JP3005514U - 二輪車用の錠 - Google Patents

二輪車用の錠

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JP3005514U JP1994009008U JP900894U JP3005514U JP 3005514 U JP3005514 U JP 3005514U JP 1994009008 U JP1994009008 U JP 1994009008U JP 900894 U JP900894 U JP 900894U JP 3005514 U JP3005514 U JP 3005514U
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欽偉 趙
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欽偉 趙
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 掛金を自動ロックでき、鍵を回すと同時に、
掛金を推出せ、また強固な構造であり、さらに安定した
保持装置を有する二輪車用の錠を提供する。 【構成】 横棒2内で軸方向に回転し、掛金1のロック
部を有するロック部材3と、該ロック部材3を常態時に
ロック位置に保持するばね51を設けた保持機構5を設
け、U形の掛金1の頭部に弾丸状の挿入部100を設
け、上記ロック部材3上にロック部材3が掛金1を開け
ると同時に、該挿入部100の底部に進入する釈放部3
1を設け、該挿入部100には第2斜面を設け、該横棒
2上の掛金挿入方向に直径の異なる各々二つの貫通穴2
1及び穴22,22′を、該貫通穴21及びこれに対応
する穴22,22′を該横棒2の同一の径線上に設けて
掛金1の軸方向のいずれの頭部10も、2点で横棒2に
接触させ、また、上記保持装置中の上記ばね51の動作
を一つのスナップリング52で制限する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、一種の錠に関し、特にオートバイや自転車など交通具である二輪車 に使用される、主にU型の掛金と横棒からなる錠に関する。
【0002】
【従来の技術】
オートバイや自転車などの二輪車用の錠では、すでに多種の異なる設計が公開 、並びに使用されている。例えば、米国特許第07/514175号のインプル ーブド バイシクル ロック(improved bicycle lock) がその一つであり、一つの被施錠物に掛けるU形の掛金と、該掛金の末端に結合 される横棒とを有し、該横棒は、一つの鍵により施錠、解錠を調整できる該掛金 のロック機構を有する。このような錠は、掛金をロックするとき、鍵を差し込み 、回転しなければならず、掛金を横棒に挿入した後、横棒のロック機構は自動的 に掛金をロックすることができない。
【0003】 これに類似の、主に、掛金及び該掛金をロックする横棒で外形を構成する二輪 車用の錠には、他に、米国特許第3924426号、米国特許第3967475 号、米国特許第4085600号の二輪車用の錠がある。しかし、これらも、自 動的に掛金をロックする機能を有するものではなかった。
【0004】 また、米国特許第4881387号の二輪車用の錠では、自動的に掛金をロッ クする機能を有するものであったが、これは、構造が複雑であり、製造及び組立 上非常に困難を生じた。
【0005】 以上の従来の技術には、さらに一つの問題があった。それは、錠を開けると同 時に、これらには横棒を内に挿入して掛金を推出す構造を有さないことであった 。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、第1に、掛金を自動ロックできる二輪車用の錠を提供することを課 題とする。
【0007】 本考案は、第2に、掛金を開けると同時に、掛金を推出すことのできる二輪車 用の錠を提供することを課題とする。
【0008】 本考案は、第3に、強固な二輪車用の錠を提供することを課題とする。
【0009】 本考案は、第4に、安定した保持装置を提供することを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記第1の課題を解決するために、本考案では、一つの横棒内で軸方向に回転 するロック部材と、一つの該ロック部材の保持機構を設け、該保持機構に一つの 該ロック部材を常態時にロック位置に保持するばねを設ける。
