JP3005584B1 - レチクルケ―ス搬送装置 - Google Patents

レチクルケ―ス搬送装置

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    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
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Abstract

【要約】 【課題】 レチクルケースをいつでも露光チャンバに出
し入れでき、露光作業が制限を受けずに生産性が高く、
しかも人体に対して露光光が到達しない安全性に優れた
レチクルケース搬送装置を提供する。 【解決手段】 レチクルストッカー20と露光チャンバ
31とを連結し、遮光壁で覆われているトンネル配膳路
101と、トンネル配膳路内を走行してレチクルケース
5を露光チャンバ31とレチクルストッカー20との間
で配膳する配膳手段102と、配膳手段102とレチク
ルライブラリ4との間で配膳手段102により配膳され
たレチクルケース5をレチクルライブラリ4に搬送、装
着し、レチクルライブラリ4からレチクルケース5を脱
着、搬送して配膳手段102に引き渡す搬送手段121
〜124とを備える構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レチクルケース搬
送装置に関し、特に、レチクルを収納したレチクルケー
スをレチクルストッカーと露光チャンバ内のレチクルラ
イブラリとの間で搬送するレチクルケース搬送装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】半導体素子をフォトリソグラフィで製造
する際に、レチクルに形成されたパターンを半導体ウエ
ハに投影,転写する縮小投影露光装置(ステッパー)が
用いられている。半導体素子製造時には数枚から十数枚
のレチクルを用いて異なるパターンを露光する必要があ
るため、半導体素子の種類毎に多数のレチクルが必要に
なる。そのため、露光装置が設置されているクリーンル
ーム内には、多数のレチクルを保管するレチクルストッ
カーが配置されている。
【0003】半導体素子の製造では、半導体素子のロッ
トが露光装置に到着する前に、レチクルストッカーから
ロットの露光に必要なレチクルを出庫し、露光装置が設
置されている露光チャンバまで配膳し、露光チャンバ内
の露光装置で用いるレチクルを保管するレチクルライブ
ラリに装着する必要がある。使用済みのレチクルは、レ
チクルライブラリから脱着され、レチクルストッカーに
戻される。レチクルを移動させる際、雰囲気中の埃の付
着や人が直接触れることを防止するために、レチクルは
専用のレチクルケースに収納して取り扱われる。
【0004】従来、このようなレチクルのセット作業
は、人力により行われていた。図4に示すように、レチ
クルストッカーからレチクル入りレチクルケースを出庫
し、露光チャンバ1に設置された扉2を人の手3で開
け、レチクルライブラリ4にレチクル入りレチクルケー
ス5を装着する。また、レチクルケース5をレチクルラ
イブラリ4から脱着するときは、図5に示すように、露
光チャンバ1に設置された扉2を手3で開け、レチクル
ライブラリ4からレチクル入りレチクルケース5を脱着
し、その後、扉2を人の手3で閉め、レチクル入りレチ
クルケース5をレチクルストッカーに戻すという作業を
実施していた。
【0005】人手によるレチクルのセット作業は、工数
が発生するとともに、人が不在などでレチクルセットが
行えない場合、生産性の悪化を招くなどの問題点を有し
ている。
【0006】このような問題を解決するため、特開平1
0−163094号公報では、レチクルケース自動搬送
ロボットを用いてレチクルストッカーからレチクルが収
納されたレチクルケースを露光チャンバに自動的に配膳
し、露光チャンバ内に設置されているロボットにより配
膳されたレチクルケースをレチクルライブラリに自動的
に装着する露光装置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
10−163094号公報では、自動搬送ロボットが配
