JP3004823B2 - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JP3004823B2
JP3004823B2 JP4236095A JP23609592A JP3004823B2 JP 3004823 B2 JP3004823 B2 JP 3004823B2 JP 4236095 A JP4236095 A JP 4236095A JP 23609592 A JP23609592 A JP 23609592A JP 3004823 B2 JP3004823 B2 JP 3004823B2
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高弘 小口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プローブ電極と記録媒
体との間に電圧を印加することにより生じる電流変化を
利用して、記録媒体への情報の書き込み、または記録媒
体へ書き込まれた情報の読み出しを行なう情報処理装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、導体の表面の電子構造を直接観察
できる走査型トンネル顕微鏡(以下、「STM」とい
う)が開発され、単結晶、非結晶を問わず実空間像の高
い分解能の測定ができるようになった。
【0003】STMは、金属の探針と導電性物質間に電
圧を加えて1nm程度の距離まで近付けるとトンネル電
流が流れることを利用している。この電流は両者の距離
変化に非常に敏感であり、トンネル電流を一定に保つよ
うに探針を走査することにより実空間の全電子雲に関す
る種々の情報をも読み取ることができる。このときの面
内方向の分解能は0.1nm程度である。
【0004】従って、STMの原理を応用すれば十分に
原子オーダー(サブ・ナノメートル)での高密度記録再
生を行なうことが可能である。その例としては、例え
ば、電子ビーム等によって記録媒体表面に吸着した原子
粒子を取り除いて書き込みを行ない、STMによりこの
データを再生する記録再生装置が提案されている(特開
昭61−80536号公報)。
【0005】また、記録層として電圧電流のスイッチン
グ特性に対してメモリ効果を持つ材料、例えばπ電子系
有機化合物やカルコゲン化合物類の薄膜層を用いて、記
録・再生をSTMで行なう方法が提案されている(特開
昭63−161552号公報、特開昭63−16155
3号公報)。この方法によれば、記録のビットサイズを
10nmとして、1012bit/cm2 もの大容量記
録再生が可能となる。さらに、小型化を目的とし、複数
のプローブ電極半導体基板上に形成し、これと対向する
記録媒体を変位させ記録する装置が提案されている(特
開平1−196751号公報)。これによれば、1cm
角のシリコンチップ上に2500本のプローブ電極を5
0×50のマトリックス状に配置したマルチプローブヘ
ッドと、上述したメモリ効果を持つ材料とを組み合せる
ことにより、1プローブ電極当り400Mbit、総記
憶容量1Tbitのディジタルデータの記録再生が行な
える。
【0006】一方、STMの原理を利用した従来の記録
再生装置において、記録再生を行なうピックアップであ
る探針の、記録媒体上での位置制御(トラッキング)に
関しての配慮を行なったものは少なく、例えば、記録媒
体上に予めトラック溝を形成したりトラック列を埋め込
んでトラッキングパターンを設けておき、この記録媒体
上を探針が走査して記録再生を行なう方法が提案されて
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような、STMの原理を利用した従来の情報処理方法
では、実際に複数個プローブ電極を有するマルチプロー
ブヘッドとこれに対向する記録媒体を組み合せて記録再
生等の情報処理を行なうためには以下に記載する問題点
があった。
【0008】マルチプローブヘッドの熱膨張等による各
プローブ電極の伸縮や、トラッキングパターン作製時の
位置精度のばらつき等により、各プローブ電極それぞれ
から検出されるトラッキングパターンの位置検出信号の
検出タイミングはそれぞれ異なっており、各プローブ電
極からの信号をまとめる際の精度が低下し、結果的に記
録、再生の精度も低下していた。
【0009】そこで本発明の目的は、各プローブ電極に
よる各トラッキングパターンの検出タイミングのずれを
なくし、記録、再生の精度を向上させる情報処理装置を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の情報処理装置は、複数個のプローブ電極が、同
一平面上においてそれぞれ前記各プローブ電極毎に設け
られた駆動機構により三次元方向に変位可能に配置され
たマルチプローブヘッドと、前記マルチプローブヘッド
に対向配置され、前記各プローブ電極と対向する面に、
前記各プローブ電極の位置制御を行なうためのトラッキ
ングパターンが前記各プローブ電極に対応して設けられ
た、電気メモリ効果を持つ記録媒体と、前記マルチプロ
ーブヘッドと前記記録媒体とを、走査信号に基づいて前
