JP3006181U - 雨水排水付フロントのモールデイング - Google Patents

雨水排水付フロントのモールデイング

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JP3006181U
JP3006181U JP1994009774U JP977494U JP3006181U JP 3006181 U JP3006181 U JP 3006181U JP 1994009774 U JP1994009774 U JP 1994009774U JP 977494 U JP977494 U JP 977494U JP 3006181 U JP3006181 U JP 3006181U
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supporting leg
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JP1994009774U
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English (en)
Inventor
勝久 加藤
Original Assignee
トキワケミカル工業株式会社
株式会社システムテクニカル
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】フロントのガラスパネルと車体パネルとの間に
介在する雨水排水部付の左右の側部モール部と上方の上
部モール部とに使用するモール頭部を軟化状態になつた
時の脱離を防止する。 【構成】モールディング本体1をモール頭部2と第1支
持脚3と第2支持脚5及び取着条片6とから構成したも
のであり、第1支持脚と第2支持脚の各々上方に突出し
た被嵌頭部11と被嵌突出部18を形成して、該モール
頭部2の一部を強固に支持し、走行中の空気抵抗による
分離等を確実に保護するものである。また、第1支持脚
と第2支持脚とのガラスパネル34の圧接部に軟質合成
樹脂製の軟質圧着部14・24を一体に形成したもので
ある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等のフロントガラス部分の車体パネルと硝子パネルとの間に 介在する雨水排水付のモールディングであつて、その主とする目的とする所は、 モールディングのモール頭部が走行中に空気抵抗等によつて容易に脱離するのを 防止するための雨水排水付フロントのモールディングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般にこの種のモールディングは、モール頭部の構成材料を熱可塑性合成樹脂 を使用しているため、車体の表面が80℃以上となつた時に軟弱状態となり、自 動車が走行中に空気抵抗及び振動や風圧によつて該モール頭部が容易に脱離する ことが一般に知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の上記の様な問題点を解決するものであり、モールディングの モール頭部の一部分に対して支持脚及び雨水排水部の頭部を上方に突出して被覆 保護することによつてモール頭部の脱離を防止するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、フロントのガラスパネルと車体パネル との間に介在するモールディングは、モール頭部と第1支持脚と第2支持脚及び 取着条片とから構成される。該モール頭部には、長手方向の一方に軟質合成樹脂 の圧接突条を一体形成し、このモール頭部の下面に開口長孔を設けて内部に凹嵌 部を形成してある。 該第1支持脚には、長手方向の上部に嵌合凹部と並設してモール頭部の一部を 覆う上方に突出した被嵌頭部と係合止部を形成すると共に、下部にガラスパネル を圧接する軟質圧着部を形成してある。また、第1支持脚の下方に脚部と挿入係 脚とを垂下形成してある。 更に、第2支持脚には、上部に該モール頭部の一部を覆う突出した被嵌突出部 と挿入凹部及び係止突部を形成すると共に、側面に内方に湾曲した雨水排水部を 形成してある。 また、第2支持脚の下方には、下面に軟質圧接部を設けたガラスパネルを圧持 する押圧片を形成すると共に、脚部と挿入脚部を垂下形成してある。そして、ガ ラスパネルの左右の側部モール部では、モール頭部の該凹嵌部を第2支持脚の該 係止突部に嵌合すると共に、該挿入脚部を車体パネルに取着した取着条片に嵌着 固定する。更に、ガラスパネルの上部モールでは、モール頭部の凹嵌部を該係合 止部に嵌合すると共に、該挿入係脚を車体パネルに取着した該取着条片に嵌着す るものである。
【0005】
【作用】
