JP3006477U - 体育マット - Google Patents

体育マット

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JP3006477U
JP3006477U JP1994009301U JP930194U JP3006477U JP 3006477 U JP3006477 U JP 3006477U JP 1994009301 U JP1994009301 U JP 1994009301U JP 930194 U JP930194 U JP 930194U JP 3006477 U JP3006477 U JP 3006477U
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mat
joint portion
joint part
physical education
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JP1994009301U
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Inventor
秀実 猪野
Original Assignee
株式会社ウエノシステック
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、近年運動量の激しくなって来た格
技競技に使用しても、接続部にズレを生ずることなく使
用できる体育マットを提供しようとするものである。 【構成】 床面上に並設される複数のマットの互に隣接
する辺に沿い、一方に上面側に開放された凹凸面(4,
3)よりなる第1のジョイント部(5)を設け、この第
1のジョイント部に接する他方のマットの接辺に沿う下
面側に、前記第1のジョイント部の凹凸面に嵌合する凹
凸面(8,9)を有する第2のジョイント部(10)を
設け、前記並設されるマットの第1のジョイント部に隣
接されるマットの第2のジョイント部を嵌合させること
を特徴とするものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、体育館等の床面上に敷き詰める体育マットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、体育館等の床面上に敷き詰める体育マットは、例えばウレタンフォーム のような弾性材を板状に成型し、その上面及び下面に塩化ビニールとポリエステ ルを使用した表面材を設け、約畳一枚分の大きさに形成したマット部材を敷き詰 め、各マット部材はその四方端面が互に密接されるように凹凸部を以って組み合 わされ、その外周には断面略々L字形の寄せ枠を当てて固定するようにしていた 。
【0003】 前記寄せ枠には2隣辺が互に立設されたもののコーナー用とし、一辺のみが立 設されたものを直線縁用として形成されたものがあり、これらはいずれもがゴム 部材によって構成されていた。また、木製の寄せ枠等を用いて床面に設けたネジ 孔にボルトをもって固定する方式のものもあった。特に、柔道、空手、レスリン グ等の格技用としては体育マットの下側に、専用の滑り止めシートを敷き体育マ ットのズレを防止すべく扱われていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、近年の格技ではその技術も向上すると共に運動量も激しくなり 、体育マットのズレを防止するには十分とはいえない現状となってきた。 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、運動 量が激しくても決してズレ等を発生しない体育マットを提供しようとすることに ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の体育マットは、 (1)床面上に並設される複数のマットの互に隣接する辺に沿い、一方に上面 側に開放された凹凸面よりなる第1のジョイント部を設け、この第1のジョイン ト部に接する他方のマットの接辺に沿う下面側に、前記第1のジョイント部の凹 凸面に嵌合する第2のジョイント部を設けたことを特徴とするものである。 (2)床面上に敷設する方形状のマットの一角を第1の頂点とする2隣辺に沿 って、上面側に向って開放された凹凸面よりなる第1のジョイント部を設け、前 記第1の頂点に対して対応する一角を第2の頂点とする2隣辺に沿い、下面側に 向って開放され第1のジョイント部に嵌合する凹凸面よりなる第2のジョイント 部を設け、前記敷設されるマットの第1のジョイント部に隣接されるマットの第 2のジョイント部を嵌合させることを特徴とするものである。
【0006】
【作 用】
上記した構成による本考案の体育マットは、1枚のマットを体育館等の床面上 に置き、これに噛み合せる次のマットの第2のジョイント部を、既に置いたマッ トの第1のジョイント部に嵌合させることにより、体育マットは互に隙間なく敷 設されることになる。 このように敷設することによって各マットの接合部は互に密接して固定される ので、柔道やレスリング等の激しい運動を行なう格技用としても互にズレを生ず ることなく取付けることができる。なお、この体育マットの外周には寄せ枠を設 けて固定することは従前通りである。また、床面と体育マットとの間に滑り止め シートを用いることにより確実性を高めることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図1ないし図3を参照して詳細に説明する。図1は 体育マットの外観斜視図、図2は図1のII−II破断線による断面図、図3は体育 マットを組み合わせた時の主要部側面図である。 図1において、体育マット1は略々方形状のマットで1つの角部Aの頂点2を 挟む2隣辺C及びDには、上面側に向って開放された状態に断面略々三角形状の 凹凸面3及び4が設けてある。この凹凸面3及び4は体育マット1の内側で上面 側より垂直方向に切り込まれた凹面4と、底辺側より外方に向って傾斜された凸 面3とを設けたものである。 前記凹面4の最深部と凸面3の最高部とは、いづれも体育マット1の厚さ方向 の長さより短かく、且つ最深部の深さと最高部の高さとは同じ大きさに形成され 第1のジョイント部5を構成してある。この第1のジョイント部5を設けた頂点 2の外側には、前記最深部より最高部への傾斜面の交差した三角錐状の部材6が 設けられる。
【0008】 前記体育マット1の1つの角部Aに対応する角部Bの頂点7を挟む2隣辺E及 びFには、下面側に向って開放された状態に断面略々三角形状の凹凸面8及び9 が設けてある。この凹凸面8及び9は体育マット1の内側で下面側より垂直方向 に切り込まれた凹面8と、上面側より外方に向って傾斜された凸面9とを設けた もので、前記凹面8の最深部と凸面9の最高部とは、いずれも体育マット1の厚 さ方向の長さより短かく最深部の深さと最高部の高さとは同じ大きさに形成され 第2のジョイント部10を構成してある。 この第2のジョイント部10は前記第1のジョイント部5の逆方向に形成され たもので、第1のジョイント部5上に第2のジョイント部10を被着させると、 第1のジョイント部5の凸面3に第2のジョイント部10の凸面9が密接し、第 1のジョイント部5の凹面4に第2のジョイント部10の凹面8が密接して互に 嵌合し、体育マット1の上面側は同一平面を形成するように組み合わされる。
【0009】 図2において、体育マット1は上面部11及び下面部12が硬質のウレタンフ ォーム部材で、その中間部13に軟質のウレタンフォーム部材を挟んだ一体成形 のマットで形成されており、前記第1のジョイント部5の凸面3と第2のジョイ ント部10の凸面9とが、いずれも中間部13を構成する軟質のウレタンフォー ム部材に相当する位置に形成されているので、第1のジョイント部5に対して嵌 合される隣接マットに設けた第2のジョイント部10の密着性はよく、辺方向へ のズレは完全に防止される。
【0010】 図3に示すように、上述した形状の体育マット1を床面14上に置き、この体 育マット1の第1のジョイント部5に隣接される別の体育マット1Aの第2のジ ョイント部10を嵌合させ、更に体育マット1Aの第1のジョイント部(図示せ ず)へ次の体育マットの第2のジョイント部を嵌合させることによって、広い格 技用マットが形成され且つ上面側は同一平面を保つように設置される。そして、 各ジョイント部は軟質のウレタンフォーム同志が密接し合うので、激しい運動に 対してもマットのズレは阻止され競技を継続することができる。
【0011】 図4及び図5は第1のジョイント部と第2のジョイント部の変形例を示すもの で、図4は断面図、図5は組合せた状態を示す側面図である。 図4において、第1のジョイント部5Aは体育マット1の2隣辺に沿った凹字 状の溝部15として形成されたもので、溝部15の幅と外面に沿って立設された 壁部16とは同じ幅で形成されている。この第1のジョイント部5Aは上面側に 開放され、第2のジョイント部10Aは体育マット1の対応する2隣辺に沿って 下面側に開放された溝部17と、外周に沿って設けられた壁部18とによって形 成され、溝部17の幅と壁部18との幅方向は同一で且つ第1のジョイント部5 Aの溝部15と壁部16と同様に構成されたものである。
【0012】 この第1のジョイント部5Aに別の体育マット1Aの第2のジョイント部10 Aを嵌合させることにより、図5に示すように体育マットは組合わされその上面 側は同一平面をなすように形成されていることは前例と同じである。 なお、第1のジョイント部及び第2のジョイント部の形状については、上記し た各例以外にも考慮することが可能であることを付記しておく。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の体育マットは、床面上に敷設される複数のマッ トの互に隣接する辺に沿って、一方には上面側に開放された凹凸面よりなる第1 のジョイント部を設け、他方には下面側に開放され第1のジョイント部に嵌合さ れる第2のジョイント部を設けたので、両者は密接されると共にズレを発生する ことなく固定され上面側は同一平面を形成することができ、格技用マットとして 激しい運動量にも耐えることができる特長がある。また、一方のマットを床面上 に置き隣接する他方のマットを上方から組み合わせるので操作も簡単であり、且 つ組み付けも確実である特長も有するものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である体育マットの斜視図で
ある。
【図2】図1のII−II破断線による断面図である。
【図3】図1の体育マットを組み合わせた時の主要部の
側面図である。
【図4】本考案の変形例を示す体育マットの断面図であ
る。
【図5】図4の体育マットを組み合わせた時の主要部の
側面図である。
【符号の説明】
1 体育マット 2 第1の頂点 3 凸面 4 凹面 5 第1のジョイント部 7 第2の頂点 8 凹面 9 凸面 10 第2のジョイント部 14 床面 15 溝部 16 壁部 17 溝部(下側の) 18 壁部(下側の) A 角部 B 角部 C (角部Aの)2隣辺の一方 D (角部Aの)2隣辺の他方 E (角部Bの)2隣辺の一方 F (角部Bの)2隣辺の他方

