JP3007210B2 - 現像ロール - Google Patents

現像ロール

Info

Publication number
JP3007210B2
JP3007210B2 JP3342834A JP34283491A JP3007210B2 JP 3007210 B2 JP3007210 B2 JP 3007210B2 JP 3342834 A JP3342834 A JP 3342834A JP 34283491 A JP34283491 A JP 34283491A JP 3007210 B2 JP3007210 B2 JP 3007210B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roll
developing
developing roll
weight
solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3342834A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05173409A (ja
Inventor
千秋 河島
仁 白坂
Original Assignee
北辰工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 北辰工業株式会社 filed Critical 北辰工業株式会社
Priority to JP3342834A priority Critical patent/JP3007210B2/ja
Publication of JPH05173409A publication Critical patent/JPH05173409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3007210B2 publication Critical patent/JP3007210B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表面処理された導電性
ウレタン弾性体を有する現像ロールに関するものであ
り、とくに非磁性トナー一成分系乾式現像用に適した現
像ロールに関する。
【0002】
【従来の技術およびその問題点】電子写真法あるいは静
電記録法での乾式現像方式としては、トナーおよびキャ
リヤからなる二成分系現像剤を用いる方式と、キャリヤ
を含まずトナーからなる一成分系現像剤を用いる方式が
知られている。その一成分系現像剤を用いる方式にて用
いられる現像ロールは、均一ニップが得られるように
適度に柔軟であり、感光体への圧接から解放された時
に速やかにかつ十分に回復できる、芯金表面に形成さ
れた層の表面が均一であり、適度の導電率を有するな
どの性質が備わっていることが望ましいものであり、例
えば、特開昭63−189876号公報には、アルカリ
金属塩を含む弾性体層を持つ現像ロールは適度の硬度と
導電性を有することが開示され、特開平1−21488
1号公報には、弾性体に軟化剤を配合し適度の弾性を持
たせた現像ロールが開示されている。
【0003】ところが、導電性ウレタン弾性体を用いた
現像ロールでは、前記均一ニップを得るためなど優れた
性能を有する現像ロールとするには、適度に柔軟である
ことが望ましいのであるが、一方柔軟な導電性ウレタン
弾性体を用いた現像ロールはOPCの汚染を受けやすく
なるという問題点が生じている。とくに一成分系現像剤
であって非磁性トナーを用いる接触方式を採用する場合
は、有機感光体(OPC)表面が汚染されやすく、それ
らの汚染を避けるために、現像ロールの開発・研究がな
されているが、いまだに十分に満足できるような成果は
得られていない。たとえば、シリコーンゴムを用いた現
像ロールの場合、OPCの汚染を回避するためには、シ
リコーンゴムを200℃にて10日間も加熱処理する必
要があり、より簡単な操作で汚染を回避できる実用的な
方法が求められている。
【0004】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、上記問題点を
解消し、柔軟な導電性ウレタン弾性体を用いたロールで
あってもOPC汚染を簡単な操作で回避でき、得られた
画像の質もよく、しかも均一ニップが得られる等の優れ
た特性を発揮できる、現像ロールを提供することにあ
る。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、前記目的を
達成するために提案されたものであって、導電性ウレタ
ン弾性体を特定の素材で構成し、該導電性ウレタン弾性
体層表面を特定の処理をすることを特徴とするものであ
る。すなわち、本発明によれば、芯金表面に形成された
導電性ウレタン弾性体を有するロールにおいて、該導電
性ウレタン弾性体はポリエーテルポリオールおよびポリ
エステルポリオールのなかから選ばれた少なくとも一つ
のポリオールを含む混合物から調製されたものであり、
しかも該導電性ウレタン弾性体層表面はジメチルシロキ
