JP3006401B2 - ボタン電話装置 - Google Patents

ボタン電話装置

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JP3006401B2
JP3006401B2 JP6081066A JP8106694A JP3006401B2 JP 3006401 B2 JP3006401 B2 JP 3006401B2 JP 6081066 A JP6081066 A JP 6081066A JP 8106694 A JP8106694 A JP 8106694A JP 3006401 B2 JP3006401 B2 JP 3006401B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通電時及び停電時の双
方において動作可能な電話機を収容するボタン電話装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のボタン電話装置は、複数の外線
を収容する主装置と、この主装置に接続される複数のボ
タン電話機とから構成されており、各ボタン電話機が発
信操作を行うと、これが操作データとして主装置に伝送
される。主装置はこの操作データを受信すると、各ボタ
ン電話機と外線との接続処理及び各ボタン電話機を接続
する内線接続処理を行うものとなっている。ところで主
装置には収容した外線がDPダイヤル用であるかまたは
PBダイヤル用であるかのダイヤル種別が設定されてお
り、各ボタン電話機からダイヤル操作データを受信する
と、設定されたダイヤル種別に応じたダイヤル信号を対
応の外線へ送出するようにしている。
【0003】しかし、システムが停電状態になると、主
装置の動作は停止する。このため、各ボタン電話機の中
で特定のボタン電話機は停電時にも外線を介する局電源
により作動できるように、特定の各停電用ボタン電話機
と各外線とが停電時には対応して対に接続されるように
構成する。そしてシステムが停電になり、停電用ボタン
電話機が発信を行うためにオフフックすると対応の外線
が捕捉され、続いてダイヤル操作を行うと、停電用ボタ
ン電話機に設けられたダイヤルICからダイヤル信号が
捕捉外線へ送出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようにボタン電話
装置では、通電時には主装置からダイヤル信号が出力さ
れ、停電時には停電用ボタン電話機からダイヤル信号が
出力される。この停電時にダイヤル信号を送出するダイ
ヤルICは、DPダイヤル及びPBダイヤルの双方が出
力可能なものであり、DPダイヤルを送出するか或いは
PBダイヤルを送出するかのダイヤル種別は予めの設定
により定められる。しかしながら、従来のボタン電話装
置では主装置に設定されたダイヤル種別と停電用ボタン
電話機に設定されたダイヤル種別とが異なることがあ
り、このような場合は、停電時には停電用ボタン電話機
から発信できないという問題を生じている。
【0005】したがって本発明は、停電時に外線に接続
される停電用ボタン電話機からダイヤル発信を確実に行
うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、複数の外線を収容すると共に通電時
には各外線に対し予め定められたダイヤル種別にしたが
ってダイヤル信号を送出する主装置と、通電時には操作
データを主装置に送信して外線へダイヤル信号を送出さ
せると共に停電時には各外線のうちの何れか1つと接続
され外線にダイヤル信号を送出するボタン電話機とから
なるボタン電話装置において、主装置及びボタン電話機
に対し外線のダイヤル種別を設定するダイヤル種別設定
手段を設けたものである。また、ダイヤル種別設定手段
は、主装置に対しダイヤル種別を設定すると共にボタン
電話機へこのダイヤル種別データを伝送して設定するよ
うにしたものである。また、主装置にダイヤル種別を設
定する第1のスイッチを設け、ダイヤル種別設定手段は
第1のスイッチの状態を読み取りボタン電話機へ伝送し
てダイヤル種別を設定するようにしたものである。ま
た、ボタン電話機に停電時のダイヤル種別を設定する第
2のスイッチを設けると共に、ダイヤル種別設定手段は
第2のスイッチの状態を読み取り主装置へ伝送してダイ
ヤル種別を設定するようにしたものである。
【0007】
【作用】主装置及びボタン電話機の双方に対し外線のダ
イヤル種別を設定する。この結果、主装置とボタン電話
機とに対し同一のダイヤル種別が設定できることから、
停電用ボタン電話機は停電時に確実にダイヤル発信を行
うことができる。また、主装置に対しダイヤル種別を設
定すると共に、この設定されたダイヤル種別データをボ
タン電話機へ伝送し設定する。この結果、設定スイッチ
