JP3005161B2 - 作業車の昇降制御装置 - Google Patents

作業車の昇降制御装置

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JP3005161B2
JP3005161B2 JP6177776A JP17777694A JP3005161B2 JP 3005161 B2 JP3005161 B2 JP 3005161B2 JP 6177776 A JP6177776 A JP 6177776A JP 17777694 A JP17777694 A JP 17777694A JP 3005161 B2 JP3005161 B2 JP 3005161B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、コンバイン等
の作業車の昇降制御装置に関し、詳しくは、植立茎稈を
刈り取る刈取部を昇降操作するアクチュエータと、前記
刈取部の対地高さを検出する対地高さ検出手段と、前記
対地高さ検出手段の検出情報に基づいて、前記刈取部の
対地高さが目標高さになるように、前記アクチュエータ
を制御する昇降制御手段とが備えられた作業車の昇降制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作業車の昇降制御装置において、従
来では、前記昇降制御手段による昇降制御が実行されて
いる間は、前記対地高さ検出手段により検出された刈取
部の対地高さが目標高さになるように、前記アクチュエ
ータを制御する構成となっており、前記対地高さ検出手
段は、植立茎稈の各植立条の間に位置するように設置さ
れる構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】作業車が植立茎稈の各
条間において条列に沿って走行している間においては、
適正な昇降制御が実行されるけれども、この種の作業車
にあっては、例えば、作業車の走行装置が地面との間で
スリップしたり、操縦者の操作誤り等に起因して、走行
方向が所定方向からずれるおそれがあるが、このような
場合において、前記対地高さ検出手段が、植立茎稈内に
突入して、地面との間での離間距離でなく、屈曲した茎
稈との間での離間距離を検出してしまうことがある。
【0004】その結果、上記従来構成においては、上述
したような茎稈との間での離間距離を検出することで、
検出対地高さが相対的に低い値になってしまい、昇降制
御手段は、地面との離間距離がほぼ目標高さに維持され
ている場合であっても、刈取部を相対的に上昇操作させ
ることになる。そうすると、刈取作業高さが目標高さよ
りも高いものになるという不利があり、この点で改善の
余地があった。
【0005】本発明は、このような点に着目してなされ
たものであり、その目的は、対地高さ検出手段が植立茎
稈に突入するようなことがあっても、刈取作業高さを適
正なものに維持することが可能となる作業車の昇降制御
装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明の特徴構成は、
植立茎稈を刈り取る刈取部を昇降操作するアクチュエー
タと、前記刈取部の対地高さを検出する対地高さ検出手
段と、前記対地高さ検出手段の検出情報に基づいて、前
記刈取部の対地高さが目標高さになるように、前記アク
チュエータを制御する昇降制御手段とが備えられた作業
車の昇降制御装置において、前記対地高さ検出手段の検
出情報に基づいて、その対地高さ検出手段が、植立茎稈
に突入している株割り状態であることを判別する株割り
状態判別手段が備えられ、前記昇降制御手段は、前記株
割り状態判別手段が前記株割り状態であることを判別す
るに伴って、通常昇降制御モードから、株割り状態制御
モードに制御モードを切り換えるように構成され、 前記
対地高さ検出手段は、 設定単位時間あるいは設定単位距
離毎に、検出作動を実行するように構成され、 前記株割
り状態判別手段は、 設定時間内において、あるいは、設
定距離走行する間において、前記対地高さ検出手段によ
り検出された全ての検出データに対する異常データの割
合が設定量を越えると、前記株割り状態であることを判
するように構成されている点にある。
【0007】第2発明の特徴構成は、植立茎稈を刈り取
る刈取部を昇降操作するアクチュエータと、 前記刈取部
