JP3008452B2 - 燃焼装置 - Google Patents

燃焼装置

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JP3008452B2
JP3008452B2 JP2181921A JP18192190A JP3008452B2 JP 3008452 B2 JP3008452 B2 JP 3008452B2 JP 2181921 A JP2181921 A JP 2181921A JP 18192190 A JP18192190 A JP 18192190A JP 3008452 B2 JP3008452 B2 JP 3008452B2
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勝博 ▲やぶ▼内
治美 安藤
安高 浜子
誠一 篠田
哲也 上田
竜男 藤本
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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、給湯用や家庭暖房用に利用される温水ボイ
ラーに関するものである。
従来の技術 従来の温水ボイラーは、第3図、第4図、第5図のよ
うに構成されていた。即ち、第3図において、1は汲み
上げポンプで油をタンク2へ供給する。タンク2へ供給
された油はパルスポンプ3によって帰化部4へ供給さ
れ、油を帰化させる。帰化された油は送風機5によって
バーナ6へ導かれ燃焼する。燃焼した高温の燃焼ガスは
熱交換器7を経由してマフラー8を通り吹出し口9より
機器外へ排出される。一方給水口10より供給された給水
は、熱交換器7で高温になった燃焼ガスと熱交換され、
お湯となって給湯口11より給湯されるものである。12は
外装体で機器を保護している。第4図はマフラー8の内
部構成を示した図であり、燃焼ガスが熱交換器7より機
器外へ排出される経路を示している。熱交換器7より出
た燃焼ガスは、排気ボックス20で収束され、複数の穴を
有する内板A30と内板B32の間に形成される排気通路34を
経由して燃焼ガスの方向を変化させるルーバー26と排気
口27より機器外へ排気されるものである。一方燃焼や駆
動部の動作によって生じる騒音を複数の穴を有する内板
A30と内板B32の外側にそれぞれ吸音材A31、吸音材B33を
構成し、機器より発生する騒音を吸音させるものであ
る。35はマフラー8のケースである。第5図は、第4図
と同様の構成を斜視図で示したものであり吸音部の構造
のわかりやすく示した図である。
発明が解決しようとする課題 このような従来の温水ボイラーのマフラー8構成で
は、燃焼によって生じる騒音や、各駆動部より発生する
騒音を、吸音するために、マフラー8内の排気通路を長
くする構成をとっていた。従ってマフラー8が大きなも
のとなり機器全体が非常に大きなものとなっていた。ま
た機器の大きさを限定した場合には、マフラー8によっ
て吸音できる量が少なくなるために、騒音値の高い機器
となり家屋の密集する場所での使用はできないものとな
っていた。
本発明は、このような従来の課題を一掃するものであ
り、限られたスペースで有効的な吸音効果を発揮させる
マフラーを提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は、上記目的を達成するために、バーナと熱交
換器の上方にマフラーを設け、前記マフラーの内部に排
気通路を備え、前記排気通路は、相互に隣り合う部分が
複数の穴を有する吸音板と他の一方は穴のない遮へい板
で構成するとともに、複数の屈曲した通路を有する構成
としている。
作用 本発明は上記した構成により、マフラーの複数の屈曲
部および吸音板と遮へい板により、機器から生じる音を
減衰させ、限られたスペースで効果的な吸音効果を出す
ことができるものである。
実施例 以下、本発明の実施例について第1図、第2図を参照
しながら説明する。
第1図において、燃焼ガスが排気ボックス20で収束さ
れ複数の穴を部分的に有する内プレートA21と内プレー
トB22の間に形成される排気通路25を経由して燃焼ガス
の方向を変化させるルーバ26と排気口27より機器外へ排
出されるものである。この排気通路25は複数の屈曲部を
有する通路となっている。つまり、限られたスペースで
最も長い通路長さを構成するとともに、排気通路25の方
向を急変させることにより、機器で生じる音を通路長さ
で吸音させ、屈曲部で減衰させるものである。23は吸音
材Eであり、内プレート21で囲まれた範囲に配置され、
内プレートA21の穴部より吸音させるものである。また2
4は吸音材Fであり、内プレートB22とマフラケース28の
間に配置され、内プレートB22の複数の穴部より吸音さ
せるものである。このように本発明の実施例によれば、
複数の屈曲した排気通路を設けることにより、限られた
スペースで吸音される距離が長くとれるとともに、屈曲
部の急激な変化を与えることにより音が減衰されるもの
である。
第2図は、第1図の排気通路部の斜視図であり、実施
例をしめしたものである。(尚、第1図で説明した内容
は省略する。)排気通路25の屈曲部は、相互に隣合う部
分、穴のない遮へい板A21と複数の穴を有する吸音板A21
B、つまり、穴のない遮へい板A21Aでは、音を遮へいさ
せる効果を有し複数の穴のある吸音板A21Bでは吸音効果
を有効的に発揮できるようにしているのである。穴のな
い遮へい板D21Dと複数の穴のある吸音板C21Cや穴のない
遮へい板B22Bと複数の穴のある吸音板B22Cも前記同様の
効果がある。さらに、これらの組み合わせを複数個設け
ることにより、より大きな騒音値の低減に通じるもので
ある。
このように本発明の実施例の燃焼装置は、マフラー8
の排気通路25を複数の屈曲した通路とすることで限られ
たスペースで有効的な吸音効果をえられるものである。
また排気通路25の屈曲部は、相互に隣合う部分が複数の
穴を有する吸音板と、他の一方を穴のない遮へい板で構
成することにより、音の遮へい効果と吸音効果を有効的
に利用できるものである。なお各吸音板の穴について
は、本実施例と逆でも、また異種形状でも同様の効果が
得られることは言うまでもない。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように、本発明によれば排
気通路を複数の屈曲した通路とし、かつ相互に隣り合う
部分を複数の穴を有する吸音板と、他の一方を穴のない
遮へい板で構成することで、1)限られたスペースで吸
音部の長さを長くとることができ吸音効果が高くなる。
2)排気通路の屈曲部の急激な変化により、音が大幅に
減衰されるとともに、吸音板と遮へい板で構成する通路
構成により、音の遮へい効果と吸音効果を有効に利用す
ることができ、より大きな騒音値の低減を図ることがで
きる。
3) 音が静かになったことにより、密集住宅地でも使
用できる機器となり、設置条件の制約の少ない機器を提
供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の燃焼装置のマフラーの断
面図、第2図は、同斜視断面図、第3図は、従来と本実
施例のボイラーの内部正面図、第4図は、従来例の燃焼
装置のマフラーの断面図、第5図は、同斜視断面図であ
る。 21……内プレートA、22……内プレートB、23……吸音
材E、24……吸音材F、25……排気通路。
フロントページの続き (72)発明者 篠田 誠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 上田 哲也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 藤本 竜男 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−38517(JP,A) 特開 昭64−54115(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F23M 9/00 F23L 17/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バーナと熱交換器の上方にマフラーを設
    け、前記マフラーの内部に排気通路を備え、前記排気通
    路は、相互に隣り合う部分が複数の穴を有する吸音板と
    他の一方は穴のない遮へい板で構成するとともに、複数
    の屈曲した通路を有する構成とした燃焼装置。
JP2181921A 1990-07-10 1990-07-10 燃焼装置 Expired - Lifetime JP3008452B2 (ja)

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