JPH0411927Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0411927Y2 JPH0411927Y2 JP1984058165U JP5816584U JPH0411927Y2 JP H0411927 Y2 JPH0411927 Y2 JP H0411927Y2 JP 1984058165 U JP1984058165 U JP 1984058165U JP 5816584 U JP5816584 U JP 5816584U JP H0411927 Y2 JPH0411927 Y2 JP H0411927Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dish
- shaped container
- sides
- square
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 7
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 4
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、皿状容器に関するものであつて、特
に、底の周囲に外周壁を立設した、略長方形乃至
正方形状の浅い皿状の容器の改良に関するもので
ある。
に、底の周囲に外周壁を立設した、略長方形乃至
正方形状の浅い皿状の容器の改良に関するもので
ある。
前述のような皿状容器は、パツト、冷蔵庫や各
種の調理器具の受け皿等として、広く使用されて
いる。この種の皿状容器は、金属製であれば通常
プレス加工により金属板を絞つて成型され、また
プラスチツク製であれば、射出成型法により成型
される。
種の調理器具の受け皿等として、広く使用されて
いる。この種の皿状容器は、金属製であれば通常
プレス加工により金属板を絞つて成型され、また
プラスチツク製であれば、射出成型法により成型
される。
しかしながら、プレス加工や射出成型法により
前述のような皿状容器を成型すると、底が平板状
であるために成型時に底を捩つたような歪みが生
じ易く、底が歪んで平らな台上に正しく載置する
ことができず、ガタが生じることが多い。また成
型時の歪みだけではなく、成型後に使用中に外力
が加わると容易に歪みが生じる。特に、外周壁が
比較的低く底が広い、浅い皿状の容器にこの傾向
が強い。
前述のような皿状容器を成型すると、底が平板状
であるために成型時に底を捩つたような歪みが生
じ易く、底が歪んで平らな台上に正しく載置する
ことができず、ガタが生じることが多い。また成
型時の歪みだけではなく、成型後に使用中に外力
が加わると容易に歪みが生じる。特に、外周壁が
比較的低く底が広い、浅い皿状の容器にこの傾向
が強い。
そのため従来は、皿状容器の底を曲率の小さい
球面に成型したり、底を段状に絞つたり、また補
強リブを形成することなどが行なわれていたが、
平板状の底のものに比べれば多少改良はされてい
るものの、未だ充分ではなかつた。
球面に成型したり、底を段状に絞つたり、また補
強リブを形成することなどが行なわれていたが、
平板状の底のものに比べれば多少改良はされてい
るものの、未だ充分ではなかつた。
本考案はかかる事情に鑑がみなされたものであ
つて、成型時の歪みが少なく、また成型後におい
ても外力によつて容易に歪むことがなく、常に安
定した形状を保つ、新規な皿状容器の形状を提供
することを目的とするものである。
つて、成型時の歪みが少なく、また成型後におい
ても外力によつて容易に歪むことがなく、常に安
定した形状を保つ、新規な皿状容器の形状を提供
することを目的とするものである。
而して本考案は、底の周囲に外周壁を立設した
略長方形乃至正方形の皿状容器において、前記底
の中心部において交差して前記長方形又は正方形
の辺に平行に前記底のほゞ全長全幅に亘つて延び
る二本の直線が同一平面上にあり、前記底の四辺
は前記平面に接する曲率の小さい略円弧を形成
し、四隅が滑らかに窪んでいることを特徴とする
ものである。
略長方形乃至正方形の皿状容器において、前記底
の中心部において交差して前記長方形又は正方形
の辺に平行に前記底のほゞ全長全幅に亘つて延び
る二本の直線が同一平面上にあり、前記底の四辺
は前記平面に接する曲率の小さい略円弧を形成
し、四隅が滑らかに窪んでいることを特徴とする
ものである。
以下本考案の実施例を図面に従つて説明する。
図面は、本考案に適用例としての、焼肉器に水受
け皿の一実施例を示すものである。この水受け皿
１は金属板をプレス加工により絞つて成型したも
のであつて、略長方形の底２の周囲に外周壁３が
立設されており、該外周壁３の上端には、カール
部４が形成されている。
図面は、本考案に適用例としての、焼肉器に水受
け皿の一実施例を示すものである。この水受け皿
１は金属板をプレス加工により絞つて成型したも
のであつて、略長方形の底２の周囲に外周壁３が
立設されており、該外周壁３の上端には、カール
部４が形成されている。
而してこの水受け皿１の底２は第２図及び第３
図においてＤで示される範囲であるが、この底２
は第４図に示される形状をなしており、その形状
を以下に説明する。
図においてＤで示される範囲であるが、この底２
は第４図に示される形状をなしており、その形状
を以下に説明する。
すなわち、第１図において底２に描かれた鎖線
Ａ，Ｂは、底２の中心Ｏにおいて交差する二本の
仮想の直線であつて、それぞれ底２が形成する前
記長方形のほゞ全長全幅に亘つて、長辺及び短辺
に平行に伸びている。そして本考案においては、
底２における前記鎖線Ａ，Ｂに相当する部分が同
一平面Ｅ上にある。
Ａ，Ｂは、底２の中心Ｏにおいて交差する二本の
仮想の直線であつて、それぞれ底２が形成する前