の対地高さを検出する対地高さ検出手段と、 前記対地高
さ検出手段の検出情報に基づいて、前記刈取部の対地高
さが目標高さになるように、前記アクチュエータを制御
する昇降制御手段とが備えられた作業車の昇降制御装置
であって、 前記対地高さ検出手段の検出情報に基づい
て、その対地高さ検出手段が、植立茎稈に突入している
株割り状態であることを判別する株割り状態判別手段が
備えられ、 前記昇降制御手段は、 前記株割り状態判別手
段が前記株割り状態であることを判別するに伴って、通
常昇降制御モードから株割り状態制御モードに、制御モ
ードを切り換えるように構成され、 前記対地高さ検出手
段は、 設定単位時間あるいは設定単位距離毎に、検出作
動を実行するように構成され、 前記株割り状態判別手段
は、 設定時間内において、あるいは、設定距離走行する
間における、前記対地高さ検出手段により検出された複
数の検出値の平均値を求め、かつ、この平均値に対する
前記各検出値の離散値を求め、この離散値に基づいて、
前記株割り状態であることを判別するように構成されて
いる点にある。
【0008】
【0009】第発明の特徴構成は、第1又は第2発明
の実施に好適な構成を特定するものであって、前記昇降
制御手段は、前記株割り状態判別手段が前記株割り状態
であることを判別するに伴って、前記刈取部の上昇側の
制御出力を高速側から低速側に切り換えた前記株割り状
態制御モードにて、前記アクチュエータを制御するよう
に構成されている点にある。
【0010】第発明の特徴構成は、第1、第2又は第
発明の実施に好適な構成を特定するものであって、前
記昇降制御手段は、前記通常昇降制御モードにおいて、
前記対地高さ検出手段の検出値と、前記刈取部の対地高
さの目標値との偏差が大きいほど、大きい速度にて、前
記アクチュエータが昇降作動を実行すべく制御するよう
に構成され、前記株割り状態判別手段が前記株割り状態
であることを判別すると、前記アクチュエータへの上昇
側の最大制御出力を低速側に切り換えた前記株割り状態
制御モードにて、前記アクチュエータを制御するように
構成されている点にある。
【0011】第発明の特徴構成は、第1又は第2発明
の実施に好適な構成を特定するものであって、前記昇降
制御手段は、前記株割り状態判別手段が前記株割り状態
であることを判別するに伴って、前記アクチュエータの
上昇作動用出力を停止させるように構成されている点に
ある。
【0012】
【作用】第1発明の特徴構成によれば、対地高さ検出手
段の検出情報に基づいて、その対地高さ検出手段が植立
茎稈に突入している株割り状態であるか否かが判別さ
れ、株割り状態であると判別されると、通常昇降制御モ
ードから、株割り状態制御モードに制御モードを切り換
えられた状態で、昇降制御が実行される。株割り状態制
御モードにおいては、例えば、アクチュエータによる上
昇操作を停止させたり、あるいは、上昇速度を設定速度
よりも低速にさせる、又は、対地高さ検出手段による検
出値の平均値から刈取部の検出対地高さを求める場合
に、平均されるデータ数を多くしたりする等によって、
アクチュエータの敏感な上昇作動を抑制する等、株割り
状態に対応して、適正な昇降状態に維持させることがで
きる。前記株割り状態であるか否かの判別は、次のよう
に行われる。 対地高さ検出手段により、設定単位時間あ
るいは設定単位走行距離毎に、刈取部の対地高さが検出
される。そして、設定時間内において、あるいは、設定
距離走行する間において、対地高さ検出手段により検出
された全ての検出データに対する異常データの割合が設
定量を越えると、株割り状態であると判別するのであ
る。 つまり、株割り状態となっていない正常な刈取作業
中においては、対地高さ検出手段は地面との離間距離が
適切に検出されており、株割り状態になると、それまで
の検出高さとは大きく異なる検出値が検出されることに
なるから、過去の検出データとの比較にて異常か否かが
判別できるのである。又、対地高さ検出手段の検出特性
により、検出対象距離が検出可能な最小距離よりも更に
小さい値であるときは、異常値が検出されるものであれ
ば、このような検出値自体によっても異常か否が判別で
きることになる。
【0013】第2発明の特徴構成によれば、対地高さ検
出手段の検出情報に基づいて、その対地高さ検出手段が
植立茎稈に突入している株割り状態であるか否かが判別
され、株割り状態であると判別されると、通常昇降制御
モードから、株割り状態制御モードに制御モードを切り
換えられた状態で、昇降制御が実行される。 株割り状態
制御モードにおいては、例えば、アクチュエータによる
上昇操作を停止させたり、あるいは、上昇速度を設定速
度よりも低速にさせる、又は、対地高さ検出手段による
検出値の平均値から刈取部の検出対地高さを求める場合
に、平均されるデータ数を多くしたりする等によって、
アクチュエータの敏感な上昇作動を抑制する等、株割り
状態に対応して、適正な昇降状態に維持させることがで
きる。 前記株割り状態であるか否かの判別は、次のよう
に行われる。 対地高さ検出手段により、設定単位時間あ
るいは設定単位走行距離毎に、刈取部の対地高さが検出
される。そして、設定時間内における、あるいは、設定
距離走行する間における、対地高さ検出手段により検出
された複数の検出値の平均値を求め、かつ、この平均値
に対する各検出値の離散値を求め、この離散値に基づい
て、株割り状態であることを判別するのである。 つま
り、株割り状態が発生している場合、対地高さ検出手段
は、その下方側で折れ曲がっている茎稈との距離を検出
することになるが、茎稈は細い茎体の集合であるから、
平均値データから局部的に大きく異なる値が検出される
ことがある。従って、平均値に対する各検出値の離散値
を求めることで、このように株割りによって異常値が検
出されていることが判別できることになる。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】第発明の特徴構成によれば、第1又は第
発明の特徴構成による作用に加えて次の作用がある。
株割り状態であることが判別されると、刈取部の上昇側
の制御出力を高速側から低速側に切り換えた状態で、ア
クチュエータを制御するのである。その結果、株割り状
態の発生に起因して、対地高さ検出手段による刈取部の
検出対地高さが相対的に低い値になっている、と判断さ
れた場合であっても、刈取部の上昇操作が低速で実行さ
れることになり、例えば、株割り状態が解消されるまで
の間に高速でアクチュエータが作動して、刈取部の対地
高さが目標高さから大きく外れるといった不利を回避で
きる。
【0018】第発明の特徴構成によれば、第1、第2
又は第3発明の特徴構成による作用に加えて次の作用が
ある。通常昇降制御モードにおいて、対地高さ検出手段
の検出値と、刈取部の対地高さの目標値との偏差が大き
いほど、大きい速度にて、アクチュエータが昇降作動を
実行すべく制御するように構成されているので、例え
ば、地面が大きく隆起しているような場合には、高速で
昇降作動が実行され、刈取部の地面への突入が回避で
き、小さな凹凸に対しては低速で昇降することで、高速
で頻繁な昇降作動が実行されるのを回避できる。
【0019】そして、株割り状態であることが判別され
ると、アクチュエータへの上昇側の最大制御出力を低速
側に切り換えた株割り状態制御モードにて、アクチュエ
ータを制御するように構成されているので、例えば、株
割り状態が解消されるまでの間に高速でアクチュエータ
が作動して、刈取部の対地高さが目標高さから大きく外
れるといった不利を回避できる。
【0020】第発明の特徴構成によれば、第1又は第
発明の特徴構成による作用に加えて次の作用がある。
株割り状態であることが判別されると、アクチュエータ
の上昇作動用出力が停止されるので、刈取部の対地高さ
は、対地高さ検出手段が植立茎稈に突入する(株割り状
態になる)以前における対地高さにそのまま維持される
ことになる。
【0021】従って、刈取部の不要な上昇作動によって
対地高さが目標高さから大きく外れるといった不利を回
避できる。
【0022】
【発明の効果】第1発明の特徴構成によれば、株割り状
態が判別された場合においては、昇降制御における制御
モードを切り換えることによって、株割り状態に対応し
た適正な昇降状態に維持できて、刈取部の対地高さが目
標高さから大きく外れる不利を回避させることが可能と
なる。そして、対地高さ検出手段の検出情報を有効利用
して、その検出情報に基づいて、株割り状態であること
を判別するので、株割り状態検出用の専用のセンサ類を
設ける必要がなく、構造の複雑化を招くことなく、株割
り状態を検出することが可能となる。
【0023】第2発明の特徴構成によれば、株割り状態
が判別された場合においては、昇降制御における制御モ
ードを切り換えることによって、株割り状態に対応した
適正な昇降状態に維持できて、刈取部の対地高さが目標
高さから大きく外れる不利を回避させることが可能とな
る。 そして、対地高さ検出手段の検出情報の合理的な処
理によって、細い茎の集合である茎稈が対地高さ検出手
段の下方側に存在している株割り状態であることを的確
に判断することが可能となる。
【0024】
【0025】第発明の特徴構成によれば、第1又は第
発明の特徴構成による効果に加えて次の効果がある。
刈取部の対地高さが目標高さから大きく外れるといった
不利を回避できて、極力、刈取部を目標高さに維持する
ことが可能となる。
【0026】第発明の特徴構成によれば、第1、第2
又は第3発明の特徴構成による効果に加えて次の効果が
ある。通常昇降制御モードにおいては、刈取部の地面へ
の突入を回避しながら、滑らかな昇降制御を実行するこ
とが可能でありながら、株割り状態においては、極力、
刈取部を目標高さに維持することが可能となる。
【0027】第発明の特徴構成によれば、第1又は第
発明の特徴構成による効果に加えて次の効果がある。
株割り状態が発生し場合に、刈取部の不要な上昇作動
を抑制して、対地高さ目標高さに維持させることが可
能となる。
【0028】
【実施例】以下、実施例を図面に基いて説明する。図7
に作業車の一例としてのコンバインの前部が示されてい
る。このコンバインは、左右一対のクローラ走行装置
1,1を備えて走行可能に構成され、機体前部に、植立
穀稈(植立茎稈の一例)を刈取る作業装置としての刈取
前処理部2が昇降自在に備えられ、後方側に、刈取穀稈
を脱穀処理する脱穀装置3、脱穀された穀粒を貯留する
グレンタンク4、搭乗運転部5等が備えられて構成され
る。
【0029】刈取前処理部2は、刈取対象条の植立穀稈
を振り分け分草する分草具6、植立穀稈を立姿勢に引起
す引起し装置7、引起された穀稈の株元側を切断するバ
リカン型刈取装置8、刈取られた穀稈を徐々に横倒れ姿
勢に姿勢変更させながら、後方に搬送する縦搬送装置9
等で構成され、機体に対して横軸芯周りで昇降揺動自在
に枢支されている。そして、アクチュエータとしての油
圧シリンダCYの伸縮操作により駆動昇降されるように
構成されている。
【0030】前記縦搬送装置9の搬送入口部には、刈取
穀稈が存在するか否かを検出することで、刈取前処理部
2が刈取作業状態であるか否かを判別するための作業状
態判別手段である株元センサS0が備えられている。
又、分草具6の後方側箇所に、対地高さを検出するため
の対地高さ検出手段としての超音波センサS1が備えら
れている。この超音波センサS1は、下方側に向けて超
音波を発信する発信器10と、地面にて反射された超音
波を受信する受信器11とで構成され、発信してから受
信するまでの時間を計測することで、対地高さを検出す
るように非接触式に構成されている。説明を加えると、
超音波の受信の判別には、受信強度が設定強度よりも大
であることを条件として、「受信である」と判別するよ
うになっており、そして、受信器11が発信器10から
の直接波を受信することによる誤検出を回避する等の目
的のために、前記設定強度は、発信後の時間経過に伴っ
て漸減するように構成されている。従って、本超音波セ
ンサS1においては、超音波の反射物が遠方にあるとき
や、極端に近くにある場合には、受信と判別されず、検
出データとしては最大値に近い大きい値となる。
【0031】図1に示すように、前記油圧シリンダCY
は単動型シリンダで構成され、油圧シリンダCYに対す
る作動油の供給状態を、圧油供給による上昇位置(ON
状態)、中立停止位置(OFF状態)、その他への油圧
装置への供給位置の夫々に切り換える3位置切り換え式
の電磁式上昇制御弁V1が備えられ、この上昇制御弁V
1を、昇降制御手段としての制御装置12により切り換
え制御するように構成されている。
【0032】又、油圧シリンダCYに対する圧油供給路
L1の途中から並列状態で分岐される一対のドレン油路
L2,L3に、互いに絞り径の異なるオリフィス13,
14が備えられると共に、各ドレン油路L2,L3の夫
々に2位置切り換え式の開閉型下降制御弁V2,V3が
備えられている。
【0033】搭乗運転部5には、刈取作業中における刈
取前処理部2の設定高さを設定する刈高さ設定器15
と、手動操作に基づいて、刈取前処理部2を昇降操作さ
せるための昇降レバー16が備えられ、この昇降レバー
16を中立位置から上昇位置に操作すると上昇スイッチ
SW1がONし、下降位置に操作すると下降スイッチS
W2がONするように構成され、各スイッチSW1,S
W2の検出状態は制御装置12に入力される。又、株元
スイッチS0の検出状態も制御装置12に入力されるよ
うになっている。尚、例示はしないが、刈取前処理部2
の機体に対する高さを検出する対機体高さ検出手段が設
けられている。又、クローラ走行装置1への走行駆動系
に、走行出力軸の回転数を検出する回転数センサS2が
備えられ、制御装置12はこの回転数情報に基づいて、
現在の走行車速及び走行距離を演算にて求めるように構
成されている。従って、回転数センサS2が車体の車速
検出手段を構成することになる。
【0034】前記制御装置12は、前述の対機体高さ検
出手段の情報に基づいて、刈取前処理部2の対機体高さ
が設定高さよりも下方側にあることを条件として、自動
入切スイッチSW3のON操作に伴って、刈取前処理部
2の対地高さが設定値になるように油圧シリンダCYを
作動制御する自動昇降制御を実行するように構成されて
いる。そして、刈取作業の開始時や終了時等において、
刈取前処理部2を昇降レバー16の指令に基づいて昇降
させるべく自動昇降制御が実行されているときにも、昇
降レバー16の指令があれば、昇降レバー16の指令に
基づく手動昇降操作が、自動昇降制御に優先して実行す
るように構成されている。因みに、昇降レバー16によ
る昇降操作は、後述の「高速上昇」や「高速下降」で実
行される。
【0035】そして、制御装置12は、株元センサS0
が、OFF状態(非作業状態)にある間、及び、OFF
状態からON状態(作業状態)に切り換わったことを検
出した時点から、設定時間(4秒間)が経過する間は、
超音波センサS1の検出情報に基づく昇降制御作動の制
御感度を敏感に変更設定し、株元センサS0がOFF状
態からON状態に切り換わったことを検出した時点か
ら、設定時間(4秒間)が経過した後においては、昇降
制御作動の制御感度を鈍感に変更設定するように構成さ
れている。
【0036】又、超音波センサS1の検出情報に基づい
て、超音波センサS1が植立穀稈に突入している株割り
状態であることを判別する株割り状態判別手段100が
制御プログラム形式で備えられ、株割り状態判別手段1
00が、株割り状態であることを判別するに伴って、通
常昇降制御モードから、株割り制御モードに切り換えた
状態で油圧シリンダCYを制御するように構成されてい
る。
【0037】以下、図2、図3の制御フローチャートに
基づいて、制御装置12の制御動作について詳述する。
自動入切スイッチSW3がONされ、自動昇降制御が作
動していれば、株元センサS0がOFF状態である場
合、ON状態であってもOFF状態からON状態に切り
換わった後、4秒間経過していない場合、車速が0.2
メートル/秒以下である場合においては(ステップ1〜
4)、昇降制御作動の制御感度を敏感に変更設定するよ
うになっている。
【0038】つまり、制御装置12は、超音波センサS
1において20msec毎に超音波を発信し、超音波セ
ンサS1が反射波を受信していれば、つまり、計測作動
が終了していれば、その発信から受信までの時間を、対
地高さデータに換算する(ステップ5,6)。検出対地
高さデータが1500mm以上の値であれば、異常値で
あると判断して、エラー処理を実行し、1500mm以
下であれば、メモリにデータを記憶させる(ステップ7
〜9)。このとき、異常であれば、カウンタをカウント
アップする。
【0039】このように検出対地高さデータが1500
mm以上の値であれば、異常値であると判断するのは、
超音波センサS1は、測定距離(地面との離間距離)が
設定値以下になれば、その特性上、測定が不能になり、
適切に反射波が受信できず、却って検出距離が上限値に
近い大きい値になるが、刈取作業中にこのような大きな
値になることは無いので、異常値として処理するのであ
る。
【0040】そして、過去5つのデータが記憶される毎
に、それらの平均値を求め、その平均値を検出対地高さ
データとし、油圧シリンダCYに対する出力処理を実行
する(ステップ10,11)。尚、この平均値演算処理
において、データ数が5個に達していない場合はリター
ンする。このように、約100msec毎に5つの検出
値の平均値が演算され、この平均値に基づいて、敏感に
昇降制御が実行されることになる。
【0041】そして、株元センサS0がOFF状態から
ON状態に切り換わり、4秒間経過した後であって、車
速が0.2メートル/秒以上である場合においては(ス
テップ1〜4)、昇降制御作動の制御感度を鈍感に変更
設定するようになっている。つまり、超音波センサS1
において20msec毎に超音波を発信し、超音波セン
サS1が反射波を受信していれば、その発信から受信ま
での時間を、対地高さデータに換算する(ステップ1
2,13)。検出対地高さデータが1500mm以上の
値であれば、異常値であると判断して、エラー処理を実
行し、1500mm以下であれば、メモリにデータを記
憶させる(ステップ14〜16)。このとき異常であれ
ばカウンタをカウントアップする。
【0042】検出対地高さデータが1500mm以上の
値であれば、異常値であると判断するのは、超音波セン
サS1の検出対象距離が検出可能な最小値よりも小さい
値になれば、検出が不能となり、結果的に、検出対地高
さが非常に大きな値になるので、このような場合には、
異常データとして処理するのである。
【0043】その後、走行距離が5cmになる毎に、5
cm走行間のデータの第1平均値を求める(ステップ1
7,18)。尚、データ数nが最大メモリバッファ数n
0 となれば、オーバーフローを回避するため、リターン
する(ステップ19)。
【0044】そして、30cm走行する毎に、5cm走
行毎に得られたデータの中で、最大値と最小値とを除い
た残りのデータの平均値(第2平均値)を求め(ステッ
プ20)、この第2平均値H2 が前回の第2平均値デー
タH1 より100mm以上大きい場合は、異常データで
あるとして、異常処理を行う(ステップ21,22)。
第2平均値H2 が前回の第2平均値データH1 との差が
100mmより大きくない場合は、第2平均値H2 を検
出対地高さデータとして、出力処理を実行する(ステッ
プ23,24)。
【0045】次に出力処理について説明する。図4に示
すように、上述したようにして求められた対地高さデー
タと、刈高さ設定器15により設定された目標高さとの
偏差と求め(ステップ25)、その偏差が不感帯内にな
ければ、偏差の大きさに基づいて、偏差が大きいほど作
動速度が大になるように、油圧シリンダCYの作動条件
を決定する(ステップ26,27)。
【0046】つまり、図5、図6に示すように、偏差の
大きさに基づいて、前記下降制御弁V2,V3の切り換
え条件により、下降側速度及び上昇側速度が夫々3段階
に切り換えられるようになっている。尚、V2は絞り径
大(流量小)の下降制御弁であり、V3は絞り径小(流
量大)の下降制御弁であり、図5中(duty)は、下
降制御弁の間欠的なON/OFF作動を示し、具体的に
は、「低速下降」では、下降制御弁V3が15msec
ON、40msecOFFを交互に繰り返すように設定
され、「中速上昇」では、下降制御弁V2が35mse
cON、20msecOFFを交互に繰り返すように設
定されている。
【0047】そして、作動条件が「高速上昇」であれ
ば、前記ステップ8,15においてカウントされた異常
値データが、車体が1m走行する間において、50パー
セント以上の割合であれば、超音波センサS1が植立穀
稈内に突入している株割り状態であると判別し、フラグ
に「1」を立てる(ステップ28,29,30)。フラ
グが「1」であれば、上昇制御弁V1を例えば、0.2
秒間ONさせ、0.8秒間OFFさせるように間欠的に
切り換え作動して、上昇速度を減速させた状態で、油圧
シリンダCYの作動を実行する(ステップ33,3
4)。
【0048】そして、作動条件が「高速上昇」以外であ
るか、又は、「高速上昇」であっても前記異常データの
割合が20パーセント以下になれば、株割り状態が解消
されたものと判別し、フラグを「0」にリセットして、
ステップ27により決定された作動条件にて油圧シリン
ダCYを作動させる(ステップ31,32,33,3
5)。このときは、作動条件が「高速上昇」であれば、
上昇制御弁V1が「ON」に維持され高速での連続上昇
作動が実行される。
【0049】尚、油圧シリンダCYの作動に伴って、前
記偏差が小さくなる方向への作動においては、偏差が前
記不感帯内に収まった場合であっても、不感帯よりも狭
い設定幅内に収まるまで(図5、図6参照)、出力作動
が継続されるようになっている(ステップ36)。そし
て、前記設定幅内に一旦収まって出力作動が停止された
後は、次に、偏差が前記不感帯を越えることが出力開始
条件となるように構成されている。
【0050】上述したように、株割り状態が判別される
と、油圧シリンダCYの作動速度を低速側に切り換える
ことで、不要な上昇作動を抑制し、刈取部2の対地高さ
を極力、目標高さに維持できることができる。
【0051】〔別実施例〕 (1)上記実施例では、株割り制御モードにおいては、
油圧シリンダ(アクチュエータ)の上昇側最大出力を低
速側に切り換えるようにしたが、油圧シリンダの上昇側
の速度を、速度変化における全範囲にわたって低速側に
切り換えるように構成してもよい。 (2)上記実施例では、通常昇降制御モードにおいて、
前記偏差が大きいほど、大きい速度で油圧シリンダが作
動するように制御が行われる構成としたが、前記偏差の
大きさにかかわらず、油圧シリンダの作動速度を一定に
させる構成としてもよく、株割り制御モードでは、前記
作動速度を低速側に切り換える構成としてもよい。 (3)上記実施例では、株割り状態を判別するにあたっ
て、設定距離走行する間での超音波センサの異常値の割
合に基づいて、判別する構成としたが、これに代えて、
超音波センサの検出値の複数の平均値を求め、この平均
値と各検出値との離散値を求め、この離散値の情報よ
り、例えば、統計学的な手法を用いて、株割り状態を判
別するようにしてもよい。 (4)上記実施例では、超音波センサによる検出作動が
設定単位時間毎に実行される構成としたが、作業車が設
定単位距離走行する毎に検出する構成としてもよい。 (5)上記実施例では、株割り制御モードにおいて、油
圧シリンダの作動速度を低速側に切り換えた状態で、上
昇作動させるようにしたが、株割り状態が判別される
と、その時点以降は、上昇作動用出力を停止させて、刈
取部の不要な上昇作動を抑制するように構成してもよ
い。 (6)上記実施例では、アクチュエータとして油圧シリ
ンダを用いたが、これに代えて、例えば、電動モータと
ネジ送り機構等、その外のアクチュエータによって、刈
取部を昇降操作する構成としてもよい。 (7)上記実施例では、対地高さ検出手段として、超音
波センサを用いたが、これに代えて、電磁波や光を投射
して地面からの反射状態によって対地高さを検出するも
のでもよく、又、上下揺動自在に接地追従する接地体の
上下揺動量をポテンショメータにて検出する構成等、各
種の対地高さ検出手段を用いることができる。
【0052】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
容易にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】制御ブロック図
【図2】制御フローチャート
【図3】制御フローチャート
【図4】制御フローチャート
【図5】出力処理状態を示す図
【図6】対地距離に対する出力処理状態を示す図
【図7】コンバインの前部の側面図
【符号の説明】
2 刈取部 12 昇降制御手段 100 株割り状態判別手段 CY アクチュエータ S1 対地高さ検出手段

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 植立茎稈を刈り取る刈取部(2)を昇降
    操作するアクチュエータ(CY)と、 前記刈取部(2)の対地高さを検出する対地高さ検出手
    段(S1)と、 前記対地高さ検出手段(S1)の検出情報に基づいて、
    前記刈取部(2)の対地高さが目標高さになるように、
    前記アクチュエータ(CY)を制御する昇降制御手段
    (13)とが備えられた作業車の昇降制御装置であっ
    て、 前記対地高さ検出手段(S1)の検出情報に基づいて、
    その対地高さ検出手段(S1)が、植立茎稈に突入して
    いる株割り状態であることを判別する株割り状態判別手
    段(100)が備えられ、 前記昇降制御手段(13)は、 前記株割り状態判別手段(100)が前記株割り状態で
