JPH10160305A - 製氷機 - Google Patents
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- JPH10160305A JPH10160305A JP8334482A JP33448296A JPH10160305A JP H10160305 A JPH10160305 A JP H10160305A JP 8334482 A JP8334482 A JP 8334482A JP 33448296 A JP33448296 A JP 33448296A JP H10160305 A JPH10160305 A JP H10160305A
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- ice
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- making
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- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C1/00—Producing ice
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C1/00—Producing ice
- F25C1/12—Producing ice by freezing water on cooled surfaces, e.g. to form slabs
- F25C1/14—Producing ice by freezing water on cooled surfaces, e.g. to form slabs to form thin sheets which are removed by scraping or wedging, e.g. in the form of flakes
- F25C1/145—Producing ice by freezing water on cooled surfaces, e.g. to form slabs to form thin sheets which are removed by scraping or wedging, e.g. in the form of flakes from the inner walls of cooled bodies
- F25C1/147—Producing ice by freezing water on cooled surfaces, e.g. to form slabs to form thin sheets which are removed by scraping or wedging, e.g. in the form of flakes from the inner walls of cooled bodies by using augers
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- F25C5/00—Working or handling ice
- F25C5/14—Apparatus for shaping or finishing ice pieces, e.g. ice presses
- F25C5/142—Apparatus for shaping or finishing ice pieces, e.g. ice presses extrusion of ice crystals
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- F25C1/00—Producing ice
- F25C1/04—Producing ice by using stationary moulds
- F25C1/045—Producing ice by using stationary moulds with the open end pointing downwards
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- F25C—PRODUCING, WORKING OR HANDLING ICE
- F25C2400/00—Auxiliary features or devices for producing, working or handling ice
- F25C2400/02—Freezing surface state
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 氷体が生成される製氷部の表面を坑菌性を有
する材料で被覆することによって、衛生的な氷体を製造
する。 【解決手段】 噴射式製氷機10の製氷室11には、下
方に開口する複数の製氷小室12が碁盤目状に画成され
る。製氷室11は、熱伝導率の良好な金属の表面に、坑
菌性を有する物質を含有する材料で被覆され、その被覆
層37によって雑菌の混入していない角氷36が生成さ
れるようになっている。この被覆層37の材料として
は、例えば錫が96.5%、銀が3.5%の割合で熔融さ
せたものが好適に使用される。
する材料で被覆することによって、衛生的な氷体を製造
する。 【解決手段】 噴射式製氷機10の製氷室11には、下
方に開口する複数の製氷小室12が碁盤目状に画成され
る。製氷室11は、熱伝導率の良好な金属の表面に、坑