記平面と平行に相対移動させるための走査手段と、前記
各プローブ電極と前記記録媒体との間に記録用電圧ある
いは再生用電圧を印加するための電圧印加回路とを有
し、かつ、前記各プローブ電極毎にそれぞれ、前記電圧
印加回路による電圧の印加で前記各プローブ電極と前記
記録媒体との間に流れる電流を、電圧信号に変換する変
換回路と、前記走査手段により前記マルチプローブヘッ
ドと前記記録媒体とを相対移動させたときに、前記変換
回路から得られた電圧信号に基づき、前記プローブ電極
が前記トラッキングパターンに対向したときのみに検出
信号を出力する検出信号出力回路と、前記各検出信号出
力回路のうち任意の1つの検出信号出力回路からの検出
信号を基準信号としたとき、前記走査信号の、前記基準
信号の出力タイミングと前記検出信号の出力タイミング
との位相差の大きさに対応して、前記プローブ電極を駆
動させるための補正信号を前記駆動機構に出力する補正
回路とを有することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記のとおり構成された本発明の情報処理装置
では、電圧印加回路により各プローブ電極と記録媒体と
の間に所定の電圧を印加しつつ、走査手段によりマルチ
プローブヘッドと記録媒体とを平面上で相対移動させる
ことで、記録あるいは再生が行なわれる。このとき、各
プローブ電極間あるいは各トラッキングパターン間の間
隔にばらつきが生じていると、変換回路を経由して検出
信号出力回路から出力される検出信号の出力タイミング
が、各プローブ電極毎で異なってしまう。そこで、各検
出信号出力回路のうち任意の1つの検出信号出力回路か
らの検出信号を基準信号とし、補正回路により、走査信
号の、基準信号の出力タイミングと検出信号の出力タイ
ミングとの位相差の大きさに対応して、各検出信号の出
力タイミングを基準信号の出力タイミングと一致させる
ようなする補正信号を、それぞれのプローブ電極を駆動
させる駆動機構に出力する。これにより、各プローブ電
極の各トラッキングパターンに対する位置関係のずれが
なくなり、複数個のプローブ電極による記録および再生
の精度が向上する。
【0012】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0013】図1は、本発明の情報処理装置の一実施例
の概略構成図である。図1に示すように本情報処理装置
は、マルチプローブヘッド100と、マルチプローブヘ
ッド100に対向配置された記録媒体112とを有す
る。
【0014】記録媒体112は、マイカを劈開して得ら
れた平滑な基板113と、基板113上にAuをエピタ
キシャル成長させた下地電極114と、さらにその上に
電気メモリ効果を有するアクアリリウム−ビス−6−オ
クチルアズレン(SOAZ)をLB法(累積法)により
2層積層した記録層115とから構成されている。この
記録媒体112上には、図2に示すように、トラッキン
グパターンとしてのトラック溝109が、それぞれ後述
する各探針に対向する領域毎に、フィールドイオンビー
ム法(FIB法)により100nm幅で形成されてい
る。また、記録層115には、各探針との間にパルス状
の記録用電圧を印加してデータを書き込んだり再生用電
圧を印加するための、電圧印加回路としてのバイアス電
圧印加回路116が接続されている。
【0015】再び図1を参照して、本情報処理装置のマ
ルチプローブヘッド100について説明する。マルチプ
ローブヘッド100は、Si基板101を主要構成部材
としており、Si基板101の、記録媒体112と対向
する面には、複数個のピエゾバイモルフ梁であるカンチ
レバー102が、異方性エッチング等により設けられて
いる。各カンチレバー102の先端部には、それぞれ炭
素等の電子ビームデポジション法により、高さが5μm
のプローブ電極としての探針103が設けられている。
これにより、各カンチレバー102の駆動用電極(不図
示)に電圧を印加してバイモルフとして駆動すること
で、各探針103が変位される。このように、各カンチ
レバー102は、それぞれ各探針103を支持するため
の部材であるとともに、各探針103を変位させるため
の駆動機構も兼ねており、カンチレバー102および探
針103で、x、y、xの三次元方向に変位可能なプロ
ーブが構成される。そして、各探針103には、それぞ
れ各探針103により検出されるトンネル電流を電圧信
号に変換させるための、変換回路としての電流電圧変換
回路104(1つのみ図示し、他は省略する。以下同様
に、プローブ毎に設けられるものは1つのみ図示し、他
は省略する。)が接続されている。
【0016】また、マルチプローブヘッド100は、マ
ルチプローブヘッド100をxy平面と平行に移動させ
るための走査手段としてのxy走査機構105を有し、
走査回路106によって作り出された走査信号(三角
波)に基づいてxy走査機構105を駆動させること
で、マルチプローブヘッド100がxy方向に走査され
る。走査回路106からの走査信号は、xy走査機構1
05のほかに、それぞれ各プローブ毎に設けられたサン
