JP3004853U - 電磁継電器 - Google Patents

電磁継電器

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JP3004853U
JP3004853U JP1994005616U JP561694U JP3004853U JP 3004853 U JP3004853 U JP 3004853U JP 1994005616 U JP1994005616 U JP 1994005616U JP 561694 U JP561694 U JP 561694U JP 3004853 U JP3004853 U JP 3004853U
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electromagnetic relay
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光樹 永本
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光樹 永本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、いわゆるヒンジ型電磁継電器にお
いて、接極子の上面に結合する接点付バネに押え荷重を
与えることで主としてリレー開放時に安定した接点荷重
が得られるようにした電磁継電器に関する。 【構成】 コイル体2を支持する接続基台3の前面に、
略L字型に折り曲げた接点付バネ4の縦片4aの略中間
部を片持ち式に止め付け、折曲げ部bから水平に延出す
る横片4bの下面に接極子6を取り付けるとともに、こ
の接極子6に幅狭な部分6aを設け、接点付バネ4の中
間部に設けた空間部h内に幅狭な部分6aが嵌合出来る
ようにする。そして、接点付バネ4を、折曲げ部bが接
極子6の上面より低位になるに引き下げ固定することで
接極子6に押え荷重を加える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、いわゆるヒンジ型電磁継電器において、接極子の上面に結合する接 点付バネに押え荷重を与えることで主としてリレー開放時に安定した接点荷重が 得られるようにした電磁継電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、いわゆるヒンジ型電磁継電器にあっては、接点付バネを略L字型に折り 曲げて縦片と横片を形成し、縦片の中間部を片持ち式に止め付けるとともに、横 片の下面に取り付けた接極子をコイル体の上方に臨ませ、且つ横片の延出端部を 接点部に臨ませることでコイル体の電磁力で接極子を上下動させ、これに伴って 上下動する横片によって接点を切換えるようにしている。 この際、接極子と接点付バネの間に遊びがあると、主としてリレー開放時にバ ネ力で復帰する際の接点荷重が変動しやすくなり、安定した開放電圧を得ること が出来ないことから、例えば図3、図4に示すような構造のものが知られている 。
【0003】 すなわち、このタイプのものでは、コイル体51を支持する接続基台52の前 面に、接点付バネ54の縦片54aの略中間部を止め付け部材53によって取り 付け、この接点付バネ54の横片54bをコイル体51の上方に臨ませるととも に、この横片54bの下面に固着部材56を介して接極子55を結合するように した電磁継電器において、接点付バネ54の折曲げを3ヶ所の折曲げ部A、B、 Cによって構成し、折曲げ部Bの折曲げ角度が若干開き気味になるように止め付 け部材53或いは固着部材56を結合することで、接極子55に向けて接点付バ ネ54から押え荷重をかけた状態にするようにしている。 尚、横片54bの延出端部が差込まれている図番57は接点部である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】 しかし、上記のような構造では接点付バネの折曲げ部A、B、Cが3ヶ所もあ り、それぞれの折曲げ角のバラツキによって押え荷重が変化し勝ちであり、この ため接点荷重が変化してリレー特性が不安定になるという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため、本考案はコイル体を支持する接続基台の前面に、 略L字型に折り曲げた接点付バネの縦片の略中間部を片持ち式に止め付け、この 接点付バネの折曲げ部から水平に延出する横片の下面に接極子を取り付け、この 接極子を前記コイル体の上方に臨ませるとともに、横片の延長端部を接点部に臨 ませるようにした電磁継電器において、接点付バネの横片に、折曲げ部から所定 幅間隔で空間部或いは切欠部を形成し、折曲げ部と接極子の上面の間に段差を形 成して、折曲げ部の高さが接極子の上面の高さより低位になるようにした。
【0006】
【作用】
接点付バネの横片に、折曲げ部から所定幅間隔で空間部或いは切欠部を形成し 、折曲げ部と接極子の上面の間に、折曲げ部の高さが接極子の上面の高さより低 位になるような段差を形成することで、接極子に向けて接点付バネから押え荷重 を与えることが出来る。 この際、折曲げ部は1ヶ所であるため段差を均一にすれば安定した押え荷重が 得られる。
【0007】
【実施例】
本考案の電磁継電器の実施例について添付した図面に基づき説明する。 図1は本電磁継電器の斜視図、図2は同縦断面図である。
