JP3008117B2 - 細菌汚染防止を保証する為の非液状食物製品の処理方法、特にチーズに対する応用及びこの処理を行う為の調合物の一部分 - Google Patents
細菌汚染防止を保証する為の非液状食物製品の処理方法、特にチーズに対する応用及びこの処理を行う為の調合物の一部分Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、細菌汚染防止特にリステリア類(genre Li
stria)のバクテリアに対する汚染防止を保証する為
の非液状の食物製品、例えばチーズ、肉類、魚類、野菜
製品・・・の処理方法に関する。本発明は又前記方法を
実施するのを可能になす調整方法に拡張されるものであ
る。
stria)のバクテリアに対する汚染防止を保証する為
の非液状の食物製品、例えばチーズ、肉類、魚類、野菜
製品・・・の処理方法に関する。本発明は又前記方法を
実施するのを可能になす調整方法に拡張されるものであ
る。
[従来の技術] 食物製品は屡、特に実際に操作され、移送され、保存
される状態で生ずる細菌汚染の対象物であることが知ら
れている。例えば、これらの製品の冷凍貯蔵(5℃程度
の温度に於ける)の普及が細菌の繁殖を防止する若干の
抑制剤の自然な発展を低減させたことは証明出来る。こ
のようにして多くの食物製品が若干の注意を要する調整
の瞬間に細菌の保有物になるのである。特に、リステリ
ア類のバクテリアは最近特に汚染されたチーズ及び肉類
の摂取により酷い中毒を生じさせて来たのである。実際
上、極端な熱処理を除いて前記製品の後の消費に耐える
非変性方法によっては食物製品からバクテリアを除去出
来ないのであって、この点に関して注目すべきことは肉
類又はチーズの塩添加の従来の操作が製品を多くの邪魔
な細菌から保護するが、若干のバクテリア、特にリステ
リア類のバクテリア類(及び同様にエルジニア、カルピ
ロバクテル(Campylobacter))の成長に対しては感知
出来る程の作用を有しないことである。
される状態で生ずる細菌汚染の対象物であることが知ら
れている。例えば、これらの製品の冷凍貯蔵(5℃程度
の温度に於ける)の普及が細菌の繁殖を防止する若干の
抑制剤の自然な発展を低減させたことは証明出来る。こ
のようにして多くの食物製品が若干の注意を要する調整
の瞬間に細菌の保有物になるのである。特に、リステリ
ア類のバクテリアは最近特に汚染されたチーズ及び肉類
の摂取により酷い中毒を生じさせて来たのである。実際
上、極端な熱処理を除いて前記製品の後の消費に耐える
非変性方法によっては食物製品からバクテリアを除去出
来ないのであって、この点に関して注目すべきことは肉
類又はチーズの塩添加の従来の操作が製品を多くの邪魔
な細菌から保護するが、若干のバクテリア、特にリステ
リア類のバクテリア類(及び同様にエルジニア、カルピ
ロバクテル(Campylobacter))の成長に対しては感知
出来る程の作用を有しないことである。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、非液状食物製品、特にチーズ、肉類、加工
された肉類(パイの皮・・・)、魚類、新鮮野菜・・・
に対して成長し易い細菌、特にリステリア、エルジニ
ア、カルピロバクテル類のバクテリア、腸内バクテリ
ア、葡萄球菌、プソイドモナス・・・の群に対し、強力
に汚染防止を行う為の、又消費者に対して何等の危険を
伴わないで製品の変性を完全に生じさせないでこれらの
製品の処理方法を提供することを目的とする。
された肉類(パイの皮・・・)、魚類、新鮮野菜・・・
に対して成長し易い細菌、特にリステリア、エルジニ
ア、カルピロバクテル類のバクテリア、腸内バクテリ
ア、葡萄球菌、プソイドモナス・・・の群に対し、強力
に汚染防止を行う為の、又消費者に対して何等の危険を
伴わないで製品の変性を完全に生じさせないでこれらの
製品の処理方法を提供することを目的とする。
他の目的は、チーズの場合に、モルジを有するチーズ
(fromages morge)の場合モルジ(チーズ表面のグ
ラム陽性菌)(bacterium linens)を構成する生理的寄
生菌のようなチーズの表面の典型的な菌を保護する為の
汚染防止を行うことである。
(fromages morge)の場合モルジ(チーズ表面のグ
ラム陽性菌)(bacterium linens)を構成する生理的寄
生菌のようなチーズの表面の典型的な菌を保護する為の