等を設けずに簡単な設定操作でダイヤル種別を設定で
き、装置を経済的に構成できる。また、主装置にダイヤ
ル種別を設定する第1のスイッチを設け、この第1のス
イッチの状態を読み取り、ボタン電話機へ伝送してダイ
ヤル種別を設定する。この結果、ダイヤル種別の設定を
確実に行うことができる。また、ボタン電話機に停電時
のダイヤル種別を設定する第2のスイッチを設けると共
に、第2のスイッチの状態を読み取り、主装置へ伝送し
てダイヤル種別を設定する。この結果、主装置に複数回
線分のダイヤル種別設定スイッチまたはその登録操作が
不要となり、したがってダイヤル種別の設定が確実に行
えると共に装置を経済的に構成できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すボタン電話装置のブ
ロック図であり、このボタン電話装置は、主装置1と、
主装置1に通話線及び伝送線からなる線路41 〜4m を
介して接続される複数のボタン電話機51 〜5m とによ
り構成される。図1において、主装置1は、次のように
構成されている。即ち、111 〜11n は収容した複数
の外線31 〜3n に対し各々発信制御及び着信制御等を
行う外線インタフェース、12は通話路スイッチ、13
1 〜13m は各ボタン電話機とデータ伝送等を行うため
の電話機インタフェース、14はCPU、15はCPU
14の実行するプログラムを格納するROM、16は各
種データを格納するRAMである。
【0009】また、通話路スイッチ12には保留IC1
7が接続され、外線の保留時に通話路スイッチ12を介
して対応の外線へ保留音が出力される。また、CPU1
4には各外線へ送出ダイヤル信号の種別を示すDP/P
B設定スイッチ18が接続され、CPU14は外線へダ
イヤル信号を送出する際に対応のDP/PB設定スイッ
チ18を検出して検出されたダイヤル種別に応じて外線
インタフェースを接続しダイヤル信号を送出させる。ま
た、DP/PB設定スイッチ18の代わりに、特定のボ
タン電話機からの入力によりダイヤル種別データをRA
M16に登録することもできる。なお、こうしたダイヤ
ル発信制御等は主装置が通電時において行われるもので
あり、商用電源の停電により主装置はその動作は停止す
る。このため、停電時には各ボタン電話機が対応の外線
を介する局電源によって発着信可能なように、各リレー
RL1 ,RL2 ,・・・により各外線と各ボタン電話機
の通話線とを直接接続するようにしている。
【0010】次に、ボタン電話機5は次のように構成さ
れている。即ち、51は上述の通話線52に接続される
通話回路、54は伝送線53に接続され主装置1とデー
タ伝送を行うと共に主装置1からの電源を電圧Vとして
各部に供給する伝送回路、55はCPU、56は表示回
路、57はダイヤルキー部である。また、58はダイヤ
ルICであり、停電時にダイヤルキー部57の操作を検
出して対応の外線へダイヤル信号を送出するものであ
る。また、59はダイヤルIC58が送出するダイヤル
信号の種別を定める設定スイッチであり、停電時にDP
ダイヤル及びPBダイヤルの何れか一方の信号の送出を
決定するものである。
【0011】なお、このようなボタン電話機は、装置の
通電時及び停電時の双方に対して動作できる停電用ボタ
ン電話機であり、各外線対応に用意されるものである
が、主装置1に接続されるボタン電話機の大半は、ダイ
ヤルIC58を備えておらず、従って停電時には不動作
となるものである。即ち、主装置1の通電時には、主装
置1と各ボタン電話機とは伝送線53を介してデータ伝
送を行っており、主装置1はボタン電話機からボタン電
話機の図示省略した外線選択ボタン等の操作データを受
信すると、該当する外線インタフェースを制御して外線
を捕捉する。
【0012】そして、続いて該当ボタン電話機のダイヤ
ルキー部の操作に基づくデータを受信すると、上述した
DP/PB設定スイッチ18またはRAM16に登録さ
れたダイヤル種別データを参照して該当外線のダイヤル
種別を決定し、該当外線インタフェースを制御してこの
ダイヤル種別に応じたダイヤル信号を外線へ送出させる
ようにしている。一方、商用電源の停電により主装置1
が不動作状態になると、上述したリレーRLの接点が閉
結し閉結された接点を介して、外線31 とボタン電話機
51 の通話線との接続、及び外線32 とボタン電話機5
2 の通話線との接続のように、各外線と対応する各停電
用ボタン電話機とが接続され、各停電用ボタン電話機は
各外線を介する局電源により動作できるようになる。な
お、その他のボタン電話機は局電源が供給されないため
不動作となる。
【0013】このような装置の停電状態で停電用ボタン
電話機がオフフックすると、外線と直接接続され、局電
源の供給によりダイヤルIC58は動作可能状態とな
る。ここでダイヤルキー部57が操作されると、設定ス