上記の様に構成されたモールディングを図1に示す車輌(40)のフロントの ガラスパネル(34)と車体パネル(35)との開口部との間にモールディング 本体(1)を接着剤(36)の開口縁に対して図6及び図7に示す如く車体パネ ル(35)の内底部に取着条片(6)を粘着テープ(32)を以て固定する。 そして、図7に示す如く、車体パネル(35)の開口縁の高さの大きい雨水排 水付の左右の側部モール部(39)(39)では、該取着条片(6)に対し、モ ール頭部(2)を嵌合した状態で図4に示す第2支持脚(5)のの挿入脚部(2 6)を挿嵌し、脚部(25)を接着剤(36)で固着すると共に、雨水排水部( 21)の下部の押圧片(23)に設けた軟質圧接部(24)を以てガラスパネル (34)の端縁を圧着するものである。 次に、該側部モール部(39)(39)の上方のコーナー一部分より上方のパ ネル開口縁の高さの低い上部モール部(38)に対しては、図3に示す第1支持 脚(3)の挿入脚部(16)を図6の該取着条片(6)に挿嵌固定し、並設して ある脚部(15)を接着剤(36)で固定すると共に、該第1支持脚(3)の被 嵌頭部(11)の下面の軟質圧着部(14)によつてガラスパネル(34)の上 面縁を圧着固定するものである。
【0006】
【実施例】
本考案の実施例を図面について詳細に説明すると、自動車等の車輌(40)に おるフロントの車体パネル(35)の開口部とガラスパネル(34)との間に介 在固定されるモールディング本体(1)は、各種の合成樹脂より各長手方向に成 形され、表面に露出するモール頭部(2)と、第1支持脚(3)と、雨水排水部 付の第2支持脚(5)と、車体パネル(35)に接着される取着条片(6)とか らなる部材より組合せされて構成されている。 次に、前記モール頭部(2)は、図2に示す如く長手方向に形成され、その一 方の長手方向に軟質合成樹脂の圧接突条(9)を一体に成形してある。該モール 頭部(2)には、下面に開口長孔(7)を設けて内部に凹嵌部(8)を形成する と共に、挿嵌突条(10)を形成してある。前記第1支持脚(3)には、長手方 向の上部に突出した被嵌頭部(11)と隣接して嵌合凹部(12)を成形し、且 つ該凹嵌部(8)に嵌合する係合止部(13)も長手方向に形成してある。 更に、該被嵌頭部(11)の下面のガラスパネル(34)の圧接面に軟質合成 樹脂製の軟質圧着部(14)を一体成形してある。また、下方に並列した脚部( 15)と係止突起(17)を設けた挿入脚部(16)を垂下形成してある。
【0007】 次に、該第2支持脚(5)には、長手方向の上部に該モール頭部(2)の一部 を覆う如く上方に突出した被嵌突出部(18)と該挿嵌突条(10)が入る挿入 凹部(19)と、該開口長孔(7)に嵌合する係止突出(20)を形成してある 。 また、該第2支持脚(5)には、側面に内方に湾曲した雨水排水部(21)を 形成すると共に、反対側に圧受部(22)を突設してある。 次に、該第(2)支持脚(5)には、下方にガラスパネル(34)を圧着する 押圧片(23)を形成してある。この該押圧片(23)には、下面に軟質圧接部 (24)を一体に成形すると共に、脚部(25)と係止突起(27)を設けた挿 入脚部(26)を垂下形成してある。
【0008】 次に、前記取着条片(6)には、長手方向に垂直取付片(28)を形成し、該 垂直取付片(28)には、下部に湾曲した底部取付片(31)と係合鍔(30) (30)を設けた係合起立片(29)を形成してある。また、該取着条片(6) の該垂直取付片(28)には、車体パネル(35)に接着するための粘着テープ (32)等を長手方向に接合してある。
【0009】 次に、図7に示す如く、左右の側部モール部(39)(39)の雨水排水部( 21)のある部分では、モール頭部(2)に嵌装した第2支持脚(5)の挿入脚 部(26)を該取着条片(6)の係合起立片(29)との間に嵌着した状態で接 着剤(36)を以て第2支持脚(5)とガラスパネル(34)を圧接固定する。 また、図6に示すモールディング本体の上部モール部(38)では、該モール頭 部(2)を第1支持脚(3)の挿入係脚(16)を該取着条片(6)の該係合起 立片(29)との間に嵌着した状態で接着剤(36)を以て雨水排水部のないモ ールディングを固定して構成するものである。 なお、前記第2支持脚(5)は、上部の雨水排水部(21)の有する部分は射 出成形を以て成形し、ガラスパネル(34)を圧接する押圧片(23)と脚部( 25)、挿入脚部(26)の部分は、押し出し成形機を以て成形し、押出成形品 とを射出成形して一体に形成するものである。
【0010】 次に、図8に示すものは、従来例を示したものであつて、モール頭部(41) の内部の凹部に垂直脚部(42)の上部の係止部(43)を下部から垂下状態に 係合し、該垂直脚部(42)の硝子押さえによつて硝子パネル(44)を圧持し たものである。符号(45)は車体パネルである。(33)はモール頭部(2) に埋設した光輝テープを示したものである。
【0011】
【考案の効果】