膳してきたレチクルケースを露光チャンバに設けられて
いる扉を開けて露光チャンバ内の搬送ロボットに受け渡
しているため、露光中の光が扉から漏れるという問題が
ある。
【0008】近年、露光波長がi線からより短波長のK
RF線になり、漏れた光が人間の目に悪影響を及ぼすよ
うになったため、露光作業中に扉開閉はできないように
なってきた。その結果、レチクルを受け渡す時間は露光
作業ができないため、露光作業が制限され、生産性の低
下を招いていた。
【0009】本発明は上記問題点にかんがみてなされた
ものであり、レチクルケースをいつでも露光チャンバに
出し入れでき、露光作業が制限を受けずに生産性が高
く、しかも人体に対して露光光が到達しない安全性に優
れたレチクルケース搬送装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のレチクルケース搬送装置は、レチク
ルを保管するレチクルストッカーと露光装置が納められ
ている露光チャンバとを連結し、遮光壁で覆われている
トンネル配膳路と、前記トンネル配膳路内を走行してレ
チクルが納められたレチクルケースを前記露光チャンバ
と前記レチクルストッカーとの間で配膳する配膳手段
と、前記配膳手段と前記露光チャンバ内のレチクルを保
管するレチクルライブラリとの間で前記配膳手段により
配膳された前記レチクルケースを前記レチクルライブラ
リに搬送、装着し、前記レチクルライブラリから前記レ
チクルケースを脱着、搬送して前記配膳手段に引き渡す
搬送手段とを備える構成としてある。
【0011】このような構成の発明によれば、レチクル
ケースの配膳路がトンネル状に遮光され、露光光が外に
漏れないため、露光中でも安全にレチクルケースを露光
チャンバ内に自動的に出し入れすることが可能であり、
レチクルケースの出し入れや露光の時間が制限されない
ため、生産性が高い。
【0012】請求項2記載のレチクルケース搬送装置
は、請求項1記載のレチクルケース搬送装置において、
前記トンネル配膳路が、前記露光チャンバの直上を通っ
ている構成としてある。このような構成の発明によれ
ば、配膳路が露光チャンバの上に配置されているため、
立体的な配置により配膳路の経路の選定の自由度が向上
すると共に、設置面積を少なくすることができる。
【0013】請求項3記載のレチクルケース搬送装置
は、請求項2記載のレチクルケース搬送装置において、
前記トンネル配膳路と前記搬送手段とが前記露光チャン
バの天井で連結されている構成としてある。このような
構成の発明によれば、立体的な配置により、配膳路の設
置面積を少なくすることができる。
【0014】請求項4記載のレチクルケース搬送装置
は、請求項3記載のレチクル搬送装置において、前記搬
送手段が、前記レチクルケースを昇降させる搬送アーム
を備える構成としてある。このような構成の発明によれ
ば、立体的な構成により、搬送手段の設置面積を少なく
することができる。
【0015】請求項5記載のレチクルケース搬送装置
は、請求項1〜4いずれかに記載のレチクルケース搬送
装置において、前記トンネル配膳路と前記露光チャンバ
との連結部が常に解放されている構成としてある。この
ような構成の発明によれば、配膳路がトンネル状に遮光
され、露光光が漏れることがないので、露光光が漏れな
いようにする扉などを設ける必要がなく、簡易な構成と
することができる。
【0016】請求項6記載のレチクルケース搬送装置
は、請求項1〜5いずれかに記載のレチクルケース搬送
装置において、前記配膳手段及び前記搬送手段がホスト
コンピュータにより管理されている構成としてある。こ
のような構成の発明によれば、ホストコンピュータでレ
チクルの所在を管理する際に、レチクルケースをいつで
も露光チャンバに出し入れできるため、ホストコンピュ
ータで必要なレチクルを必要なときにロットが露光装置
に到着する前にレチクルライブラリに装着できるように
確実に管理することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明のレチクルケース搬
送装置の一実施形態について図面を参照しつつ説明す
る。図1は、半導体製造装置や液晶表示素子製造等の縮
小投影露光装置を有する製造装置における本発明のレチ