【0008】 図1、図2に示すように、本電磁継電器1は、コイル体2を支持する接続基台 3と、この接続基台3の前面に取付けられた接点付バネ4を備え、この接点付バ ネ4は、略中間部が止め付け部材5によって後述する要領で片持ち式に止着され る縦片4aと、この縦片4aに折曲げ部bを介して連なる横片4bによって略L 字型に形成されている。
【0009】 そして、前記横片4bは折曲げ部bから後方に向けて水平に延出し、その下面 に結合せしめた接極子6を前記コイル体2の上方に臨ませるとともに、この横片 4bの延出端部を接点部7に臨ませている。
【0010】 また、前記コイル体2は鉄芯8と、この鉄芯8を挿通せしめたコイル枠9と、 このコイル枠9の胴部9bに巻かれたコイル10からなり、前記コイル枠9の上 面片9aと下面片9cは前後左右に張り出している。
【0011】 また、前記胴部9bに巻かれたコイル10の両端は、接続基台3に取付けられ たコイル端子12に接続され、接点部7の上下のA接点13、及びB接点14は 接続基台3に取付けられた接点端子15、15に接続されている。
【0012】 前記接点付バネ4の中間部には、折曲げ部bを挟んで縦片4aから横片4bの 一部にかけて空間部hが設けられている。 そして、縦片4aの下端部側は、前記止め付け部材5の下方が先細りになって COM端子4cに連なっている。
【0013】 また、横片4bの下面に固着部材16によって固着される前記接極子6は、平 面視で一端側が幅狭な部分6aとなり他端側が幅広で且つ両側部が斜めに切り落 とされた形状にされている。 因みに、この接極子6は鉄片である。
【0014】 そして、接点付バネ4に固着された接極子6の幅狭な部分6aの幅間隔は、接 点付バネ4の空間部hの幅間隔に略一致しており、空間部h内に嵌合することが 出来るようにされている。
【0015】 また、接極子6を固着せしめた接点付バネ4の縦片4aは、次に述べるような 要領で接続基台3の前面に止め付けられている。
【0016】 すなわち、横片4bの延出端部を、前記A接点13とB接点14の間に差込み 、縦片4aを下方に引き下げることによって接点部7内の横片4bの接点sを上 方のA接点13に当接させるとともに、接極子6の幅狭な部分6aを空間部hか ら上方に突出させて、折曲げ部bが接極子6の上面より低位になるような段差d を形成する。
【0017】 そして、このように段差dを形成した状態で止め付け部材5によって接続基台 3の前面に取付ければ、横片4bによって接極子6に押え荷重を加えた状態にす ることが出来る。
【0018】 以上のように構成した本電磁継電器1の作用について述べる。
【0019】 コイル10に電流を通じていない時には、接点部7内の横片4b端部の接点s は上方のA接点13に当接している。つまり、リレー開放時の位置である。
【0020】 コイル10に電流が流されると接極子6はコイル体2側に引き寄せられ、横片 4b端部の接点sはB接点14に切り換えられる。そして再びコイル10の電流 が停止するとバネ力によって横片4bは復帰し、再びA接点13に切り換えられ る。
【0021】 この復帰の際、接点付バネ4の横片4bと接極子6は押え荷重によって密着し ているため、安定した接点荷重が得られる。
【0022】 従って、感動、開放電圧にばらつきが少なくなり、リレー特性が安定する。
【0023】 尚、実施例では接点付バネ4の中間部に空間部hを設けるようにしているが、 空間部hの代りに両側部に切欠部を設け、反対に接極子6の幅狭な部分6aを凹 部として切欠部から接極子6を突出させるようにしても良い。
【0024】
【考案の効果】
以上のように、本考案の電磁継電器は、接極子に対して押え荷重をかけながら 接点付バネを取付けるようにしたため、接極子と接点付バネは密着状に結合され ることになり、主としてバネ力付で復帰する時の接点荷重を安定させることが出 来る。 しかも折曲げ部は1ヵ所のみであり、折曲げ角度のバラツキ等の依存度が少な くなり、安定したリレー特性が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本電磁継電器の斜視図
【図2】同縦断面図
【図3】従来の電磁継電器の斜視図
【図4】同縦断面図
【符号の説明】
1 電磁継電器 2 コイル体 3 接続基台 4 接点付バネ 4a 縦片 4b 横片 5 止め付け部材 6 接極子 7 接点部 b 折曲げ部 d 段差

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイル体を支持する接続基台の前面に、
    略L字型に折り曲げた接点付バネの縦片の略中間部を片
    持ち式に止め付け、この接点付バネの折曲げ部から水平
    に延出する横片の下面に接極子を取り付け、この接極子
    を前記コイル体の上方に臨ませるとともに、横片の延長
    端部を接点部に臨ませるようにした電磁継電器におい
    て、前記接点付バネの横片に、折曲げ部から所定幅間隔
    で空間部或いは切欠部を形成し、折曲げ部と接極子の上
    面の間に段差を形成して、折曲げ部の高さが接極子の上
    面の高さより低位になるようにしたことを特徴とする電
    磁継電器。
JP1994005616U 1994-05-23 1994-05-23 電磁継電器 Expired - Lifetime JP3004853U (ja)

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