汚染防止を行うことである。
[課題を解決する為の手段] 上述の目的は特許請求の範囲に限定される処理方法を
提供することによって達成される。
提供することによって達成される。
本発明による処理方法は少なくとも20%の水を含む総
ての水和食物製品に適用出来るが、この処理方法は前記
水和製品の表面にLP系(systme LP)と称される、ラ
クトペルオキシダーゼ酵素、チオシアネート及び生きた
微生物を除く酵素ドナーの混合物を含む調合物を沈着さ
せることにより成っている。この沈着は製品の表面にLP
系を含む水性相(噴霧化、浴内への浸漬・・・)を含浸
させることにより、又はLP系の成分を含む粉末を乾燥状
態で製品の表面に散布することにより行われることが出
来るのである。
ての水和食物製品に適用出来るが、この処理方法は前記
水和製品の表面にLP系(systme LP)と称される、ラ
クトペルオキシダーゼ酵素、チオシアネート及び生きた
微生物を除く酵素ドナーの混合物を含む調合物を沈着さ
せることにより成っている。この沈着は製品の表面にLP
系を含む水性相(噴霧化、浴内への浸漬・・・)を含浸
させることにより、又はLP系の成分を含む粉末を乾燥状
態で製品の表面に散布することにより行われることが出
来るのである。
被覆体(白チーズ・・・)に接触して調整されるよう
になされた食物製品の場合には、LP系は被覆体上に沈着
されて、これが調整の際に媒介生物の役目をするのであ
る。
になされた食物製品の場合には、LP系は被覆体上に沈着
されて、これが調整の際に媒介生物の役目をするのであ
る。
研究室にて行われる微生物の試験は食物製品の見本に
体する試験と同様に既述のLP系が、与えられる分量によ
って数時間又は数日にてリステリア及び通常食物製品に
存在する病気の原因となる総ての細菌の甚だ効果的な破
壊を保証することを示した。この水和された食物製品
(チーズ、肉類・・・)の表面に沈着されるLP系は接触
の瞬間から(粉末の形態の沈着物の場合、系の活性を生
じさせることが出来る)前記製品の水を受取り、次に時
間の経過につれてこの系の活性が甚だ長い期間にわたっ
て延長されるようになすのである。固体製品の表面に生
ずる酵素反応は酵素学的知識の実際の状態に於て驚くべ
きことである。何故ならばエネルギー的な酵素反応(即
ち大なる速度の恩恵を受ける)が水性液状媒質にて得ら
れるのであって、固体材料内の酵素反応は常に甚だ緩徐
で効果が少ないことが知られているからである。従って
乳(酸素ドナーとしてのキサンチンオキシダーゼと共
に)内で自然に成長するので知られているLP系は表面の
単なる処理によって固体食物製品の汚染防止を行う傾向
を有し、更にリステリア類のバクテリアと同様に抵抗の
大なるバクテリアを破壊する傾向を有することは甚だ驚
くべきことである。
体する試験と同様に既述のLP系が、与えられる分量によ
って数時間又は数日にてリステリア及び通常食物製品に
存在する病気の原因となる総ての細菌の甚だ効果的な破
壊を保証することを示した。この水和された食物製品
(チーズ、肉類・・・)の表面に沈着されるLP系は接触
の瞬間から(粉末の形態の沈着物の場合、系の活性を生
じさせることが出来る)前記製品の水を受取り、次に時
間の経過につれてこの系の活性が甚だ長い期間にわたっ
て延長されるようになすのである。固体製品の表面に生
ずる酵素反応は酵素学的知識の実際の状態に於て驚くべ
きことである。何故ならばエネルギー的な酵素反応(即
ち大なる速度の恩恵を受ける)が水性液状媒質にて得ら
れるのであって、固体材料内の酵素反応は常に甚だ緩徐
で効果が少ないことが知られているからである。従って
乳(酸素ドナーとしてのキサンチンオキシダーゼと共
に)内で自然に成長するので知られているLP系は表面の
単なる処理によって固体食物製品の汚染防止を行う傾向
を有し、更にリステリア類のバクテリアと同様に抵抗の
大なるバクテリアを破壊する傾向を有することは甚だ驚
くべきことである。
LP系は厳密に毒性がなく、完全に食品として両立す
る。何故ならば哺乳類の若干の分泌物(唾液、乳・・
・)にLP系が含まれているからである。
る。何故ならば哺乳類の若干の分泌物(唾液、乳・・
・)にLP系が含まれているからである。
この系の酸素ドナーは過酸化物になし得るが、望まし
い比率は1gのラクトペルオキシダーゼ酵素に対して附加
される次のもの、即ち1乃至4gのチオシアネート及び0.