プルホールド回路107およびゲインアンプ108を経
由して、各カンチレバー102の駆動用電極に出力され
る。
【0017】ここで、図3に示したタイミングチャート
を参照しつつ、マルチプローブヘッド100の走査時の
各信号のタイミングについて、2つの探針103による
場合を例に説明する。
【0018】まず、走査信号に基づき、xy走査機構1
05によりマルチプローブヘッド100を走査して、各
探針103が記録媒体112のトラック溝109上を通
過すると、各探針103の先端との対向距離の変化に応
じてトンネル電流が変化する。この電流変化をそれぞれ
電流電圧変換回路104により電圧信号に変換する。そ
して、この電圧信号を、各プローブ毎に設けられた検出
信号出力回路としての比較器110において比較信号と
比較することで、各比較器110からは、それぞれ各探
針103が各トラック溝109と対向する部位に存在す
るときのみに、トラック溝検出信号が出力される。
【0019】いま、一方の探針103により検出された
トラック溝検出信号を符号a、他方の探針103で検出
されたトラック溝検出信号を符号bで表わすと、設計値
上は、各探針103とそれに対応するトラック溝109
との位置関係は同一であるので、各トラック溝検出信号
a、bはそれぞれ走査信号の端点に対して同じタイミン
グで出力される。ところが実際には、各カンチレバー1
02の熱膨張等による伸縮や、各プローブおよび各トラ
ック溝109の作製上のばらつき等により、各探針10
3とそれに対応するトラック溝109との位置関係はわ
ずかにずれており、各トラック溝検出信号a、bは、そ
れぞれ走査信号の端点に対して異なるタイミングで検出
される。さらに、このトラック溝検出信号a、bの立ち
下がりでサンプルホールド回路107にパルスを出力す
るパルス発生回路111が各プローブ毎に設けられてお
り、このパルス発生回路111を用いて、サンプルホー
ルド回路107のホールド制御を行なう。これにより走
査信号は、各探針103がそれぞれトラック溝109を
通過し、そのエッジにさしかかったときのみにサンプル
される。このように、走査信号のサンプリングは、各ト
ラック溝検出信号a、bの立ち下がりで行なわれている
ため、両トラック溝検出信号a、bの時間差に応じて、
サンプルされた走査信号の大きさが異なっている。その
ため、一方のトラック溝検出信号aを基準信号とし、ゲ
インアンプ108により、サンプルされた走査信号に前
記基準信号と他のトラック溝検出信号bとの出力タイミ
ングが同じになるような補正信号である適当なゲインを
かけて、カンチレバー102をxy平面内で駆動させれ
ば、走査信号の端点を基準として各探針103により検
出されるトラック溝検出信号a、bが同期することにな
る。3つ以上の探針103についても同様にして同期さ
せる。以上説明したことから明らかなように、パルス発
生回路111、サンプルホールド回路107およびゲイ
ンアンプ108で、補正回路が構成される。
【0020】また、記録媒体112の記録層115は電
圧電流のスイッチング特性に対してメモリ効果を持つ材
料であるので、記録時には図4に示すような波形のパル
ス電圧を探針103と記録媒体112との間に印加すれ
ばよく、消去時には図5に示す波形のパルス電圧を印加
すればよい。また再生は、記録層115のメモリ状態が
変化しない100mV程度の電圧を印加し、そのときの
記録層115の導電率の変化を見ることで行なう。実際
には、各探針で検出されたトンネル電流は電流電圧変換
回路104で電圧信号に変換され、各電流電圧変換回路
104からの電圧信号が、それぞれ各プローブ毎に設け
られたローパスフィルタ117および比較器121に出
力され、ローパスフィルタ117を通過した低周波成分
と比較器121とにより「1」「0」の2値信号に変換
される。この各探針103からの2値信号はパラレルシ
リアル変換回路122に集められ、このパラレルシリア
ル変換回路122でシリアル信号に変換され再生信号と
して出力される。
【0021】以上説明したように、各探針103がそれ
ぞれ検出するトラック溝109の検出タイミングによ
り、各探針103の各トラック溝109に対する位置を
各探針103毎に補正することで、各探針103と各ト
ラック溝109との位置関係のずれがなくなり、複数個
の探針103による記録、再生の精度を向上させること
ができる。
【0022】次に、再び図1を参照して、各探針103
のz方向の制御について説明する。各探針103のz方
向の制御手段として、本実施例では、位相補償回路11
8、比較器119およびサンプルホールド回路120
を、それぞれ各プローブ毎に設けている。通常は、バイ
アス電圧印加回路116により、各探針103と記録媒
体112との間に100mV程度のバイアス電圧が印加
され、この状態で両者間に2nA程度のトンネル電流が
流れる位置まで、各カンチレバー102をそれぞれz方
向に駆動させて各探針103を記録媒体112に接近さ
せる。各探針103により検出されたトンネル電流は、
電流電圧回路104によって電圧信号に変換される。こ
の電圧信号は、記録媒体112の傾き等による検出電流