菌性を有する物質を含有する材料で被覆され、その被覆
層37によって雑菌の混入していない角氷36が生成さ
れるようになっている。この被覆層37の材料として
は、例えば錫が96.5%、銀が3.5%の割合で熔融さ
せたものが好適に使用される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は製氷機に関し、更
に詳細には、製氷機における製氷部の表面を、坑菌性を
有する材料で被覆するようにした製氷機に関するもので
ある。
に詳細には、製氷機における製氷部の表面を、坑菌性を
有する材料で被覆するようにした製氷機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】各種の産業分野で、サイコロ状の角氷や
所要厚みの板氷その他フレーク状の氷片等を大量に連続
製造する自動製氷機が、その用途に応じて好適に使い分
けられている。例えば、前記角氷を製造する製氷機とし
て、製氷室に下向きに多数画成した立方体状の製氷小
室を、その下方から水皿により開閉自在に閉成し、当該
水皿から製氷水を各製氷小室に噴射供給して、該製氷小
室中に角氷を徐々に形成するようにした所謂クローズド
セル方式や、下方に開放する多数の立方体状の製氷小
室に製氷水を直接供給し、角氷を該製氷小室中に形成す
るようにしたオープンセル方式等の噴射式製氷機が知ら
れている。また、板氷や細粒状のクラッシュアイスを連
続製造する製氷機、その他フレーク状の氷片を連続製造
するオーガ式製氷機等も実施されている。
所要厚みの板氷その他フレーク状の氷片等を大量に連続
製造する自動製氷機が、その用途に応じて好適に使い分
けられている。例えば、前記角氷を製造する製氷機とし
て、製氷室に下向きに多数画成した立方体状の製氷小
室を、その下方から水皿により開閉自在に閉成し、当該
水皿から製氷水を各製氷小室に噴射供給して、該製氷小
室中に角氷を徐々に形成するようにした所謂クローズド
セル方式や、下方に開放する多数の立方体状の製氷小
室に製氷水を直接供給し、角氷を該製氷小室中に形成す
るようにしたオープンセル方式等の噴射式製氷機が知ら
れている。また、板氷や細粒状のクラッシュアイスを連
続製造する製氷機、その他フレーク状の氷片を連続製造
するオーガ式製氷機等も実施されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の各種製氷機にお
いて、角氷や板氷等の氷体が生成される製氷部は、一般
に熱伝導率の良好な金属で形成され、その表面を錫めっ
きしたものが用いられている。この錫めっきは、金属の
腐食防止のために施されるものであって、錫自体は坑菌
性および殺菌効果を有していない。すなわち、製氷に用
いられる原水中に混在する各種の雑菌が製氷時において
増殖する可能性は極めて低いものの、この雑菌を含んだ
状態で氷体が製造されてしまうおそれはある。また製氷
水を循環供給する型式の製氷機では、製氷運転が休止し
た後の高温時に雑菌が増殖することも充分考えられるた
め、衛生上の観点から問題があった。
いて、角氷や板氷等の氷体が生成される製氷部は、一般
に熱伝導率の良好な金属で形成され、その表面を錫めっ
きしたものが用いられている。この錫めっきは、金属の
腐食防止のために施されるものであって、錫自体は坑菌
性および殺菌効果を有していない。すなわち、製氷に用
いられる原水中に混在する各種の雑菌が製氷時において
増殖する可能性は極めて低いものの、この雑菌を含んだ
状態で氷体が製造されてしまうおそれはある。また製氷
水を循環供給する型式の製氷機では、製氷運転が休止し
た後の高温時に雑菌が増殖することも充分考えられるた
め、衛生上の観点から問題があった。
【0004】
【発明の目的】この発明は、前述した欠点に鑑み、これ
を好適に解決するべく提案されたものであって、氷体が
生成される製氷部の表面を坑菌性を有する材料で被覆す
ることによって、衛生的な氷体を製造し得る製氷機を提
供することを目的とする。
を好適に解決するべく提案されたものであって、氷体が
生成される製氷部の表面を坑菌性を有する材料で被覆す
ることによって、衛生的な氷体を製造し得る製氷機を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を克服し、所期
の目的を好適に達成するため本発明は、冷凍系に連通す
る蒸発器で冷却される製氷部に氷体を生成させるよう構
成した製氷機において、前記製氷部の表面を、坑菌性を
有する物質を含有する材料で被覆したことを特徴とす
る。
の目的を好適に達成するため本発明は、冷凍系に連通す
る蒸発器で冷却される製氷部に氷体を生成させるよう構
成した製氷機において、前記製氷部の表面を、坑菌性を
有する物質を含有する材料で被覆したことを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る製氷機につ
き、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら以下
説明する。
き、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら以下
説明する。
【0007】
【第1実施例について】図1は、第1実施例に係る噴射
式製氷機を示すものであって、該製氷機10の製氷機構
部は、筐体内上方に製氷部としての製氷室11が水平に
配設され、この製氷室11の下面に縦横に配設した多数
の仕切板13によって下方に開口する複数の製氷小室1
2が碁盤目状に画成される。また製氷室11の上面に
は、図示しない冷凍系に連通する蒸発器14が密着的に
