JP3006354U - クッションドラム及びクッションポスト - Google Patents

クッションドラム及びクッションポスト

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JP3006354U
JP3006354U JP1994003629U JP362994U JP3006354U JP 3006354 U JP3006354 U JP 3006354U JP 1994003629 U JP1994003629 U JP 1994003629U JP 362994 U JP362994 U JP 362994U JP 3006354 U JP3006354 U JP 3006354U
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cushion
drum
post
inner cylinder
cushion drum
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JP1994003629U
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力 佐々木
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力 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この考案は、軽量で衝撃力吸収の効果が高いク
ッションドラム及びクッションドラムである。 【構成】クッションドラム1は、内側筒23の外側に、
所定間隔で配置されたセパレーター体22を介して該内
側筒23とほぼ同心円の外側壁21を設けた本体2と、
この本体2の上下端に外側壁21とほぼ同径の蓋3,4
を設けて成る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、道路の中央線や橋の端に設置し、車両の進入を阻止するクッション ドラム及びトンネル、橋梁、中央分離帯の走行方向前側、ガードレール等に設置 し、バイク、乗用車、トラック等の車両のこれらの構造物への衝突や接触を回避 する安全施設としてのクッションポストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のクッションドラムは、合成樹脂や鉄板製の樽状ドラムの中に水や砂を入 れている。 また、従来のクッションポストは、発泡合成樹脂を材料として成形している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のクッションドラムでは、クッションドラム内の水や砂をいれて衝撃力を 吸収できるようにしているが、気温がマイナス20℃〜30℃になるような寒冷 地や降雪地帯ではクッションドラム内の水は凍り、また砂に混じった水分が凍っ て、あたかも鋼鉄と同様な固さになり衝撃力を吸収できないという問題点がある 。 また、衝撃力が加わって一度クッションドラムが変形すると修理が困難なため 使い捨てとなり、資源を無駄にするという問題点がある。 また、従来のクッションポストの場合も、衝撃力が加わって一度クッションポ ストが変形すると修理が困難なため使い捨てとなり、資源を無駄にするという問 題点がある。 本考案が解決しようとする課題は、衝撃力の緩和吸収に優れ、気候条件等に左 右されずに使用できるクッションドラム及び衝撃力の緩和吸収効果の大きいクッ ションポストの提供を目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案では課題を解決するために、クッションドラム1は、内側筒23の外側 に、所定間隔で配置されたセパレーター体22を介して該内側筒23とほぼ同心 円の外側壁21を設けた本体2と、この本体2の上下端に外側壁21とほぼ同径 の蓋3,4を設けて成る。
【0005】 このクッションドラム1は、合成樹脂と古タイヤを粉砕したゴムチップを混合 した材料で成形している。また、内側筒23内に砂等の重量調整材を所定量収納 して、重量を調整できる。
【0006】 次に、クッションポスト5は、ほぼ中央中心線に沿って柵の端部を覆う溝部5 4を設け、側壁52には上下方向に空洞部53を多数個成形して成る。 このクッションポスト5は、合成樹脂と古タイヤを粉砕したゴムチップを混合 した材料で成形している。
【0007】 なお、クッションドラム1及びクッションポスト5の表面には、ゼブラ状の模 様や市松模様等の視認しやすい模様を付し、これらの模様は白黒や黄色と黒の組 合せ、その他の色の組合せで色彩を施すのがよい。 また、クッションドラム1の形状は長方形、方形、円形、その他の形状に成形 してもよい。
【0008】
【作用】
内側筒23の内部は空洞であり、また、内側筒23と外側壁21はセパレータ ー体22で支持されているために、クッションドラム1に外力が加わって衝撃が 加わっても、セパレーター体22間の空洞部で衝撃力を吸収し、さらに内側筒2 3内の空洞部で衝撃を二段階で吸収できる。すなわち、車両等が衝突するときの 運動エネルギーをクッションドラムの変形と空洞部により緩和吸収できるため、 車両等に与える損傷も少なくなる。 また、前記クッションドラム1はその材質から変形しても短時間内に原形の形 状に復元する。従って、複数回衝撃があっても何度も使用できる。 さらに、クッションポスト5には側壁に多数の空洞部53が形成させているた め、この空洞部53によりクッション効果が大となる。
【0009】
【実施例】