イッチ59の設定状況に応じたダイヤル信号がダイヤル
IC58から直接外線へ出力され相手の呼出を行うこと
ができる。このように、停電用ボタン電話機により通電
時に操作されたダイヤル信号は主装置1を経由して外線
へ送出され、停電時にはダイヤルIC58から直接外線
へ出力される。
【0014】しかし、このような場合に主装置1のDP
/PB設定スイッチ18の設定状況またはRAM16に
登録されたダイヤル種別データと、停電用ボタン電話機
の設定スイッチ59の設定状況が異なった場合、停電時
等には停電用ボタン電話機からダイヤルしても発信が不
可能になる。このため、本実施例では主装置1と停電用
ボタン電話機のダイヤル種別を同一状態に設定し、上述
の不具合を解消できるようにする。
【0015】図2は、上述したダイヤル種別の設定を行
うボタン電話機のCPU55の動作を示すフローチャー
トである。即ち、このボタン電話機がシステムデータを
登録するボタン電話機であり、例えばダイヤル種別の設
定操作が行われて後述のステップST7で「キー押下有
り」の判定が「Y」となると、ステップST8でこの操
作データを送信データとしてセットし、ステップST9
でその他の処理を行った後、ステップST1に戻って主
装置1とのデータ送受信処理を行い、このデータ送受信
処理の中で上述の操作データが主装置1へ伝送される。
【0016】主装置1では、後述の図3のフローチャー
トに示すように、この操作データを受信してダイヤル種
別データとしてRAM16に登録し、かつ対応の停電用
ボタン電話機へこのダイヤル種別データを返送する。こ
のような主装置1からのダイヤル種別データの返送に対
し、停電用ボタン電話機側では、ステップST1の主装
置とのデータ送受信処理の中でこのダイヤル種別データ
を受信する。この結果、ステップST2の「受信データ
=ダイヤル種別」の判定が「Y」となり、さらにステッ
プST3でダイヤル種別がPB(PBダイヤル)かを判
断してPBであればステップST4で停電時に動作する
ダイヤルIC58の種別出力をPB出力として設定す
る。
【0017】また、ダイヤル種別がDP(DPダイヤ
ル)であればステップST5でダイヤルICの種別出力
をDP出力として設定する。このようにしてCPU55
に設定されたダイヤル種別データは、ダイヤルIC58
で保持され停電時にこのダイヤル種別に従ったダイヤル
信号が出力される。このようなダイヤル種別データは、
主装置1での設定時点でボタン電話機側に送信する他、
ボタン電話機へのデータに特別なビットを付加してボタ
ン電話機とのデータ伝送毎に送信することも可能であ
る。こうしてダイヤルIC58に主装置1で設定された
ダイヤル種別と同一の種別が設定されることにより、シ
ステムの通電時に主装置1から出力されるダイヤル信号
の種別と停電時にボタン電話機のダイヤルIC58から
出力されるダイヤル信号の種別とが一致し、停電時に停
電用ボタン電話機から発信不可となる不具合を解消する
ことができる。
【0018】図3は、以上のようなボタン電話機のCP
U55の動作に応動する主装置のCPU14の動作を示
すフローチャートである。ところで、上述した登録用ボ
タン電話機でダイヤル種別を設定する場合、図示省略し
た登録キー→ダイヤルキー「1」→外線番号(ダイヤル
キー「1」〜「n」で指示する番号)→ダイヤル種別
[ダイヤルキー「*」(=PB),ダイヤルキー「#」
(=DP)]→登録キーの順で操作される。ステップS
T11では、ボタン電話機から受信した操作データが上
述のダイヤル種別の登録を指示するための登録キーか否
かを判断し、これが「Y」となる場合は続いて受信する
操作データがダイヤルキー「1」か否かをステップST
12で判断し、ダイヤルキー「1」であればステップS
T13へ移行する。
【0019】ステップST13では、ダイヤルキー
「1」に続いて受信した操作データが外線番号aを示す
ダイヤルキー「1」〜「n」の何れかを判断すると共
に、これが「Y」となると、続くステップST14及び
ST15では、各々、外線番号に続く操作データのダイ
ヤルキー「*」及び「#」を判断し、ダイヤル「*」で
あれば、ステップST16で収容位置a番目の外線をP
B回線としてRAM16に設定し、ステップST17で
内線a、即ち収容位置がa番目のボタン電話機(即ち停
電時にはa番目の外線が直接接続される収容位置a番目
の停電用ボタン電話機)に対し停電時の使用外線がPB
であることを示す信号を送信し、ステップST18で登
録キーデータの受信待ちとなる。
【0020】この結果、a番目のボタン電話機では上述
の信号を受信してダイヤルIC58にPB出力を設定す
る。一方、ダイヤル「#」が受信されステップST15
の判定が「Y」となるとステップST19で収容位置a
番目の外線をDP回線としてRAM16に設定し、ステ
