JP3006116B2 - 粒子径の肥大化した重合粉粒体の製造方法 - Google Patents

粒子径の肥大化した重合粉粒体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉体取扱い性の良い粒子
径の肥大化したポリフェニレンエーテルまたは変性ポリ
フェニレンエーテル樹脂粉粒体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニレンエーテル樹脂は一般に有
機溶媒中でフェノール類を酸化重合することによって製
造されているが、重合体溶液からポリフェニレンエーテ
ルを回収するのに一般的にメタノール等のポリフェニレ
ンエーテルに対する貧溶媒と接触させて行っている。こ
の際、析出するポリフェニレンエーテル粒子は著しく微
細な粒子を含んでいる。
【0003】このことは粒子の濾別工程における濾別時
間の増大、乾燥工程、輸送工程における飛散等の問題、
あるいは成形時においてホッパーから供給される粒子の
噛み込み不良等の問題のため、多くのトラブルの原因と
なっている。このような微粉体に対する成形操作におい
てはバキュームホッパー、及びバキュームコンベアー等
の装置を組み合わせることにより解決されているが、経
済的に不利であり操作も繁雑になるといった問題があっ
た。
【0004】一方、特公昭45−587号公報などに明
示されているようにポリフェニレンエーテルの重合体溶
液にポリフェニレンエーテルの貧溶媒を接触させ重合体
を析出させる時の条件が析出する重合体の粒子径に大き
な影響を及ぼすことが既に知られている。しかしこの方
法も重合体溶液をその沸点近傍まで加熱することや、ポ
リフェニレンエーテルの貧溶媒であるメタノールの添加
を可及的速やかに行わなければならないことから操作が
困難かつ繁雑であつた。
【0005】また特公昭55−17775号公報におい
ては有機溶媒を含むポリフェニレンエーテルの水分散系
において熱処理を行うことでポリフェニレンエーテル樹
脂粉粒体の粒子径を肥大化させる方法が明示されている
が、この方法では熱処理温度が40℃〜150℃という
ように常温より比較的高温で行わなければならず比熱の
高い水を使用することによるエネルギーコストがかなり
かかるといった問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、微細な粒子
を多量に含むポリフェニレンエーテルおよび変性ポリフ
ェニレンエーテル樹脂粉粒体の有機溶媒分散系から常温
で容易に適度に粒子径の肥大化したポリフェニレンエー
テル樹脂粉粒体を得ることができ、粉粒体取扱い性の改
良されたポリフェニレンエーテルおよび変性ポリフェニ
レンエーテル樹脂粉粒体を提供することを課題とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、粉体取扱
い性の良い粒子径の肥大したポリフェニレンエーテル樹
脂の製造方法について鋭意努力を重ねた結果、ポリフェ
ニレンエーテル粉粒体の有機溶媒分散系にポリスチレン
溶液を接触させることによりポリフェニレンエーテル樹
脂の粒子同志を凝集せしめ、肥大化した重合体粒子が得
られることを見い出した。
【0008】すなわち、本発明はポリフェニレンエーテ
ル樹脂粉粒体の有機溶媒分散系にポリスチレン溶液を接
触させることを特徴とする粒子径の肥大化したポリフェ
ニレンエーテルまたは変性ポリフェニレンエーテル樹脂
粉粒体の製造方法を提供するものである。本発明に用い
るポリフェニレンエーテルは一般式(1)で表される。
【0009】
【化1】
【0010】この一般構造をもつ典型的な例は、ポリ−
(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)−エーテ
ル、ポリ−(2−メチル−6−エチル−1,4−フェニ
レン)−エーテル、ポリ−(2,6−ジエチル−1,4
−フェニレン)−エーテル、ポリ−(2−エチル−6−
n−プロピル−1,4−フェニレン)−エーテル、ポリ
−(2−メチル−6−クロロ−1,4−フェニレン)−
エーテル、ポリ−(2−メチル−6−ブロモ−1,4−
フェニレン)−エーテル、ポリ−(2−メチル−6−イ
ソプロピル−1,4−フェニレン)−エーテル、ポリ−
(2−メチル−6−n−プロピル−1,4−フェニレ