サン含量が10ないし70重量%含有するポリイソシア
ネートを含む溶液にて表面処理されていることを特徴と
する現像ロールが提供される。
【0006】
【発明の具体的な説明】以下、本発明を具体的に説明す
る。非磁性トナーの一成分系現像剤を用いる方式におけ
る現像ロールは、例えば図1にその一使用例が示されて
いるが、ドナーロール(1)から供給されるトナー
(7)は、現像ロール(2)の回転と現像ブレード
(3)との作用により均一な厚みの層として現像ロール
(2)の表面に形成される。その一様なトナーはOPC
(4)表面に形成されている潜像に応じて現像ロールか
らOPC表面に転写される。
【0007】この現像ロールの一例は図2に示されてい
るが、芯金シャフト(5)表面に、導電性のウレタン弾
性体層(6)が形成され、その弾性体層(6)の表面は
表面処理液によって処理されている。
【0008】前記芯金は自体公知のものであればどのよ
うなものでも利用可能である。
【0009】その芯金表面に形成される導電性ウレタン
弾性体は、ポリエーテルポリオールおよびポリエステル
ポリオールのなかから選ばれた少なくとも一つのポリオ
ールを含む混合物から調製されるものである。前記混合
物には、ポリイソシアネートやポリウレタン製造に常用
される助剤などの他、導電性を付与する化合物が混合さ
れていてもよい。また、この混合物にはポリエーテルポ
リオ−ルおよびポリエステルポリオールが併用されてい
てもよい。この混合物を加熱反応させることにより、導
電性ウレタン弾性体を得ることができる。
【0010】当該ポリエーテルポリオ−ルあるいはポリ
エステルポリオールは、前記現像ロールの弾性体層を形
成するポリウレタン弾性体を調製し得るものであるなら
ば、どのようなものでもよい。そのポリエーテルポリオ
−ルとしては、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール−エチレング
リコールあるいはそれらのブレンドなどとして知られて
いるポリアルキレングリコール、ポリテトラメチレンエ
ーテルグリコール、テトラヒドロフランとアルキレンオ
キサイドとの共重合ポリオール、それらの各種変性体あ
るいはそれらのブレンドなどが例示できる。
【0011】前記ポリエステルポリオールとしては、ア
ジピン酸等のジカルボン酸とエチレングリコールなどの
ポリオールとの縮合により得られる縮合系ポエステルポ
リオール、ラクトン系ポリエステルポリオール、ポリカ
ーボネートポリオールあるいはそれらのブレンド等が挙
げられる。
【0012】前記ポリイソシアネートは、ポリウレタン
弾性体調製に際して常用されるものであればどのような
ものでもよいのであるが、例えば、ジフェニルメタンジ
イソシアネート、トリレンジイソシアネート、ナフタレ
ンジイソシアネート、トリジンジイソシアネート、パラ
フェニレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート、それらのプレポリマ−または変性物、あるいはそ
れらのブレンドなどが挙げられる。
【0013】前記助剤としては、たとえば鎖延長剤、架
橋剤などが挙げられる。具体的には、グリコール類、ヘ
キサントリオール、トリメチロールプロパン、アミン類
が例示される。
【0014】前記導電性を付与する化合物としては、ア
ルカリ金属塩が好ましいものであり、とくに過塩素酸リ
チウムが好ましい。その添加量は、通常ウレタン弾性体
100重量部に対して0.001 ないし3.0 重量部の範囲であ
る。
【0015】前記導電性ウレタン弾性体を調製するため
の混合物内には、シロキサン結合を有する化合物が含ま
れていてもよい。前記シロキサン結合を有する化合物
は、ジメチルシロキサン結合を有する化合物などが例示
でき、例えば、ジメチルシロキサン結合を含むイソシア
ネート化合物あるいはジメチルシロキサン結合を含むポ
リオールが挙げられる。具体的には、東レ・ダウコーニ
ング社製の商品名SF8427やSF8428が例示できる。
【0016】これらの化合物を自体公知の混合装置にて
十分に混合した後、公知の成形方法を使用して、芯金表
面に弾性体層を形成させることができる。たとえば、本
発明では、公知のワンショット法あるいはプレポリマー
法を採用して弾性体層を形成させることができる。この
弾性体の硬度は55°(JIS A)以下、好ましくは
25ないし50°(JIS A)以下が良い。硬度が5
5°(JIS A)を越えるとOPCとの均一な接触面
を得るための軸調整が困難になる等の欠点があり、好ま
しくない。
【0017】この芯金表面に形成された弾性体表面を、
特定のポリイソシアネートを含む溶液にて表面処理す
る。この溶液に存するポリイソシアネートは、ジメチル
シロキサン結合単位が10ないし70重量%含むポリイ
ソシアネートである。好適なポリイソシアネートとして
は、両末端にイソシアネート基を有し、それらのイソシ
アネート基の間にジメチルシロキサン結合単位が連続し
てあるいは他の結合単位を介して10ないし70重量%