実施例1 実施例1はクッションドラム1の実施例に関し、これを図1〜図3で説明する と、クッションドラム1の本体2は、合成樹脂と古タイヤを粉砕したゴムチップ を混合した材料で主に型抜き方法によって成形され、内側筒23の外側に所定間 隔で配置されたセパレーター体22を介して該内側筒23とほぼ同心円の外側壁 21を設けている。 また、本体2の上下端にはこの本体と同様な材質で外側壁21とほぼ同径の蓋 3,4で開口部分を閉塞し密閉している。
【0010】 このクッションドラム1は実容量203リットル、外径580φ、高さ820 mm程度の大きさに形成され、高さは900〜1000mm、直径は600〜1 000mm程度又はこれ以上の大きさ、直径に形成してもよい。 このクッションドラム1の形状は、図2,図3のような円形に限定されず、楕 円形、多角形、その他の形状に成形してもよい。
【0011】 クッションドラム1の表面及び蓋3,4にはゼブラ模様(図3参照)や市松模 様(図2参照)を描く。橋等の端にはゼブラ模様のものを設置し、道路の中央線 に設置する場合は市松模様にして視認性を良くする。 また、内側筒23内に重量調整材の砂等を入れて重量を調整してもよい。
【0012】 実施例2 実施例2はクッションポスト5の実施例に関し、図4〜図6で説明する。 クッションポスト5は、ほぼ中央中心線に沿って柵の端部を覆う溝部54を設 け、側壁52には上下方向に空洞部53を多数個成形している。 このクッションポスト5は、合成樹脂と古タイヤを粉砕したゴムチップを混合 した材料で成形している。 側壁52の前端面51にはゼブラ模様(図4参照)や図2のような市松模様を 描くのがよい。また、橋の端にはゼブラ模様のものを設置し、市松模様のものは 道路の中央線に設置して視認性を良くしてもよい。又側壁52の表面は平面に成 形し、標語や表示記号等を描くか印刷してもよい。
【0013】
【考案の効果】
本考案は上述のように構成したので、次に記載する効果を奏する。 1)クッションドラムは多数の空洞部を設けたことにより、道路上の施設に車 両が誤って衝突したり、接触した時に、その衝撃力を緩和吸収し、人身や施設等 の被害を少なくすることができる。 2)また、クッションドラムは合成樹脂と古タイヤを粉砕したゴムチップを混 合した材料で製作してあるため、衝撃を受けた後短時間で原形に復元できる。更 に、丈夫で比較的安価に製作できる。 3)クッションドラムは合成樹脂と古タイヤを粉砕したゴムチップを混合した 材料で成形しているので、気候や気象条件等に左右されて変形、硬化することが なく、寒冷地帯でも年間を通じて使用できる。また、クッションドラムの表面に は自由に色彩や模様を施すことができるからクッションドラムは美観を損なうこ とのなうことがなく、また、夜等暗いときでも視認性を良くできる。 4)クッションドラムの重量は調整できるため、高速道路では車両の走行速度 は時速100km、一般道では時速40〜60km等道路事情によってクッショ ンドラムの重量を変える調整できる。また、バイクや乗用車、トラック等の車両 がクッションドラムに衝突した後、衝撃力が強い場合はクッションポストも移動 する重量にできるため、衝突の際の損傷を最小限にできる。 5)クッションポストは多数の空洞部を設けたことにより、道路上の施設に車 両が誤って衝突したり、接触した時に、その衝撃力を緩和吸収し、人身や施設等 の被害を少なくすることができる。また、クッションポストは合成樹脂と古タイ ヤを粉砕したゴムチップを混合した材料で製作してあるため、衝撃を受けた後短 時間で原形に復元できる。更に、丈夫で比較的安価に製作できる。 6)また、クッションポストは成形材質が印刷や塗布しやすい材質で製作され ているので、表面には自由に色彩や模様を施すことができる。従って、クッショ ンポストは美観を損なうことのなうことがなく、また、夜等暗いときでも視認性 をよくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の本体の斜視図である。
【図2】実施例1の斜視図である。
【図3】実施例1の斜視図である。
【図4】実施例2の本体の斜視図である。
【図5】AーA断面図である。
【図6】実施例2の底面図である。
【符号の説明】
1 クッションドラム 2 本体 21 外側壁 22 セパレーター部 23 内側筒 3,4 蓋 5 クッションポスト 51 前端面 52 側壁 53 穴 54 溝部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年8月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】内側筒23の外側に、所定間隔で配置され
    たセパレーター体22を介して該内側筒23とほぼ同心
    円の外側壁21を設けた本体2と、この本体2の上下端
    に外側壁21とほぼ同径の蓋3,4を設けて成るクッシ
    ョンドラム。
  2. 【請求項2】合成樹脂と古タイヤを粉砕したゴムチップ
    を混合した材料で成形してなる請求項1に記載のクッシ
    ョンドラム。
  3. 【請求項3】内側筒23内に砂等の重量調整材を所定量
    収納して、重量を調整してなる請求項1、2に記載のク
    ッションドラム。
  4. 【請求項4】ほぼ中央中心線に沿って柵の端部を覆う溝
    部54を設け、側壁52には上下方向に空洞部53を多
    数個成形して成るクッションポスト。
  5. 【請求項5】合成樹脂と古タイヤを粉砕したゴムチップ
    を混合した材料で成形してなる請求項4に記載のクッシ
    ョンポスト。
JP1994003629U 1994-04-11 1994-04-11 クッションドラム及びクッションポスト Expired - Lifetime JP3006354U (ja)

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