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床面(14)上に並設される複数のマッ
    トの互に隣接する辺に沿い、一方に上面側に開放される
    凹凸面(4,3)よりなる第1のジョイント部(5)を
    設け、この第1のジョイント部に接する他方のマットの
    接辺に沿う下面側に、前記第1のジョイント部の凹凸面
    に嵌合する第2のジョイント部(10)を設けたことを
    特徴とする体育マット(1)。
  2. 【請求項2】 床面(14)上に敷設する方形状のマッ
    トの一角(A)を第1の頂点(2)とする2隣辺(C,
    D)に沿って、上面側に向って開放された凹凸面(4,
    3)よりなる第1のジョイント部(5)を設け、前記第
    1の頂点に対して対応する一角(B)を第2の頂点
    (7)とする2隣辺(E,F)に沿い、下面側に向って
    開放され第1のジョイント部に嵌合する凹凸面(8,
    9)よりなる第2のジョイント部(10)を設け、前記
    敷設されるマットの第1のジョイント部に隣接されるマ
    ットの第2のジョイント部を嵌合させることを特徴とす
    る体育マット(1)。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107789789A (zh) * 2016-09-05 2018-03-13 宽鑫有限公司 组装式健身用垫
KR20190002637U (ko) * 2018-06-28 2019-10-22 주식회사 샤인 공기순환 구조를 갖는 조립식 안전매트

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