構が操作の邪魔にならない様にしたものであ
る。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、ケース本体に
ケースカバーを開閉自在に設け、該ケース本体の回転中
心線を挾んでケース本体、ケースカバーのいずれか一方
に前記回転中心線に平行なスリット溝を設け、ケース本
体、ケースカバーのいずれか他方にヒンジ片を設け、線
状材から成りアーム部の両端にスライドバー部と軸部が
形成されたストッパの前記スライドバー部を前記スリッ
ト溝に摺動自在に嵌合させ、前記軸部を前記ヒンジ片に
回転自在に嵌合させ、或は前記ストッパのアーム部を前
記回転中心線の離反側に屈曲させたことを特徴とするも
のである。
ケースカバーを開閉自在に設け、該ケース本体の回転中
心線を挾んでケース本体、ケースカバーのいずれか一方
に前記回転中心線に平行なスリット溝を設け、ケース本
体、ケースカバーのいずれか他方にヒンジ片を設け、線
状材から成りアーム部の両端にスライドバー部と軸部が
形成されたストッパの前記スライドバー部を前記スリッ
ト溝に摺動自在に嵌合させ、前記軸部を前記ヒンジ片に
回転自在に嵌合させ、或は前記ストッパのアーム部を前
記回転中心線の離反側に屈曲させたことを特徴とするも
のである。
【０００９】ケースカバーの開閉と共にスライドバー部
がスリット溝をスライドしつつストッパが移動し、ケー
スカバー開放時にはスライドバー部がスリット溝の終端
に達した位置でケースカバーとケース本体との相対回転
がストッパにより拘束され、更にケースカバーの開放時
の衝撃はアーム部の屈曲形状により吸収される。
がスリット溝をスライドしつつストッパが移動し、ケー
スカバー開放時にはスライドバー部がスリット溝の終端
に達した位置でケースカバーとケース本体との相対回転
がストッパにより拘束され、更にケースカバーの開放時
の衝撃はアーム部の屈曲形状により吸収される。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【００１１】図１に示す様に、ケース本体５の一側内壁
５ａに２の下ブロック６，下ブロック７を形成し、一方
のブロック７にはケース本体５の底面側から前記一側内
壁５ａに平行なスリット溝８を形成する。前記ケース本
体５の開口部を閉塞するケースカバー９の前記下ブロッ
ク６、下ブロック７に対向する部分に上ブロック１０、
上ブロック１１を形成し、前記スリット溝８に対峙する
上ブロック１１の両側にはヒンジ片１２を突設し、該ヒ
ンジ片１２には通孔１３を穿設する。
５ａに２の下ブロック６，下ブロック７を形成し、一方
のブロック７にはケース本体５の底面側から前記一側内
壁５ａに平行なスリット溝８を形成する。前記ケース本
体５の開口部を閉塞するケースカバー９の前記下ブロッ
ク６、下ブロック７に対向する部分に上ブロック１０、
上ブロック１１を形成し、前記スリット溝８に対峙する
上ブロック１１の両側にはヒンジ片１２を突設し、該ヒ
ンジ片１２には通孔１３を穿設する。
【００１２】前記下ブロック６と上ブロック１０間に、
又前記下ブロック７と上ブロック１１間にそれぞれ丁番
１４を螺子１５により固着し、前記丁番１４を介して前
記ケースカバー９を前記ケース本体５に開閉自在に取付
ける。更に、下ブロック７とヒンジ片１２間にストッパ
１６を掛渡して設ける。
又前記下ブロック７と上ブロック１１間にそれぞれ丁番
１４を螺子１５により固着し、前記丁番１４を介して前
記ケースカバー９を前記ケース本体５に開閉自在に取付
ける。更に、下ブロック７とヒンジ片１２間にストッパ
１６を掛渡して設ける。
【００１３】該ストッパ１６は図３に示される様に、線
材を曲げ形成したものであり、中央部にスライドバー部
１７を残してコの字状に折曲げ更に両端部を内側に直角
に曲げてアーム部１８と軸部１９とし、更に前記アーム
部１８はへの字状に折り曲げている。
材を曲げ形成したものであり、中央部にスライドバー部
１７を残してコの字状に折曲げ更に両端部を内側に直角
に曲げてアーム部１８と軸部１９とし、更に前記アーム
部１８はへの字状に折り曲げている。
【００１４】前記スライドバー部１７を前記スリット溝
８に摺動自在に嵌合させ、更に前記軸部１９を前記ヒン
ジ片１２の通孔１３に嵌合させ、ストッパ１６を下ブロ
ック７とヒンジ片１２間に設ける。
８に摺動自在に嵌合させ、更に前記軸部１９を前記ヒン
ジ片１２の通孔１３に嵌合させ、ストッパ１６を下ブロ
ック７とヒンジ片１２間に設ける。