【0011】 上記第2の課題を解決するために、本考案では、U形の掛金の頭部に一つの弾 頭に似た形状の挿入部を設け、上記ロック部材上には一つの釈放部を設け、該釈 放部はロック部材が掛金を開けると同時に、上記挿入部の底部に進入し、並びに 該挿入部には一つの第2斜面を設け、これを利用してロック部材を上に押し上げ る構造を設ける。
【0012】 上記第3の課題を解決するために、本考案では、該横棒上に掛金を挿入する部 分に、二つの直径の異なる貫通穴及び穴を設け、該貫通穴及び穴は該横棒の同一 の径線上に設け、並びに掛金の挿入方向に対応するように設け、これにより、掛 金の軸方向のいずれの頭部でも、2点で横棒に接触させ、簡単には揺動しない構 造とする。
【0013】 上記第4の課題を解決するために、本考案では、上記保持装置中のばねが軸方 向の移動を行わないように、且つばねが力を受けてねじれる時、歪まないよう、 上記保持装置中のばねを一つのスナップリングで制動する。
【0014】
【作用】
施錠するときは、二輪車のロック部分に掛けた掛金(1)の頭部(10)を横 棒(2)上の貫通穴(21)、(21’)から挿入して押し込むと、自動的にロ ックされる。また、開錠するときは、鍵をロック芯(4)の鍵穴に入れて回転さ せると、連動により掛金(1)が推上げられ、掛金(1)を引き出すのに便利で ある。
【0015】
【実施例】
図1及び図2に示されるように、本考案の二輪車用の錠は、一つの被施錠物、 例えばオートバイや自転車のタイヤに掛けられるU形の掛金(1)と、一つの該 掛金(1)に結合されることができる横棒(2)を有する。該掛金(1)は、実 心の鋼材を一つの平面上にて弯曲して形成され、該掛金(1)は、二つの、形状 が完全に同じ頭部(10)と、該二つの頭部(10)を連接する掛金本体(11 )を有し、掛金(1)の該二つの頭部(10)を上記横棒(2)に挿入すること で、ロック状態を形成する。
【0016】 上記頭部(10)の形状は、図5及び図6に示される。頭部(10)は、上記 横棒(2)に挿入される一つの挿入部(100)と、該挿入部(100)と上記 掛金本体(11)を連接する頸部(101)を有する。該挿入部(100)はそ の底端から頸部(101)方向に放物線を描いて漸次広がる弾頭に似た形状であ り、且つ頸部(101)に互いに接する位置に形成された一つの径方向の切断面 (102)を有する。該頸部(101)は該切断面(102)に連接し、且つ比 較的小さい直径の円柱体である。図10、図11に示されるように、頭部(10 )が横棒(2)に挿入された後、横棒(2)内に位置するロック部材(3)は、 そのロック部(30)を利用して上記頸部(101)を係止し、掛金(1)の抜 け出しを防止し、ロック状態と成す。
【0017】 このほか、上記挿入部(100)は、その、放物線を描く円弧面の表面により 、滑らかに横棒(2)に挿入される。上記の各挿入部(100)の表面はさらに その軸線に対して対称な二つの斜面(103)を有する。該斜面(103)は、 掛金(1)を横棒(2)から引出すとき、上記ロック部(30)を滑り出る。設 計上は、上記斜面(103)は上記頸部(101)と切断面(102)が互いに 接する所から下向きに外傾し、且つ上記ロック部(30)と対応する位置に設け る。
【0018】 上記横棒(2)は、二つの連通する開口部(20)、(20’)を有する中空 の管であり、上記開口部(20)、(20’)は並びに同一の軸心の両端にある 。横棒(2)の表面は、上記頭部(10)が挿入されるための、二つの、対称位 置にある貫通穴(21)、(21’)と、該貫通穴(21)、(21’)に対応 する2つの穴(22)、(22’)を有する。該穴(22)、(22’)の直径 は該貫通穴(21)、(21’)より小さく、並びに上記挿入部(100)の底 端を嵌止する。さらに、相互に対応する貫通穴(21)と穴(22)、及び、貫 通穴(21’)と穴(22’)は、それぞれ上記頭部(10)が挿入される同一 の軸方向に設けられる。これにより、掛金(1)の頭部(10)が横棒(2)に 挿入され、並びにロックされるとき、各々の頭部(10)は、2点で横棒(2) に接触する。このため、貫通穴(21)、(21’)と穴(22)、(22’) の固定効果により、掛金(1)の揺動が防がれる。
