JP3008837U - ダブルフックハンガー - Google Patents

ダブルフックハンガー

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JP3008837U
JP3008837U JP1994006193U JP619394U JP3008837U JP 3008837 U JP3008837 U JP 3008837U JP 1994006193 U JP1994006193 U JP 1994006193U JP 619394 U JP619394 U JP 619394U JP 3008837 U JP3008837 U JP 3008837U
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JP
Japan
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hook
shoulder
pair
hanger
rod
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Expired - Lifetime
Application number
JP1994006193U
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English (en)
Inventor
豊次 竹内
Original Assignee
繁益 司
中井 克明
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Publication date
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 風等の影響や引下げ力が作用しても、フック
部が容易に外れることがなく、吊り下げ状態を保持する
ことができるダブルフックハンガーを提供する。 【構成】 衣服E等を掛ける肩掛け部2の頂部に、互い
に逆向きに隣接して重合配置された開ループ状の1組の
フック部4,5を弾性を保持するように配置し、この1
組のフック部4,5を竿S等に両側から引っ掛けて吊り
下げ状態で使用するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、肩掛け部に衣服の肩部を掛け、肩掛け部の頂部に設けられたフッ ク部を竿等に引っ掛けて、吊り下げ状態で使用されるダブルフックハンガーに関 し、特に、吊り下げ状態で風等の影響による揺動が生じてもフック部が外れて落 下することがないダブルフックハンガーに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のハンガーとして、例えば、図5に示すように、肩掛け部102の頂部に 開ループ状の1つのフック部104が設けられたものや、図6に示すように、肩 掛け部202の頂部に、略半円弧状の一対の挟み状の掴み部204が設けられ、 この掴み部204の下部204a,204bを強制的に開閉することによって上 端部204c,204dが開閉され、通常は上端部204c,204dが閉方向 に弾性付勢されて閉められるように構成したものが市場に提供されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前者のハンガー101においては、フック部104の片側が開いた状態に形成 されているために、衣服等を肩掛け部に掛けて、フック部104を竿等に引っ掛 けて吊り下げた状態とされた場合に、風等の影響によって揺動が生じると、この フック部104が竿等から外れてハンガー101と一緒に衣服等が落下し、吊り 下げていた衣服等が汚れてしまうという問題点があった。
【0004】 後者のハンガー201においては、通常、弾性付勢によって上端部204c, 204dが閉められた状態となっているが、下向きの引下げ力が作用すると、弾 性付勢に抗して容易に上端部204c,204dが開いて、掴み部204が竿等 から外れて落下してしまい、衣服等が汚れてしまうという問題点があった。 この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、風等の影響や 引下げ力が作用しても、フック部が容易に外れることがなく、吊下げ状態を保持 することができるダブルフックハンガーを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1のダブルフックハンガーは、肩掛け部の頂部に、互いに逆向きに隣接 して重合配置された開ループ状の1組のフック部を弾性を保持するように配置し た構造としたものである。 請求項2のダブルフックハンガーは、前記肩掛け部と、この肩掛け部の頂部に 設けられた1組のフック部が、連続した1本の線状体で形成されているものであ る。
【0006】 請求項3のダブルフックハンガーは、前記肩掛け部と、この肩掛け部の頂部に 設けられた1組のフック部が、合成樹脂によって形成されているものである。
【0007】
【作用】
請求項1のダブルフックハンガーにおいては、肩掛け部に衣服を掛け、1組の フック部を押し開いて竿等にこの1組のフック部を引っ掛けて、吊り下げた状態 で使用する。 また、1組のフック部の中心部に竿等を横方向から通して、吊り下げて使用す ることも可能である。
【0008】 このダブルフックハンガーは、肩掛け部の頂部に、互いに逆向きに隣接して重 合配置された開ループ状の1組のフック部を弾性を保持するように配置したため 、このダブルフックハンガーの肩掛け部に衣服等を掛けて、1組のフック部を竿 等に引っ掛けて吊り下げた状態では、1組のフック部が竿等を抱え込んで両側か ら締め付けた状態となるために、風等の影響でこのフック部が竿等から外れるこ とがなく、落下して衣服を汚すことがない。
【0009】 また、1組のフック部は、弾性を保持しているので、竿等に引っ掛けたときに 、両側から竿等を抱え込むこととなり、その弾性によって、締付け力が働き、こ の1組のフック部が竿等に固定された状態となり、風等の影響によって移動する ことがない。 請求項2のダブルフックハンガーにおいては、肩掛け部と1組のフック部とが 連続した1本の線状体で形成されているので、構造が簡単であり、製作費が安価 になる。
【0010】 請求項3のダブルフックハンガーにおいては、肩掛け部と1組のフック部が、 合成樹脂によって形成されているので、製作が簡単であり、合成樹脂材料が最小 量で済み、安価に製作することができる。 また、肩掛け部と、フック部とを各々一体成形して、肩掛け部に1組のフック 部を組み付ける構成とすることもできる。
【0011】
【実施例】
以下、この考案に係るダブルフックハンガーの実施例について、図面を参照し つつ説明する。 図1は、この考案の第1の実施例のダブルフックハンガー1を示すものであっ て、全体が1本の線状体で形成され、衣服の肩部を掛ける肩掛け部2と、この肩 掛け部2の頂部で線状体の両端部近傍部分が、互いに巻き付けられて、この部分 で一体構造となり、更に、この巻付け部3から、両端部が上向きに延設され、互 いに逆向きに隣接して重合配置された開ループ状の1組のフック部4,5が弾性 を保持するように配置されている。また、肩掛け部2の下部は、水平方向に向い た下辺部6に形成されている。