信号の走査時の周波数以下の成分のみに追従させること
ができるように、走査周波数程度のカットオフ周波数の
ローパスフィルタ117を通過する。その後、位相補償
回路118を通過し、各探針103と記録媒体112と
の距離が平均的に一定となるように、比較器119にお
いてオフセット電圧との差分が行なわれる。このような
回路を経た信号をカンチレバーz軸駆動電極に出力して
カンチレバー102のz方向の制御に用いて、フィード
バック制御する。
【0023】そして記録時には、探針103と記録媒体
112との距離が一定となり、またフィードバック制御
によって両者の衝突が起こらないように、サンプルホー
ルド回路120をホールド状態にする。
【0024】以上説明した本実施例の情報処理装置で
は、上述したように、電流電圧変換回路104、比較器
110、119、121、パルス発生回路111、サン
プルホールド回路107、120、ゲインアンプ10
8、ローパスフィルタ117および位相補償回路118
は、それぞれ各プローブ毎に設けられているが、これら
はいずれもSi基板101上に設けられている。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上説明したとおり構成されて
いるので、以下に記載する効果を奏する。
【0026】各プローブ電極毎に、それぞれ変換回路、
検出信号出力回路および補正回路を設けることで、各プ
ローブ電極の間隔および各トラッキングパターンの間隔
にばらつきが生じている場合でも、各プローブ電極の位
置を各トラッキングパターンの位置に合わせて補正する
ことができる。その結果、各プローブ電極毎の各トラッ
キングパターンに対する位置関係のずれがなくなり、複
数個のプローブ電極による記録、再生の精度を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施例の概略構成図
である。
【図2】図1に示した記録媒体に設けられたトラック溝
のパターンの一例を示す図である。
【図3】走査信号と、各トラック溝検出信号とのタイミ
ングチャートである。
【図4】記録時に探針と記録媒体との間に印加される電
圧の波形図である。
【図5】消去時に探針と記録媒体との間に印加される電
圧の波形図である。
【符号の説明】
100 マルチプローブヘッド 101 Si基板 102 カンチレバー 103 探針 104 電流電圧変換回路 105 xy走査機構 106 走査回路 107、120 サンプルホールド回路 108 ゲインアンプ 109 トラック溝 110、119、121 比較器 111 パルス発生回路 112 記録媒体 113 基板 114 下地電極 115 記録層 116 バイアス電圧印加回路 117 ローパスフィルタ 118 位相補償回路 122 パラレルシリアル変換回路
フロントページの続き (72)発明者 紫藤 俊一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 畑中 勝則 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−328343(JP,A) 特開 平4−358337(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のプローブ電極が、同一平面上に
    おいてそれぞれ前記各プローブ電極毎に設けられた駆動
    機構により三次元方向に変位可能に配置されたマルチプ
    ローブヘッドと、 前記マルチプローブヘッドに対向配置され、前記各プロ
    ーブ電極と対向する面に、前記各プローブ電極の位置制
    御を行なうためのトラッキングパターンが前記各プロー
    ブ電極に対応して設けられた、電気メモリ効果を持つ記
    録媒体と、 前記マルチプローブヘッドと前記記録媒体とを、走査信
    号に基づいて前記平面と平行に相対移動させるための走
    査手段と、 前記各プローブ電極と前記記録媒体との間に記録用電圧
    あるいは再生用電圧を印加するための電圧印加回路とを
    有し、 かつ、前記各プローブ電極毎にそれぞれ、前記電圧印加
    回路による電圧の印加で前記各プローブ電極と前記記録
    媒体との間に流れる電流を、電圧信号に変換する変換回
    路と、 前記走査手段により前記マルチプローブヘッドと前記記
    録媒体とを相対移動させたときに、前記変換回路から得
    られた電圧信号に基づき、前記プローブ電極が前記トラ
    ッキングパターンに対向したときのみに検出信号を出力
    する検出信号出力回路と、 前記各検出信号出力回路のうち任意の1つの検出信号出
    力回路からの検出信号を基準信号としたとき、前記走査
    信号の、前記基準信号の出力タイミングと前記検出信号
    の出力タイミングとの位相差の大きさに対応して、前記
    プローブ電極を駆動させるための補正信号を前記駆動機
    構に出力する補正回路とを有することを特徴とする情報
    処理装置。
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