4乃至2gの分子酸素を放出出来る量の過酸化物である。
い比率は1gのラクトペルオキシダーゼ酵素に対して附加
される次のもの、即ち1乃至4gのチオシアネート及び0.
4乃至2gの分子酸素を放出出来る量の過酸化物である。
酸素ドナーは又グルコース・オキシダーゼ系になすこ
とが出来るが、その望ましい比率は1gのラクトペルオキ
シダーゼ酵素に対して附加される次のもの、即ち1乃至
4gのチオシアネート及び0.050乃至0.100gのグルコース
・オキシダーゼである。
とが出来るが、その望ましい比率は1gのラクトペルオキ
シダーゼ酵素に対して附加される次のもの、即ち1乃至
4gのチオシアネート及び0.050乃至0.100gのグルコース
・オキシダーゼである。
試験の結果はLP系の効果が良好で、ラクトペルオキシ
ダーゼ酵素の重量が食物製品の表面積1cm2当り少なくと
も2×10-4mgに等しいような量で沈着を行ったことを示
した。実際はコストを制限する為に、ラクトペルオキシ
ダーゼの量が食物製品1cm2当り2×10-4乃至35×10-4mg
であるようにして沈着されるのである。
ダーゼ酵素の重量が食物製品の表面積1cm2当り少なくと
も2×10-4mgに等しいような量で沈着を行ったことを示
した。実際はコストを制限する為に、ラクトペルオキシ
ダーゼの量が食物製品1cm2当り2×10-4乃至35×10-4mg
であるようにして沈着されるのである。
液状の状態での沈着の場合、LP系は予め他の材料、即
ちpH調整緩衝液塩(クエン酸塩、燐酸塩、酢酸塩・・
・)又はLP系の安定性の最良の状態を与える水性相(1
当りNaCl10gに相当するイオン作用力である大体5.5の
pH値)を得ることの出来るイオン化塩(NaCl、KCl・・
・)、食物製品の表面に対する水性相の接触を改善し、
処理の良好な均一性を得られる為の湿化剤(砂糖・エス
テル)、LP系を食物製品の表面に更に良好に固定する為
の膜化された(filmogne)固定剤(メチルセルロー
ス、カルボキシル・メチルセルロース、ポリビニルの酢
酸塩又はプロピオン酸塩(propionate)・・・)と混合
される。
ちpH調整緩衝液塩(クエン酸塩、燐酸塩、酢酸塩・・
・)又はLP系の安定性の最良の状態を与える水性相(1
当りNaCl10gに相当するイオン作用力である大体5.5の
pH値)を得ることの出来るイオン化塩(NaCl、KCl・・
・)、食物製品の表面に対する水性相の接触を改善し、
処理の良好な均一性を得られる為の湿化剤(砂糖・エス
テル)、LP系を食物製品の表面に更に良好に固定する為
の膜化された(filmogne)固定剤(メチルセルロー
ス、カルボキシル・メチルセルロース、ポリビニルの酢
酸塩又はプロピオン酸塩(propionate)・・・)と混合
される。
同様にLP系に対して活性成分、特にラクトフェリンLF
又は補足的な微生物感染防止作用を有し、バクテリア、
特に微生物学の研究で示されているようなリステリア類
のバクテリアの破壊の際にLP系と協働するリゾチームを
組合せることが出来る。同様に1つ又はそれ以上の殺菌
剤、特にナタマイシン(natamycine)、ソルビン酸及び
これらの塩が殺菌効果を与える為にこの系に添加される
ことが出来る。
又は補足的な微生物感染防止作用を有し、バクテリア、
特に微生物学の研究で示されているようなリステリア類
のバクテリアの破壊の際にLP系と協働するリゾチームを
組合せることが出来る。同様に1つ又はそれ以上の殺菌
剤、特にナタマイシン(natamycine)、ソルビン酸及び
これらの塩が殺菌効果を与える為にこの系に添加される
ことが出来る。
本発明は上述の方法の特別な応用、特にリステリア類
のバクテリアに対するチーズの汚染防止の為の応用に拡
張される。
のバクテリアに対するチーズの汚染防止の為の応用に拡
張される。
チーズの表面に沈着されるLP系は水1当りのラクト
ペルオキシダーゼの重量が10乃至500mgになるような濃
度の溶液及び/又は水性相内の懸濁状態になされるのが
望ましい。