蛇行配置されており、製氷運転時にこの蒸発器14内に
冷媒を循環させて前記製氷小室12を強制冷却すると共
に、除氷運転に際して高温冷媒ガス(以後「ホットガス」
と云う)を循環させて製氷小室12を加熱するよう構成
されている。
式製氷機を示すものであって、該製氷機10の製氷機構
部は、筐体内上方に製氷部としての製氷室11が水平に
配設され、この製氷室11の下面に縦横に配設した多数
の仕切板13によって下方に開口する複数の製氷小室1
2が碁盤目状に画成される。また製氷室11の上面に
は、図示しない冷凍系に連通する蒸発器14が密着的に
蛇行配置されており、製氷運転時にこの蒸発器14内に
冷媒を循環させて前記製氷小室12を強制冷却すると共
に、除氷運転に際して高温冷媒ガス(以後「ホットガス」
と云う)を循環させて製氷小室12を加熱するよう構成
されている。
【0008】前記製氷室11の直下には、所定量の製氷
水を貯留する貯水部としての製氷水タンク16を備えた
水皿18が、その一端部に配設した支持軸19によって
傾動可能に枢支されている。この水皿18は、製氷運転
時には水平に位置して前記製氷室11と平行に保持さ
れ、また除氷運転に際しては、図示しない傾動機構によ
り付勢され、支持軸19を中心に図の時計方向に傾動し
て斜め状態で停止することにより、製氷小室12を開放
するようになっている。
水を貯留する貯水部としての製氷水タンク16を備えた
水皿18が、その一端部に配設した支持軸19によって
傾動可能に枢支されている。この水皿18は、製氷運転
時には水平に位置して前記製氷室11と平行に保持さ
れ、また除氷運転に際しては、図示しない傾動機構によ
り付勢され、支持軸19を中心に図の時計方向に傾動し
て斜め状態で停止することにより、製氷小室12を開放
するようになっている。
【0009】前記水皿18が製氷室11と対向する上面
部分には、製氷運転時に全ての製氷小室12を閉成する
所要厚みの平板部20が形成され、該平板部20には、
図に示すように、製氷小室12の夫々に対して製氷水を
噴射するための噴水孔22と、該噴水孔22に隣接して
未氷結水を製氷水タンク16に回収する戻り孔24,2
4とが多数穿設されている。また平板部20の下面(裏
面)には、送水パイプ26が蛇行配置され、その上部の
開口部を各噴水孔22に対応させることで空間的に連通
している。更に、製氷水タンク16の側部にポンプ28
が配設され、該タンク16に連通した吸入管30を介し
て製氷水をポンプ吸引し、図示の吐出管32を介して水
皿18に設けた圧力室34に圧送するようになってい
る。そして圧力室34に圧送された製氷水は、各送水パ
イプ26を介して前記複数の噴水孔22から各製氷小室
12内に噴射供給されるよう構成される。
部分には、製氷運転時に全ての製氷小室12を閉成する
所要厚みの平板部20が形成され、該平板部20には、
図に示すように、製氷小室12の夫々に対して製氷水を
噴射するための噴水孔22と、該噴水孔22に隣接して
未氷結水を製氷水タンク16に回収する戻り孔24,2
4とが多数穿設されている。また平板部20の下面(裏
面)には、送水パイプ26が蛇行配置され、その上部の
開口部を各噴水孔22に対応させることで空間的に連通
している。更に、製氷水タンク16の側部にポンプ28
が配設され、該タンク16に連通した吸入管30を介し
て製氷水をポンプ吸引し、図示の吐出管32を介して水
皿18に設けた圧力室34に圧送するようになってい
る。そして圧力室34に圧送された製氷水は、各送水パ
イプ26を介して前記複数の噴水孔22から各製氷小室
12内に噴射供給されるよう構成される。
【0010】前記製氷機10における製氷室11は、熱
伝導率の良好な金属の表面に、坑菌性を有する物質を含
有する材料で被覆され、その被覆層37によって雑菌の
混入していない角氷36が生成されるようになってい
る。なお、被覆層37は、少なくとも製氷小室12の内
面にのみ施されていればよいが、その全面に施してもよ
い。この被覆層37の材料としては、例えば錫が96.
5%、銀が3.5%の割合で熔融させたものが好適に使
用される。なお、錫と銀との混合割合は、坑菌効果を充
分発揮するものであればよく、前述した割合に限定され
るものではない。また坑菌剤としては、例えばシナネン
社製の商品名「ゼオミック」が好適に使用され、これらを
所要の割合で錫に混合した材料を用いて被覆することも
できる。
伝導率の良好な金属の表面に、坑菌性を有する物質を含
有する材料で被覆され、その被覆層37によって雑菌の
混入していない角氷36が生成されるようになってい
る。なお、被覆層37は、少なくとも製氷小室12の内
面にのみ施されていればよいが、その全面に施してもよ
い。この被覆層37の材料としては、例えば錫が96.
5%、銀が3.5%の割合で熔融させたものが好適に使
用される。なお、錫と銀との混合割合は、坑菌効果を充
分発揮するものであればよく、前述した割合に限定され
るものではない。また坑菌剤としては、例えばシナネン
社製の商品名「ゼオミック」が好適に使用され、これらを
所要の割合で錫に混合した材料を用いて被覆することも
できる。
【0011】
【第1実施例の作用について】次に、第1実施例に係る
噴射式製氷機の作用につき説明する。製氷機10の運転
を開始すると、ポンプ28が駆動されて製氷水タンク1
6に貯留されている製氷水は噴水孔22を介して製氷小
室12に噴射供給される。製氷水の噴射供給に先立って
前記製氷小室12は、冷凍系の運転により氷点下に冷却
されているので、この製氷水の一部は製氷小室12の内
