JP3008568U - 筒形エアフィルタのカバー締結装置 - Google Patents

筒形エアフィルタのカバー締結装置

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JP3008568U
JP3008568U JP1994007449U JP744994U JP3008568U JP 3008568 U JP3008568 U JP 3008568U JP 1994007449 U JP1994007449 U JP 1994007449U JP 744994 U JP744994 U JP 744994U JP 3008568 U JP3008568 U JP 3008568U
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修吾 簗田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 工具不要の簡易型締結方式とし、締結部品の
散逸防止と保全、並びに整備の工数低減を図る。 【構成】 フィルタのカバー締結装置で、カバー10外
周寄りに、頭部のみ露出する以外の接合軸構成品12を
内装とし、その頭部を、コイルばねに抗して指先で押圧
し、ねじり操作で取付け取外し可能な構造とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、合成樹脂製エアフィルタのカバー締結装置に関し、更に詳細には、 工具不要で操作可能なファスナーを、頭部以外はフィルタに内装することで、フ ァスナーの保全に加え操作を簡易化するというカバーの締結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成樹脂製エアフィルタで、フィルタエレメントを半径方向シール方式 としたものでは、ケースやカバーの剛性が不要となることで、カバーの締結も簡 易化され、ばね用鋼線材で弾力を利用する形状とした掛け外し式のクランプやラ ッチを採用し、整備工数の低減や重量軽減に寄与している例が多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
エアフィルタカバーの締結にクランプやラッチを用いるのは、エアフィルタの 使用環境によっては簡易化として有効であるが、車両に搭載される場合、建設車 両のように機種や搭載位置によっては、稼動時に雨水や泥水を受けることがあり 、その結果泥土の固着や錆つきによってカバーの取外しに手間取ることや、折損 するという保全上の課題がある外、狭隘な場所にエアフィルタが装備される場合 は、整備時にその外径から更に、クランプまたはラッチの掛け外しのための空間 が必要となり、大きさが制約されるという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は課題解決のため、ボルト形状に類似の硬質樹脂製で頭部付きファスナー 軸を主体とするファスナー構成品と、カバー外周寄りに設けるファスナー室と、 ケース内壁に張出して設けるファスナー室取付け用台座との連携構成によって締 結装置内装型が得られることで、ファスナー軸頭部以外は雨水や泥水を受けるこ となく保全上有利となる外、カバーの取付け取外しの際はファスナー軸頭部を指 先で押しつけ、ねじる操作でできるため工具不要のうえ極めて簡易で、しかもケ ース外径の周囲に取付け取外し操作上の空間を必要としないことで、狭隘な場所 を有効に生かした大きさのエアフィルタが選定できるというものである。
【0005】
【実施例】
以下に本考案の実施例に基づき、図面を参照しながら詳細な説明をする。 図1は合成樹脂製エアフィルタで、要部のみ部分断面とした全体図である。 ケース1の開口端2寄りに接線方向の長円形入口3があり、他端の閉塞端4中 央には、外側と内側へ突出させた出口部材5が溶着され、この内側へ突出した出 口5−1に、フィルタエレメント6の弾性材開口端部キャップ7内周が圧接し、 半径方向シール域8を形成している。 遠心分離形式により分離された粗粒ダストは閉塞端4側に集積し、負圧が解除 される都度下向きの排出弁9により自動的に外部へ排出される。 カバー10がガスケット11を介しケース1の開口端2を密閉するための締結 を、ファスナー12構成品と、カバー10およびケース1の部分連携構成により 、図1のB部に示す締結装置とするもので、図3はB部の拡大図である。