ップST20でa番目のボタン電話機に対し停電時の使
用外線がDPであることを示す信号を送信する。この結
果、a番目のボタン電話機では上述の信号を受信してダ
イヤルIC58にDP出力を設定する。そして最後に登
録用ボタン電話機で登録キーが操作され、したがってス
テップST18の判定が「Y」となると、登録処理を終
了する。
【0021】なお、登録用ボタン電話機で登録キーが操
作された後、ダイヤルキー「1」以外のキーが操作さ
れ、スイッチST12で「N」となる場合は、ステップ
ST21でその他の登録処理を実行する。また、登録キ
ーが操作された後、ダイヤルキー「1」が操作され、続
いて登録キーが操作されてステップST22で「Y」と
なる場合は、ダイヤル種別の登録処理を終了する。ま
た、登録キー、ダイヤルキー「1」の順に操作され、続
いてダイヤルキー「1」〜「n」の操作後に、登録キー
が操作されてステップST21で「Y」となる場合も、
ダイヤル種別の登録処理を終了する。
【0022】次に図4はダイヤル種別を設定する場合の
第2の実施例であり、主装置1のCPU14の動作を示
すフローチャートである。この実施例では、主装置1に
例えば4外線分のDP/PB設定スイッチ18を設け、
主装置1がこのスイッチの設定内容を読み込んで各外線
に対応する停電用ボタン電話機に送信し、各ボタン電話
機のダイヤルIC58に設定するように構成する。この
結果、ボタン電話機側の登録操作を省略することがで
き、したがって誤設定を防止できる。
【0023】即ち、CPU14はステップST31で各
外線毎のダイヤル種別を示すDP/PB設定スイッチ1
8の設定状況を読み込み、まず収容位置1番目の外線に
対応するスイッチ18の状態がDPかPBかを判定する
ためにステップST32でレジスタ等に「1」を設定す
る。そしてスイッチST33で「ビットn=1」、即ち
読み込んだ4外線分のスイッチのうち、まず1番目の外
線に相当するスイッチの状態が「1」か否かを判断す
る。そして「1」であればPBに設定されているという
ことで、ステップST34で停電時に1番目の外線と接
続される収容位置が1番目の停電用ボタン電話機に対し
停電時の使用外線がPBであることを示す信号を送信し
て、CPU55に受信させダイヤルIC58に設定させ
る。
【0024】また、読み込んだスイッチの状態が「0」
であり、ステップST33で「N」と判定されると、ス
テップST35で停電時に1番目の外線と接続される1
番目の停電用ボタン電話機に対し停電時の使用外線がD
Pであることを示す信号を送信し、ダイヤルIC58に
設定させる。その後、ステップST36でレジスタの内
容を1つ増加させ、ステップST37を経てステップS
T33へ戻り、読み込んだ収容位置2番目の外線に対応
するスイッチの状態についても同様な判断を行い、その
結果を対応の停電用ボタン電話機(収容位置が2番目の
停電用ボタン電話機)対し送信する。
【0025】こうして4外線分のDP/PB設定スイッ
チ18の設定状態が順次対応の停電用ボタン電話機へ送
信されると、スイッチST37の判定が「Y」となり、
設定処理を終了する。次に図5は第3の実施例動作を示
すフローチャートであり、図5(a)はボタン電話機の
動作を、また図5(b)は主装置1の動作をそれぞれ示
している。この実施例では、停電用ボタン電話機に設定
されている設定スイッチ59の状態をボタン電話機から
主装置1へ送信して主装置1に設定させる例である。こ
の例の場合は、主装置1に複数回線分のDP/PB設定
スイッチ18またはその登録操作が不要となり、したが
ってダイヤル種別の設定が確実に行えると共に装置を経
済的に構成できる利点がある。
【0026】即ち、この場合ボタン電話機のCPU55
は、まず図5(a)のステップST42でボタン電話機
に設定されている設定スイッチ55の状態を読み込み、
読み込んだスイッチの状態がDPかをステップST43
で判断する。そしてこれが「Y」となれば、ステップS
T44でダイヤル種別送信データとしてデータ「DP」
をセットする。また、読み込んだスイッチの状態がPB
であればステップST45でダイヤル種別送信データと
してデータ「PB」をセットする。そしてステップST
46でその他の処理を行った後、ステップST41で主
装置1とのデータ伝送を行い、セットされたダイヤル種
別データを主装置1へ送信し登録させる。
【0027】一方、このようなボタン電話機の動作に応
動する主装置1のCPU14は、ボタン電話機からダイ
ヤル種別データを受信すると、図5(b)に示すステッ
プST51で受信したダイヤル種別がDPか否かを判断
し、DPであればステップST52でダイヤル種別デー
タとしてDPを対応の外線番号とともにRAM16に設
定する。即ち、主装置のCPUではダイヤル種別データ
を送信したボタン電話機を認識しており、この停電用ボ
