JP3005233U - 筆記具の滑り止めチューブ - Google Patents

筆記具の滑り止めチューブ

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JP3005233U
JP3005233U JP1994008068U JP806894U JP3005233U JP 3005233 U JP3005233 U JP 3005233U JP 1994008068 U JP1994008068 U JP 1994008068U JP 806894 U JP806894 U JP 806894U JP 3005233 U JP3005233 U JP 3005233U
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JP
Japan
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tube
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slip
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JP1994008068U
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English (en)
Inventor
厚 網野
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厚 網野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は汗をかきにくくして且つ汗をかいて
も滑らないようにし、さらに指先を指圧して筆記疲れを
解消する筆記具の滑り止めチューブを提供することを目
的とするものである。 【構成】 本考案はボールペン等の筆記具の軸部の全長
または一部に小突起を外面に多設した滑り止めチューブ
を被着するようにしたことを特徴とする筆記具の滑り止
めチューブにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は筆記具の滑り止めチューブ、詳しくはボールペン,シャープペンシ ル,万年筆等の筆記具の軸部に被着して使用する滑り止めチューブに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
この種の滑り止めとしては実開昭61−128084号公報がある。該公報は ボールペン、シャープペンシルその他の筆記具の軸部の一部または全長に該軸部 よりやや太径に形成したシリコンゴム製のチューブを遊嵌し、該チューブを表側 から加熱することにより該チューブを軸部に密着させることを記載している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら該提案は筆記具の持ち手を筆記具の軸部に被着したシリコンゴム の粗面に密着させることにより滑り止める要領のため、夏季など暑いときなどは 筆記具を持つ手指とシリコンゴムとの間に汗が滲み出て不快とするばかりかなお これにより筆記具の持ち手が滑るという課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案はボールペン等の筆記具の軸部の全長または一部に小突起を外面に多設 した滑り止めチューブを被着するようにして、かかる課題を解決しようとするも のである。
【0005】
【作用】
本考案は滑り止めチューブの外面に小突起を多設したので、該チューブを筆記 具の軸部に被着すると、筆記具の持ち手の内側と小突起間の間隙に空気が流通す ることとなって、夏季など暑いときも、この流通する空気によって冷やされるこ とにより持ち手の周辺に汗の滲むことが生じにくくなり、たとえ汗が出ても小突 起間の間隙から流れてとどまらないから不快とならず、また汗による滑りを回避 することができることとなる。
【0006】 さらに筆記具の持ち手は数個の小突起を跨いで握持することとなるので確実な 滑り止め作用をすることとなる。
【0007】 また小突起の先端が指先を刺激することによって血行が良好となり長時間の筆 記作業による痺れや疲労を解消することとなる。
【0008】
【実施例】
以下図面に基づいて実施例を説明する。
【0009】 図1乃至図2は第1実施例であって、シリコンゴム、NBR(ブタジエンとフ クリロニトリルの共重合体にてなる合成ゴムの1種)、エラストマーなどのいず れかの材料にてボールペン1等の軸部1aに弾嵌被着する内径を持ったチューブ2 を形成する。該チューブ2は外面に多数の小突起3を交互並設している。該小突 起3は平面視円形で外面を円弧形3aにて突出し形成している。4は小突起3間の 間隙である。
【0010】 以上のように形成した滑り止めチューブ2はボールペン1の軸部1aの握持部分 に弾嵌して被着取付けすると、筆記する際の持ち手の指先は数個の小突起3を跨 いで握持してもって滑らない確実なグリップ力を得ることができ、指先の全面が 密着しないこととおよび小突起3間の間隙4を流通する空気の冷却作用とにて指 先に汗が生じにくいものとなる。
【0011】 なお汗をかいた場合にも汗は小突起3間の間隙4から流れてとどまらないので 汗による滑りと不快感を回避することができることなる。
【0012】 また小突起3の先端が持ち替えられるるごとに指先の異なる点を刺激するので 、指先の血行が促進されて筆記作業による痺れや疲労が解消されるのである。
【0013】 なおこの実施例ではボールペン1の先部寄りの一部に被着する長さの滑り止め チューブを示しているが、軸部1aの全長に及ぶ長さのチューブとすることもある 。
【0014】 図3は小突起3の高さを滑り止めチューブ2の軸線列ごとの交互において高低 した第2実施例を示し、図4は同、周列ごとの交互において高低した第3実施例 を示すものである。かくすることにより使用者各人の持ち癖に適する握持感がい ずれかのタイプにより得られることとなる。なお、図示していないが列ごとでは なく1つづつ交互において高低させて形成することもある。
【0015】 なお以上の実施例では小突起の形状を平面視円形で外面を円弧形に突出したタ イプにてあらわしたが、平面視形状は四角形、三角形、その他の多角形のほか楕 円形や星形など、どのような形のものでよいことは勿論である。
【0016】
【考案の効果】
本考案は以上のようにして、滑り止めチューブの外面に小突起を多設したので 、筆記具の持ち手の内側と小突起間の間隙に空気が流通することとなって、この 流通する空気の冷却作用によって指先の周辺に汗の滲むことが生じにくくなり、 汗が出たときにも小突起間の間隙から流れてとどまらないから不快とならず、ま た汗による滑りを回避することができるという効果を生ずる。
【0017】 また小突起の指圧効果により指先の血行が促進されて筆記作業による痺れや疲 労が解消されるという効果を生ずる。
【0018】 小突起に位置によって高低する段差を設けるときは、使用者各人の持ち癖に適 合する各種のタイプの滑り止めチューブを提供することができるという効果を生 ずる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の滑り止めチューブをボールペン
に嵌着取付けした状態に示す斜視図である。
【図2】 同、(a)はチューブの拡大横断面図、(b)はチ
ューブの拡大部分縦断面図である。
【図3】 軸線列ごとに小突起の高低差を設けた第2実
施例を示す拡大部分横断面図である。
【図4】 周列ごとに小突起の高低差を設けた第3実施
例を示す拡大部分縦断面図である。
【符号の説明】
1はボールペン 1aは軸部 2は滑り止めチューブ 3は小突起 3aは円弧形の先端突出部 4は間隙

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールペン等の筆記具の軸部の全長また
    は一部に小突起を外面に多設した滑り止めチューブを被
    着するようにしたことを特徴とする筆記具の滑り止めチ
    ューブ。
  2. 【請求項2】 小突起は外面を円弧形に突出し形成する
    請求項1を記載の筆記具の滑り止めチューブ。
  3. 【請求項3】 小突起の高さが位置によって高低する請
    求項1または2のいずれかに記載の筆記具の滑り止めチ
    ューブ。
  4. 【請求項4】 小突起間に空気が流通する間隙を存置す
    る請求項1乃至3のいずれかに記載の筆記具の滑り止め
    チューブ。
JP1994008068U 1994-06-14 1994-06-14 筆記具の滑り止めチューブ Expired - Lifetime JP3005233U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006347061A (ja) * 2005-06-17 2006-12-28 Zebra Pen Corp 筆記具用グリップおよび該グリップを備えた筆記具
CN102361730A (zh) * 2009-03-28 2012-02-22 博朗公司 用于工作装置的表面结构

Cited By (4)

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