クルケース搬送装置の配膳路の概略を示す平面図であ
る。
【0018】この製造装置は、ホストコンピュータ10
により生産ライン全体が管理されている。図示しないク
リーンルーム内には多数のレチクルを保管するレチクル
ストッカー20が配置されている。また、同じクリーン
ルーム内に縮小投影露光装置を収納している露光チャン
バである装置A31〜装置F36が配置され、それぞれ
の露光チャンバ31〜36は、露光に必要な温度や清浄
度等の環境が一定になるように空調されている。
【0019】本発明のレチクルケース搬送装置100
は、レチクルストッカー20の天井の開口部と各露光チ
ャンバ31〜36の天井に設けられた開口部とを連絡す
るトンネル配膳路101を有する。このトンネル配膳路
101は、後述する配膳車が走行できる走行路となって
いる。また、トンネル配膳路101は、遮光壁で四方を
囲まれており、この遮光壁は露光チャンバ31〜36の
天井の開口部に連結され、露光チャンバ31〜36の天
井と一体になっていると共に、レチクルストッカー20
の天井の開口部とも一体に連結されている。そのため、
露光チャンバ31〜36内の露光光が露光チャンバ31
〜36とトンネル配膳路101の外側に漏れない構造と
なっている。
【0020】次に、図2、図3を参照して各露光チャン
バ内の搬送手段について説明する。図2は縦断面図、図
3は横断面図である。これらの図において、鉛直方向の
搬送軸をZとし、搬送軸Zと直交する方向を搬送軸X及
び搬送軸Yとし、搬送軸Xは図面左右方向、搬送軸Yは
図面と垂直方向とする。また、同じ搬送軸Z、搬送軸X
でも、位置が異なると異なる数字を後につけることとす
る。各露光装置内の搬送手段は共通であるので、露光チ
ャンバ31を代表例として説明する。
【0021】露光チャンバ31の中には図示しない縮小
投影露光装置が設置されており、その露光装置に用いる
レチクルが収納されたレチクルケース5を保管するレチ
クルライブラリ4が露光チャンバ31内に設置されてい
る。レチクルライブラリ4は、垂直に積み重ねたスロッ
トのそれぞれにレチクルケース5を水平に装着できるよ
うになっている。
【0022】露光チャンバ31の天井311には、トン
ネル配膳路101と連結されている図示しない開口部が
設けられ、レチクルケースの搬送路になっている。その
開口部にはトンネル配膳路101と接続されたトンネル
搬送路110が設けられ、そのトンネル搬送路110の
中にはX2搬送軸131方向に移動する第1搬送アーム
121が配置されている。このトンネル配膳路101と
トンネル搬送路110の連結部には開閉扉がなく、常に
解放されている。
【0023】また、Z1搬送軸132方向に昇降する第
2搬送アーム122が配置されている。第1搬送アーム
121は、トンネル配膳路101を走行してきた配膳車
102から第1受け取り部141でレチクルケース5を
掴み上げてX2搬送軸131方向に移動してレチクルケ
ースを搬送し、第2受け取り部142で第2搬送アーム
122にレチクルケースを受け渡す。露光チャンバの下
方には、第2搬送アーム122から第3受け取り部14
3でレチクルケース5を受け取り、X1搬送軸133方
向に移動する第3搬送アーム123が配置されている。
【0024】また、レチクルライブラリ4に近接して、
Z軸を回転可能(θ)であると共に、Y搬送軸134方
向にアームが伸縮し、さらにZ1搬送軸135方向に昇
降できる第4アームが配置されている。この第4搬送ア
ーム124は、第3搬送アーム123から第4受け取り
部144でレチクルケースを受け取り、Z軸周りに回転
(θ)し、Z1搬送軸135方向に上昇し、アームをY
搬送軸134方向に伸長してレチクルライブラリ4の所
定の位置のスロットにレチクルケース5を装着できるよ
うになっている。
【0025】以上は、配膳車102からレチクルケース
5を受け取ってレチクルライブラリ4に装着する場合の
動きを説明しているが、レチクルライブラリ4からレチ
クルケース5を脱着して配膳車102に受け渡すとき
は、以上の説明と逆になる。
【0026】次に、上記のように構成されたレチクルケ
ース搬送装置の動作について説明する。ホストコンピュ
ータ10は、レチクルの所在を常時管理している。ロッ
トが所定の露光装置に到着する前に、そのロットの露光
