JP3005232B2 - グリルの固定構造 - Google Patents
グリルの固定構造Info
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- JP3005232B2 JP3005232B2 JP1243755A JP24375589A JP3005232B2 JP 3005232 B2 JP3005232 B2 JP 3005232B2 JP 1243755 A JP1243755 A JP 1243755A JP 24375589 A JP24375589 A JP 24375589A JP 3005232 B2 JP3005232 B2 JP 3005232B2
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- JP
- Japan
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- grill
- decorative plate
- fixture
- mounting
- mounting bracket
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Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ 本発明は空気調和機のグリルや吹出グリルとして利用
されるグリルの固定装置に関するものである。
されるグリルの固定装置に関するものである。
＜従来の技術＞ 従来用いられている空気調和機の吸込グリルあるいは
吹出グリルなどのグリルの固定装置としては、例えば第
４図乃至第６図に示すように化粧板１に穿った横長の抜
き窓型取付孔２に吹出しグリル３を嵌め込み、該吹出し
グリル３に付けた爪部４を化粧板の背部に固定する取付
金具５に係止するものである。
吹出グリルなどのグリルの固定装置としては、例えば第
４図乃至第６図に示すように化粧板１に穿った横長の抜
き窓型取付孔２に吹出しグリル３を嵌め込み、該吹出し
グリル３に付けた爪部４を化粧板の背部に固定する取付
金具５に係止するものである。
＜発明が解決しようとする課題＞ この場合、取付金具５を吹出しグリル３の爪部４に嵌
め込む時に押込み力が大きく、また、爪部４が欠けた
り、第６図のように爪部４が変形したりしてａ＜ｂの関
係が崩れ、間隙δを大きく取らなければならなく、その
ため取付け後、吹出しグリル３に化粧板１との密着が悪
くなることが考えられる。
め込む時に押込み力が大きく、また、爪部４が欠けた
り、第６図のように爪部４が変形したりしてａ＜ｂの関
係が崩れ、間隙δを大きく取らなければならなく、その
ため取付け後、吹出しグリル３に化粧板１との密着が悪
くなることが考えられる。
本発明は上記実情に鑑み、吹出しグリル用の取付金具
に対する嵌合間隙を大きくするようにし、上記課題を解
決するようにしたグリルの固定構造を提供するものであ
る。
に対する嵌合間隙を大きくするようにし、上記課題を解
決するようにしたグリルの固定構造を提供するものであ
る。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明は、化粧板に取付穴を形成し、空気の通風路が
形成された筒状のグリルを前記取付穴に挿入し、このグ
リルを前記化粧板に取り付ける取付具を備えたグリルの
固定構造であって、前記グリルに鍔部および固定部を設
けるとともに、前記取付具にクッション材を設け、前記
取付具を前記グリルの固定部に係止させて当該グリルの
鍔部と前記取付具とで前記化粧板を前記クッション材の
復元力を利用して挟持するようにしたものである。
形成された筒状のグリルを前記取付穴に挿入し、このグ
リルを前記化粧板に取り付ける取付具を備えたグリルの
固定構造であって、前記グリルに鍔部および固定部を設
けるとともに、前記取付具にクッション材を設け、前記
取付具を前記グリルの固定部に係止させて当該グリルの
鍔部と前記取付具とで前記化粧板を前記クッション材の
復元力を利用して挟持するようにしたものである。
＜作 用＞ 上記のように、化粧板と取付具との間にクッション材
を設けることにより、取付具を化粧板に押しつけると取
付具とグリルの固定部との隙間を大きく確保でき、取付
作業を容易に行うことができる。また、取付作業が終了
すると、クッション材の前後方向の復元力（弾性力）に
より取付具がグリルの固定部に押しつけられ、グリルの
密着が非常に良好となる。さらに、グリルの鍔部と取付
具とで化粧板を挟み込んでいるため、グリルの前後のガ
タが発生しなくなる。
を設けることにより、取付具を化粧板に押しつけると取
付具とグリルの固定部との隙間を大きく確保でき、取付
作業を容易に行うことができる。また、取付作業が終了
すると、クッション材の前後方向の復元力（弾性力）に
より取付具がグリルの固定部に押しつけられ、グリルの
密着が非常に良好となる。さらに、グリルの鍔部と取付
具とで化粧板を挟み込んでいるため、グリルの前後のガ
タが発生しなくなる。
