JP3006574U - 頸椎の加圧器具 - Google Patents

頸椎の加圧器具

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JP3006574U
JP3006574U JP1994009528U JP952894U JP3006574U JP 3006574 U JP3006574 U JP 3006574U JP 1994009528 U JP1994009528 U JP 1994009528U JP 952894 U JP952894 U JP 952894U JP 3006574 U JP3006574 U JP 3006574U
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cervical spine
neck
cervical
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JP1994009528U
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English (en)
Inventor
唯男 松崎
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唯男 松崎
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 患者自身が首の後ろ側の頸椎の左右両側を強
く押圧できるようにし、家庭においても頸椎の矯正治療
を可能にして、頸椎のずれから起こる諸症状を完治させ
る。 【構成】 弾性を有する材料にて略ベルト状の加圧器具
本体1を形成し、この加圧器具本体1には、左右両端に
握り部2を設けると共に、その一方の面には2つの突起
部3を適宜間隔をあけて配設し、且つ、他方の面には凸
条にて形成された文字等の装飾部を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、頸椎の加圧による矯正とマッサージとを行う頸椎の加圧器具に関す るものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、長時間うつむいた姿勢をとるデスクワーク等を行う人に、首筋や肩の凝 り、頭痛等の症状を訴える人が多くみられる。これはうつむき症候群と呼ばれ、 首を支える筋肉が長時間緊張状態におかれ、頸椎(首の骨)にずれが生じて、周 囲の神経が圧迫されたり引っ張られたりして刺激を受けることにより引き起こさ れることが判ってきた。
【0003】 また、交通事故等の強い衝撃を受けたことによって、頸椎(首の骨)にずれが 生じ、その後長い間うつむき症候群と同様の首筋や肩の凝り、頭痛等の症状に悩 まされる人も多かった。
【0004】 こうした症状は、整体師やマッサージ師によって頸椎を矯正する施術を継続的 に受ければ治癒するが、多忙な人にとってこうした施術所に通うことはむずかし く、多くの人は、電気按摩器を使ったり、単純に手で肩や首をマッサージするこ とで症状を緩和させている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、こうしたマッサージは症状を緩和させることはできても、根本の病因 である頸椎のずれを治すことにはならないので、完治することはできなかった。
【0006】 頸椎のずれは、首の後ろ側から頸椎の左右両側を強く押圧することで徐々に正 常な並びに戻すことができるが、他の人に押圧してもらわないかぎり、患者自身 がこの部分を押圧することはむずかしかった。
【0007】 そこで、本考案は、上述した不都合な点等に鑑み、患者自身が首の後ろ側の頸 椎の左右両側を強く押圧できるようにし、頸椎の矯正治療を家庭においても可能 にして、頸椎のずれから起こる諸症状を完治させる頸椎の加圧器具の提供を課題 として案出されたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、弾性を有する材料にて略ベルト状の加圧器具本体を形成し 、この加圧器具本体には、左右両端に握り部を設けると共に、その一方の面には 2つの突起部を適宜間隔をあけて配設し、且つ、他方の面には凸条にて形成され た文字等の装飾部を設けたことにより上記課題を解決する。
【0009】
【作用】
しかして本考案は、加圧器具本体の左右両端の握り部を握り、これを首の後ろ にまわして、2つの突起部を頸椎の左右両側に位置させ、両方の握り部を前方に 強く押して局部的に加圧したり、そのまま上下左右に揺すって加圧する。この際 、加圧器具本体には押圧に対する弾撥力が発生するので、頸椎は良好に加圧され て矯正されることになる。
【0010】 また、他方の面に設けた装飾部を首や肩に軽く当接させて上下左右に揺するこ とで、その凸凹によって皮膚や筋肉を擦り、血行を促したり、神経の興奮を静め ることができる。
【0011】 しかも、凸条によって形成された文字等の装飾部は、デザイン的にも外観をよ くするものとなる。
【0012】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の第1実施例を説明すると次の通りである。 図1において示す符号1は、ゴム材を長さ 250ミリ、幅70ミリ、厚さ 5ミリの 略ベルト状に形成した加圧器具本体である。
【0013】 符号2は、握り部であり、握り部2は略棒状で、加圧器具本体1の左右両端か ら左右に延びた状態で形成されている。握り部2は、使用時にその先端に向かっ て引っ張られるものとなるので、滑り止め手段として、周面に円周方向に沿う滑 り止め凸条2aを複数設けると共に、最先端の凸条2aのみ高く形成している。