に必要なレチクルを選定し、配膳し、レチクルライブラ
リ5に装着し、不要になったレチクルをレチクルストッ
カー20に戻すように、レチクルストッカー20及びレ
チクルケース搬送装置100を制御している。ホストコ
ンピュータ10の指示で、レチクルストッカー20に保
管されていたレチクルは、レチクルストッカー20の中
でレチクルケースの中に収納され、レチクル入りレチク
ルストッカー5が出庫され、配膳車102に受け渡され
る。
【0027】配膳車102は、トンネル配膳路101を
走行して所定の露光チャンバの天井のトンネル配膳路1
01の第1受け渡し部141に到着する。ここで、第1
搬送アーム121が第2受け渡し部142からX2搬送
軸131上を第1受け渡し部141へ移動し、配膳車1
02からレチクル入りレチクルケース5をつかみ取る。
その後、第1搬送アーム121はX2搬送軸131上を
逆方向に移動し、第2受け渡し部142に戻る。
【0028】一方、第2搬送アーム122は、下端位置
の第3受け渡し部143から上昇し、第2受け渡し部1
42へと移動する。第1搬送アーム121は、第2受け
渡し部142でレチクル入りレチクルケース5を第2搬
送アーム122上に受け渡す。第2搬送アーム122は
第2受け渡し部142から第3受け渡し部143へと下
降する。
【0029】第3搬送アーム123は、第4受け渡し部
144から第3受け渡し部143へ搬送軸X1上を走行
し、第3受け渡し部143でレチクルケース5を第2搬
送アーム122から受け取る。第3搬送アーム123
は、第3受け渡し部143からX1搬送軸133上を第
4受け渡し部144へ移動する。
【0030】第4搬送アーム124は、Z軸を回転して
第3搬送アーム123からレチクルケース5を受け取
り、再び回転し、Z1搬送軸135上を空いているスロ
ットの位置まで上昇し、アームを伸長してレチクルケー
ス5をレチクルライブラリ4のスロットへ挿入し、レチ
クル装着を完了する。
【0031】図示しない露光装置のレチクル自動搬送装
置は、レチクルライブラリ4に装着されたレチクルケー
ス5から必要なレチクルを取り出し、投影露光光学系に
自動搬送し、レチクルがフォトリソグラフィに供され
る。
【0032】フォトリソグラフィで使用されたレチクル
は、レチクルライブラリ4のレチクルケース5に収納さ
れている。このレチクルをレチクルライブラリ4からレ
チクルストッカー20に戻す場合は、上記と逆の動作に
なる。
【0033】すなわち、ホストコンピュータ10の指示
で、第4搬送アーム124はZ1搬送軸135上を上昇
し、アームを伸張して不要となったレチクルが収納され
ているレチクルケース5を掴み、アームを引き込んでレ
チクルケース5をレチクルライブラリ4から脱着し、再
びZ1搬送軸135上を降下する。そして、降下し終わ
ったらZ1搬送軸135を軸として回転し、第4受け渡
し部144でレチクルケース5を第3搬送アーム123
に受け渡す。
【0034】第3搬送アーム123は、X1搬送軸13
3上を第3受け渡し部143まで移動し、ここで第2搬
送アーム122にレチクルケース5を受け渡す。第2搬
送アーム122は、Z2搬送軸132上を第2受け渡し
部142まで上昇し、ここで第1搬送アーム121がレ
チクルケース5を掴み上げ、そのままX2搬送軸131
上を第1受け渡し部141まで移動し、配膳車102に
レチクルケースを載置する。
【0035】配膳車102は、トンネル配膳路101を
走行し、レチクル入りレチクルケース5をレチクルスト
ッカー20に戻す動作を行い、脱着操作を完了する。
【0036】このようなレチクルケース搬送装置100
によれば、レチクルを自動的に配膳し、自動装着、自動
脱着が可能であるため、従来オペレータが人手で行って
いた場合に生じる、工数が発生する、人が不在に場合に
レチクルセットが行えないという不都合を解消すること
ができる。また、露光チャンバから露光光が外部に漏れ
ない構造となっているため、近年の短波長の露光光から
人の眼を防護することができ、安全である。そのため、
露光作業中でもレチクルの装着及び脱着操作が可能とな
り、生産性の向上を図ることができる。さらに、従来の
露光チャンバに設置されていたレチクルケースを出し入