＜実施例＞ 以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明すれば、
次の通りである。
次の通りである。
11は空気調和機本体の前パネルの下部となる化粧板
で、該化粧板11に穿った横長抜き窓となる取付孔12に風
向変更板16を配設しており、空気の通風路を形成する通
風路部（符号は付けていない）を有する吹出しグリル
（グリル）13を正面位置から挿嵌し、該吹出しグリル13
の両端部に突設形成した係止用の爪右（固定部）14と化
粧板11の背面間に、片側に爪嵌り段部15aを有する全体
としてコ字枠状の取付金具（取付具）15を横方向から嵌
込み、該取付金具15の外端部（一端部）をビス17で化粧
板11に螺挿し固定するものである。この場合、取付金具
15の内面には発泡ゴムのように復元力のある材質よりな
るクッション材18を貼付け、前記ビス17の螺挿固定時に
取付金具15の先端部（差込み側）を、中間に位置するク
ッション材18の復元力により爪部14と取付金具15の間隔
ｂにあって爪部14との間隙を最小とし得るものである。
で、該化粧板11に穿った横長抜き窓となる取付孔12に風
向変更板16を配設しており、空気の通風路を形成する通
風路部（符号は付けていない）を有する吹出しグリル
（グリル）13を正面位置から挿嵌し、該吹出しグリル13
の両端部に突設形成した係止用の爪右（固定部）14と化
粧板11の背面間に、片側に爪嵌り段部15aを有する全体
としてコ字枠状の取付金具（取付具）15を横方向から嵌
込み、該取付金具15の外端部（一端部）をビス17で化粧
板11に螺挿し固定するものである。この場合、取付金具
15の内面には発泡ゴムのように復元力のある材質よりな
るクッション材18を貼付け、前記ビス17の螺挿固定時に
取付金具15の先端部（差込み側）を、中間に位置するク
ッション材18の復元力により爪部14と取付金具15の間隔
ｂにあって爪部14との間隙を最小とし得るものである。
いまこの作用を詳述すると、先ずこの取付金具15自体
の厚さａとクッション材18を含む全厚さｃとの差（間
隔）を大きく取れることにより、取付金具15の化粧板11
の嵌めた吹出しグリル13の爪部14と化粧板面間への横挿
入を容易としえる。この場合、前記取付金具15の厚さｃ
とクッション材19を含む厚さｃ及び化粧板面と爪部14の
間隙ｂとの関係は、ａ＜ｂ＜ｃとなる。また、クッショ
ン材18を支点にビス17を締付けることにより、クッショ
ン材18の復元力を利用し、吹出しグリル13の爪部14を持
ち上げる化粧板11との密着を確実にする。例えば、この
組立て順序を示せば第３図のようになる、即ち、第Ｉ工
程として化粧板11の上部に設けた取付孔12の吹出しグリ
ル13を挿嵌し鍔部13bを除く枠体主部13bが化粧板11の背
面より内側に突設する。この後、第II工程として化粧板
11の背部に臨んだ吹出しグリル13の両端位置よりコ字枠
状の駒体となる取付金具15を、吹出しグリル13の爪部14
と化粧板11間に差込み、最後となる第III工程で取付金
具15の外端部にビス17を螺挿し化粧板11に固定する。勿
論、このビス17の締付けに当たっては化粧板11との対向
面に配する取付金具15の中間位置に有するクッション材
18は最大に締付けの潰れを呈するが、このクッション材
18が支点となりクッション反発に伴う復元力が生じるた
め、爪部位置となる取付金具15の先端部が拡がるように
なり、爪部14に近接接触するするので実質的に化粧板11
と吹出しグリル13の密着性を向上させるものとなる。
の厚さａとクッション材18を含む全厚さｃとの差（間
隔）を大きく取れることにより、取付金具15の化粧板11
の嵌めた吹出しグリル13の爪部14と化粧板面間への横挿
入を容易としえる。この場合、前記取付金具15の厚さｃ
とクッション材19を含む厚さｃ及び化粧板面と爪部14の
間隙ｂとの関係は、ａ＜ｂ＜ｃとなる。また、クッショ
ン材18を支点にビス17を締付けることにより、クッショ
ン材18の復元力を利用し、吹出しグリル13の爪部14を持
ち上げる化粧板11との密着を確実にする。例えば、この
組立て順序を示せば第３図のようになる、即ち、第Ｉ工
程として化粧板11の上部に設けた取付孔12の吹出しグリ
ル13を挿嵌し鍔部13bを除く枠体主部13bが化粧板11の背
面より内側に突設する。この後、第II工程として化粧板
11の背部に臨んだ吹出しグリル13の両端位置よりコ字枠
状の駒体となる取付金具15を、吹出しグリル13の爪部14
と化粧板11間に差込み、最後となる第III工程で取付金
具15の外端部にビス17を螺挿し化粧板11に固定する。勿
論、このビス17の締付けに当たっては化粧板11との対向
面に配する取付金具15の中間位置に有するクッション材
18は最大に締付けの潰れを呈するが、このクッション材
18が支点となりクッション反発に伴う復元力が生じるた
め、爪部位置となる取付金具15の先端部が拡がるように
なり、爪部14に近接接触するするので実質的に化粧板11
と吹出しグリル13の密着性を向上させるものとなる。
＜発明の効果＞ 上述のように、本発明に係るグリルの固定構造では、