この締 結装置は図1のA矢視図2に示すように外周寄り等間隔に3箇所配設し、ケース 1との位置決めのためカバー10に張出しつば13を設け、ケース1外周の切欠 き部14に嵌め込む構造にしてある。 図3の締結装置拡大図において、ファスナー12の頭部15を硬貨大相当の円 形台座16と、その上面に親指先が嵌まる形状とした操作部17を設け、頭部1 5に続く第1軸部18にはOリング19用の環状溝20があり、続いて第2軸部 21をコイルばね22保持域とし、更に続いてそれより若干小径とした第3軸部 23はケース1とカバー10の連結軸となり、その末端近くにピン穴24が設け られ、この位置並びに軸全長は後述するケース1とカバー10との連携構成によ り決められる。 カバー10に設けるファスナー室26の内径は、前記Oリング19装着後の外 周が圧嵌される穴径相当とし、その深さは、主としてコイルばね22の操作上の 圧縮圧を勘案したものである。 締結装置の連携構成説明図として図4にファスナー12構成品、図5にカバー 10のファスナー室26、図6にケース1の取付け台座25を示す。 図4において、ファスナー12の第1軸部18へOリング19を装着後、第2 軸部21に沿ってコイルばね22を挿入、第1軸部18末端に当接させ軽く圧縮 した状態でこれを保持する位置に設けた第3軸部23のピン穴24へ、スプリン グピン27を左右同等に突出させて圧嵌し、コイルばね22を受け止め、ファス ナー12構成品となる。 図5において、ファスナー室26の底壁26−1には、ファスナー12第3軸 部23がピン27とともに僅かな隙間を保ち貫通できる円形・長方形の合成穴2 8が設けてあり、更に底壁26−1外面には、合成穴28の長方形に対し周方向 で約45゜回った位置に、ピン27が僅少隙間で面一に陥没する深さの溝29が 設けてある。 ファスナー室26へファスナー12構成品を挿入し、軸のピン27が合成穴2 8を通過し底壁26−1外に出て回動可能なまで押しつけた状態で、約45゜ね じるとピン27が溝29に陥没し、ファスナー12はカバー10に組付けられた 状態となる。 図6において、取付け台座25の軸線方向位置は、カバー10を被冠するにあ たりその外周端10−1がケース10外周溝1−1に挿入するガスケット30を 所定量だけ押圧したとき、ファスナー室26の底壁26−1が当接する高さにし てある。 取付け台座25にもファスナー室26底壁26−1と同様の合成穴31と溝3 2が設けてあるが、異なる点は、底壁26−1の溝29に合致するよう合成穴3 1の長方形穴が、底壁26−1の合成穴28長方形穴に合致するよう溝32が設 けてある。 この外、取付け台座25裏面には、ピン27の周回が遠回りできないよう約4 5゜に抑止する突起片25−1が設けてある。
【0006】
【作用】
カバー10を取付け締結するにあたり、ファスナー12の頭部15操作部17 を、コイルばね22に抗して親指で押しつけ、カバー10の受け面10−2に頭 部15が当接したとき、ケース1の取付け台座25裏面よりピン27が出て周回 可能となるようファスナー12軸全長が決められている。 ファスナー12を押しつけた状態で周回可能な範囲までねじると、ピン27が 溝32と合致して陥没し締結され、3箇所を同様に操作して締結が完了する。こ のときピン27が溝32に陥没した分だけファスナー12頭部15が浮上するこ とになるが、Oリング19がその下方を密閉しているため、浮上してできる隙間 からダストや水が浸入することはない。締結を解除するには以上の操作を逆行す ればよい。
【0007】
【考案の効果】
(1) ファスナー頭部以外はフィルタに内蔵されるため、屋外で稼動する車両 に搭載しても雨水や泥水による損傷がなく、保全が確実なためフィルタの耐久 性向上に貢献できる。 (2) カバーへ取付け状態にできるため、ファスナー構成品の散逸がない上、 工具不要の簡易締結方式のため整備上の工数低減になる。 (3) 同じ簡易締結方式のクランプ(図7)やラッチ(図8)の構造でわかる ように、掛け外しのため外回りに空間を設ける必要がないため、狭隘なフィル タ用取付け空間でも大きさで有効に占めることができる。 以上は本考案による一実施例に基づき説明したが、これに限定されることなく 本考案の原理に沿って種々の変化変形が可能なことはいうまでもない。