壁面に層状に氷結し始める。また未氷結水は、水皿18
の前記戻り孔24,24から落下して製氷水タンク16
に回収される。
噴射式製氷機の作用につき説明する。製氷機10の運転
を開始すると、ポンプ28が駆動されて製氷水タンク1
6に貯留されている製氷水は噴水孔22を介して製氷小
室12に噴射供給される。製氷水の噴射供給に先立って
前記製氷小室12は、冷凍系の運転により氷点下に冷却
されているので、この製氷水の一部は製氷小室12の内
壁面に層状に氷結し始める。また未氷結水は、水皿18
の前記戻り孔24,24から落下して製氷水タンク16
に回収される。
【0012】前記製氷小室12に噴射供給された製氷水
は、前記被覆層37に接触することにより、該層37が
有する坑菌性や殺菌効果等によって水中に存在する雑菌
は減少される。従って、製氷運転が進行すると、製氷小
室12には雑菌を含まない衛生的な角氷(氷体)36が生
成される。完全な角氷36が生成されたことを適宜の検
知手段が検出すると、製氷完了信号を出して製氷運転を
停止する。次いで弁体の切換えにより除氷運転が開始さ
れ、前記蒸発器14にホットガスを供給して製氷室11
全体を加熱することにより、製氷小室12の内壁面と角
氷36との結氷を融解させる。そして所要のタイミング
で水皿18が傾動して製氷小室12の下方開口部が開放
され、その間にも連続供給されるホットガスにより製氷
小室12の内壁と角氷36との間が除々に融解される。
これにより角氷36は自重で製氷小室12から落下し、
水皿18を斜め下方に滑落して、図示しない貯氷庫内に
貯留される。
は、前記被覆層37に接触することにより、該層37が
有する坑菌性や殺菌効果等によって水中に存在する雑菌
は減少される。従って、製氷運転が進行すると、製氷小
室12には雑菌を含まない衛生的な角氷(氷体)36が生
成される。完全な角氷36が生成されたことを適宜の検
知手段が検出すると、製氷完了信号を出して製氷運転を
停止する。次いで弁体の切換えにより除氷運転が開始さ
れ、前記蒸発器14にホットガスを供給して製氷室11
全体を加熱することにより、製氷小室12の内壁面と角
氷36との結氷を融解させる。そして所要のタイミング
で水皿18が傾動して製氷小室12の下方開口部が開放
され、その間にも連続供給されるホットガスにより製氷
小室12の内壁と角氷36との間が除々に融解される。
これにより角氷36は自重で製氷小室12から落下し、
水皿18を斜め下方に滑落して、図示しない貯氷庫内に
貯留される。
【0013】なお、前記噴射式製氷機10において、前
記被覆層37を製氷室11以外に、水皿18の表面や製
氷水タンク16の内面(図1参照)、あるいは吸入管30
および吐出管32の内面や、水皿18の内部に連通接続
される送水パイプ26の内面等に施すことにより、更な
る坑菌効果が期待できる。
記被覆層37を製氷室11以外に、水皿18の表面や製
氷水タンク16の内面(図1参照)、あるいは吸入管30
および吐出管32の内面や、水皿18の内部に連通接続
される送水パイプ26の内面等に施すことにより、更な
る坑菌効果が期待できる。
【0014】
【第2実施例について】図2は、第2実施例に係るオー
ガ式製氷機を示すものである。このオーガ式製氷機39
は、図に示すように、製氷部としての円筒状の冷凍ケー
シング38の外周に、冷凍系(図示せず)に連通する蒸発
器14が密着的に巻回され、製氷運転時において該蒸発
器14に冷媒を循環させることにより、冷凍ケーシング
38を強制冷却するよう構成されている。冷凍ケーシン
グ38の内部にはオーガ40が内挿され、その上下両端
部から延在する軸41が該ケーシング38の上下両端に
配設した軸受42,42に回転自在に支持されている。
またオーガ40には、冷凍ケーシング38の内径より僅
かに小さい外径の削切刃44が円筒螺旋状に形成され、
該ケーシング38の内壁面に氷結する薄氷(氷体)を、こ
の削切刃44で削り取りつつ上方に移送するようになっ
ている。前記ケーシング38の内面は、前述した坑菌性
を有する物質を含有する材料で被覆され、その被覆層4
3によって雑菌の混入していない薄氷が生成されるよう
になっている。
ガ式製氷機を示すものである。このオーガ式製氷機39
は、図に示すように、製氷部としての円筒状の冷凍ケー
シング38の外周に、冷凍系(図示せず)に連通する蒸発
器14が密着的に巻回され、製氷運転時において該蒸発
器14に冷媒を循環させることにより、冷凍ケーシング
38を強制冷却するよう構成されている。冷凍ケーシン
グ38の内部にはオーガ40が内挿され、その上下両端
部から延在する軸41が該ケーシング38の上下両端に
配設した軸受42,42に回転自在に支持されている。
またオーガ40には、冷凍ケーシング38の内径より僅
かに小さい外径の削切刃44が円筒螺旋状に形成され、
該ケーシング38の内壁面に氷結する薄氷(氷体)を、こ
の削切刃44で削り取りつつ上方に移送するようになっ
ている。前記ケーシング38の内面は、前述した坑菌性
を有する物質を含有する材料で被覆され、その被覆層4
3によって雑菌の混入していない薄氷が生成されるよう
になっている。
【0015】前記冷凍ケーシング38の上部には、前記
オーガ40の軸受を兼ねる押圧頭46が配設され、オー
ガ40により掻き削られて移送される薄片状の氷を、該
押圧頭46により圧縮して圧縮氷を成形する。そして押
圧頭46で成形された圧縮氷は、その押圧頭46の上部
に配設されたカッタ50により所定寸法に切断されて所
要大の圧縮氷48となる。前記冷凍ケーシング38およ
びオーガ40等で構成される製氷機構部52の頂部に