存在するポリイソシアネートが例示できる。このジメチ
ルポリシロキサン結合単位が10重量%以下であるとO
PC汚染を引き起こしやすくなり、前記結合単位が70
%以上であると現像ロールの表面の摩擦係数が増大し、
ロール表面が摩耗されやすくなるという欠点が生じる。
【0018】該ポリイソシアネートの製法は、自体公知
の方法を採用することができるが、例えば、ジメチルポ
リシロキサンあるいは必要に応じて任意のポリオールを
加えた混合物に、ジイソシアネートあるいはトリイソシ
アネートを当量以上添加して混合物を調製し、次いで該
混合物を加熱する方法が例示できる。
【0019】かくして得られたポリイソシアネートを有
機溶媒に添加・混合し、溶液とすることが望ましい。前
記有機溶媒としては、非プロトン性極性溶媒が好まし
く、特に酢酸エチル、ジメチルホルムアミドあるいはそ
れらの混合物が好適である。そして、前記表面処理液の
粘度を10ないし500c.p.となるように、有機溶
媒の量などを調整すると効果的である。この溶液には、
各種の自体公知の添加剤を配合することができる。添加
剤の例としては、例えば、現像ロールにおいて常用され
る配合剤あるいはポリウレタン形成反応に際して常用さ
れる助剤等が例示できる。
【0020】この溶液を用いて、前記導電性ウレタン弾
性体を表面処理する方法は、特に限定されない。たとえ
ば、前記弾性体をその表面処理液内に浸漬し、次いで加
熱処理をする方法、前記表面処理液を弾性体表面に塗布
し、次いで加熱する方法などが好適である。前記塗布す
る手段としては、スプレーコート法、ロールコート法等
が例示できる。
【0021】この表面処理によって、該ウレタン弾性体
は、高硬度な表面となることが好ましい。例えば硬度
が、70°(JIS A)以上であると、OPC汚染の
防止がより一層効果的となる。この表面処理により表面
より1mm程度まで溶液が浸透していることが好ましい。
【0022】この処理液に前記弾性体を浸漬する場合に
ついて、さらに具体的な処理条件を説明すると、処理液
の温度は、10ないし40℃、特に15ないし25℃に
設定しておくことが好ましい。浸漬する時間は、処理液
の粘度等にもよるが10分以内、好ましくは5分以内、
さらに好ましくは3分以内2秒以上がよい。この時間の
範囲をはずれると、表面処理層が粘着性を帯びていた
り、表面処理層のヒビ割れが起こりやすくなり、優れた
効果をもたらさなくなる。
【0023】本発明の現像ロールは表面平均粗さ(R
z)を、12μm以下に調整することが好ましい。ロー
ルの表面が粗く、特にロールの表面平均粗さが12μm
を超えると、摩擦帯電が不均一となり、得られる画像の
濃度ムラやカブリなどの問題が生じてくる。また、本発
明の現像ロールの体積抵抗値は、8×104 ないし1×
108 Ωの範囲に設定されることが、良好な画像を得る
ためにも望ましい。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、弾性体表面に表面処理
液を浸漬させ、あるいは塗布させ、加熱するという、極
めて簡単な操作により、OPC汚染を好適に回避するこ
とができる現像ロールを提供することができる。特に、
前記特定の表面処理液により表面処理されたロールであ
って、表面が高硬度でありながらその表面の内側は柔軟
性を保っており、一定の体積抵抗値と表面平均粗さを有
するロールは、従来から指摘されていたOPC汚染を解
消すると共に、形成される画像の質も向上されており、
また、トナーを十分に摩擦帯電させることができるなど
の優れた現像ロールである。
【0025】
【実施例】以下、実施例を挙げて、本発明をより具体的
に説明するが、本発明はこの実施例に限られるものでな
いことはいうまでもない。実施例1 〈ロールの製法〉クラポールP−2010(クラレ社製)1
00重量部に、過塩素酸リチウムを0.005部加え攪
拌し溶解させた後、100℃に温調し、ついでコロネー
トC−HX(日本ポリウレタン社製)を16重量部添加
・攪拌し、混合物を得た。この混合物を、あらかじめシ
ャフト(φ:8mm、l:270mm )が配置されている12
0℃に予熱された金型に注入し、120℃にて60分間
加熱し、両端部を除くシャフト表面に導電性ポリウレタ
ン弾性体層が形成されたロールを得た。このロールの硬
度は40°(JIS A)であり、ロール抵抗値は1×
108 Ωであった。
【0026】〈表面処理液の調製〉アルコール変性シリ
コーンオイル(SF8427:東レ・ダウコーニング社製)
100重量部にMR400 (日本ポリウレタン社製)10
0重量部を添加・混合し、120℃で15分間反応させ
た後、酢酸エチル2000重量部に溶解させる。この溶
液の溶質中におけるジメチルシロキサン結合単位は35
重量%であった。 〈ロールの表面処理〉前記溶液を20℃に保ったまま、
前記方法で得られたロールを、60秒間浸漬後、100
℃に保持されたオーブンで10時間、加熱する。ロール
抵抗値は1×108 Ωであった。このロールを現像ロー
