JP3099100U - 土地補強パネル - Google Patents

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Abstract

【課題】本考案の目的は、敷設物エリアを構築する際に使用するパネルを提供することである。
【解決手段】敷設物の構築に使用される長方形の土地補強パネル11は、2つの隣り合う端部12,15から突出する係合部材16パネル面に有し、これに対応する凹部17を他方の隣り合う2つの端部13,14に有する。この凹部は別の同じパネルの係合部材16を収容するように配置されている。各凹部17は、係合部材16の幅広のヘッド21,22を中に収容できる凹部状チャンバ23を定義する。これらの部材がともに連結されると、面方向あるいは面に対して垂直方向のパネル11同士の分離を防止できるとともに、パネル同士を回転自在に結合することができ、典型的には135°の角度で動くことができる。
【選択図】図1

Description

 本考案は、土地補強パネルおよびそのパネルの配置に関する。
 仮設道路、車道、硬い土台、航空機滑走路、またはその他同種のもの(以下「敷設物」と呼ぶ)の設置が必要な機会は頻繁にある。このような必要性に対して、木製シートの敷設で完全に対応できるときもあるが、高負荷が加えられるような状況では穴の開いた鋼の張り板シートを利用することも知られている。この張り板シートは各端を接触させて地面に直接敷くものである。このような材料は、それ自体の重量を考えると使用は難しく、さらに利用期間が過ぎれば、材料が変形したり腐食していたりするので、通常廃棄しなければならない。この他の製品も開発されているが、どの製品も、取り扱いや敷設、再使用のための再生が難しいなど、様々な欠点がある。
 本考案の目的は、敷設物エリアを構築する際に使用するパネルを提供することで、使用時に迅速に且つ経済的に敷設でき、敷設される地形の起伏に対応でき、利用期間が過ぎて再使用したいときでも容易に再生できるパネルを提供することである。
 本考案は略長方形で実質的に平面である土地補強パネルを提供する。このようなパネルでは、複数枚の同じパネルを用いて、パネル面に加えられる圧縮荷重および引張荷重に耐えられるような方法で、また実質的に水平の軸に対して相互に回転自在に結合させる、あるいは、蝶着させる方法で各パネルを隣接するパネルと相互連結させることで、敷設物エリアを形成することができる。相互に連結したパネルは回転自在に結合しているので、利用前にかなりの数のパネルを相互連結したものを巻いておき、巻いたまま必要な場所に移送することができる。その後、相互連結したパネルを広げてエリアを覆い、隣同士の覆われたエリアのパネルをつなげて、敷設物を完成させることができる。使用済みの敷設物は全体の面積が小さいパネル群に分解し、このつながったままの小さい面積のパネル群を巻いてその後再利用されるようにしてもよい。
 各係合部材のヘッドは、パネル面と平行に伸びた軸に対する断面が円形であるのが好ましい。各凹部のチャネルも同様の断面を有するので、ヘッドが凹部に収容され、上述の軸を中心として回転自在に結合できる。このような回転自在結合時の動きは、90°から180°の範囲内にしたほうがよく、好ましくは135°にするとよい。好ましくは、パネルの端部にヘッドを接続するステムを、ヘッド長の中途にある円形のヘッド断面部に結合させる。相互連結時にパネルがパネル面での圧縮力に耐えうるように、また相互係合した部材および凹部が引張力に耐えうるように、隣接パネルの直面する端同士はほぼ相互連結させる必要がある。
 パネルは、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレンあるいはアクリロニトリル・ブタジエン・スチレン(ABS)のようなプラスチック材料から好ましくは成形される。あるいは、パネルをアルミ合金のような鋳物で作ってもよい。
 係合部材のヘッドを収容する上向きチャネルはその全体が凹部状であってもよい。このとき、チャネルは、弾性のある変形可能なリップをチャネルに沿って有し、係合部材のヘッドがリップから中へと押し込まれてチャネル内に収容されるようになっている。あるいは、チャネル長の一部だけが凹部状になっていてもよい。このとき、ヘッドをチャネル内に収めるように横方向に動くことができる可動キャッチ部材を設ければ便利である。この場合、動いたキャッチ部材が元の位置へ戻ることによってチャネル内にヘッドが留まるようになっている。
 本考案は、上述した本考案の相互連結したパネルの配列にも関わるものである。
 本考案によるパネルを用いれば、使用時に迅速に且つ経済的に敷設でき、敷設される地形の起伏に対応でき、利用期間が過ぎて再使用したいときでも容易に再生できるようになる。
 以下、本考案の実施の形態について添付図面を参照して説明する。
 図1の土地補強パネル11は、外形が長方形で、典型的にはおよそ幅50cm×長さ25cmで、直線状端部12、13、14および15を有する。端部12と15に沿って対称的に間隔をあけて一連のT形のオス連結部材16が設けられ、これに対応する一連のメス連結部材17が残りの端部13および14に設けられている。