【提出日】平成6年9月26日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、合成樹脂製エアフィルタのカバー締結装置に関し、更に詳細には、 工具不要で操作可能な接合軸の頭部以外はカバー内に装備することで、接合軸構 成品の保全に加え、締結操作を簡易化するためのカバーの締結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成樹脂製エアフィルタで、フィルタエレメントを半径方向シール方式 としたものでは、ケースやカバーの剛性が不要となることで、カバーの締結も簡 易化され、ばね用鋼線材で弾力を利用する形状とした掛け外し式のクランプやラ ッチを採用し、整備工数の低減や重量軽減に寄与している例が多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
エアフィルタカバーの締結にクランプやラッチを用いるのは、エアフィルタの 使用環境によっては簡易化として有効であるが、車輌に搭載される場合、建設車 両のように機種や搭載位置によっては、稼動時に雨水や泥水を受けることがあり 、その結果泥土の固着や錆つきによってカバーの取外しに手間取ることや、折損 するという保全上の課題がある外、狭隘な場所にエアフィルタが装備される場合 は、整備時にその外径から更に、クランプまたはラッチの掛け外しのための空間 が必要となり、大きさが制約されるという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は課題解決のため、ボルト形状に類似の硬質樹脂製で頭部付き接合軸を 主体とする接合軸構成品と、カバー外周寄りに設ける接合軸室と、ケース内壁に 張り出して設ける接合軸室取付け台座との連携構成により、締結装置が内装され るため、接合軸の頭部以外は雨水や泥水を受けることなく、保全上有効となる外 、カバーの取付け取外しは接合軸頭部を指先で押しつけ、ねじる操作で可能なた め工具不要の上極めて簡易で、しかもクランプやラッチのように、取付け取外し 操作のためケース外径の周囲に空間を設ける必要がないことで、狭隘な場所でも 有効に生かした大きさのエアフィルタが選択できるというものである。
【0005】
【実施例】
以下に本考案の実施例に基づき、図面を参照しながら詳細な説明をする。 図1は合成樹脂製エアフィルタで、要部のみ部分断面とした全体図である。 ケース1の開口端2寄りに接線方向の長円形入口3があり、他端の閉塞端4中 央には、外側と内側へ突出させた出口部材5が溶着され、この内側へ突出した出 口5−1フィルタエレメント6の弾性材開口端部キャップ7内周が圧接し、半径 方向シール域8を形成している。 遠心分離形式により分離された粗粒ダストは閉塞端4側に集積し、負圧が解除 される都度下向きの排出弁9により自動的に外部へ排出される。 カバー10がガスケット11を介しケース1の開口端2を密閉するための締結 を、接合軸12構成品と、カバー10およびケース1の接合部連携構成によって 、図1のB部に示す締結装置とするもので、図3はB部の拡大図である。この締 結装置は図1のA矢視図2に示すように外周寄り等間隔に3箇所配設し、ケース 1との位置決めのためカバー10に張り出しつば13を設け、ケース1外周の切 欠き部14に嵌め込む構造にしてある。 図3の締結装置拡大図において、接合軸12の頭部15を10円硬貨大相当の 円形台座16と、その上面に親指先が嵌まる形状とした操作部17を設け、頭部 15に続く第1軸部18にはOリング19用の環状溝20があり、続いて第2軸 部21をコイルばね22保持域とし、更に続いてそれより若干小径とした第3軸 部23はケース1とカバー10の連結軸となり、その末端近くにピン穴24が設 けられ、この位置並びに軸全長は後述するケース1とカバー10との連携構成に より決められる。 カバー10に設ける接合軸室26の内径は、ピン27の全長より若干大きく、 しかも前記Oリング19が圧嵌される穴径規格値相当としてあり、内径深さは、 主としてコイルばね22の操作上の圧縮圧を勘案したものである。 締結装置の連携構成説明図として図4に接合軸12構成品、図5にカバー10 の接合軸室26、図6にケース1内壁の取付け台座25を示す。 図4において、接合軸12の第1軸部18へOリング19を装着後、第2軸部 21外径より若干大きいコイルばね22を挿入、第1軸部18末端に当接させ軽 く圧縮した状態で保持する位置に設けた第3軸部23のピン穴24へ、スプリン グピン27を両端同等に突出させて圧嵌し、コイルばね22を挟持した接合軸1 2構成品となる。 