【００１５】図２を参照して、本実施の形態の作動を説
明する。
明する。
【００１６】ケースカバー９を閉じた状態ではヒンジ片
１２が下ブロック７に隣接しており、ストッパ１６のス
ライドバー部１７はスリット溝８の下端に位置してい
る。前記ケースカバー９を開けると前記ヒンジ片１２の
回転移動に従って前記ストッパ１６が引出される。前記
スライドバー部１７はスリット溝８を上昇してやがてス
リット溝８の終端に至り、上昇動が拘束される。前記ス
ライドバー部１７の動きが拘束されたことでケースカバ
ー９の回転が停止し、前記ストッパ１６はケースカバー
９のストッパとしての機能を発揮する。
１２が下ブロック７に隣接しており、ストッパ１６のス
ライドバー部１７はスリット溝８の下端に位置してい
る。前記ケースカバー９を開けると前記ヒンジ片１２の
回転移動に従って前記ストッパ１６が引出される。前記
スライドバー部１７はスリット溝８を上昇してやがてス
リット溝８の終端に至り、上昇動が拘束される。前記ス
ライドバー部１７の動きが拘束されたことでケースカバ
ー９の回転が停止し、前記ストッパ１６はケースカバー
９のストッパとしての機能を発揮する。
【００１７】上記した様に、ストッパ１６はへの字状に
曲げられているので、前記ケースカバー９を開いてその
動きが前記ストッパ１６で停止された時のショックがス
トッパ１６の弾性で吸収される。尚、ケースカバー９を
開けた時のショックを吸収するストッパ１６の形状とし
ては前記アーム部１８を湾曲させる等の変更が考えられ
る。又、上記実施の形態ではストッパ１６を丁番１４と
同じ位置に設けたが、下ブロック６と下ブロック７との
間に別途スリット溝８を形成し、ケースカバー９側にも
スリット溝８に対応するヒンジ片１２を形成し、両者の
間にストッパ１６を設けてもよい。
曲げられているので、前記ケースカバー９を開いてその
動きが前記ストッパ１６で停止された時のショックがス
トッパ１６の弾性で吸収される。尚、ケースカバー９を
開けた時のショックを吸収するストッパ１６の形状とし
ては前記アーム部１８を湾曲させる等の変更が考えられ
る。又、上記実施の形態ではストッパ１６を丁番１４と
同じ位置に設けたが、下ブロック６と下ブロック７との
間に別途スリット溝８を形成し、ケースカバー９側にも
スリット溝８に対応するヒンジ片１２を形成し、両者の
間にストッパ１６を設けてもよい。
【００１８】ストッパ１６はケース本体５とケースカバ
ー９との接合部分に沿って設けられるので、ケースカバ
ー９を閉じた状態、開いた状態のいずれの状態でも飛び
出すことがないので、作業の邪魔になることがない。而
して、ストッパ１６の取付けに要する空間、作動に要す
る空間等占有空間が著しく小さい。
ー９との接合部分に沿って設けられるので、ケースカバ
ー９を閉じた状態、開いた状態のいずれの状態でも飛び
出すことがないので、作業の邪魔になることがない。而
して、ストッパ１６の取付けに要する空間、作動に要す
る空間等占有空間が著しく小さい。
【００１９】尚、前記スリット溝８をケースカバー９側
に、前記ヒンジ片１２を下ブロック７側に設け、ストッ
パ１６を図１に示す向きと上下反対に設けてもよい。
に、前記ヒンジ片１２を下ブロック７側に設け、ストッ
パ１６を図１に示す向きと上下反対に設けてもよい。
【００２０】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、ケース
カバーの開閉機構の占有空間が著しく小さく、ケース内
の空間を有効に利用することができると共に開いた状態
での作業性を損なうことがなく、開放時の衝撃が和らげ
られるので機器の損傷が防止される。
カバーの開閉機構の占有空間が著しく小さく、ケース内
の空間を有効に利用することができると共に開いた状態
での作業性を損なうことがなく、開放時の衝撃が和らげ
られるので機器の損傷が防止される。
【図１】本発明の実施の形態を示す分解斜視図である。
【図２】同前実施の形態の作動説明図である。
【図３】該実施の形態に於けるストッパの正面及び側面
を示す図である。
を示す図である。
【図４】従来例を示す斜視図である。
５ ケース本体 ６ 下ブロック ７ 下ブロック ８ スリット溝 ９ ケースカバー １０ 上ブロック １１ 上ブロック １２ ヒンジ片 １３ 通孔 １４ 丁番 １６ ストッパ