ン)−エーテル、ポリ−(2−メチル−6−n−ブチル
−1,4−フェニレン)−エーテル、ポリ−(2,6−
ジ−n−プロピル−1,4−フェニレン)−エーテル、
ポリ−(2−エチル−6−クロロ−1,4−フェニレ
ン)−エーテルなどの単独重合体、あるいはランダム共
重合体、ブロック共重合体が挙げられるが、これらに限
定されるものではない。又、これらは少量のo−クレゾ
ール、m−クレゾール、p−クレゾール、2,3,6−
トリメチルフェノールなどを共重合成分として含んでい
ても何ら差し支えない。
【0011】変性ポリフェニレンエーテルとしては、例
えば、前述したポリフェニレンエーテルに、スチレン重
合体等、その他の重合体が、グラフトしているものある
いは、ポリフェニレンエーテルにマレイン酸や臭化アリ
ル等炭素−炭素2重結合を分子内に持つ化合物を付加せ
しめたもの等が挙げられる。
【0012】ポリフェニレンエーテル粉粒体を分散させ
る有機溶媒としては、ポリフェニレンエーテルの良溶媒
とポリフェニレンエーテルの貧溶媒とを混合して使用す
ることが望ましい。
【0013】ポリフェニレンエーテルの良溶媒としては
例えば、ベンゼン、トルエン、エチルベンゼン、キシレ
ン等の芳香族炭化水素、クロロホルム、1,2−ジクロ
ルエタン、クロルベンゼン、ジクロルベンゼンなどのハ
ロゲン化炭化水素、ニトロベンゼンのようなニトロ化合
物などが使用でき、またポリフェニレンエーテルの貧溶
媒としてはメタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、イソプロパノール、n−ブタノール、sec−ブタ
ノール、tert−ブタノール等のアルコール類、アセ
トン、メチルエチルケトン等のケトン類、酢酸エチル、
蟻酸エチル等のエステル類、テトラヒドロフラン、ジエ
チルエーテル等のエーテル類を使用する。これらのポリ
フェニレンエーテルに対する良溶媒、貧溶媒の混合溶媒
中に微細な粒子を含むポリフェニレンエーテル粒子を分
散させる。この時混合溶媒の組成はかかるポリフェニレ
ンエーテル粒子が溶解してしまわないように調整する。
本発明に用いるポリスチレンは一般式(2)で表され
る。
【0014】
【化2】
【0015】但し、式中のR3 は、水素原子、アルキル
基、ハロゲン基、R4 は水素原子、アルキル基、ビニル
基であり、mは1〜5の整数でmが2以上であれば、R
4 は互いに異なる基であっても良い。これらの例として
は、ポリスチレン、ポリ−α−メチルスチレン、ポリク
ロロスチレンなどの単独重合体あるいはランダム共重合
体ブロック共重合体が挙げられる。
【0016】本発明に於てはかかるポリスチレンが、酸
化防止剤、潤滑剤、耐磨耗剤など他の添加剤を含んでい
ても差し支えない。また、本発明に用いるポリスチレン
は、前述したポリスチレン系樹脂のみではなく、ゴム変
性ポリスチレン等の変性ポリスチレン、スチレン−ブタ
ジエン共重合体やそれらを水添させたもの、スチレン−
ブタジエン−アクリロニトリル共重合体なども用いるこ
とができる。さらに、使用するにあたっては、これら
を、単独で用いても良いし、2種以上組合せて用いるこ
ともできる。
【0017】ポリスチレンを溶解させるための溶媒は次
のようなものが使用できる。例えば、ベンゼン、トルエ
ン、エチルベンゼン、キシレン等の芳香族炭化水素、ク
ロロホルム、1,2−ジクロルエタン、クロルベンゼ
ン、ジクロルベンゼンなどのハロゲン化炭化水素、ニト
ロベンゼンのようなニトロ化合物などが挙げられる。ま
たポリスチレン溶液中には少量のポリスチレンに対する
貧溶媒が混入していても良い。
【0018】かかるポリスチレンの溶液を先のポリフェ
ニレンエーテル粉粒体を分散させるための混合溶媒中に
添加した際、ポリスチレンが析出するような組成になる
ようポリフェニレンエーテル粉粒体を分散させるための
混合溶媒の組成を調整する。このように調整したポリフ
ェニレンエーテル粉粒体の分散系にポリスチレンの溶液
を接触せしめることによって簡単にポリフェニレンエー
テルの微粒子が肥大化する効果が得られる。
【0019】ポリフェニレンエーテル粉粒体の分散系に
接触せしめるポリスチレンの溶液の濃度は0.1〜30
wt%であることが好ましく、より好ましくは2〜20wt
%であることが望ましい。またポリスチレンのポリフェ
ニレンエーテルに対する添加量はポリフェニレンエーテ
