JP3009049U - 豆腐容器 - Google Patents

豆腐容器

Info

Publication number
JP3009049U
JP3009049U JP1994011545U JP1154594U JP3009049U JP 3009049 U JP3009049 U JP 3009049U JP 1994011545 U JP1994011545 U JP 1994011545U JP 1154594 U JP1154594 U JP 1154594U JP 3009049 U JP3009049 U JP 3009049U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tofu
container
wavy
wavy surface
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1994011545U
Other languages
English (en)
Inventor
圭太郎 加藤
武男 柳川
良春 石川
恒正 上原
Original Assignee
日本オペレーター株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本オペレーター株式会社 filed Critical 日本オペレーター株式会社
Priority to JP1994011545U priority Critical patent/JP3009049U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3009049U publication Critical patent/JP3009049U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Packaging Frangible Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 豆乳を凝固させて豆腐を製造し、その豆腐を
そのまま収納するための上部開口の箱型容器であって、
容器内側の底面(2)が波状面であり、この波状面
(2)に円形の突起部(3)と、波状面の条溝に直交す
る凸部(4)を有する豆腐容器。 【効果】 複数個を積み重ねても変形しにくく、しかも
豆腐が食事し易い形状に成形される。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この考案は、豆腐を製造する際に使用し、かつ豆腐を収納した状態で流通、陳 列、販売に供するための豆腐容器に関するものである。さらに詳しくは、この考 案は、複数の容器を積み重ねる場合の強度に優れ、しかも取り出した豆腐を食す る場合の利便性にも優れた改良された豆腐容器に関するものである。
【従来の技術とその課題】
従来より、豆腐を製造し、その豆腐を店頭に陳列、販売するための容器として 、たとえば図6に例示したような豆腐容器が用いられている。 この容器(ア)は、ポリスチロール系の樹脂等からなる上部開口の箱型容器で あって、その内部空間(イ)に凝固させた豆乳を充填して成形することにより内 部空間(イ)と同形の豆腐を製造するために用いる。そして、容器(ア)内で製 造した豆腐は、容器(ア)の上部開口をフィルム等でシールすることによってそ のまま商品として店頭に陳列、販売される。 しかしながら、このような従来の容器(ア)の場合には、その素材が薄い可撓 性の樹脂であり、しかも上部開口のシール材も薄膜フィルムであるため、複数の 商品を積み重ねて保存、運搬、陳列などした場合には、容器(ア)とともに内部 の豆腐も変形し、型崩れしてしまう危険性が高かった。 また、このような容器で製造された豆腐は、容器(ア)の内部空間(イ)と同 一の表面状態で成形されるため、容器(ア)の内部空間(イ)を構成する面が平 面状の場合には、例えば図7に例示したように各面が平面状の豆腐(ウ)が製造 される。しかしながら、このような豆腐(ウ)は、容器(ア)から取り出して食 事に供した場合に、その表面がきめ細かい平面状であるため、醤油を一面に行き 渡らせるように振りかけるのが困難であり、またネギ等の薬味が滑り落ちてしま うという不都合もあった。 この考案は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、豆腐を収納した 状態で複数個を積み重ねても変形しにくく、しかも豆腐が食事し易い形状に成形 される豆腐容器を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】 この考案は、上記の課題を解決するものとして、豆乳を凝固させて豆腐を製造 し、その豆腐をそのまま収納するための上部開口の箱型容器であって、容器内側 の底面が波状面であり、この波状面の少なくとも1箇所に円形または方形の突起 部を有することを特徴とする豆腐容器を提供する。 また、この考案の豆腐容器においては、上記底面の波状面の条溝に直交する直 線状の凸部を突起部から延設すること、および容器の各側面が波状面であること を好ましい態様としてもいる。
【作用】
この考案の豆腐容器においては、容器内側の底面、または底面と各側面が波状 面であるため、上方および側方からの負荷に対して変形しにくく、複数個の容器 を積み重ねても内部の豆腐が型崩れすることはない。 また、容器内側の波状の底面に設けた突起部、またはこの突起部から延設する 直線状の凸部によって、この考案の容器で成形された豆腐は、その表面が波状で 、しかも円形または方形の窪み部や波状面の条溝に直交する凹部を有するように なる。窪み部に注ぎ入れた醤油は凹部へと分配し、さらにこの凹部から波状面の 条溝を流れ、豆腐の表面に万遍なく行き渡る。ネギ等の薬味を窪み部内に入れる ことによって、見栄え良く盛りつけることができ、薬味が豆腐表面から滑り落ち ることもない。 以下、添付した図面にそって実施例を示し、この考案の豆腐容器についてさら に詳しく説明する。
【実施例】
図1は、この考案の豆腐容器の一実施例を示した要部切欠き斜視図である。 たとえばこの図1に示したこの考案の豆腐容器(1)は、その内部空間の底面 (2)が波状であって、底面(2)の略中央に円形の突起部(3)を有している 。また、突起部(3)からは、波状面の条溝に直交する直線状の凸部(4)を有 してもいる。底面(2)が波状で湾曲しにくいため、容器全体が容易に変形しな いようになっている。 図2は、図1に示した豆腐容器(1)よって製造し、容器を逆さにして取り出 した豆腐の形状を例示した斜視図であり、図3はそのA−A断面図である。 この図2および図3に示したように、この考案の豆腐容器(1)で製造した豆 腐(11)は、その上表面(12)が、豆腐容器(1)の底面(2)の形状に対 応した波状面であり、その略中央には、豆腐容器(1)の突起部(3)に対応し た窪み部(13)と、凸部(4)に対応した凹部(14)が形成されている。従 って、窪み部(13)に醤油を注げば、図4に例示したように、醤油は窪み部( 13)から凹部(14)へ流れ、さらに凹部(14)から波状面の各条溝(15 )へと流れるため、醤油が豆腐(10)の全面に万遍なく行き渡る。また、窪み 部(13)内にネギ等の薬味を盛りつけることによって、薬味が豆腐から滑り落 ちることがなく、見栄えも良好となる。 図5は、この考案の豆腐容器の別の実施例を示した要部切欠き斜視図である。 例えばこの図5に例示した豆腐容器(5)の場合には、その底面(2)だけで なく、側面(6)および端面(7)もが波状面となっている。このような構造に よって、この豆腐容器(5)は、多くの負荷によっても変形せず、複数個を積み 重ねても内部の豆腐が型崩れすることはない。 なお、豆腐容器(1)(5)の突起部(3)および凸部(4)の大きさ、波状 面のピッチ、条溝の深さ等については特段の制限はなく、適宜に設定することが できる。例えば、豆腐一丁の容器の場合には、円形の突起部(3)の直径を10 〜20mm、高さを3〜5mmとし、凸部(4)の長さを50〜60mm、幅を 3〜4mm、高さを約2mm程度とするのが望ましい。また、波状面は、ピッチ の幅を3〜5mm、各ピッチの深さを2〜4mm程度とすることが望ましい。 もちろんこの考案は以上の例によって限定されるものではなく、細部の形状や それぞれの寸法等については様々な態様が可能であることは言うまでもない。
【考案の効果】
以上詳しく説明したとおり、この考案によって、複数個を積み重ねても変形し にくく、しかも豆腐が食事し易い形状に成形される豆腐容器が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の豆腐容器の一実施例を示した要部切
欠き斜視図である。
【図2】図1に示した豆腐容器(1)よって製造し、容
器を逆さにして取り出した豆腐の形状を例示した斜視図
である。
【図3】図2の豆腐のA−A断面図である。
【図4】この考案の豆腐容器の別の実施例を示した要部
切欠き斜視図である。
【図5】従来の豆腐容器を例示した斜視図である。
【図6】従来の豆腐容器と、この容器から取り出した豆
腐を例示した分解斜視図である。
【符号の説明】
1、5 豆腐容器 2 底面 3 突起部 4 凸部 6 側面 7 端面 11 豆腐 12 上表面 13 窪み部 14 凹部 15 条溝
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の豆腐容器の一実施例を示した要部切
欠き斜視図である。
【図2】図1に示した豆腐容器(1)よって製造し、容
器を逆さにして取り出した豆腐の形状を例示した斜視図
である。
【図3】図2の豆腐のA−A断面図である。
【図4】図2の豆腐の平面模式図である。
【図5】この考案の豆腐容器の別の実施例を示した要部
切欠き斜視図である。
【図6】従来の豆腐容器を例示した斜視図である。
【図7】従来の豆腐容器と、この容器から取り出した豆
腐を例示した分解斜視図である。
【符号の説明】 1、5 豆腐容器 2 底面 3 突起部 4 凸部 6 側面 7 端面 11 豆腐 12 上表面 13 窪み部 14 凹部 15 条溝 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年10月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 豆乳を凝固させて豆腐を製造し、その豆
    腐をそのまま収納するための上部開口の箱型容器であっ
    て、容器内側の底面が波状面であり、この波状面の少な
    くとも1箇所に円形または方形の突起部を有することを
    特徴とする豆腐容器。
  2. 【請求項2】 波状面の条溝に直交する直線状の凸部を
    突起部から延設する請求項1の豆腐容器。
  3. 【請求項3】 容器の側面が波状面である請求項1また
    は2の豆腐容器。
JP1994011545U 1994-09-16 1994-09-16 豆腐容器 Expired - Lifetime JP3009049U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994011545U JP3009049U (ja) 1994-09-16 1994-09-16 豆腐容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1994011545U JP3009049U (ja) 1994-09-16 1994-09-16 豆腐容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3009049U true JP3009049U (ja) 1995-03-28