れする開閉扉が不要になるため、露光装置の構成を簡略
化できる。
【0037】上記説明では、露光チャンバの天井及びレ
チクルストッカーの天井でそれぞれトンネル配膳路が連
結されているが、それぞれ側壁、あるいは床下で連結す
るようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレチクル
ケースの搬送装置によれば、レチクルケースをいつでも
露光チャンバに出し入れでき、露光作業が制限を受けず
に生産性が高く、しかも、人体に対して露光光が漏れな
いため安全性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縮小投影露光装置を有する製造装置における本
発明のレチクルケース搬送装置の配膳路の概略を示す平
面図である。
【図2】本発明のレチクルケース搬送装置の縦断面を示
す構成図である。
【図3】本発明のレチクルケース搬送装置の横断面図を
示す構成図である。
【図4】従来の人手によりレチクル入りレチクルケース
をレチクルライブラリの装着する様子を示す斜視図であ
る。
【図5】従来の人手によりレチクル入りレチクルケース
をレチクルライブラリから脱着する様子を示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
4 レチクルライブラリ 5 レチクル入りレチクルケース 10 ホストコンピュータ 20 レチクルストッカー 31〜36 露光チャンバ 100 レチクルケース搬送装置 101 トンネル配膳路 102 配膳車 121 第1搬送アーム 122 第2搬送アーム 123 第3搬送アーム 124 第4搬送アーム

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レチクルを保管するレチクルストッカー
    と露光装置が納められている露光チャンバとを連結し、
    遮光壁で覆われているトンネル配膳路と、 このトンネル配膳路内を走行してレチクルが納められた
    レチクルケースを前記露光チャンバと前記レチクルスト
    ッカーとの間で配膳する配膳手段と、 この配膳手段と前記露光チャンバ内のレチクルを保管す
    るレチクルライブラリとの間で、前記配膳手段により配
    膳された前記レチクルケースを前記レチクルライブラリ
    に搬送,装着し、前記レチクルライブラリから前記レチ
    クルケースを脱着,搬送して前記配膳手段に引き渡す搬
    送手段とを備えることを特徴とするレチクルケース搬送
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレチクルケース搬送装置
    において、 前記トンネル配膳路が、前記露光チャンバの直上を通っ
    ていることを特徴とするレチクルケース搬送装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のレチクルケース搬送装置
    において、 前記トンネル配膳路と前記搬送手段とが、前記露光チャ
    ンバの天井で連結されていることを特徴とするレチクル
    ケース搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のレチクル搬送装置におい
    て、 前記搬送手段が、前記レチクルケースを昇降させる搬送
    アームを備えることを特徴とするレチクルケース搬送装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4いずれかに記載のレチクル
    ケース搬送装置において、 前記トンネル配膳路と前記露光チャンバとの連結部が、
    常に解放されていることを特徴とするレチクルケース搬
    送装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5いずれかに記載のレチクル
    ケース搬送装置において、 前記配膳手段及び前記搬送手段がホストコンピュータに
    より管理されていることを特徴とするレチクルケース搬
    送装置。
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