図5において、接合軸室26の底壁26−1には、接合軸12のピン27が、 第3軸部23とともに僅かな隙間を保ち貫通できる円形・長方形の合成穴28が 設けてあり、更に底壁26−1外面には、合成穴28の長方形穴に対し周方向で 左右いずれかに約45°回った位置にピン27が僅少隙間で面一に陥没する深さ の溝29が設けてある。 接合軸室26へ接合軸12構成品を挿入し、軸のピン27が合成穴28を通過 し底壁26−1外に出て回動可能なまで押圧した状態で、溝29側へ約45°ね じるとピンが溝29に陥没し、接合軸12はカバー10に組付けられた状態とな る。 図6において、取付け台座25の軸線方向位置は、カバー10を被冠するにあ たりその外周端10−1がケース1の外周溝1−1に挿嵌するガスケット11を 所定量だけ押圧したとき、接合軸室26の底壁26−1外面が当接する高さにし てある。 取付け台座25にも接合軸室26底壁26−1と同様に合成穴31と溝32が 設けてあるが、異なる点は、底壁26−1の溝29に合致するよう合成穴31の 長方形穴が、底壁26−1の合成穴28長方形穴位置に合致するよう溝32が設 けてある。 この外、取付け台座25裏面には、ピン27の周回が遠回りできないよう約4 5°に抑止する突起片25−1が設けてある。
【0006】
【作用】
カバー10を取付け締結するにあたり、カバー10に組付けられた接合軸12 の頭部操作部17を、コイルばね22に抗し親指で押しつけ、カバー10に設け た受け座10−2に頭部15が当接したとき、ケース1の取付け台座25裏面よ りピン27が出て周回可能となるよう接合軸12の軸部全長が決められている。 接合軸12を押し付けた状態で周回可能な範囲までねじると、ピンが溝32と 合致して陥没し接合締結され、3箇所を同様に操作し締結完了となる。このとき ピン27が溝32に陥没した分だけ接合軸12の頭部15が受け座10−2より 浮上するが、Oリング19がその下方を密閉しているため、浮上によってできる 隙間からダストや水が浸入することはない。締結を解除するには以上の操作を逆 行すればよい。
【0007】
【考案の効果】
(1) 接合軸頭部以外はフィルタに内装されるため、屋外で稼動する車輌に搭 載しても雨水や泥水による被害がなく、保全が確実なため、フィルタの耐久性 向上に貢献できる。 (2) カバーへ組付け状態にできるため、接合軸構成品の散逸がない上、工具 不要の簡易締結方式のため整備上の工数低減になる。 (3) 同じ簡易締結方式のクランプ(図7)やラッチ(図8)の構造でわかる ように、掛け外しのため外回りに空間を設ける必要がないため、狭隘なフィル タ用取付け空間でも大きさで有効に占めることができる。 以上は本考案による一実施例に基づき説明したが、これに限定されることなく 本考案の思想に沿って種々の変化変形が可能なことはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるエアフィルタで、要部破断全体図
である。
【図2】図1におけるA矢視図である。
【図3】図1におけるB部拡大図である。
【図4】ファスナー構成品の斜視図である。
【図5】カバーのファスナー室を示す部分破断斜視図で
ある。
【図6】ケースにおけるカバーのファスナー室取付け台
座を示す部分破断斜視図である。
【図7】従来のカバー締結用クランプの使用例を示す要
部断面図である。
【図8】従来のカバー締結用ラッチの使用例を示す要部
断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 2 開口端 3 入口 4 閉塞端 5 出口部材 6 フィルタエレメント 7 開口端部キャップ 9 排出弁 10 カバー 12 ファスナー 15 頭部 19 Oリング 22 コイルばね 25 取付け台座 26 ファスナー室 27 ピン 28 合成穴 29 溝 30 ガスケット 31 合成穴 32 溝
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月26日
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 筒形エアフィルタのカバー締結装置
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるエアフィルタで、要部破断全体図
である。
【図2】図1におけるA矢視図である。
【図3】図1におけるB部拡大図である。
【図4】接合軸構成品の斜視図である。