化粧板と取付具との間にクッション材を設けたので、取
付具を化粧板に押しつけると取付具とグリルの固定部と
の隙間を大きく確保できて固定部を損傷しにくくでき、
且つ、取付作業を容易に行うことができる。また、取付
作業が終了すると、クッション材の前後方向の復元力に
より取付具がグリルの固定部に押しつけられ、グリルの
密着が非常に良好となる。さらに、グリルの鍔部と取付
具とで化粧板を挟み込んでいるため、グリルの前後方向
のガタを防止することができる。
化粧板と取付具との間にクッション材を設けたので、取
付具を化粧板に押しつけると取付具とグリルの固定部と
の隙間を大きく確保できて固定部を損傷しにくくでき、
且つ、取付作業を容易に行うことができる。また、取付
作業が終了すると、クッション材の前後方向の復元力に
より取付具がグリルの固定部に押しつけられ、グリルの
密着が非常に良好となる。さらに、グリルの鍔部と取付
具とで化粧板を挟み込んでいるため、グリルの前後方向
のガタを防止することができる。
図面は本発明の実施例を示し、第１図はクッション材付
き取付金具の斜面図、第２図は取付金具を吹出しグリル
の爪部に差込む説明図、第３図は取付け組立て順序の説
明図、第４図は従来の吹出しグリル，化粧板，取付金具
の分離せる斜面図、第５図は取付金具の固定説明図、第
６図は同取付金具の押込み説明図である。 11……化粧板、12……取付孔、13……吹出しグリル、14
……爪部、15……取付金具、17……ビス、18……クッシ
ョン材。
き取付金具の斜面図、第２図は取付金具を吹出しグリル
の爪部に差込む説明図、第３図は取付け組立て順序の説
明図、第４図は従来の吹出しグリル，化粧板，取付金具
の分離せる斜面図、第５図は取付金具の固定説明図、第
６図は同取付金具の押込み説明図である。 11……化粧板、12……取付孔、13……吹出しグリル、14
……爪部、15……取付金具、17……ビス、18……クッシ
ョン材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−181116（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−176650（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24F 1/00 401
Claims (1)
- 【請求項１】化粧板に取付穴を形成し、空気の通風路が
形成された筒状のグリルを前記取付穴に挿入し、このグ
リルを前記化粧板に取り付ける取付具を備えたグリルの
固定構造であって、 前記グリルに鍔部および固定部を設けるとともに、前記
取付具にクッション材を設け、前記取付具を前記グリル
の固定部に係止させて当該グリルの鍔部と前記取付具と
で前記化粧板を前記クッション材の復元力を利用して挟
持するようにしたことを特徴とするグリルの固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1243755A JP3005232B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | グリルの固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1243755A JP3005232B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | グリルの固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03105153A JPH03105153A (ja) | 1991-05-01 |
| JP3005232B2 true JP3005232B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=17108504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1243755A Expired - Fee Related JP3005232B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | グリルの固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3005232B2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-20 JP JP1243755A patent/JP3005232B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03105153A (ja) | 1991-05-01 |
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Legal Events
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