ペルオキシダーゼの重量が10乃至500mgになるような濃
度の溶液及び/又は水性相内の懸濁状態になされるのが
望ましい。
製造の過程で熟成期間に先立つ塩添加作用を受けるチ
ーズの場合、LP系による表面の処理は成熟期間の進行中
に少なくとも一回行われる。
ーズの場合、LP系による表面の処理は成熟期間の進行中
に少なくとも一回行われる。
30日以上の長い熟成期間を有するチーズの場合には、
塩添加の後で10乃至20日の遅延にて表面の第一回の処理
を行い、被覆の前に少なくとも一回の別の処理を行うの
が望ましい。
塩添加の後で10乃至20日の遅延にて表面の第一回の処理
を行い、被覆の前に少なくとも一回の別の処理を行うの
が望ましい。
本発明は、表面の生理的寄生菌(flore microbienn
e)を有する柔らかな練粉状体又は圧縮された練粉状体
を含むモルジチーズと称されるチーズを処理する為に甚
だ有利に応用されることが出来る。試験の結果はこのチ
ーズの生理的寄生菌が処理によって感じられる程影響を
受けず、チーズの特性が変化されなかったことを示し
た。
e)を有する柔らかな練粉状体又は圧縮された練粉状体
を含むモルジチーズと称されるチーズを処理する為に甚
だ有利に応用されることが出来る。試験の結果はこのチ
ーズの生理的寄生菌が処理によって感じられる程影響を
受けず、チーズの特性が変化されなかったことを示し
た。
この方法は特にリステリア類のバクテリアによる汚染
の問題が生じている水和された他の総ての食物製品、特
に肉類(肉片、切り身、小間切れ肉・・・)又は豚肉、
魚類(魚の切り身、魚全体)、甲殻類、収穫後の野菜に
応用出来る。
の問題が生じている水和された他の総ての食物製品、特
に肉類(肉片、切り身、小間切れ肉・・・)又は豚肉、
魚類(魚の切り身、魚全体)、甲殻類、収穫後の野菜に
応用出来る。
本発明は上述で予め処理方法を実施するように企図さ
れたLP系の製造の為の調合物の一部分に拡張される。こ
の調合物の一部分は実質的にラクトペルオキシダーゼ酵
素、チオシアン酸塩、特にチオシアン酸カリウム及び酸
素ドナーの混合物を場合により次の添加剤、即ちラクト
フェリンLP、殺菌剤組成物、緩衝液塩、イオン化塩、湿
化剤、固定剤・・・と共に含んでいる。
れたLP系の製造の為の調合物の一部分に拡張される。こ
の調合物の一部分は実質的にラクトペルオキシダーゼ酵
素、チオシアン酸塩、特にチオシアン酸カリウム及び酸
素ドナーの混合物を場合により次の添加剤、即ちラクト
フェリンLP、殺菌剤組成物、緩衝液塩、イオン化塩、湿
化剤、固定剤・・・と共に含んでいる。
ラクトペルオキシダーゼは実際上乳又は乳漿からクロ
マトグラフィーの通常の方法によって抽出されるのであ
る。チオシアネートは市場で入手出来る組成物であっ
て、即ちチオシアン酸カリウムは溶解性及びコストが易
いことによって選択されるのが望ましい。酸素ドナーは
過酸化水素、過酸化マグネシウム又は過硼酸塩になすこ
とが出来、これらのものは市場で現在入手可能の組成物
である。このものは又同様に酵素系、即ち市場で入手可
能でクロマトグラフィーによって酵素から精製された後
で使用出来るグルコース・オキシダーゼになし得る。
マトグラフィーの通常の方法によって抽出されるのであ
る。チオシアネートは市場で入手出来る組成物であっ
て、即ちチオシアン酸カリウムは溶解性及びコストが易
いことによって選択されるのが望ましい。酸素ドナーは
過酸化水素、過酸化マグネシウム又は過硼酸塩になすこ
とが出来、これらのものは市場で現在入手可能の組成物
である。このものは又同様に酵素系、即ち市場で入手可
能でクロマトグラフィーによって酵素から精製された後
で使用出来るグルコース・オキシダーゼになし得る。
上述で企図された調合物の濃縮物は粉末又は濃縮され
た液体の形態で提供され、他の噴霧剤(粉末)内に、又
は水性相(濃縮された液体)内に希釈された後で使用さ
れるのである。
た液体の形態で提供され、他の噴霧剤(粉末)内に、又
は水性相(濃縮された液体)内に希釈された後で使用さ
れるのである。