フロントページの続き (72)発明者 守時 幸弘 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国 際電気株式会社内 (72)発明者 中田 学 東京都港区虎ノ門二丁目10番１号 エ ヌ・ティ・ティ移動通信網株式会社内 (56)参考文献 特開 平７−38264（ＪＰ，Ａ) 特開 昭59−114896（ＪＰ，Ａ) 実開 平６−9180（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H05K 5/03
Claims (2)
- 【請求項１】 ケース本体にケースカバーを開閉自在に
設け、該ケース本体の回転中心線を挾んでケース本体、
ケースカバーのいずれか一方に前記回転中心線に平行な
スリット溝を設け、ケース本体、ケースカバーのいずれ
か他方にヒンジ片を設け、線状材から成りアーム部の両
端にスライドバー部と軸部が形成されたストッパの前記
スライドバー部を前記スリット溝に摺動自在に嵌合さ
せ、前記軸部を前記ヒンジ片に回転自在に嵌合させたこ
とを特徴とするケースカバーの開閉機構。 - 【請求項２】 前記ストッパのアーム部を前記回転中心
線の離反側に屈曲させた請求項１のケースカバーの開閉
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7243593A JP3009093B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ケースカバーの開閉機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7243593A JP3009093B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ケースカバーの開閉機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0964557A JPH0964557A (ja) | 1997-03-07 |
| JP3009093B2 true JP3009093B2 (ja) | 2000-02-14 |
Family
ID=17106130
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7243593A Expired - Lifetime JP3009093B2 (ja) | 1995-08-29 | 1995-08-29 | ケースカバーの開閉機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3009093B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6310198B1 (en) | 1993-01-08 | 2001-10-30 | Avecia Biotechnology Inc. | Extremely high purity oligonucleotides and methods of synthesizing them using dimer blocks |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5263971B2 (ja) * | 2009-10-19 | 2013-08-14 | 日東工業株式会社 | 電気機器収納箱 |
| CN102491477B (zh) * | 2011-11-25 | 2013-04-10 | 中南大学 | 一种高浓度酸中脱汞的方法 |
-
1995
- 1995-08-29 JP JP7243593A patent/JP3009093B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6310198B1 (en) | 1993-01-08 | 2001-10-30 | Avecia Biotechnology Inc. | Extremely high purity oligonucleotides and methods of synthesizing them using dimer blocks |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0964557A (ja) | 1997-03-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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