ルとして用い、非磁性トナー一成分系現像方式で画像を
形成させた。測定結果を表1に示した。
【0027】実施例2 〈ロールの製法〉PP−2000(三洋化成社製)100重
量部に過塩素酸リチウム0.1重量部加え攪拌し溶解さ
せた後、100℃に温調し、A液を得た。一方、SF84
27(東レ・ダウコーニング社製)20重量部にジフェニ
ルメタンジイソシアネート4重量部、コロネートC−H
X(日本ポリウレタン社製)12重量部を添加・混合
し、120℃にて15分間反応させ、B液を得た。この
A液とB液とを混合し、あらかじめシャフト(φ:8m
m、l:270mm )が配置されている120℃に予熱され
た金型に注入し、120℃にて120分間加熱し、両端
部を除くシャフト表面に導電性ポリウレタン層が形成さ
れたロールを得た。このロールの硬度は45°(JIS
A)であり、ロール抵抗値は1×107Ωであった。
【0028】〈表面処理液の調製〉KF−6001(信
越化学社製)50重量部、MR400 (日本ポリウレタン
社製)20重量部を添加・混合し、120℃で15分間
反応させた後、酢酸エチル180重量部に溶解させる。
この溶液の溶質中におけるジメチルシロキサン結合単位
は約60重量%であった。 〈ロールの表面処理〉前記溶液を20℃に保ったまま、
前記ロールを30秒間浸漬後、100℃に保持されたオ
ーブンで10時間、加熱し、表面が高硬度の現像ロール
を得た。ロール抵抗値は2×107 Ωであった。このロ
ールを現像ロールとして用い、非磁性トナー一成分系現
像方式で画像を形成させてみた。測定結果を表1に示し
た。
【0029】比較例1 〈ロールの製法〉実施例1の〈ロールの製法〉と同じ方
法によりロールを得た。
【0030】〈表面処理液の調製〉SF−8427(東レ・
ダウコーニング社製)を5重量部用いる以外は実施例1
と同様にして溶液を得た。この溶液の溶質中におけるジ
メチルシロキサン結合単位は約4重量%であった。 〈ロールの表面処理〉前記溶液を20℃に保ったまま、
前記ロールを60秒間浸漬後、100℃に保持されたオ
ーブンで10時間、加熱する。表面が高硬度の現像ロー
ルを得た。ロール抵抗値は2×108 Ωであった。この
ロールを現像ロールとして用い、非磁性トナー一成分系
現像方式で画像を形成させてみた。測定結果を表1に示
した。
【0031】比較例2 〈ロールの製法〉実施例1の〈ロールの製法〉と同じ方
法によりロールを得た。
【0032】〈表面処理液の調製〉KF−6001(信越化
学社製)を100重量部用いる以外は実施例2と同様に
して溶液を得た。この溶液の溶質中におけるジメチルシ
ロキサン結合単位は75重量%であった。 〈ロールの表面処理〉前記溶液を20℃に保ったまま、
前記ロールを60秒間浸漬後、100℃に保持されたオ
ーブンで10時間、加熱する。表面が高硬度の現像ロー
ルを得た。ロール抵抗値は2×107 Ωであった。この
ロールを現像ロールとして用い、非磁性トナー一成分系
現像方式で画像を形成させた。測定結果を表1に示し
た。
【0033】 *硬度の測定は、ウォーレス社製の微小硬度計を用い、
測定値をJIS Aに換算した。 *OPC汚染の程度は、現像ロールをニップ幅3mmでO
PCドラムに圧接し、50℃、90%Rhで10日間放置後、O
PCドラム圧接面の状態により判定した。ここで、
『中』は、ドラムの圧接面が部分的に白濁した状態、ナ
シは、ドラムの圧接面と非接触部との差異が認められな
い状態を示す。 *画像状態の程度は、現像ロールをニップ幅3mmでOP
Cドラムに圧接し、50℃、90%Rhで10日間放置後、その
ロールを使用して複写操作を行った結果より判定した。
ここで、『A』は、複写操作を1000回繰り返しても得ら
れる画像には白スジが見られない、『B』は、始めから
画像に白スジが見られる、『C』は、初めのころの画像
は白スジが見られないが複写操作を繰り返し行っていく
間に白スジが見られる、場合を示す。 *帯電特性の測定法は以下のようにして行った。まず、
トナーを圧縮成形によりφ:13mm、t :1mm のトナーチ
ップを作製し、そのチップを現像ロール表面でこすり、
トナーチップの表面電位を測定した。なお、シリコーン
ゴムを用いた現像ロールの帯電特性は、−14.0KVであっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の現像ロールの、非磁性トナーの一成分
系現像剤を用いる方式における一使用例を示す図であ
る。
【図2】本発明の現像ロールの断面図である。
【符号の説明】
1 ドナーロール 2 現像ロール 3 現像ブレード 4 有機感光体(OPC) 5 芯金シャフト 6 導電性ウレタン弾性体層 7 トナー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭64−52180(JP,A) 特開 平3−145675(JP,A) 特開 平3−249675(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 - 15/09