 図2に示されるように、パネル11Bのメス部材17Bにパネル11AのT形オス部材16Aを相互係合し、次にパネル11Cのメス部材17Cをパネル11Bのオス部材16Bに係合し、これを繰り返すことにより、このようなパネル11A,11B,11C・・・の列を矢印Aの方向に形成する。このような直線配列を、矢印B方向に伸びたパネル18A,18B,18Cなど別の直線配列に結合でき、このようにして得られたパネル群によって必要なエリアを覆うことができる。
 オス連結部材およびメス連結部材16,17を図3〜5で詳細に示す。オス連結部材16はパネル端部12から突出しており、スピゴット20を備え、その他端には横ラグ21,22を有する。メス部材17はパネル端部14の内側に設けられ、端部14に平行な軸に対して円筒状であって横ラグ21,22を収容できるチャンバ23を備える。円筒状のチャンバ23はスピゴット・アクセス・スロット24を介して端部14と通じており、また長孔25を介してパネル11の上面にも通じている。この長孔の下側に沿って弾力性のある変形可能なリップ26および27が設けられている。
 メス部材の上にオス部材がくるように1つのパネルの端部12を別のパネルの端部14上に配置し、これによりオス部材およびメス部材16,17を相互係合させる(図4)。このとき、端部12に沿ったオス部材16をすべて、端部14に沿った対応するメス部材17の中へ矢印Dの方向に同時に下ろす。十分な圧力をかけてラグ21,22をリップ26,27から中へと押し込み、図5に示すようにラグをチャンバ23内に設置する。端部12,14同士が適切に接することにより、圧縮力に耐えることができるようになる。また、ラグ21,22はパネルを分離しないように維持する。さらに、各パネルは他方のパネルに対して約135°度の角度で回すことができる。
 図6および7は、射出成形によって製造されたパネルに適した別の実施の形態を示す。ここでは、リップ26および27を省き、その代りに弾力性のある柔軟な一体成形キャッチ28を凹部29内に設ける。横ラグ21,22が下へ押し込まれてチャンバ23内にはいると、キャッチ28が凹部29内で押さえ付けられ、続いてキャッチ28が戻ると図7に示されるようにラグに引っ掛かる。
 プラスチック材料から成形されたパネルまたはアルミ合金で成型されたパネルの典型的なものを図8に示す。このパネルは長方形の周辺フレーム30を有し、その内側には、所望の荷重に対応するよう適切な位置に配置された荷重配分支柱31が設けられている。パネルは、図7にも示されているようにパネルに取り付けられた上部敷設プレート32を有する。パネルに高耐荷重性が求められるときには、各パネルの下側に取り付けられる個別になった地盤圧縮ユニット40を各パネルに追加してもよい。
 ユニット40は、下向きピラミッド形のスパイク41が列になったものを備え、スパイクはその下に位置する地面に入り込み、地面を押し付けて堅くしまった地盤になるようにし、その負荷耐性を向上させる。
 地盤圧縮ユニット40は、位相が同じピラミッド形スパイク41の列を有するが、好ましくは、ピラミッド形スパイクは各列ごとに位相が異なり、隣の列とは半ピッチ分ずれるようにする。
 図9に示すように、ユニット40の上面は平面であるが、周辺フレーム30とパネル枠組みの交差する支柱31との間のスペース内にうまく適合するよう成形してもよい。このようなスペースを有効に満たすことで、地盤圧縮ユニット40の最上面が敷設プレートの下面42と接し、これによって敷設プレートから地盤圧縮ユニットまでの負荷の移動に役立つ。
 仮設道路、車道、硬い土台、航空機滑走路、またはその他同種のものといった敷設物を構築する際、その敷設物が構築される土地の補強パネルに利用できる。
一実施の形態に係る土地補強パネルの概略平面図である。 図1のパネルを複数枚で配列を形成するために相互係合の準備した状態を示す平面図である。 オス連結部材の詳細平面図と、それに対応するメス連結部材の断面図である。 矢印Dの方向に相互係合させるために位置合わせしたオス部材およびメス部材の図3のIV−IV線に沿った縦断面図である。 相互係合した図4のオス部材およびメス部材を示す。 別の実施の形態に係る連結構造の平面図および断面図を示す。 別の実施の形態に係る連結処理の平面図および断面図を示す。 パネルへのアタッチメントの準備ができている任意の地盤圧縮ユニット、ならびに図1のパネルの好ましい実施の形態の下からの斜視図である。 パネルに取り付けた地盤圧縮ユニット、ならびに高耐荷重パネルの縦断面図である。
符号の説明
  11          土地補強パネル
  12,13,14,15 端部
  16          連結部材
  17          凹部
  20          スピゴット
  21,22       横ラグ
  23          チャンバ
  24          スピゴット・アクセス・スロット
  25          長孔
  26,27       リップ
  28          キャッチ
  29          凹部
  30          周辺フレーム
  31          荷重配分支柱
  32          上部敷設プレート
  40          地盤圧縮ユニット
  41          スパイク
  42          下面