【0019】 上記横棒(2)の内部には上記掛金(1)をロックするのに使用されるロック 部材(3)が設けられ、該ロック部材(3)は、断面の形状が円弧形の片状の部 材であり、この円弧形の円心は、横棒(2)の軸心上にある。このため、ロック 部材(3)は横棒(2)の内部にあって同軸回転する。ロック部材(3)の同一 の長辺は上記頸部(101)をロックする二つのロック部(30)を有し、該ロ ック部(30)は、図4に示されるように、半円形の根部(301)を有し、並 びにこの半円形の根部(301)の開口部の両側から外向きに漸次拡張するラッ パ状の辺縁を有する。該ロック部(30)の半円形の根部(301)は上記掛金 (1)の頸部(101)に掛けられ、これによりロックの目的を果たす。図3に 示されるように、該ロック部(30)の上面にはさらに一つの、該ロック部(3 0)の中心に向けて漸次下向きに縮小するように傾斜する傾斜案内面(300) が設けられる。該傾斜案内面(300)により、上記挿入部(100)がさらに 容易に下向きに挿入されることができる。
【0020】 該ロック部材(3)のもう一つの長辺には、別に、上記2つのロック部(30 )に対応する2つの釈放部(31)が設けられる。該釈放部(31)はそれぞれ 一つの円弧形の切欠きであり、切欠きの辺縁には上記挿入部(100)を推上げ る、一つの第2斜面(310)を有する。これにより、該釈放部(31)が回転 させられ挿入部(100)の底部に到るとき、上記ロック部(30)は頸部(1 01)を離れ、この時、同時に釈放部(31)の第2斜面(310)も上記挿入 部(100)の底部に接触して掛金(1)を上昇させる。これにより、掛金(1 )の取り出しに便利である。
【0021】 上記横棒(2)の一つの開口部(20)には、鍵の挿入に供されるロック芯( 4)が設けられる。該ロック芯(4)は鍵に連動して回転する一つの駆動軸(4 0)を有する。該駆動軸(40)の断面は、一つの半円形とする。並びに、前述 のロック部材(3)の一端には、該駆動軸(40)の挿入に供され、連動により 該ロック部材(3)が回転させられるための、連結穴(32)が設けられる。常 態時には、上記ロック部(30)の部分は、上記貫通穴(21)、(21’)の 正面に位置し、挿入された掛金(1)は、図11に示されるように、ロックされ る。これが、本考案での、いわゆる、常態(ロック)位置である。この時、駆動 軸(40)の位置は、図8に示される。
【0022】 上記横棒(2)のもう一つの開口部(20’)には、上記ロック部(30)及 び駆動軸(40)を常態位置に保持する保持機構(5)が設けられる。該保持機 構(5)は、該開口部(20’)に固定されて並びに数段の異なる直径の部分を 有する、一つの柱体(50)と、該柱体(50)に嵌められるばね(51)と、 該ばね(51)の軸方向の位置の移動を阻む、スナップリング(52)と、を有 する。
【0023】 該柱体(50)は、横棒(2)内に密着して挿入される、密着部(500)を 有する。該柱体(50)にはさらに、該密着部(500)につながり、且つ横棒 (2)に伸入する部分に上記ばね(51)を設けた腰部(501)を有し、さら に該腰部(501)の尾端には一つの軸棒(502)を設ける。上記駆動軸(4 0)及び該軸棒(502)の支持により横棒(2)の中心に懸かり、一種の軸方 向に回転するロック部材(3)が形成される。
【0024】 上記腰部(501)は一つのスナップリング(52)を有してばね(51)の 位置を密着部(500)とスナップリング(52)の間に制限し、かつ軸方向の 移動を禁ずる。ばね(51)の両端はそれぞれ軸方向に伸出する固定端(510 )及び可動端(511)を有する。そのうちの固定端(510)は該密着部(5 00)の径方向上に設けられた一つの窪んだ切欠き(53)に嵌まり込み、可動 端(511)は一つのフック状を呈し並びに上記ロック部材(3)のもう一端に ある第2連接片(33)をフックする。この第2連接片(33)は、一つの、円 形でその外周上に、上記可動端(511)をフックする切断部(330)を有す る。上記ばね(51)が常態にある時、ある一定のねじれ状態をほぼ保持し、こ のとき力を発生して連接するロック部材(3)を駆動し、その軸方向の回転力に より、上記上記ロック部(30)を図7の位置に保持する。
【0025】 以上の設計に基づく本考案の使用方式、及びそれぞれの部分の動作関係は、以 下に述べるとおりである: (イ)常態時、ロック部材(3)は、図7に示されるように、そのロック部( 30)の半円形の根部(301)が貫通穴(21)の中心を貫通し、釈放部(3 1)は完全に穴(22)を遮蔽しない; (ロ)続けて掛金(1)の頭部(10)が貫通穴(21)より横棒(2)に挿 入されるとき、ロック部材(3)のロック部(30)は挿入部(100)の円弧 形の表面に接触し、並びに頭部(10)が下向きに挿入されると、ロック部材( 3)が連動して小幅の回転を行う。この時鍵は未だ挿入されていないため、駆動 軸(40)の半円形の部分は上の半円位置を保持し、反対にロック部材(3)は 、その連結穴(32)が3/4の円形に設計されているために、駆動軸(40) の回転に影響されずに回転する(図10); (ハ)上記頭部(10)が完全に横棒(2)に挿入された後(図11)、上記 ロック部(30)の半円形の根部(301)により頸部(101)のロック動作 が完成される。このとき挿入部(100)の底端もほぼ挿入穴(22)の内にあ り、このため、頭部(10)の同一軸心上で横棒(2)との2点接触が行われ、 貫涌穴(21)、(21’)の揺動を防止する大きな効果がある;