ル100重量部に対して0.1〜20重量部が好まし
く、より好ましくは0.5〜10重量部が望ましい。
【0020】かかるポリスチレンの溶液を先のポリフェ
ニレンエーテル粉粒体分散系に接触せしめる際、バッチ
方式で行う場合にはポリフェニレンエーテル粉粒体分散
系を撹拌槽に入れた後、ポリスチレンの溶液を接触せし
めても良く、ポリフェニレンエーテル粉粒体分散系とポ
リスチレンの溶液を同時に撹拌槽に入れ接触せしめても
良く、ポリスチレンの溶液を撹拌槽に入れた後、ポリフ
ェニレンエーテル粉粒体分散系に接触せしめても良い。
接触せしめる温度は0℃〜60℃の範囲で行うことが操
作上好ましい。
【0021】また本発明の製造方法は撹拌機のついた撹
拌槽中で行うことが望ましいが、場合によってはマグネ
チックスターラーによっても、また振とう機による接触
でも何ら差し支えない。接触に要する時間は1分〜30
分で充分ある。
【0022】またポリフェニレンエーテルの連続製造法
においては重合工程、触媒や副生物の除去等の洗浄工程
などどのような製造工程においても、ポリフェニレンエ
ーテル粉粒体が有機溶媒分散系として存在していればそ
こにポリスチレン溶液と接触せしめることができる。ま
た別個にポリフェニレンエーテル粉粒体の粒子を凝集さ
せる工程を設けても良い。例えば、重合工程の直後にポ
リスチレン溶液を加える場合には図1のようにポリフェ
ニレンエーテルの重合溶液から粒子を析出させる析出槽
Bにポリスチレンの溶液を連続的に接触させる方法
(1)または別個に混合槽Cを設けてこれにポリスチレ
ンの溶液を連続的に接触させる方法(2)の様な方法が
とられる。しかし、本発明はこれらの方法に限定される
ものではない。上記の方法(1)を使用するにあたって
は混合槽Cは必ずしも必要では無い。
【0023】
【実施例】以下、実施例によって本発明を説明するが本
発明はこれらの例によって何ら制限されるものではな
い。なお、ポリフェニレンエーテルとしては、ポリ−
(2,6−ジメチル−1,4−フェニレン)−エーテル
を用いて実施した。またポリフェニレンエーテルの粒径
分布はレーザー式粒径分布測定装置によって測定した。
【0024】実施例1 10μm以下の粒径の微粒子を10 vol%含有する平均
粒径35μmのポリフェニレンエーテル樹脂粉粒体(η
sp/C=0.52)をキシレン60重量部、ブタノール
20重量部、メタノール20重量部からなる混合溶媒に
分散させた。この分散系におけるポリフェニレンエーテ
ル樹脂粉粒体の濃度は22wt%である。これに重量平均
重合度約30万のポリスチレン(旭化成工業株式会社製
スタイロンGP685)をキシレンに溶解させた溶液
(ポリスチレン濃度10wt%)を先のポリフェニレンエ
ーテル樹脂粉粒体分散系にポリスチレンの量がポリフェ
ニレンエーテル100重量部に対し5.0重量部になる
ように混合し撹拌機付きの撹拌槽中、500rpm で30
分間撹拌処理した。処理後のポリフェニレンエーテル粉
粒体の平均粒径は60μmで10μm以下の微粒子の割
合は2.5 vol%になった。
【0025】比較例1 ポリスチレンの溶液の代りにポリスチレンの入っていな
い溶媒のみを実施例1に相当する量混合した以外は実施
例1と全く同様の方法で処理した。処理後のポリフェニ
レンエーテル粉粒体の平均粒径は35μm、10μm以
下の微粒子の割合は10 vol%でもとのポリフェニレン
エーテル粉粒体となんら変化なかった。
【0026】実施例2 図1のポリフェニレンエーテルの連続重合法を使用して
前記の方法(2)に従い重量平均重合度約30万のポリ
スチレン(旭化成工業株式会社製スタイロンGP68
5)をキシレンに溶解させた溶液(ポリスチレン濃度1
0wt%)を混合槽Cにおけるポリフェニレンエーテル1
00重量部に対しポリスチレンが5.0重量部になるよ
うに混合槽Cへ連続的に混合した。混合槽Cにおけるポ
リフェニレンエーテル粉粒体は定常的に20wt%であ
る。析出槽Bから流出するポリフェニレンエーテル粉粒
体の平均粒径は23μm、10μm以下の微粒子の割合
は18vol %であったが、混合槽Cから流出するポリフ
ェニレンエーテル粉粒体の平均粒径は415μm、10
μm以下の微粒子の割合は0.01 vol%以下になっ
た。
【0027】比較例2 実施例2でポリスチレンの溶液の代わりにポリスチレン
の入っていない溶媒のみを実施例2に相当する量連続的
