JP3008390U - 細溝レール敷居・戸車システム - Google Patents

細溝レール敷居・戸車システム

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JP3008390U
JP3008390U JP1994011914U JP1191494U JP3008390U JP 3008390 U JP3008390 U JP 3008390U JP 1994011914 U JP1994011914 U JP 1994011914U JP 1191494 U JP1191494 U JP 1191494U JP 3008390 U JP3008390 U JP 3008390U
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Japan
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sill
narrow groove
door roller
door
sliding door
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Application number
JP1994011914U
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English (en)
Inventor
一明 西廣
Original Assignee
建築技術設計株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 建物内出入口敷居・下枠面がそれに接してい
る床面高さを同一にして歩行する人の足に引掛けること
なく、又通過する身障者車椅子の通行を無理のないもの
にする。 【構成】 引戸(C)の下部戸車取付のための切欠ぎ穴
の中に取付けた戸車(A)の接地面に鍔付状の突出部
(1)を設けて、その部分が敷居・下枠(B)上面に設
けられた細溝(2)に嵌込み転がっても脱線することの
ないことを確実にする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、建物の出入口及び家具の引戸を開閉する戸と敷居・下枠の可動装置 であって細溝レール敷居・戸車システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の出入口引戸を開閉する装置は木製の場合、木製敷居に巾広浅溝 (樋)を設け戸を滑らしていた。その他の方法として、敷居上部に金属の甲丸レ ールを取付け、戸車を着装して可動させていた。 金属製引戸の場合も下枠部材に甲丸レールを取付けるか、それと同じ形状に下 枠材の一部に凸を設けそれをレールに替えて可動するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の引戸敷居又は下枠は、戸を脱線させないための目的に巾広浅溝樋又はレ ールを着装してあるため、その上面が凸凹状であり平滑ではない、これを平坦な ものに近づけて人の歩行にやさしくする。
【0004】 本考案は、引戸敷居・下枠材に細溝を加工することにより、他の部材の取付が なく、人又は他の物体が敷居・下枠に対する物理的衝撃による損耗が少なくする 。
【0005】 本考案は、引戸敷居・下枠に現在一般的に用いられている材質には加工が容易 な形状であり、簡便なものにする。
【0006】 本考案は、引戸出入口敷居・下枠面が平坦平滑により近くなり、床仕上材と敷 居・下枠材を同レベルに設定することが可能となり、歩行者がつまずくことがな くなり、身障者又は老人にも足ざわりや足運びをスムーズなものにする。
【0007】 本考案は、家具類下枠材上面が平坦平滑により近くなり、従来より物品の出し 入れがより容易にする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、コロ接地面に鍔付状の突出部(1)を設けた引 戸用戸車と細溝(2)を設けた敷居・下枠とを組み合わせてなる、引戸用戸車が 脱線することなく誘導されるようにしたことを特徴とする細溝レール敷居・戸車 システム。
【0009】
【作用】
引戸用戸車のコロ車接地面に鍔付状の突出部(1)を設け、その部分が引戸用 敷居・下枠に設けた細溝(2)に嵌込み引戸用戸車が回転しても脱線しないもの にする。
【0010】 引戸用戸車のコロ車接地面は水平であり、敷居・下枠上面の平滑な面に接する ことにより垂直軸に対する安定性を保持する。
【0011】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図面1に於いて、戸車(A)は取付芯とコロ車接地芯を同一に合す。
【0012】 図面1に於いて、細溝の巾は敷居・下枠材の材質硬度・強度により例えば、巾 は3〓前後、その角部は丸面加工(3)を取るものとし、人間の足の裏に切り傷 が生じないものである。
【0013】 図面1に於いて、引戸用戸車鍔側接地面にくぼみを付けることによって細溝角 部の丸面加工(3)の摩擦損耗を防ぐものである。
【0014】 図面2bに於いて、敷居・下枠B面上部が平滑であり用いられる材が柔らかい 材質の場合は、細溝部分を固い材質の細溝埋込やとい材を一部使用することでそ の作用は変わらないものになる。
【0015】 図面2に於いて、細溝(2)の役割をする部分を硬度の高い材質のものを一部 使用するとこによって、敷居・下枠面に変化をもたせ美観的にする。
【0016】 図面1に於いて、敷居・下枠(B)の材質と戸車接地面材質の各々の硬度組合 わせによって、開閉に要する力・感触・発生音等物理的な加減をする。
【0017】 図面1に於いて、引戸の厚さが大きい場合又は重量が重くなる場合は、戸車厚 さ巾(W)を大きくする必要があり、その場合は図1aのように鍔付状の突出部 を戸車の厚さ中心に設けて戸車の偏芯を防ぐことにする。
【0018】
【考案の効果】
出入口引戸を開いた場合敷居・下枠材にレール又は、凸凹状加工がないため今 後、建築設計に於いて材料の選択が多くなり建築物の美観に寄与するものが大で ある。
【0019】 敷居・下枠(B)上面が平滑にして凸凹がないために歩行に支障のない足運び が出来る。
【0020】 出入口敷居・下枠廻りの清掃が容易となる。
【0021】 鍔付状の突出部(1)・細溝(2)の組合わせシステムが引戸の脱線を防ぐ ものである。
【0022】 引戸敷居・下枠材上面は凸凹である一般常識から、平滑的なものであることが 設定することにより出入口の改革を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】戸車敷居下枠断面図である。
【図2】戸車敷居側面図である。敷居細溝埋込やとい材
である。
【符号の説明】
A 戸車 B 敷居・下枠 C 引戸 D 戸車取付のための切欠ぎ穴 E 戸車固定ビス F 細溝埋込やとい材 1 鍔付状の突出部 2 細溝 3 丸面加工部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引戸用戸車のコロ車接地面に鍔付状の突
    出部(1)を設け、引戸用敷居又は下枠に細溝(2)を
    設けてなり、引戸用戸車が脱線することなく誘導させる
    ようにしたことを特徴とする細溝レール敷居・戸車シス
    テム。
JP1994011914U 1994-08-30 1994-08-30 細溝レール敷居・戸車システム Expired - Lifetime JP3008390U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016199249A (ja) * 2015-04-13 2016-12-01 現代自動車株式会社Hyundai Motor Company ステップ装置

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