【図5】カバーの接合軸室を示す部分破断斜視図であ
る。
【図6】ケースにおけるカバーの接合軸室取付け台座を
示す部分破断斜視図である。
【図7】従来のカバー締結用クランプの使用例を示す要
部断面図である。
【図8】従来のカバー締結用ラッチの使用例を示す要部
断面図である。
【符号の説明】 1 ケース 2 開口端 3 入口 4 閉塞端 5 出口部材 6 フィルタエレメント 7 開口端部キャップ 9 排出弁 10 カバー 11 ガスケット 12 接合軸 15 頭部 19 Oリング 22 コイルばね 25 取付け台座 26 接合軸室 27 ピン 28 合成穴 29 溝 31 合成穴 32 溝
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製ケースとカバーにより、フィ
    ルタエレメントを内蔵後閉塞するための締結装置におい
    て、 (a) ファスナー頭部を硬貨大相当の円形台座とし、
    その上に指先でねじれる形状を備えた操作部と、続いて
    台座径の約1/2径とした第1軸部には、台座裏近くに
    Oリング溝を設けてその溝下を溝幅程度残す短軸とし、
    続く第2軸部は、第1軸部より若干小径としてコイルば
    ね保持部とし、更に段付き小径とした第3軸部の末端近
    くにピン穴を設け、それぞれを所定の長さとした軸の、
    第1軸部にOリングを装着後、第2軸部径より若干大き
    いコイル内径で細線のコイルばねを挿入し、第1軸部末
    端に当接させ軽く圧縮した状態で保持できる位置のピン
    穴へ、第1軸部径相当長さのスプリングピンを両端同等
    に突出させて装嵌し、コイルばねを受け止め保持して成
    るファスナー構成品と、 (b) ドーム状としたカバーの外周寄りに、一体成形
    で軸線方向下側に伸びる有底筒形のファスナー室を設
    け、その外側壁がケース開口端内周に近接する位置で周
    囲等間隔に複数箇所設け、開口端は、ファスナー軸頭部
    外径より若干大径として、頭部台座の厚さ程度カバー表
    面より陥没した状態で頭部受け面があり、続く筒室は前
    記Oリング外径が圧嵌される穴相当の径で所定深さまで
    伸び、底壁には、ピンが軸とともに僅かな隙間を保ち貫
    通できる円形・長方形の合成穴を設け、更に底壁外面に
    は、合成穴の長方形に対し周方向の左右いずれかに約4
    5゜回った位置に、ピンが僅少隙間で面一に陥没する深
    さのピン溝を設け、 (c) 前記カバーがガスケットを介しケース端部を密
    閉する状態になるとき、カバー側のファスナー室底壁外
    面が当接する平板状取付け台座を、ケースと一体成形に
    設け、これにファスナー室底壁に設けた合成穴と同一形
    状の穴を、ファスナー室底壁外面のピン溝と穴の長方形
    周方向を合致させて設け、更に台座の裏面には前記のピ
    ン溝と同一形状の溝を、ファスナー室底壁の合成穴長方
    形と、このピン溝周方向を合致させて設け、 (d) ファスナーにおけるコイルばねを圧縮し、軸先
    端近くのピンが、ケースの取付け台座裏面より出て回動
    可能な状態になるまでファスナー軸頭部を押圧したと
    き、その頭部がカバーの頭部受け面へ当接するようファ
    スナー軸長が設定され、 これらを包含して構成される筒形エアフィルタのカバー
    締結装置およびそのファスナー。
JP1994007449U 1994-05-20 1994-05-20 筒形エアフィルタのカバー締結装置 Expired - Lifetime JP3008568U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11280724A (ja) * 1998-03-30 1999-10-15 Nec Data Terminal Ltd カバー固定構造および方法
JP3457249B2 (ja) 1999-03-17 2003-10-14 ミツビシ・エレクトリック・テレコム・ヨーロッパ 特に遠距離通信用の携帯品のケーシングの壁の第1の面に対する懸架スタッドのための解除可能な連結
JP3466119B2 (ja) 1999-09-09 2003-11-10 北川工業株式会社 固定具

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