に混合槽Cに混合した以外は実施例2と全く同様の方法
で処理した。混合槽Cから流出するポリフェニレンエー
テル粉粒体の平均粒径は23μm、10μm以下の微粒
子の割合は18 vol%であった。
【0028】実施例3 重量平均重合度約10万のポリスチレンを用いた以外は
実施例1と全く同様の方法で処理した。処理後のポリフ
ェニレンエーテル粉粒体の平均粒径は58μm、10μ
m以下の微粒子の割合は2.3 vol%であった。
【0029】実施例4 重量平均重合度約50万のポリスチレンを用いた以外は
実施例1と全く同様の方法で処理した。処理後のポリフ
ェニレンエーテル粉粒体の平均粒径は63μm、10μ
m以下の微粒子の割合は2.0 vol%であった。
【0030】実施例5 重量平均重合度約30万のポリスチレン(旭化成工業株
式会社製スタイロンGP685)をキシレンに溶解させ
た溶液(ポリスチレン濃度10wt%)をポリフェニレン
エーテル樹脂粉粒体分散系にポリスチレンの量がポリフ
ェニレンエーテル100重量部に対し1.0重量部にな
るように混合した以外は実施例1と全く同様の方法で処
理した。処理後のポリフェニレンエーテル粉粒体の平均
粒径は40μmで10μm以下の微粒子の割合は3.0
vol%であった。
【0031】実施例6 重量平均重合度約30万のポリスチレン(旭化成工業株
式会社製スタイロンGP685)をキシレンに溶解させ
た溶液(ポリスチレン濃度10wt%)をポリフェニレン
エーテル樹脂粉粒体分散系にポリスチレンの量がポリフ
ェニレンエーテル100重量部に対し10重量部になる
ように混合した以外は実施例1と全く同様の方法で処理
した。処理後のポリフェニレンエーテル粉粒体の平均粒
径は95μmで10μm以下の微粒子の割合は0.05
vol%になった。
【0032】実施例7 重量平均重合度約30万のポリスチレン(旭化成工業株
式会社製スタイロンGP685)をキシレンに溶解させ
た溶液(ポリスチレン濃度5.0wt%)をポリフェニレ
ンエーテル樹脂粉粒体分散系にポリスチレンの量がポリ
フェニレンエーテル100重量部に対し3.0重量部に
なるように混合した以外は実施例1と全く同様の方法で
処理した。処理後のポリフェニレンエーテル粉粒体の平
均粒径は45μmで10μm以下の微粒子の割合は2.
9 vol%になった。これらの結果を表1にまとめて示
す。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】本発明は、従来取扱いが難しく、多くの
トラブルの原因となっていた微粒子状のポリフェニレン
エーテルもしくは変性ポリフェニレンエーテル樹脂の粒
子径を肥大化することに成功したものであり、その結
果、該樹脂粉粒体の取扱い性が大幅に向上したという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポリフェニレンエーテルの連続製造法でポリス
チレン溶液を接触せしめることによりポリフェニレンエ
ーテル樹脂粉粒体を凝集する方法を示す概略工程図であ
る。
【符号の説明】
A ポリフェニレンエーテルに対する貧溶
媒の添加経路 B ポリフェニレンエーテルの析出槽 C 混合槽 (1),(2) ポリスチレン溶液の添加経路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭46−2345(JP,A) 特開 昭51−34952(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 3/00 - 3/28 C08L 71/00 - 71/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリフェニレンエーテル樹脂粉粒体の有
    機溶媒分散系にポリスチレン溶液を接触させることを特
    徴とする粒子径の肥大化したポリフェニレンエーテルま
    たは変性ポリフェニレンエーテル樹脂粉粒体の製造方
    法。
  2. 【請求項2】 ポリフェニレンエーテル樹脂粉粒体を分
    散させる有機溶媒がポリフェニレンエーテルの良溶媒と
    ポリフェニレンエーテルの貧溶媒の混合溶媒からなる請
    求項1記載の製造方法。
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