この調合物の濃縮物の酸素ドナーは早過ぎる反応を回
避する為に他の成分から絶縁され、これらの成分は表面
処理作用の前に小時間しか接触されないのが望ましい。
この絶縁は生成物の別々の調整(粉末に対する別々の小
袋、液体の場合の別々の区画)によって甚だ簡単に行わ
れることが出来る。粉末の場合には、酸素ドナーを仏国
特許願2.600.250号に記載されている方法によって絶縁
することが出来、成分の接触は水溶性化すること(hydr
osolubilisation)によって行われるのである。
避する為に他の成分から絶縁され、これらの成分は表面
処理作用の前に小時間しか接触されないのが望ましい。
この絶縁は生成物の別々の調整(粉末に対する別々の小
袋、液体の場合の別々の区画)によって甚だ簡単に行わ
れることが出来る。粉末の場合には、酸素ドナーを仏国
特許願2.600.250号に記載されている方法によって絶縁
することが出来、成分の接触は水溶性化すること(hydr
osolubilisation)によって行われるのである。
液状の調合物の濃縮物の場合、このものは酵素反応を
遮断する無水多価アルコール、特にグリゼロール(glyg
rol)アルコールに溶解されるが、これは水性溶液に
よって解放されるのである。
遮断する無水多価アルコール、特にグリゼロール(glyg
rol)アルコールに溶解されるが、これは水性溶液に
よって解放されるのである。
以下の説明は行われた微生物学的研究及びチーズの場
合の試験例を示している。
合の試験例を示している。
1/微生物学的研究 他の成分による種々の分量を有する水性溶液にてラク
トペルオキシダーゼの真空凍結乾燥された粉末からその
場で作られた2つのLP系(LP1、LP2)の試験管内のバク
テリアの活性を調査して定量する目的で行われた。
トペルオキシダーゼの真空凍結乾燥された粉末からその
場で作られた2つのLP系(LP1、LP2)の試験管内のバク
テリアの活性を調査して定量する目的で行われた。
組成LP1 −ラクトペルオキシダーゼ:mg/による分量:0.5又は
1、又は5、又は10、 −チオシアン酸カリウム:25mg/、 −グルコース・オキシダーゼ:1mg/。
1、又は5、又は10、 −チオシアン酸カリウム:25mg/、 −グルコース・オキシダーゼ:1mg/。
組成LP2 −ラクトペルオキシダーゼ:mg/による分量:5又は1
又は0.5、 −チオシアン酸カリウム:25mg/、 −グルコース・オキシダーゼ:1mg/、 −ラクトフェリン:50mg/。
又は0.5、 −チオシアン酸カリウム:25mg/、 −グルコース・オキシダーゼ:1mg/、 −ラクトフェリン:50mg/。
これらの系は組成1ml当り有機微生物5.105乃至7.105
の割合を有する細菌の懸濁物に接触させられた。潜伏期
間(incubation)は37℃で4時間で、バクテリアの計数
が続けられた。下記の表は種々の菌株によって得られた
結果を要約したものである。
の割合を有する細菌の懸濁物に接触させられた。潜伏期
間(incubation)は37℃で4時間で、バクテリアの計数
が続けられた。下記の表は種々の菌株によって得られた
結果を要約したものである。
夫々のバクテリアの種類に対して、種々の群を与える
多数の菌株(2乃至5)を試験した。その結果は均一で
あって、その平均値が表に示されている。例えばリステ
リアに対しては、植物の保存により、又2つの牛乳製品
によって別個に実施された異なる3つの菌株が試験され
た。
多数の菌株(2乃至5)を試験した。その結果は均一で
あって、その平均値が表に示されている。例えばリステ
リアに対しては、植物の保存により、又2つの牛乳製品
によって別個に実施された異なる3つの菌株が試験され
た。
下記の表に於て、下記の符号は次の意味を示してい
る。
る。
+:対照に対する因子10だけのバクテリアの数の減少
(強度が小さく保持される活性の存在)、 ++:同上、但し因子100(平均活性)、 +++:同上、但し因子1000(良好な活性)、 ++++:同上、但し因子10000(卓越した活性)。