は、該製氷機構部52に隣接配置された貯氷庫54に連
通する氷放出路56が配設され、製氷機構部52で製造
された多数の圧縮氷48を、この氷放出路56を介して
貯氷庫54内に放出するようになっている。貯氷庫54
の底部には排水管58が設けられ、所要の大きさに裁断
成形された圧縮氷48が経時的に融解して生ずる水を排
水し得るようにしてある。更に前記冷凍ケーシング38
の下部には、該ケーシング38に製氷水を供給する管体
59が連通接続され、この管体59の他端部は図示のフ
ロートタンク60に連通している。このフロートタンク
60には、外部水道系に接続する給水管62が配設さ
れ、該タンク60内に配設したフロートスイッチ64に
より給水管62に介挿した給水弁66の開閉を制御し
て、該フロートタンク60内に貯留される製氷水の水位
を一定に保つようになっている。
オーガ40の軸受を兼ねる押圧頭46が配設され、オー
ガ40により掻き削られて移送される薄片状の氷を、該
押圧頭46により圧縮して圧縮氷を成形する。そして押
圧頭46で成形された圧縮氷は、その押圧頭46の上部
に配設されたカッタ50により所定寸法に切断されて所
要大の圧縮氷48となる。前記冷凍ケーシング38およ
びオーガ40等で構成される製氷機構部52の頂部に
は、該製氷機構部52に隣接配置された貯氷庫54に連
通する氷放出路56が配設され、製氷機構部52で製造
された多数の圧縮氷48を、この氷放出路56を介して
貯氷庫54内に放出するようになっている。貯氷庫54
の底部には排水管58が設けられ、所要の大きさに裁断
成形された圧縮氷48が経時的に融解して生ずる水を排
水し得るようにしてある。更に前記冷凍ケーシング38
の下部には、該ケーシング38に製氷水を供給する管体
59が連通接続され、この管体59の他端部は図示のフ
ロートタンク60に連通している。このフロートタンク
60には、外部水道系に接続する給水管62が配設さ
れ、該タンク60内に配設したフロートスイッチ64に
より給水管62に介挿した給水弁66の開閉を制御し
て、該フロートタンク60内に貯留される製氷水の水位
を一定に保つようになっている。
【0016】このように構成したオーガ式製氷機では、
前記給水管62からフロートタンク60に製氷水を供給
し、このフロートタンク60に配設したフロートスイッ
チ64の上限スイッチ68まで水位が上昇すると、給水
弁66が閉成して製氷水の供給は停止される。ここで製
氷運転が開始されると、冷凍ケーシング38が蒸発器1
4内を循環する冷媒と熱交換を行なって冷却されるた
め、前記フロートタンク60から冷凍ケーシング38に
供給される製氷水が、ケーシング内壁面から除々に氷結
を始めて層状の薄氷が形成される。前述した如く、冷凍
ケーシング38の内面には抗菌性を有する被覆層43が
形成されているので、製氷水中に存在する雑菌は減少
し、衛生的な薄氷が生成される。そして、冷凍ケーシン
グ38の内部に設けた前記オーガ40が回転駆動される
ことにより、該オーガ40の削切刃44を介して薄氷が
削り取られつつ上方に移送され、雑菌を含まない衛生的
な圧縮氷48が製造される。
前記給水管62からフロートタンク60に製氷水を供給
し、このフロートタンク60に配設したフロートスイッ
チ64の上限スイッチ68まで水位が上昇すると、給水
弁66が閉成して製氷水の供給は停止される。ここで製
氷運転が開始されると、冷凍ケーシング38が蒸発器1
4内を循環する冷媒と熱交換を行なって冷却されるた
め、前記フロートタンク60から冷凍ケーシング38に
供給される製氷水が、ケーシング内壁面から除々に氷結
を始めて層状の薄氷が形成される。前述した如く、冷凍
ケーシング38の内面には抗菌性を有する被覆層43が
形成されているので、製氷水中に存在する雑菌は減少
し、衛生的な薄氷が生成される。そして、冷凍ケーシン
グ38の内部に設けた前記オーガ40が回転駆動される
ことにより、該オーガ40の削切刃44を介して薄氷が
削り取られつつ上方に移送され、雑菌を含まない衛生的
な圧縮氷48が製造される。
【0017】なおオーガ式製氷機では、前記冷凍ケーシ
ング38の内面以外に、前記オーガ40の外周面および
削切刃44にも同様の被覆層43を施すことが推奨され
る。また、前記フロートタンク60の内壁面や管体59
の内面等に、被覆層43を施すことで貯留されている製
氷水の抗菌処理を行なうことが可能となる。
ング38の内面以外に、前記オーガ40の外周面および
削切刃44にも同様の被覆層43を施すことが推奨され
る。また、前記フロートタンク60の内壁面や管体59
の内面等に、被覆層43を施すことで貯留されている製
氷水の抗菌処理を行なうことが可能となる。
【0018】
【第3実施例について】図3は、第3実施例に係る流下
式製氷機を示すものである。この製氷機は69、垂直に
配置した製氷部としての製氷板70の裏面側に、図示し
ない冷凍系に接続する蒸発器14が密着的に蛇行配置さ
れ、製氷運転時に該蒸発器14に冷媒を循環させること
により、製氷板70は氷点下に冷却される。なお製氷板
70の直下には複数の通孔72aを穿設した集水板72
が傾斜配置されており、製氷運転時に前記製氷板70に
供給される製氷水は該通孔72aを介して落下し、下方
に位置する貯水部としての製氷水タンク73に回収貯留
される。また集水板72は、除氷運転時に剥離されて落
下する氷片(氷体)74を、当該集水板72の斜め下方に
配設した貯氷庫(図示せず)に案内する機能も有してい
る。前記製氷板70の製氷面は、前述した坑菌性を有す
る物質を含有する材料で被覆され、その被覆層75によ