Claims (10)

  1.  略長方形で実質的に平面である土地補強パネルであって、該パネルは一対の向かい合う第1の端部と該第1の端部の間に延在する一対の向かい合う第2の端部とを有し、該第1の端部の一方はパネル面から突出する複数の係合部材を有し、各係合部材はその自由端に幅広のヘッドを備えたステムを有し、該第1の端部の他方は別の同じパネルの係合部材を収容するのに適し且つ該係合部材に対応づけた同数の複数の係合凹部を有し、各凹部は該係合部材のヘッドを収容する凹部状上向きチャネルと、パネル面内にあって該係合部材のステムを収容して外側に通じているスロットとによって定義され、このような構成のもとで、第1のパネルの係合部材のヘッドを第2のパネルの凹部状チャネルへ垂直に下方へ押し込むと該第1のパネルが該第2のパネルと係合でき、一体になった該部材および該凹部は該パネル面同士を分離する力に対して耐性があり、相互に回転可能に結合できることを特徴とするパネル。
  2.  前記係合部材および前記凹部は、相互連結された2つのパネルが90°から180°までの範囲の角度で相互に回転可能に結合されるような構成になっていることを特徴とする請求項1に記載のパネル。
  3.  前記第2の端部の一方は、前記パネル面から突出する複数の係合部材を有し、各係合部材は前記第1の端部から突出するものに相当するものであり、該第2の端部の他方は、別の同じパネルの第2の端部にある係合部材を収容するために適し且つ該係合部材に対応づけた同数の複数の係合凹部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のパネル。
  4.  前記各係合部材の幅広のヘッドは、前記パネル面と平行に伸びる軸に対して円筒状であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のパネル。
  5.  前記パネルの下方には地盤圧縮ユニットが取り付けられ、該ユニットはピラミッド形の下向きの突部を複数有することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載のパネル。
  6.  前記地盤圧縮ユニットは、前記パネルの下側と相互的に取り付けられ且つ該パネルの上面を支持するようにプラスチック材料から成形されることを特徴とする請求項5に記載のパネル。
  7.  前記パネルの上側には平面の敷設プレートが取り付けられることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のパネル。
  8.  前記各上向きチャネルは、該チャネルに沿って伸びる弾力性のある変形可能なリップを備え、それぞれ該リップを介して係合部材の前記ヘッドが押し込まれて該チャネルに収められていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のパネル。
  9.  前記チャネルは、その長さに沿って一部だけが凹部状であって、横方向の動きに適したキャッチ部材が設けられ、該キャッチ部材が横方向に動くことによって前記ヘッドが該チャネル内に収められ、続いて該キャッチ部材が元の位置に戻ることによって該チャネル内に該ヘッドが留まるようになっていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のパネル。
  10.  前記パネルはプラスチック材料から成形されるか、軽金属から成型されることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のパネル。
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