以上説明のように、本考案のモールディングによれば、従来、高温度の走行中 に生ずるモール頭部の軟化状態により生ずる変曲状態又は脱離状態を確実に防止 できる優れた効果と、非常に強固にモール頭部を挾持でき、安全な走行運転がで きる効果がある。 そして、モール頭部の頭部の長手方向の一方に軟質合成樹脂の圧接突条を成形 したことにより、車体パネルの圧接が適宜順応できると共に、振動等に対しても 充分対応して圧接状態を良好とする効果がある。また、第1支持脚と第2支持脚 とに形成した各々の被嵌頭部によれば、軟化状態となる熱可塑性合成樹脂であつ ても充分に強度を保護し、走行中の風圧及び空気抵抗等に対しても充分にモール 頭部を保護すると云う効果がある。 更に、第1支持脚と第2支持脚とに各々設けたガラスパネルに圧接する軟質圧 着部によつては、振動によつても安定してガラスパネルを圧持すると共に、隙間 等を防止できる効果がある。そして、モール頭部と第1支持脚と第2支持脚及び 車体パネルに取着する取着条片との組合せによつて車体パネルに硝子パネルを強 固に固定できると共に、左右の側部モール部では、雨水排水部を設けたモールデ ィングを強固に装着できる効果と、該モール頭部の長手方向の一方に軟質合成樹 脂の圧接突条を形成したので、車体パネルの圧接を確実にすると共に、振動等に よつても柔軟に対応して隙間等を生ずるのを防止する効果がある。また、第1支 持脚と第2支持脚とのガラスパネルの圧接部に各々軟質圧着部を成形してあるの で、ガラスパネルを緩衝して柔軟に支持し、且つ雨水の浸入を防止できる効果が ある。更に、第1支持脚と第2支持脚に設けた各々の被嵌頭部と被嵌突出部とは 、著しく肉厚に形成されているため、太陽熱等によつて車体が80℃以上に上昇 した時でも軟化状態になつた合成樹脂を保護すると共に、モール頭部を空気抵抗 による分離を保護すると云う優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を車輌のフロントに用いた斜面図であ
る。
【図2】同じくモール頭部のモールディングの全体斜面
図である。
【図3】同じく第1支持脚の斜面図である。
【図4】同じく第2支持脚の斜面図である。
【図5】同じく本考案の取付条片の斜面図である。
【図6】同じく図1のA−A線の縦断側面図である。
【図7】同じく図1のB−B線の縦断側面図である。
【図8】従来のモールディングを装設状態の縦断側面図
である。
【符号の説明】
1 モールディング本体 2 モール頭部 3 第1支持脚 5 第2支持脚 6 取着条片 7 開口長孔 8 凹嵌部 9 圧接突条 10 挿嵌突条 11 被嵌頭部 12 嵌合凹部 13 係合止部 14 軟質圧着部 15 脚部 16 挿入係脚 18 被嵌突出部 19 挿入凹部 21 雨水排水部 23 押圧片 24 軟質圧接部 25 脚部 26 挿入脚部 28 垂直取付片 29 係合起立片 32 粘着テープ 34 ガラスパネル 35 車体パネル 38 上部モール部 39 側部モール部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂よりなるモールディング本体
    (1)は、モール頭部(2)と第1支持脚(3)と第2
    支持脚(5)及び取着条片(6)とから構成され、前記
    モール頭部(2)には、長手方向の一方に軟質合成樹脂
    の圧接突条(9)を一体に成形し、且つ該モール頭部
    (2)の下面に開口長孔(7)を設けて内部に凹嵌部
    (8)を形成し、該第1支持脚(3)には、長手方向の
    上部に嵌合凹部(12)と並設して該モール頭部(2)
    の一部を覆う突出した被嵌頭部(11)を形成し、且つ
    下方に脚部(15)と挿入係脚(16)とを垂下形成
    し、該第2支持脚(5)には、長手方向の上部に該モー
    ル頭部(2)の一部を覆う突出した被嵌突出部(18)
    と挿入凹部(19)及び係止突部(20)を形成すると
    共に、側面に内方に湾曲した雨水排水部(21)を形成
    して、且つ該第2支持脚(5)の下方には、脚部(2
    5)と挿入脚部(26)を垂下形成し、ガラスパネル
    (34)の左右の側部モール部(39)(39)では、
    該モール頭部(2)該凹嵌部(8)を第2支持脚(5)
    の該係止突部(20)に嵌合すると共に、該挿入脚部
    (26)を車体パネル(35)に取着した該取着条片
    (6)に嵌着固定し、ガラスパネル(34)の上部モー
    ル部(38)では、該モール頭部(2)の凹嵌部(8)
    を該係合止部(13)に嵌合すると共に、該挿入係止脚
    (16)を車体パネル(35)に取着した該取着条片
    (6)に嵌着したことを特徴とする雨水排水付フロント
    のモールディング。
  2. 【請求項2】 第1支持脚(3)には、カラスパネル
    (34)に圧接する接合面に軟質圧着部(14)を成形
    し、第2支持脚(5)には、ガラスパネル(34)を圧
    接する押圧片(23)を設けると共に、該押圧片(2
    3)の下面に軟質圧接部(24)を一体に成形したこと
    を特徴とする請求項1の雨水排水付フロントのモールデ
    ィング。
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