って雑菌の混入していない氷片74が生成されるように
なっている。
式製氷機を示すものである。この製氷機は69、垂直に
配置した製氷部としての製氷板70の裏面側に、図示し
ない冷凍系に接続する蒸発器14が密着的に蛇行配置さ
れ、製氷運転時に該蒸発器14に冷媒を循環させること
により、製氷板70は氷点下に冷却される。なお製氷板
70の直下には複数の通孔72aを穿設した集水板72
が傾斜配置されており、製氷運転時に前記製氷板70に
供給される製氷水は該通孔72aを介して落下し、下方
に位置する貯水部としての製氷水タンク73に回収貯留
される。また集水板72は、除氷運転時に剥離されて落
下する氷片(氷体)74を、当該集水板72の斜め下方に
配設した貯氷庫(図示せず)に案内する機能も有してい
る。前記製氷板70の製氷面は、前述した坑菌性を有す
る物質を含有する材料で被覆され、その被覆層75によ
って雑菌の混入していない氷片74が生成されるように
なっている。
【0019】前記製氷水タンク73には製氷水循環ポン
プ76が接続され、このポンプ76の吐出側に接続する
製氷水供給管78は製氷板70の上方に配設した製氷水
散布器80に接続している。この製氷水散布器80には
その長手方向に沿って多数の散布孔80aが穿設され、
製氷運転時にタンク73から圧送された製氷水を該散布
孔80aおよび偏向ガイド82を経て製氷板70の製氷
面に流下させることにより、この製氷面に氷片74を生
成するよう構成されている。
プ76が接続され、このポンプ76の吐出側に接続する
製氷水供給管78は製氷板70の上方に配設した製氷水
散布器80に接続している。この製氷水散布器80には
その長手方向に沿って多数の散布孔80aが穿設され、
製氷運転時にタンク73から圧送された製氷水を該散布
孔80aおよび偏向ガイド82を経て製氷板70の製氷
面に流下させることにより、この製氷面に氷片74を生
成するよう構成されている。
【0020】また前記製氷機69には、前述した製氷水
供給系とは別に除氷水供給系が設けられている。すなわ
ち製氷機内に配設した除氷水タンク84にポンプ85が
接続され、このポンプ85の吐出側に連通した除氷水供
給管86は、前記製氷板70の上部に配設した除氷水散
布器88に接続している。そして除氷運転時にタンク7
3から圧送された除氷水は、除氷水散布器88に穿設し
た多数の散布孔88aを介して製氷板70の裏側に供給
されて流下し、製氷板70と氷片74との氷結面を融解
する。また製氷水の裏側を流下した除氷水は、製氷水と
同様に前記集水板72に穿設した通孔72aを介して製
氷水タンク73に回収されるようになっている。
供給系とは別に除氷水供給系が設けられている。すなわ
ち製氷機内に配設した除氷水タンク84にポンプ85が
接続され、このポンプ85の吐出側に連通した除氷水供
給管86は、前記製氷板70の上部に配設した除氷水散
布器88に接続している。そして除氷運転時にタンク7
3から圧送された除氷水は、除氷水散布器88に穿設し
た多数の散布孔88aを介して製氷板70の裏側に供給
されて流下し、製氷板70と氷片74との氷結面を融解
する。また製氷水の裏側を流下した除氷水は、製氷水と
同様に前記集水板72に穿設した通孔72aを介して製
氷水タンク73に回収されるようになっている。
【0021】このように構成した流下式製氷機69にお
いても、製氷水が流下供給される製氷板70の製氷面は
被覆層75で被覆されているから、製氷水中に存在する
雑菌は該被覆層75が有する坑菌性や殺菌効果等によっ
て減少する。従って、製氷板70には雑菌を含まない衛
生的な氷片74が生成される。なお、流下式製氷機69
においては、製氷水タンク73や製氷水供給管78の他
に、製氷水または除氷水の供給系の全ての部分に被覆層
75を施すようにしてもよい。
いても、製氷水が流下供給される製氷板70の製氷面は
被覆層75で被覆されているから、製氷水中に存在する
雑菌は該被覆層75が有する坑菌性や殺菌効果等によっ
て減少する。従って、製氷板70には雑菌を含まない衛
生的な氷片74が生成される。なお、流下式製氷機69
においては、製氷水タンク73や製氷水供給管78の他
に、製氷水または除氷水の供給系の全ての部分に被覆層
75を施すようにしてもよい。
【0022】
【第4実施例について】図4は、プレート型製氷機を示
すものであって、該製氷機100の基本的な構成は、前
述した流下式製氷機69と同一であって、製氷板101
を傾斜配置して該製氷板101の製氷面に1枚の板氷
(氷体)102を生成するよう構成した点で異なってい
る。このプレート型製氷機100においても、製氷板1
01の製氷面を被覆層103で被覆することで、雑菌を
含まない衛生的な板氷102が生成されるようになって
いる。またプレート型製氷機100においても、製氷板
101以外の製氷水が循環する部分を被覆層103で被
覆することが推奨される。なお、プレート型製氷機10
0のその他の構成部材に関しては、流下式製氷機69と
同等の部材に同じ符号を付すものとする。
すものであって、該製氷機100の基本的な構成は、前
述した流下式製氷機69と同一であって、製氷板101
を傾斜配置して該製氷板101の製氷面に1枚の板氷
(氷体)102を生成するよう構成した点で異なってい
る。このプレート型製氷機100においても、製氷板1
01の製氷面を被覆層103で被覆することで、雑菌を
含まない衛生的な板氷102が生成されるようになって
いる。またプレート型製氷機100においても、製氷板
101以外の製氷水が循環する部分を被覆層103で被
覆することが推奨される。なお、プレート型製氷機10
0のその他の構成部材に関しては、流下式製氷機69と
同等の部材に同じ符号を付すものとする。
【0023】
【第5実施例について】図5は、浸漬式製氷機を示すも
のである。この製氷機89は、図に示すように、その筐
体90の内部に、圧縮機CMや凝縮器91等の冷凍機械
が収納される下部機械室92と、その上方に位置し断熱
材で囲われると共に、内部に貯氷室104aを画成した
箱状の貯氷庫104と、この貯氷庫104の内部上方に
配設される製氷ユニット93とから基本的に構成されて
いる。製氷ユニット93は、製氷水を所定レベルで貯留
する貯水部としての水皿105と、製氷水中に浸漬され
る製氷体としての製氷突起94を備えた製氷基板96と
から主に構成されており、この製氷基板96が、前記貯
氷庫104の上方に懸吊支持するブラケット(図示せず)
に設けた通孔に回動自在に挿通されている。また製氷基
板96の適宜位置には、製氷水の給水管106が着脱自
在に配設され、これに供給管97を介して接続される給
水弁WVを製氷時のタイミングで開放することにより、
前記水皿105に所定量の製氷水を供給するようになっ
ている。
のである。この製氷機89は、図に示すように、その筐
体90の内部に、圧縮機CMや凝縮器91等の冷凍機械
が収納される下部機械室92と、その上方に位置し断熱
材で囲われると共に、内部に貯氷室104aを画成した
箱状の貯氷庫104と、この貯氷庫104の内部上方に
配設される製氷ユニット93とから基本的に構成されて
いる。製氷ユニット93は、製氷水を所定レベルで貯留
する貯水部としての水皿105と、製氷水中に浸漬され
る製氷体としての製氷突起94を備えた製氷基板96と
から主に構成されており、この製氷基板96が、前記貯
氷庫104の上方に懸吊支持するブラケット(図示せず)
に設けた通孔に回動自在に挿通されている。また製氷基
板96の適宜位置には、製氷水の給水管106が着脱自
在に配設され、これに供給管97を介して接続される給
水弁WVを製氷時のタイミングで開放することにより、
前記水皿105に所定量の製氷水を供給するようになっ
ている。
【0024】更に製氷基板96の上面には、下部機械室
92中に収納した冷凍系から導出した蒸発器14が蛇行
配置されている。そして製氷運転に際しては、前記水皿
105に所定レベルで貯留した製氷水に前記製氷突起9
4を浸漬しておく。この状態で冷凍系を運転し、蒸発器
14との熱交換を製氷基板96を介して行なうことで製
氷突起94を0℃以下に冷却保持する結果、該製氷突起
94の周囲に氷塊(氷体)98が形成される。前記製氷突
起94の表面は、前述した坑菌性を有する物質を含有す
る材料で被覆され、その被覆層108によって雑菌の混
入していない氷塊98が生成されるようになっている。
92中に収納した冷凍系から導出した蒸発器14が蛇行
配置されている。そして製氷運転に際しては、前記水皿
105に所定レベルで貯留した製氷水に前記製氷突起9
4を浸漬しておく。この状態で冷凍系を運転し、蒸発器
14との熱交換を製氷基板96を介して行なうことで製
氷突起94を0℃以下に冷却保持する結果、該製氷突起
94の周囲に氷塊(氷体)98が形成される。前記製氷突
起94の表面は、前述した坑菌性を有する物質を含有す
る材料で被覆され、その被覆層108によって雑菌の混
入していない氷塊98が生成されるようになっている。
【0025】このように構成した浸漬式製氷機89で
は、水皿105に浸漬される製氷突起94の表面は被覆
層108で被覆されているから、製氷水中に存在する雑
菌は該被覆層108が有する坑菌性や殺菌効果等によっ
て減少する。従って、該製氷突起94には、雑菌を含ま
ない衛生的な氷塊98が生成される。なお、浸漬式製氷
機89においては、水皿105の内面や給水管106の
内面等に被覆層108を施すことで、雑菌の繁殖を極め
て抑制することができる。
は、水皿105に浸漬される製氷突起94の表面は被覆
層108で被覆されているから、製氷水中に存在する雑
菌は該被覆層108が有する坑菌性や殺菌効果等によっ
て減少する。従って、該製氷突起94には、雑菌を含ま
ない衛生的な氷塊98が生成される。なお、浸漬式製氷
機89においては、水皿105の内面や給水管106の
内面等に被覆層108を施すことで、雑菌の繁殖を極め
て抑制することができる。
【0026】
【発明の効果】以上に説明した如く、本発明に係る製氷
機によれば、氷体が生成される製氷部の表面を、坑菌性
を有する物質を含有する材料で被覆したことにより、製
氷水中に存在する雑菌の繁殖を抑制することができるた
め、極めて衛生的な氷体を製造することができる。しか
も、構成は簡単であるので、コストを低廉に抑えること
が可能である。また製氷水が貯留される貯水部の内面
を、坑菌性を有する物質を含有する材料で被覆すること
で、更に雑菌の繁殖を抑制する効果が得られる。
機によれば、氷体が生成される製氷部の表面を、坑菌性
を有する物質を含有する材料で被覆したことにより、製
氷水中に存在する雑菌の繁殖を抑制することができるた
め、極めて衛生的な氷体を製造することができる。しか
も、構成は簡単であるので、コストを低廉に抑えること
が可能である。また製氷水が貯留される貯水部の内面
を、坑菌性を有する物質を含有する材料で被覆すること
で、更に雑菌の繁殖を抑制する効果が得られる。
【図1】 第1実施例に係る噴射式製氷機の概略構成を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図2】 第2実施例に係るオーガ式製氷機の概略構成
を示す縦断側面図である。
を示す縦断側面図である。
【図3】 第3実施例に係る流下式製氷機の概略構成を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図4】 第4実施例に係るプレート型製氷機の概略構
成を示す縦断側面図である。
成を示す縦断側面図である。
【図5】 第5実施例に係る浸漬式製氷機の概略構成を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
11 製氷室(製氷部),14 蒸発器,16 製氷水タン
ク(貯水部) 36 角氷(氷体),38 冷凍ケーシング(製氷部),7
0 製氷板(製氷部) 73 製氷水タンク(貯水部),74 氷片(氷体),94
製氷突起(製氷部) 98 氷塊(氷体),101 製氷板(製氷部),102
板氷(氷体) 105 水皿(貯水部)
ク(貯水部) 36 角氷(氷体),38 冷凍ケーシング(製氷部),7
0 製氷板(製氷部) 73 製氷水タンク(貯水部),74 氷片(氷体),94
製氷突起(製氷部) 98 氷塊(氷体),101 製氷板(製氷部),102
板氷(氷体) 105 水皿(貯水部)
Claims (5)
- 【請求項1】 冷凍系に連通する蒸発器(14)で冷却され
る製氷部(11,38,70,101,94)に氷体(36,74,102,98)を生
成させるよう構成した製氷機において、 前記製氷部(11,38,70,101,94)の表面を、坑菌性を有す
る物質を含有する材料で被覆したことを特徴とする製氷
機。 - 【請求項2】 前記材料は、銀を所要の割合で含有させ
た錫である請求項1記載の製氷機。 - 【請求項3】 前記製氷部(11,70,101)に、貯水部(16,7
3)に貯留されている製氷水を循環供給することにより、
該製氷部(11,70,101)に氷体(36,74,102)を生成するよう
構成した請求項1または2記載の製氷機。 - 【請求項4】 前記製氷体(94)を、貯水部(105)に貯留
されている製氷水に浸漬させることにより、該製氷部(9
4)に氷体(98)を生成するよう構成した請求項1または2
記載の製氷機。 - 【請求項5】 前記貯水部(16,73,105)の内面を、坑菌
性を有する物質を含有する材料で被覆した請求項3また
は4記載の製氷機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8334482A JPH10160305A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 製氷機 |
US09/334,871 US6101833A (en) | 1996-11-28 | 1999-06-17 | Ice making machine |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8334482A JPH10160305A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 製氷機 |
US09/334,871 US6101833A (en) | 1996-11-28 | 1999-06-17 | Ice making machine |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10160305A true JPH10160305A (ja) | 1998-06-19 |
Family
ID=26574851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8334482A Pending JPH10160305A (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 製氷機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6101833A (ja) |
JP (1) | JPH10160305A (ja) |
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EP3485207B1 (en) | 2016-07-15 | 2022-09-07 | True Manufacturing Co., Inc. | Ice maker |
US11802727B2 (en) | 2020-01-18 | 2023-10-31 | True Manufacturing Co., Inc. | Ice maker |
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-
1996
- 1996-11-28 JP JP8334482A patent/JPH10160305A/ja active Pending
-
1999
- 1999-06-17 US US09/334,871 patent/US6101833A/en not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
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---|---|
US6101833A (en) | 2000-08-15 |
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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