【0026】 別の方面では、挿入部(100)の斜面(103)は、掛金(1)が側面方向 の力を受けるとき、ロック部(30)の辺縁と直角の応力を保持する。さらにロ ック部(30)と斜面(103)の接触点上の力量を加え、該方向は斜面(10 3)を垂直に保持することがないため、掛金(1)が揺動することなく、離脱す ることがない。このような安定した効果は、斜面(103)を設けずには達成し にくい; (ニ)最後に、開錠する時は、鍵で駆動軸(40)を回転する。するとロック 部材(3)がこれに連動してて回転する(図12)。ロック部(30)が頸部( 101)を離れると、釈放部(31)の第2斜面(310)は挿入部(100) の底端に進入し、並びに頭部(10)全体が最上点まで上に押し上げられる。こ れにより使用者は掛金(1)を取り出すのに便利である。
【0027】 鍵が回転すると同時に、ばね(51)も常態時より大きいねじれとポテンシャ ルを有する。掛金(1)が完全に横棒(2)から引き出された時、ロック部材( 3)はばね(51)の元に戻る力により推されて常態の位置に戻る。
【0028】 最後に、図1に示されるように、本考案の横棒(2)の外表面は、伸縮性及び 弾性を有するキャップ(6)で覆われる。このキャップ(6)はゴムで作られる のが最もよく、並びに貫通穴(21)、(21’)及びロック芯(4)を塞がな い条件の下で、横棒(2)を覆う。これにより、美観を増すのみならず、実質的 な保護作用を有する。当然、同様のキャップを頭部(10)を遮蔽しない条件の 下で掛金(1)を覆ってもよく、これにより同じ効果を獲得することができる。
【0029】
【考案の効果】
本考案の二輪車用の錠は、第1に、本考案では、一つの横棒内で軸方向に回転 するロック部材と、一つの該ロック部材の保持機構を設け、該保持機構に一つの 該ロック部材を常態時にロック位置に保持するばねを設け、掛金を自動ロックで きる。
【0030】 木考案の二輪車用の錠は、第2に、U形の掛金の頭部に一つの弾頭に似た形状 の挿入部を設け、上記ロック部材上には一つの釈放部を設け、該釈放部はロック 部材が掛金を開けると同時に、上記挿入部の底部に進入し、並びに該挿入部には 一つの第2斜面を設け、これを利用してロック部材を上に押し上げる構造を設け たことにより、掛金を開けると同時に、掛金を推出すことができる。
【0031】 本考案の二輪車用の錠は、第3に、横棒上に掛金を挿入する部分に、二つの直 径の異なる貫通穴及び穴を設け、該貫通穴及び穴は該横棒の同一の径線上に設け 、並びに掛金の挿入方向に対応するように設け、これにより、掛金の軸方向のい ずれの頭部でも、2点で横棒に接触させ、簡単には揺動せず、強固である。
【0032】 本考案の二輪車用の錠は、第4に、上記保持装置中のばねが軸方向の移動を行 わないようにし、且つばねが力を受けてねじれる時、歪まないために、上記保持 装置中のばねが一つのスナップリングで制動され、これにより、安定した保持装 置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】本考案の横棒の斜視図である。
【図3】本考案のロック部材の断面図である。
【図4】本考案のロック部材の平面図である。
【図5】本考案のU型の掛金の正面図である。
【図6】本考案のU型の掛金の側面図である。
【図7】本考案の常態時におけるロック部材と管との関
係を示す上記図2の断面図である。
【図8】本考案の常態時におけるロック部材とロック芯
との関係を示す上記図2の断面図である。
【図9】本考案の保持機構の側面図である。
【図10】本考案の使用時における、U型の掛金を横棒
に差し込む時の、部分断面図による動作説明図である。
【図11】本考案の使用時における、U型の掛金がロッ
ク部材によりロックされる時の、部分断面図による動作
説明図である。
【図12】本考案のもう一つの使用時における、ロック
部材が釈放されると同時にU型の掛金を推出す時の部分
断面図による動作説明図である。
【符号の説明】