【0014】 また、加圧器具本体1の一方の面には、中央部の一側縁に沿って2つの突起部 3が適宜間隔をあけて配設されている。これら突起部3は直径約16ミリ、高さ約 13ミリの略円柱型でその先端部は丸みを帯びた形状に形成されている。そして、 これら突起部3は、首の後ろ側の頸椎を挟む左右両側位置に当接されるもので、 これらの間隔はそれに対応して予め設定されており、成人の場合は40ミリ〜60ミ リ、子供の場合は25ミリ〜40ミリが好適である。
【0015】 そして、加圧器具本体1の他方の面には、欧文字とこれを囲む四角枠とから構 成される装飾部4が設けられている。この装飾部の欧文字と四角枠は、すべて表 面が平らな凸条4aにて形成されており、凸条4aは加圧器具本体1の表面から 1.5ミリの高さに形成されている。
【0016】 次ぎに、使用方法について説明すれば、加圧器具本体1は、まず、一つの使用 方法として、図4に示すように、握り部2を握って首の後ろにまわし、2つの突 起部3を頸椎の左右両側に当てて、握り部2を前方に強く押し出すようにして局 部的に加圧したり、そのまま上下左右に揺すって位置を変えながら加圧するもの である。加圧器具本体1は弾性を有するゴム材にて形成されていることから、全 体に弾撥力があり、頸椎は良好に加圧されて正常な並びに戻る。
【0017】 更に、もう一つの使用方法として、前記使用方法と同じように握り部2を握っ て首の後ろにまわし、反対の面の装飾部4を首や肩に当てて上下左右に揺すって 、装飾部4の凸条4aによって広範囲をマッサージするものである。そうすると 装飾部4の凸条4aとそれ以外の凹み部分とにより、首や肩の皮膚や筋肉は適度 に刺激され、血行がよくなり、神経の興奮も静められる、
【0018】 尚、この実施例では、握り部2を棒状に形成しているが、その他の実施例とし て握り部2を輪状に形成したものを採用しても、手が外れることなく、且つ、力 を入れやすいものになる。
【0019】 また、加圧器具本体の材質、寸法、形状、突起部の材質、寸法、形状、装飾部 の材質、構成、寸法、形状、握り部の材質、寸法、形状は、上述した実施例に限 定されないことは言うまでもない。
【0020】
【考案の効果】
上述のごとく構成した本考案によれば、弾性を有する材料にて略ベルト状の加 圧器具本体1を形成し、この加圧器具本体1には、左右両端に握り部2を設ける と共に、その一方の面には2つの突起部3を適宜間隔をあけて配設し、且つ、他 方の面には凸条4aにて形成された文字等の装飾部4を設けたから、患者本人が 加圧器具本体1の左右両端の握り部2を握り、これを首の後ろにまわして、2つ の突起部3を頸椎の左右両側に位置させ、両方の握り部2を前方に強く押し出す ようにして局部的に加圧したり、そのまま上下左右に揺すって位置を変えながら 加圧して、頸椎を正常な並びに矯正することができる。
【0021】 即ち、本考案の頸椎の加圧器具によれば、患者自身が簡単に頸椎の矯正治療を 行えるものとなり、それによって継続的な治療が可能となるので、頸椎のずれが 原因で起こる諸症状を家庭においても完治できるようになった。
【0022】 また、この頸椎の加圧器具は、もう一つの使用法として、他方の面の装飾部4 の凸凹によって肩や首の皮膚や筋肉を摩擦マッサージすることが可能であり、こ れによって血行を促したり、神経の興奮を静めたりすることも可能である。
【0023】 更に、凸条4aによって形成された文字等の装飾部4は、加圧器具全体の外観 をよくするというデザイン上の優れた効果をも発揮するものである。
【0024】 以上説明したように、本考案によれば、患者自身が頸椎の矯正治療を行うこと ができ、且つ、摩擦マッサージも可能で、しかも、外観も優れ、更に、構成が簡 単で安価に製造提供できる等、実用上極めて有益な効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す平面図である。
【図2】本考案の実施例を示す底面図である。
【図3】図1及び図2の矢視A−A線に沿う断面図であ
る。
【図4】本考案の実施例の使用状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 加圧器具本体 2 握り部 2a 滑
り止め凸条 3 突起部 4 装飾部 4a 凸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性を有する材料にて略ベルト状の加圧
    器具本体を形成し、この加圧器具本体には、左右両端に
    握り部を設けると共に、その一方の面には2つの突起部
    を適宜間隔をあけて配設し、且つ、他方の面には凸条に
    て形成された文字等の装飾部を設けたことを特徴とする
    頸椎の加圧器具。
JP1994009528U 1994-07-12 1994-07-12 頸椎の加圧器具 Expired - Lifetime JP3006574U (ja)

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JP1994009528U JP3006574U (ja) 1994-07-12 1994-07-12 頸椎の加圧器具

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JP3006574U true JP3006574U (ja) 1995-01-24

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ID=43142438

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