(強度が小さく保持される活性の存在)、 ++:同上、但し因子100(平均活性)、 +++:同上、但し因子1000(良好な活性)、 ++++:同上、但し因子10000(卓越した活性)。
充分な量であれば活性は実験細菌の大部分に対して良
好又は優秀で、特に他の方法、リステリア、エルジニ
ア、カンピロバクテルでは根絶し難い最も厄介な細菌に
対して優秀なことを確認したのである。
好又は優秀で、特に他の方法、リステリア、エルジニ
ア、カンピロバクテルでは根絶し難い最も厄介な細菌に
対して優秀なことを確認したのである。
2/チーズの処理 マンステール類(genre munster)の柔らかな練粉型
式のチーズ(約55%水和)のロット(lot)が本発明の
方法によって処理され、その間に同時に同様の対照が同
じ条件で処理を施されずに作られた。これらのチーズは
塩化カルシウム(0.09M)、乳汁の酵素(106細胞/m
l)、ブレヴィバクテリウム・リネン(Brevi−bacteriu
m Linens)(104細胞/ml)及び動物性凝乳酵素(Pres
ure Animale)(0.25mlの乳)を附加されたパストゥー
ル殺菌を施された標準乳(75℃、15s)の凝固によって
作った。この凝乳は分散され、上澄みを除去されて300c
m2の表面を有する円筒形の型内に置かれた。上澄み除去
後22時間でチーズは乾燥塩(2%)で塩添加された。夫
々のチーズはリステリア細菌を植え付けられてリステリ
アの懸濁物1mlによる汚染のシミュレーションを行った
が、その際バクテリア集団は1ml当り103乃至107バクテ
リアに種々に変化され、この懸濁物は夫々のチーズの表
面に均一に分布された。
式のチーズ(約55%水和)のロット(lot)が本発明の
方法によって処理され、その間に同時に同様の対照が同
じ条件で処理を施されずに作られた。これらのチーズは
塩化カルシウム(0.09M)、乳汁の酵素(106細胞/m
l)、ブレヴィバクテリウム・リネン(Brevi−bacteriu
m Linens)(104細胞/ml)及び動物性凝乳酵素(Pres
ure Animale)(0.25mlの乳)を附加されたパストゥー
ル殺菌を施された標準乳(75℃、15s)の凝固によって
作った。この凝乳は分散され、上澄みを除去されて300c
m2の表面を有する円筒形の型内に置かれた。上澄み除去
後22時間でチーズは乾燥塩(2%)で塩添加された。夫
々のチーズはリステリア細菌を植え付けられてリステリ
アの懸濁物1mlによる汚染のシミュレーションを行った
が、その際バクテリア集団は1ml当り103乃至107バクテ
リアに種々に変化され、この懸濁物は夫々のチーズの表
面に均一に分布された。
植え付けられたチーズの半分は本発明によって熟成の
過程で夫々のチーズにその全表面に均一に噴霧化された
次の組成、即ち20mg/のラクトペルオキシダーゼ、25m
gのチオシアン酸カリウム及び2mgのグルコース・オキシ
ダーを含むLP系の溶液1mlによって処理された。
過程で夫々のチーズにその全表面に均一に噴霧化された
次の組成、即ち20mg/のラクトペルオキシダーゼ、25m
gのチオシアン酸カリウム及び2mgのグルコース・オキシ
ダーを含むLP系の溶液1mlによって処理された。
対照のロット及び試験されたロットのチーズの試料が
4日間の15℃(95゜の湿度)に於ける成熟の後で抽出さ
れ、リステリアの数がサブカルチュア(subculture)を
有するFDA法(mthode FDA)によりリステリアの抽出
物に対して計数された。
4日間の15℃(95゜の湿度)に於ける成熟の後で抽出さ
れ、リステリアの数がサブカルチュア(subculture)を
有するFDA法(mthode FDA)によりリステリアの抽出
物に対して計数された。
4日間の熟成期間にLP系によって処理された総てのチ
ーズはリステリア細菌を排除されたが、対照の方には表
面1cm2当り103以上の細菌数が存在していたことが確認
された。7日の成熟期間に於ける分析は、本発明によっ