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯金表面に、導電性ウレタン弾性体層が
    形成されている現像ロールにおいて、該導電性ウレタン
    弾性体は、ポリエーテルポリオールおよびポリエステル
    ポリオールのなかから選ばれた少なくとも一つのポリオ
    ールを含む混合物から調製されたものであり、しかも該
    導電性ウレタン弾性体層表面は、ジメチルシロキサン含
    量が10ないし70重量%含有するポリイソシアネート
    を含む溶液にて表面処理されていることを特徴とする現
    像ロール。
JP3342834A 1991-12-25 1991-12-25 現像ロール Expired - Fee Related JP3007210B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3342834A JP3007210B2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 現像ロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3342834A JP3007210B2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 現像ロール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05173409A JPH05173409A (ja) 1993-07-13
JP3007210B2 true JP3007210B2 (ja) 2000-02-07

Family

ID=18356856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3342834A Expired - Fee Related JP3007210B2 (ja) 1991-12-25 1991-12-25 現像ロール

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3007210B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8354164B2 (en) 2008-12-12 2013-01-15 Ricoh Company, Limited Semiconductive member, and developing roll, charging roll, transfer belt, and image forming apparatus using same

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1156388A1 (en) 2000-05-16 2001-11-21 Hokushin Corporation Charge-imparting member
JP5046273B2 (ja) * 2005-12-28 2012-10-10 シンジーテック株式会社 導電性ロール
CN114395129B (zh) * 2021-12-22 2023-07-14 山东一诺威新材料有限公司 具有光降解特性的聚醚多元醇的制备方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8354164B2 (en) 2008-12-12 2013-01-15 Ricoh Company, Limited Semiconductive member, and developing roll, charging roll, transfer belt, and image forming apparatus using same

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05173409A (ja) 1993-07-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5079134B2 (ja) 現像ローラ、プロセスカートリッジおよび電子写真装置
JP5046273B2 (ja) 導電性ロール
JP4730766B2 (ja) 導電性ロール及びその製造方法
JPH10307415A (ja) セラマー含有表面層を有する静電写真中間転写部材
JP3072799B2 (ja) 画像形成装置用表面改質ロール
JP3007210B2 (ja) 現像ロール
JP3133468B2 (ja) 帯電ロールおよびその製造方法
JP3444391B2 (ja) 導電性ロール
JP4065542B2 (ja) 電子写真用ローラーの製造方法
JP3349013B2 (ja) ウレタン部材
JPH05313483A (ja) 現像ロール
JPH08179669A (ja) 電子写真装置用クリーニングブレード
JP2006039031A (ja) 電子写真用弾性部材、その製造方法、電子写真装置及びプロセスカートリッジ
JP3474675B2 (ja) 電子写真装置用クリーニングブレード
JP3533510B2 (ja) 電子写真装置用ブレード体
JP4448529B2 (ja) 液体現像電子写真装置用ローラー
JPH08157556A (ja) ポリウレタン部材
JP4651083B2 (ja) 現像ローラ、電子写真用プロセスカートリッジ及び画像形成装置
JPS5915967A (ja) 電子写真複写機用クリ−ニングブレ−ドの製造方法
JP3390789B2 (ja) 電子写真装置用クリーニングブレード
JP3181988B2 (ja) 中抵抗ロール
JP3870466B2 (ja) 半導電性ロール
JPH08297451A (ja) 電子写真装置用クリーニングブレード
JPH06149031A (ja) 現像ローラ
JP2578707B2 (ja) 電子写真装置用現像ブレード

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19991116

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126

Year of fee payment: 8

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126

Year of fee payment: 8

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111126

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees