JP3007703U - コンピュータ音楽伴奏器用補助リズム楽器のリズム制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案はコンピュータ音楽伴奏器から演奏さ
れる伴奏に個人的に駆使するリズム伴奏をミックスさ
せ、一層楽しくまた個人的な雰囲気を創出するリズム制
御装置を提供する。 【構成】 補助リズム楽器１に構成された多数のタッチ
ングパッド（２，２ａ，２ｂ，２ｃ）から発生する振動
を感知するタッチングパッド振動感知部（３，３ａ，３
ｂ，３ｃ）に波形平滑回路部（４，４ａ，４ｂ，４ｃ）
を連結し、これにＡ／Ｄ変換部５とモード選択スイッチ
１０を持つ符号変換回路部６を連結したあと、符号変換
回路部６にはアンテナが形成されたＲＦ送信部７と共に
有線送信部８を形成して、タッチングパッド（２，２
ａ，２ｂ，２ｃ）を叩くとモード選択スイッチ１０に依
って指定されるリズム伴奏が、ＲＦ送信部７または有線
送信部８を通じてコンピュータ音楽伴奏器に入力されコ
ンピュータ音楽伴奏器の伴奏と共に外部から入力された
伴奏がスピーカを通じてミックスされ音を出す。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、コンピュータ音楽伴奏器用補助リズム楽器のリズム制御装置に関す る。

【０００２】

【従来の技術と考案が解決しようとする課題】

既に入力された曲のリズム伴奏以外のリズムサウンドが必要な場合は、直接楽 器を演奏しなければならないが、これは特定人を除外しては妥当性がなく経済的 な面と演奏熟練等の問題で一般人に対しては殆ど該当しない。

【０００３】 従って一般人はコンピュータ音楽伴奏器に収録された伴奏に合わせて歌を歌わ なければならないが、本考案はコンピュータ音楽伴奏器から演奏される伴奏に個 人的に駆使するリズム伴奏をミックスさせ、一層楽しくまた個人的な雰囲気を創 出するリズム制御装置を提供する。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案のコンピュータ音楽伴奏器用補助リズム楽器のリズム制御装置は、補助 リズム楽器１に構成された多数のタッチングパッド（２，２ａ，２ｂ，２ｃ）か ら発生する振動を感知するタッチングパッド振動感知部（３，３ａ，３ｂ，３ｃ ）に波形平滑回路部（４，４ａ，４ｂ，４ｃ）を連結し、これにＡ／Ｄ変換部５ とモード選択スイッチ１０を持つ符号変換回路部６を連結したあと、符号変換回 路部６にはアンテナが形成されたＲＦ送信部７と共に有線送信部８を形成して、 タッチングパッド（２，２ａ，２ｂ，２ｃ）を叩くとモード選択スイッチ１０に 依って指定されるリズム伴奏が、ＲＦ送信部７または有線送信部８を通じてコン ピュータ音楽伴奏器に入力されコンピュータ音楽伴奏器の伴奏と共に外部から入 力された伴奏がスピーカを通じてミックスされ音を出す様にする。

【０００５】

【作用】 本考案は、通常のコンピュータ音楽伴奏器に補助リズム楽器１をケーブル９で 連結するか、或いは信号を無線で送信出来る様に装置したあと、タッチングパッ ド（２，２ａ，２ｂ，または２ｃ）を手のひら、または器具を利用して叩くと、 タッチングパッド（２，２ａ，２ｂ，２ｃ）下方の圧電素子が振動を感知してコ ンピュータ音楽伴奏器に収録された曲の中に包含されているリズムサウンド以外 のリズムサウンドをコンピュータ音楽伴奏器のスピーカを通じて表出する。

【０００６】

【実施例】

以下、本考案の一実施例を図１に基づいて説明する。

【０００７】 使用者が補助リズム楽器１に構成された一つのまたは多数のタッチングパッド （２，２ａ，２ｂ，２ｃ）を手のひら、または打具を使用して叩くと、タッチン グパッド（２，２ａ，２ｂ，２ｃ）の振動を感知するタッチングパッド振動感知 部（３，３ａ，３ｂ，３ｃ）がこれを感知して、振動の強さに比例する電圧を発 生し、この電圧は波形平滑回路部（４，４ａ，４ｂ，４ｃ）に印加され平滑波形 に変換される。

【０００８】 平滑された電圧はＡ／Ｄ変換部５を通じてテジタル信号に変換され、符号変換 回路部６を通じて送信符号に変換されるが、送信符号では振動するタッチングパ ッド（２，２ａ，２ｂ，２ｃ）選別、振動の強さ、モード選択スウィッチ１０で 指定されたモード値が符号化されて、ＲＦ送信部７または有線送信部８のケーブ ルを通じてコンピュータ音楽伴奏器に印加され、前述の如くミックスされたリズ ムサウンドがスピーカを通じて出される。

【０００９】 伴奏音の強さは使用者がタッチングパッドを叩く強さに比例すると、リズム伴 奏の種類は、符号変換部６に入力された符号をモード選択スイッチ１０が導通さ れると同時に指定するので、タッチングパッドの数が多い程、各種のリズム伴奏 が表出される特長が有る。

【００１０】 そして、ＲＦ送信部７の代りに赤外線送信部をとりつけ得るが、これは経済的 利益を与えるので、採択される可能性が高い。

【００１１】 これにより本考案は、楽器を実際的に演奏しなくても低価で生産される補助リ ズム楽器１のタッチングパッド（２，２ａ，２ｂ，２ｃ）を叩くと、選択された リズム伴奏信号がコンピュータ音楽伴奏器に印加されコンピュータ音楽伴奏器に 形成された豊富な高質音源を通じてミックスされたリズム伴奏がサウンドされる ので実際的楽器演奏の効果を出すと共に一層楽しい雰囲気を得ることが出来るし 、使用者の音楽的センスを高め音楽伴奏器の新しい次元を展開する効果が有る。

【００１２】

【考案の効果】

本考案は、楽器を実際的に演奏しなくても低価で生産される補助リズム楽器１ のタッチングパッド（２，２ａ，２ｂ，２ｃ）を叩くと、選択されたリズム伴奏 信号がコンピュータ音楽伴奏器に印加されコンピュータ音楽伴奏器に形成された 豊富な高質音源を通じてミックスされたリズム伴奏がサウンドされるので実際的 楽器演奏の効果を出すと共に一層楽しい雰囲気を得ることが出来るし、使用者の 音楽的センスを高め音楽伴奏器の新しい次元を展開する効果が有る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の回路ブロック図である。

【符号の説明】 １…補助リズム楽器 ２…タッチングパッド（ｔｏｕｃｈｉｎｇ ｐａｄ） ２ａ…タッチングパッド（ｔｏｕｃｈｉｎｇ ｐａｄ） ２ｂ…タッチングパッド（ｔｏｕｃｈｉｎｇ ｐａｄ） ２ｃ…タッチングパッド（ｔｏｕｃｈｉｎｇ ｐａｄ） ３…タッチングパッド振動感知部 ３ａ…タッチングパッド振動感知部 ３ｂ…タッチングパッド振動感知部 ３ｃ…タッチングパッド振動感知部 ４…波形平滑回路部 ４ａ…波形平滑回路部 ４ｂ…波形平滑回路部 ４ｃ…波形平滑回路部 ５…Ａ／Ｄ変換回路部 ６…符号変換回路部 ７…ＲＦ送信部 ８…有線送信部 ９…ケーブル １０…モード選択スイッチ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】補助リズム楽器１に構成された多数のタッ
   チングパッド（２，２ａ，２ｂ，２ｃ）から発生する振
   動を感知するタッチングパッド振動感知部（３，３ａ，
   ３ｂ，３ｃ）に波形平滑回路部（４，４ａ，４ｂ，４
   ｃ）を連結し、これにＡ／Ｄ変換部５とモード選択スイ
   ッチ１０を持つ符号変換回路部６を連結したあと、 符号変換回路部６にはアンテナが形成されたＲＦ送信部
   ７と共に有線送信部８を形成して、 タッチングパッド（２，２ａ，２ｂ，２ｃ）を叩くとモ
   ード選択スイッチ１０に依って指定されるリズム伴奏
   が、ＲＦ送信部７または有線送信部８を通じてコンピュ
   ータ音楽伴奏器に入力されコンピュータ音楽伴奏器の伴
   奏と共に外部から入力された伴奏がスピーカを通じてミ
   ックスされ音を出す様にするのを特徴とするコンピュー
   タ音楽伴奏器用補助リズム楽器のリズム制御装置。