記長方形のほゞ全長全幅に亘つて、長辺及び短辺
に平行に伸びている。そして本考案においては、
底２における前記鎖線Ａ，Ｂに相当する部分が同
一平面Ｅ上にある。
前記長方形の四辺は、第４図に示されるよう
に、半径の大きい円Ｃの一部をなしていて、曲率
の小さい略円弧を形成している。そして底２の四
隅の部分は滑らかな曲面を描いて下方に窪んでい
る。
に、半径の大きい円Ｃの一部をなしていて、曲率
の小さい略円弧を形成している。そして底２の四
隅の部分は滑らかな曲面を描いて下方に窪んでい
る。
また図中５は、底２の四隅に下方に絞り出して
形成した脚である。
形成した脚である。
本考案によれば、底２の各部分の曲率が連続的
に変化し、且つその中央において縦横に形成され
た平面部分が骨のように作用して底２を補強し、
底２が捩れることがない。従つて成型時において
歪みが生じることがなく、また使用時にも外力に
よつて歪が生じることがない。
に変化し、且つその中央において縦横に形成され
た平面部分が骨のように作用して底２を補強し、
底２が捩れることがない。従つて成型時において
歪みが生じることがなく、また使用時にも外力に
よつて歪が生じることがない。
それ故、本考案の皿状容器は常に安定した形状
を保ち、平らな台上に載置した場合にも、常に四
隅が同時に台に当接じ、ガタが生じることがない
のである。
を保ち、平らな台上に載置した場合にも、常に四
隅が同時に台に当接じ、ガタが生じることがない
のである。
本考案の皿状容器は、前述の実施例に示すよう
な金属製のものに限られず、プラスチツク製のも
のにおいても同様の効果を奏し得る。またその形
状は、長方形に限らず、正方形であつても良く、
またそれらに近い形状であれば、多少変形した形
状であつても差支えない。さらに図面に示した脚
５は、特に必要なものではない。
な金属製のものに限られず、プラスチツク製のも
のにおいても同様の効果を奏し得る。またその形
状は、長方形に限らず、正方形であつても良く、
またそれらに近い形状であれば、多少変形した形
状であつても差支えない。さらに図面に示した脚
５は、特に必要なものではない。
また本考案の皿状容器の用途は、先に述べた焼
肉器の水受け皿としての用途に限られるものでは
なく、各種のパツトや、各種の調理器具や冷蔵庫
等の受け皿として、広く使用することができるも
のである。
肉器の水受け皿としての用途に限られるものでは
なく、各種のパツトや、各種の調理器具や冷蔵庫
等の受け皿として、広く使用することができるも
のである。
図面は本考案を適用した焼肉器の水受け皿の一
実施例を示すものであつて、第１図は平面図であ
り、第２図及び第３図は、第１図における−
断面図及び−断面図である。また第４図は、
前記水受け皿から底のみを切離して示した斜視図
である。 １……水受け皿、２……底、３……外周壁。
実施例を示すものであつて、第１図は平面図であ
り、第２図及び第３図は、第１図における−
断面図及び−断面図である。また第４図は、
前記水受け皿から底のみを切離して示した斜視図
である。 １……水受け皿、２……底、３……外周壁。
Claims (1)
- 底の周囲に外周壁を立設した略長方形乃至正方
形の皿状容器において、前記底の中心部において
交差して前記長方形又は正方形の辺に平行に前記
底のほゞ全長全幅に亘つて延びる二本の直線が同
一平面上にあり、前記底の四辺は前記平面に接す
る曲率の小さい略円弧を形成し、四隅が滑らかに
窪んでいることを特徴とする、皿状容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5816584U JPS60171245U (ja) | 1984-04-19 | 1984-04-19 | 皿状容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5816584U JPS60171245U (ja) | 1984-04-19 | 1984-04-19 | 皿状容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60171245U JPS60171245U (ja) | 1985-11-13 |
| JPH0411927Y2 true JPH0411927Y2 (ja) | 1992-03-24 |
Family
ID=30583409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5816584U Granted JPS60171245U (ja) | 1984-04-19 | 1984-04-19 | 皿状容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60171245U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4576661B2 (ja) * | 2000-03-29 | 2010-11-10 | 住友ベークライト株式会社 | 深絞り用ガス置換包装体用金型 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5994014U (ja) * | 1982-12-13 | 1984-06-26 | 積水化成品工業株式会社 | 容器 |
-
1984
- 1984-04-19 JP JP5816584U patent/JPS60171245U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60171245U (ja) | 1985-11-13 |
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