Family

ID=43144858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1994011545U Expired - Lifetime JP3009049U (ja) 1994-09-16 1994-09-16 豆腐容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3009049U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012111539A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Yamada Kosakusho:Kk 湯豆腐用収納容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012111539A (ja) * 2010-11-26 2012-06-14 Yamada Kosakusho:Kk 湯豆腐用収納容器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5934472A (en) Processor tray
JP3009049U (ja) 豆腐容器
JP6585899B2 (ja) プラスチック製の包装用容器とその使用方法
US6409021B1 (en) Food serving tray
JP3131449U (ja) 容器蓋及び包装用容器
US20090188932A1 (en) Packaging container and lid therefor
JP5243183B2 (ja) 食品容器
JP2021167210A (ja) 包装用容器の蓋体又は容器本体
JP7429984B2 (ja) 包装用容器
WO2023238367A1 (ja) 鮨用包装容器
JPH0411927Y2 (ja)
JP2021113090A (ja) 合成樹脂製容器
JP2506980Y2 (ja) 組合せ式容器
JP3190593U (ja) ゲル状食品用包装容器
JPH09278047A (ja) 食品包装用容器の蓋
JPS584807Y2 (ja) 食品用トレイ
JP3160368U (ja) おぼろ豆腐容器
JP2024083539A (ja) 包装用容器の蓋体
JP3076386U (ja) 包装容器
JPH062908Y2 (ja) 簡易重箱
JP4603322B2 (ja) 食品用容器
JPH0234188Y2 (ja)
JPS593927Y2 (ja) 包装用容器
JP2005001761A (ja) 食品容器の蓋体
JPS5845210Y2 (ja) 「ぎょう」子等収納容器