【0012】 このダブルフックハンガー1を使用するときには、図2に示すように、肩掛け 部2に衣服Eを掛け、1組のフック部4,5を押し開いて、竿Sに引っ掛けて吊 り下げた状態で使用する。 また、1組のフック部4,5の中心部に、横方向から竿Sを通して、この竿S に吊り下げて使用することもできる。
【0013】 更に、図3に示すように、下部の下辺部6に、タオルT等を掛けて吊り下げる こともできる。 このダブルフックハンガー1によれば、肩掛け部2の頂部に、互いに逆向きに 隣接して重合配置された開ループ状の1組のフック部4,5を弾性を保持するよ うに配置したため、このハンガー1の肩掛け部2に衣服E等を掛けて、1組のフ ック部4,5を竿Sに引っ掛けて吊り下げた状態では、1組のフック部4,5が 竿Sを左右両側から抱え込んで締めつけた状態となるために、風等の影響でこの 1組のフック部4,5が竿Sから外れることがなく、落下して衣服Eを汚すこと がない。
【0014】 また、1組のフック部4,5は、弾性を保持しているので、竿Sに引っ掛けた ときに、両側から竿Sを締め付けることととなり、その弾性によって、締付け力 が働き、この1組のフック部4,5が竿Sに固定された状態となり、風等の影響 によって移動することがない。 更に、肩掛け部2と1組のフック部4,5とが連続した1本の線状体で形成さ れているので、構造が簡単であり、製作費が安価になる。
【0015】 図4は、この考案の第2の実施例のダブルフックハンガー11を示すものであ る。 このダブルフックハンガー11は、肩掛け部12と、1組のフック部14,1 5が個々に一体成形によって形成されている。 そして、肩掛け部12の頂部に、1組のフック部14,15の基端部を各々嵌 め込むための横向きの2つの係入孔が設けられ、1組のフック部14,15との 間に、1組のフック部14,15を内向きに付勢するスプリング16が掛け渡さ れている。
【0016】 したがって、この1組のフック部14,15は、内向きに弾性付勢されている 状態となっている。 このダブルフックハンガー11によれば、肩掛け部12と、1組のフック部1 4,15とが、個々に一体成形によって形成されているために、製造が簡単で、 安価な製品を提供することができ、収納時には、1組のフック部14,15を肩 掛け部12から取り外して収納できるので、コンパクトなものとなる。
【0017】 また、肩掛け部12の頂部に縦向きの2つの係入孔を形成し、これら係入孔に 1組のフック部14,15の基端部を各々挿入して、ダブルフックハンガーを構 成することもできる。 この場合、1組のフック部14,15は、竿Sに引っ掛けるときに、互いに外 向きに押し開いたときに、内向きの付勢力が働くので、前記のスプリング16を 省くことができて、部品点数を低減することができる。
【0018】 尚、この考案のダブルフックハンガー1,11は、竿Sに吊り下げて使用する だけでなく、例えば、室内の柱に打ち込まれた釘や洋服ダンス内の吊り下げ用の 棒状体に吊り下げて使用できるものである。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1のダブルフックハンガーによれば、肩掛け部の 頂部に設けられた1組のフック部が弾性を保持するように配置されているため、 この1組のフック部を竿等に引っ掛けて吊り下げたときに、この竿等を1組のフ ック部で挟んだ状態となるので、風等の影響や引下げ力が作用しても、フック部 が容易に外れることがなく、吊下げ状態を保持することができる。
【0020】 更に、1組のフック部が弾性を保持するように配置されているので、このフッ ク部を竿等に引っ掛けたときに、1組のフック部の弾性力によって、竿等を締め 付ける作用が働いて、1組のフック部が竿等に固定され、移動することがない。 請求項2のダブルフックハンガーによれば、肩掛け部と1組のフック部とが連 続した1本の線状体で形成されているので、構造が簡単であり、製作費を低減す ることができる。
【0021】 請求項3のダブルフックハンガーによれば、肩掛け部と1組のフック部が、合 成樹脂によって形成されているので、製作が簡単であり、合成樹脂材料が最小量 で済み、安価に製作することができる。 この場合、肩掛け部と、フック部とを各々一体成形して、肩掛け部に一組みの フック部を組み付ける構成にすれば製造が簡単であり、且つ、肩掛け部からフッ ク部を取り外すことができるので、コンパクトに収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係るダブルフックハンガーの第1の
実施例の全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1のダブルフックハンガーに衣服を掛けて竿
に吊り下げた状態の斜視図である。
【図3】図1のダブルフックハンガーにタオルを掛けて
竿に吊り下げた状態の斜視図である。
【図4】第2の実施例のダブルフックハンガーの全体構
成を示す斜視図である。
【図5】従来のハンガーの一例を示す斜視図である。
【図6】従来のハンガーの他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ダブルフックハンガー 2 肩掛け部 4 フック部 5 フック部 11 ダブルフックハンガー 12 肩掛け部 14 フック部 15 フック部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】肩掛け部の頂部に、互いに逆向きに隣接し
    て重合配置された開ループ状の1組のフック部を弾性を
    保持するように配置した構造としたことを特徴とするダ
    ブルフックハンガー。
  2. 【請求項2】前記肩掛け部と、この肩掛け部の頂部に設
    けられた1組のフック部が、連続した1本の線状体で形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載のダブル
    フックハンガー。
  3. 【請求項3】前記肩掛け部と、この肩掛け部の頂部に設
    けられた1組のフック部とが、合成樹脂によって形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載のダブルフッ
    クハンガー。
JP1994006193U 1994-06-01 1994-06-01 ダブルフックハンガー Expired - Lifetime JP3008837U (ja)

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JP1994006193U JP3008837U (ja) 1994-06-01 1994-06-01 ダブルフックハンガー

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Family

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