て処理されたチーズにリステリアが総て存在しなかった
ことが確認された。
ーズはリステリア細菌を排除されたが、対照の方には表
面1cm2当り103以上の細菌数が存在していたことが確認
された。7日の成熟期間に於ける分析は、本発明によっ
て処理されたチーズにリステリアが総て存在しなかった
ことが確認された。
[発明の効果] 本発明は上述のように構成されているから、非液状食
物製品、特にチーズ等に対して成長し易い細菌、特にリ
ステリア等バクテリア群に対し、強力に汚染防止を行う
為の、又消費者に対して何等の危険を伴わないで製品の
変性を完全に生じさせないでこれらの製品の処理方法が
提供されるのである。
物製品、特にチーズ等に対して成長し易い細菌、特にリ
ステリア等バクテリア群に対し、強力に汚染防止を行う
為の、又消費者に対して何等の危険を伴わないで製品の
変性を完全に生じさせないでこれらの製品の処理方法が
提供されるのである。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23C A23B 4/14 - 4/24 A23B 7/154 - 7/157 A23L 3/34 - 3/3598 JICSTファイル(JOIS) JAFICファイル(JOIS)
Claims (17)
- 【請求項1】細菌汚染防止、特にリステリア類のバクテ
リアに対する汚染防止を保証する為の非液状食物製品の
処理方法に於いて、前記方法が少なくとも20%の水を含
む水和された製品に対して応用され、又前記水和された
製品の表面に、ラクトペルオキシダーゼ酵素、チオシア
ネート及び生きた微生物を除く酸素ドナーを含むLP系と
称される調合物を沈着させることより成ることを特徴と
する非液状食物製品の処理方法。 - 【請求項2】前記表面に前記LP系の成分が溶解され及び
/又は拡散されている少なくとも1つの水性相を含浸さ
せて前記LP系を前記製品の表面に沈着させることを特徴
とする請求項1に記載された処理方法。 - 【請求項3】前記製品の表面に対する前記含浸がこの製
品を前記LP系を含む水性相浴に浸漬させることによって
行われることを特徴とする請求項2に記載された処理方
法。 - 【請求項4】前記製品の表面に対する前記含浸が前記表
面上に前記LP系を含む水性相を噴霧状に散布して行われ
ることを特徴とする請求項2に記載された処理方法。 - 【請求項5】前記表面上に前記LP系の成分を含む少なく
とも1つの粉末を散布して前記LP系を前記表面上に沈着
させることを特徴とする請求項1に記載された処理方
法。 - 【請求項6】前記LP系が被覆体上に沈着されて調整の際
に前記製品の表面に接触させられるようになされた、前
記被覆体に接触させられる食物製品を処理するようにな
されていることを特徴とする請求項1、2、3、4又は
5の何れかに記載された処理方法。 - 【請求項7】前記製品の表面上に、ラクトペルオキシダ
ーゼ酵素1gに対して1乃至4gのチオシアネート及び0.4
乃至2gの分子酸素を放出可能な量の過酸化物を含むLP系
を沈着させることを特徴とする請求項1乃至6の何れか
に記載された処理方法。 - 【請求項8】前記製品の表面上に、ラクトペルオキシダ
ーゼ酵素1gに対して1乃至4gのチオシアネート及び酸素
ドナーを構成する0.050乃至0.100gのグルコース・オキ
シダーゼを含むLP系を沈着させることを特徴とする請求
項1乃至6の何れかに記載された処理方法。 - 【請求項9】前記製品の表面上に、ラクトペルオキシダ
ーゼ酵素の重量が前記製品の表面1cm2当り2×10-4乃至
35×10-4mgになるような量で前記LP系を沈着させること
を特徴とする請求項7又は8の何れかに記載された処理
方法。 - 【請求項10】前記製品の表面に沈着される水性相が予
め次の群の作用剤、即ちpH調整緩衝剤塩、イオン化塩、
湿化剤、フィルム化された固定剤の少なくとも1つの添
加によって調整されていることを特徴とする請求項2に
記載された処理方法。 - 【請求項11】前記製品の表面に沈着される前記LP系に