    あることを判別するに伴って、通常昇降制御モードから
    株割り状態制御モードに、制御モードを切り換えるよう
    に構成され、 前記対地高さ検出手段(S1)は、 設定単位時間あるいは設定単位距離毎に、検出作動を実
    行するように構成され、 前記株割り状態判別手段(100)は、 設定時間内において、あるいは、設定距離走行する間に
    おいて、前記対地高さ検出手段(S1)により検出され
    た全ての検出データに対する異常データの割合が設定量
    を越えると、前記株割り状態であることを判別するよう
    に構成されている 作業車の昇降制御装置。
  2. 【請求項2】 植立茎稈を刈り取る刈取部(2)を昇降
    操作するアクチュエータ(CY)と、 前記刈取部(2)の対地高さを検出する対地高さ検出手
    段(S1)と、 前記対地高さ検出手段(S1)の検出情報に基づいて、
    前記刈取部(2)の対地高さが目標高さになるように、
    前記アクチュエータ(CY)を制御する昇降制御手段
    (13)とが備えられた作業車の昇降制御装置であっ
    て、 前記対地高さ検出手段(S1)の検出情報に基づいて、
    その対地高さ検出手段 (S1)が、植立茎稈に突入して
    いる株割り状態であることを判別する株割り状態判別手
    段(100)が備えられ、 前記昇降制御手段(13)は、 前記株割り状態判別手段(100)が前記株割り状態で
    あることを判別するに伴って、通常昇降制御モードから
    株割り状態制御モードに、制御モードを切り換えるよう
    に構成され、 前記対地高さ検出手段(S1)は、 設定単位時間あるいは設定単位距離毎に、検出作動を実
    行するように構成され、 前記株割り状態判別手段(100)は、 設定時間内において、あるいは、設定距離走行する間に
    おける、前記対地高さ検出手段(S1)により検出され
    た複数の検出値の平均値を求め、かつ、この平均値に対
    する前記各検出値の離散値を求め、この離散値に基づい
    て、前記株割り状態であることを判別するように構成さ
    れている 作業車の昇降制御装置。
  3. 【請求項3】 前記昇降制御手段(12)は、 前記株割り状態判別手段(100)が前記株割り状態で
    あることを判別するに伴って、前記刈取部(2)の上昇
    側の制御出力を高速側から低速側に切り換えた前記株割
    り状態制御モードにて、前記アクチュエータ(CY)を
    制御するように構成されている 請求項1又は2記載の作
    業車の昇降制御装置。
  4. 【請求項4】 前記昇降制御手段(12)は、 前記通常昇降制御モードにおいて、前記対地高さ検出手
    段(S1)の検出値と、前記刈取部(2)の対地高さの
    目標値との偏差が大きいほど、大きい速度にて、前記ア
    クチュエータ(CY)が昇降作動を実行すべく制御する
    ように構成され、 前記株割り状態判別手段(100)が前記株割り状態で
    あることを判別すると、前記アクチュエータ(CY)へ
    の上昇側の最大制御出力を低速側に切り換えた前記株割
    り状態制御モードにて、前記アクチュエータ(CY)を
    制御するように構成されている 請求項1、2又は3記載
    の作業車の昇降制御装置。
  5. 【請求項5】 前記昇降制御手段(12)は、 前記株割り状態判別手段(100)が前記株割り状態で
    あることを判別するに伴って、前記アクチュエータ(C
    Y)の上昇作動用出力を停止させるように構成されてい
    請求項1又は2記載の作業車の昇降制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019198707A1 (ja) * 2018-04-12 2019-10-17 株式会社クボタ 収穫機
JP2019180318A (ja) * 2018-04-12 2019-10-24 株式会社クボタ 収穫機
JP2021003026A (ja) * 2019-06-26 2021-01-14 井関農機株式会社 作業経路作成システムおよびコンバイン

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