タン電話機に対応する外線がDPダイヤル回線であるこ
とを登録する。また、受信したダイヤル種別がDPでな
ければステップST53でダイヤル種別データとしてP
Bを対応の外線番号とともにRAM16に登録し、ステ
ップST54でその他の処理を行ったうえ終了する。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、主
装置及びボタン電話機の双方に対し外線のダイヤル種別
を設定するダイヤル種別設定手段を設けたので、主装置
とボタン電話機とに対し同一のダイヤル種別が設定で
き、したがって停電用ボタン電話機は停電時に確実にダ
イヤル発信を行うことができる。また、主装置に対しダ
イヤル種別を設定すると共に、この設定されたダイヤル
種別データをボタン電話機へ伝送してボタン電話機に設
定するようにしたので、設定スイッチ等を設けずに簡単
な設定操作でダイヤル種別を設定でき、装置を経済的に
構成できる。また、主装置にダイヤル種別を設定する第
1のスイッチを設け、この第1のスイッチの状態を読み
取ってボタン電話機へ伝送しダイヤル種別を設定するよ
うにしたので、ダイヤル種別の設定を確実に行うことが
できる。また、ボタン電話機に停電時のダイヤル種別を
設定する第2のスイッチを設けると共に、第2のスイッ
チの状態を読み取り、主装置へ伝送してダイヤル種別を
設定するようにしたので、主装置に複数回線分のダイヤ
ル種別設定スイッチまたはその登録操作が不要となり、
したがってダイヤル種別の設定が確実に行えると共に装
置を経済的に構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】 上記実施例装置内のボタン電話機の第1実施
例動作を示すフローチャートである。
【図3】 実施例装置内の主装置の第1実施例動作を示
すフローチャートである。
【図4】 実施例装置内の主装置の第2実施例動作を示
すフローチャートである。
【図5】 実施例装置の第3実施例動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1…主装置、31 〜3n …外線、41 〜4m …線路、5
1 〜5m …ボタン電話機、111 〜11m …外線インタ
フェース、12…通話路スイッチ、131 〜13m …電
話機インタフェース、14,55…CPU、16…RA
M、18…DP/PB設定スイッチ、51…通話回路、
52…通話線、53…伝送線、54…伝送回路、57…
ダイヤルキー部、58…ダイヤルIC、59…設定スイ
ッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 3/58

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の外線を収容すると共に通電時には
    各外線に対し予め定められたダイヤル種別にしたがって
    ダイヤル信号を送出する主装置と、通電時には操作デー
    タを前記主装置に送信して前記外線へダイヤル信号を送
    出させると共に停電時には各外線のうちの何れか1つと
    接続され前記外線にダイヤル信号を送出するボタン電話
    機とからなるボタン電話装置において、 前記主装置及びボタン電話機に対し前記外線に送出する
    ダイヤル信号の種別を示すダイヤル種別を設定するダイ
    ヤル種別設定手段を設けたことを特徴とするボタン電話
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のボタン電話装置におい
    て、 前記ダイヤル種別設定手段は前記主装置に対し前記ダイ
    ヤル種別を設定すると共に前記ボタン電話機へこのダイ
    ヤル種別データを伝送して設定することを特徴とするボ
    タン電話装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のボタン電話装置におい
    て、 前記主装置に前記ダイヤル種別を設定する第1のスイッ
    チを設け、前記ダイヤル種別設定手段は前記第1のスイ
    ッチの状態を読み取り前記ボタン電話機へ伝送して前記
    ダイヤル種別を設定することを特徴とするボタン電話装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のボタン電話装置におい
    て、 前記ボタン電話機に停電時のダイヤル種別を設定する第
    2のスイッチを設け、前記ダイヤル種別設定手段は前記
    第2のスイッチの状態を読み取り前記主装置へ伝送して
    前記ダイヤル種別を設定することを特徴とするボタン電
    話装置。
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