対して次の群の成分、即ちラクトフェリン、リゾチー
ム、殺菌成分の少なくとも1つの成分を添加することを
特徴とする請求項1乃至10の何れかに記載された処理方
法。 - 【請求項12】食用肉及び肉片、魚全体及び切り身、甲
殻類を処理する為の請求項1乃至11の何れかに記載され
た方法の応用。 - 【請求項13】収穫後の野菜を処理する為の請求項1乃
至11の何れかに記載された方法の応用。 - 【請求項14】ラクトペルオキシダーゼ酵素、チオシア
ネート特にチオシアン酸カリウム及び生きた微生物を除
く酸素ドナーの混合物を含む請求項1乃至13の何れかに
記載された処理方法を実施するLP系と称される調合物の
製造を可能になす調合物の濃縮物。 - 【請求項15】前記酸素ドナーが他の構成成分から絶縁
されるように調整された粉末の形態にて提供される請求
項14に記載された調合物の濃縮物。 - 【請求項16】前記酸素ドナーが他の構成成分から絶縁
されるように離隔された2つの区画内に、調整された液
状の形態で提供される請求項14に記載された調合物の濃
縮物。 - 【請求項17】無水多価アルコール特にグリセロール内
の溶液として液状の形態で提供される請求項14に記載さ
れた調合物の濃縮物。
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WO1994028230A1 (en) * | 1993-06-02 | 1994-12-08 | Bioconversion Technologies, Inc. | Infectious waste treatment system and method |
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FR2750575B1 (fr) * | 1996-07-04 | 1998-11-13 | Labeyrie Sa | Procede de decontamination de produits d'origine aquacole |
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US7001632B2 (en) * | 2003-03-03 | 2006-02-21 | Kraft Foods Holdings, Inc. | Anti-listeria compositions for use in food products |
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LU85910A1 (fr) * | 1985-05-22 | 1986-12-05 | Oleofina Sa | Procede pour eliminer l'oxygene dans les aliments et les boissons,et composition enzymatique utilisee a cet effet |
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IT1197924B (it) * | 1986-10-28 | 1988-12-21 | Prodotti Antibiotici Spa | Procedimento per la preparazione di alimenti di origine animale |
SE8701839L (sv) * | 1987-05-05 | 1988-11-06 | Ewos Ab | Livs- och fodermedel |
JPS6447364A (en) * | 1987-08-17 | 1989-02-21 | Suntory Ltd | Food and drink containing lactate monooxygenase |
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