(1)掛金 (2)横棒 (3)ロック部材
(4)ロック芯 (5)保持機構 (6)キャップ (10)頭部
(11)掛金本体 (20)、(20’)開口部 (21)、(21’)
貫通穴 (22)、(22’)穴 (30)ロック部 (3
1)釈放部 (32)連結穴 (33)第2連接片 (40)駆
動軸 (50)柱体 (51)ばね (52)スナップリング (53)
切欠き (100)挿入部 (101)頸部 (102)切
断面 (103)斜面 (300)傾斜案内面 (301)根部 (310)
第2斜面 (500)密着部 (501)腰部 (502)軸棒
(510)固定端 (511)可動端 (330)切断部

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの頭部を有し、且つオートバイや自
    転車のタイヤに掛けられるための一つの掛金と、 両端が連通し、かつ中空管状の横棒であり、その表面に
    は軸方向に、二つの対称で、且つ上記頭部の挿入に供さ
    れる貫通穴を有する横棒と、 上記横棒内で軸方向に回転し、並びに常態で上記頭部を
    ロックするロック部材と、 上記横棒の一端に固定され、鍵の挿入に供されてロック
    部材を連動により回転させるロック芯と、 上記横棒のもう一端に設けられ、上記ロック部材を常態
    の位置に保持するのに供され、並びに上記ロック部材が
    回転した後は、ロック部材を常態の位置に回復させる、
    保持機構と、を有し、その特徴は、 (イ)上記頭部はそれぞれ、上記貫通穴に挿入されるた
    めの一つの挿入部と、上記ロック部材をロックする頸部
    を有し、そのうち該挿入部はその底端から上記頸部の方
    向に放物線を描いて逐次拡大される、弾頭に類似の形状
    であり、並びに上記頸部の位置には一つの径方向の切断
    面を有し、該頸部は、該切断面に連接し、且つ直径が僅
    かに小さい円柱体であり、上記の各挿入部の表面にはさ
    らに軸方向に対して対称位置にある、2つの平滑な斜面
    を有し、該斜面は、上記頸部と切断面が互いに接する所
    から下向きに外傾する、 (ロ)上記横棒表面は、さらに二つの貫通する穴を設
    け、該二つの穴の直径は、上記貫通穴より小さく、並び
    にそれぞれが、上記貫通穴に対応し、上記頭部の挿入方
    向に設けられ、該挿入部の底端を嵌止するのに供され
    る、 (ハ)上記ロック部材は、それぞれが上記頸部をロック
    する二つのロック部と、上記挿入部を上向きに推出せる
    上記穴中の釈放部が設けられる、 (ニ)上記保持機構は、上記横棒の一端に固定された一
    つの柱体と、該柱体上のコイルばねと、該コイルばねの
    軸方向の移動を禁ずるスナップリングとを有し、上記コ
    イルばねの両端には、それぞれ、軸方向に伸出する固定
    端及び可動端を有し、そのうちの固定端は上記柱体上で
    径方向に陥入するよう設けられた一つの切欠きに嵌入れ
    られ、可動端は、上記ロック部材を係止めし、該コイル
    ばねは未だ力を受けず、ねじれない時、上記ロック部材
    を常態における上記頭部の位置に保持する、 以上を特徴とする、二輪車用の錠。
  2. 【請求項2】 掛金の頭部の挿入部の平滑な斜面は、ロ
    ック部材のロック部に対応し、並びに該ロック部が該掛
    金の頭部の頸部を離れるとき、該ロック部を該斜面に沿
    って滑って通過させるための、請求項1に記載の二輪車
    用の錠。
  3. 【請求項3】 ロック部材のロック部の根部は掛金の頭
    部の頸部を係止できる半円形であり、並びに該半円形の
    部分の開口部の両側は、外向きに漸次拡張し、ラッパ状
    を呈する辺縁となす、請求項1に記載の二輪車用の錠。
  4. 【請求項4】 ロック部の上面辺縁はロック部中心に向
    けて下向きに縮小する傾斜案内面が設けられ、上記挿入
    部の滑らかな通過に供する、請求項3に記載の二輪車用
    の錠。
  5. 【請求項5】 釈放部は、ロック部に対応する一種の円
    弧形の切欠きであり、該切欠きの上面辺縁には挿入部を
    推上げるための第2斜面を有する、請求項1に記載の二
    輪車用の錠。
  6. 【請求項6】 ロック部は常態時、貫通穴を遮蔽し、釈
    放部は未だ該貫通穴に対応する穴を遮蔽しない、請求項
    1に記載の二輪車用の錠。
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