JP3004802U - ホース巻取機 - Google Patents
ホース巻取機Info
- Publication number
- JP3004802U JP3004802U JP1994007379U JP737994U JP3004802U JP 3004802 U JP3004802 U JP 3004802U JP 1994007379 U JP1994007379 U JP 1994007379U JP 737994 U JP737994 U JP 737994U JP 3004802 U JP3004802 U JP 3004802U
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- hose
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ホースが汚れず、しかも、流体の供給源側に
直接連結できるとともに、リール及びホースが保護され
た状態に保てるようにする。 【構成】 左右の部材1、2をつき合わせてケース本体
aを設け、このケース本体にリールRを回転自在に設け
る。そして、このリールRをケース本体aで覆うように
する。また、リールRの回転軸線に対して直角な直線に
交わるケース本体の前壁6にホース引出し口33を設
け、このホース引出し口とは反対側におけるケース本体
の後壁7に、ケース本体の内側から外側に突出する外部
接続部材21を設ける。この外部接続部材の内端に接続
した導管23を、上記リールと後壁との間を経由させ、
かつ、ケース本体の側壁9の内側に沿ってリールの回転
中心部分にまで導く。しかも、リールの回転中心部分に
設けた内部接続部材28と上記導管とを連通させてい
る。
直接連結できるとともに、リール及びホースが保護され
た状態に保てるようにする。 【構成】 左右の部材1、2をつき合わせてケース本体
aを設け、このケース本体にリールRを回転自在に設け
る。そして、このリールRをケース本体aで覆うように
する。また、リールRの回転軸線に対して直角な直線に
交わるケース本体の前壁6にホース引出し口33を設
け、このホース引出し口とは反対側におけるケース本体
の後壁7に、ケース本体の内側から外側に突出する外部
接続部材21を設ける。この外部接続部材の内端に接続
した導管23を、上記リールと後壁との間を経由させ、
かつ、ケース本体の側壁9の内側に沿ってリールの回転
中心部分にまで導く。しかも、リールの回転中心部分に
設けた内部接続部材28と上記導管とを連通させてい
る。
Description
【0001】
この考案は、例えばコンプレッサーホースのように圧力流体用ホースを巻き取 るのに最適なホース巻取機に関する。
【0002】
従来から知られているこの種の巻取機は、例えば、枠体にリールを回転自在に 設け、このリールにホースを巻つけるようにしていた。そして、リールを回転自 在に支持する枠体の軸受け部分からホース接続金具を突出させ、このホース接続 金具に、流体の供給源に連通した補助ホースを接続していた。
【0003】
上記のようにした従来の巻取機は、枠体にリールを設け、リール及びこのリー ルに巻いたホースを完全に覆う構造にはなっていなかった。そのために、その使 用現場の汚れが激しいときなどは、ホースの汚れも激しくなるという問題があっ た。 特に、いったんリールに巻つけたホースは、それをリールから外してまできれ いにするということはほとんどないので、ホースが一度汚れてしまうと、その汚 れの上にさらに汚れが重なるといった状況になり、ますます汚れが激しくなると いうのが現状であった。 また、リールを回転自在に支持する枠体の軸受け部分のホース接続金具に補助 ホースを接続していたので、例えば壁に設けた流体の供給源側に枠体を直接連結 することができなかった。そのために、従来は、ほとんどの場合に、この枠体を 床の上に置いて使っていた。 しかし、枠体を床の上に置いておくと、それを転倒させたり、ものを落とした りして、枠体を傷つけるだけでなく、リールまでも壊してしまい、巻取機として 使えなくなるなどの問題もあった。 この考案の目的は、ホースが汚れず、しかも、流体の供給源側に直接連結でき るとともに、リール及びホースが保護された状態に保てるホース巻取機を提供す ることである。
【0004】
第1の考案は、右側部材と左側部材とをつき合わせてケース本体を設け、この ケース本体にリールを回転自在に設けるとともに、このリールをケース本体で覆 う一方、リールの回転軸に対して直角な直線に交わるケース本体の前壁にホース 引出し口を設け、このホース引出し口とは反対側におけるケース本体の後壁に、 ケース本体の内側から外側に突出する外部接続部材を設け、この外部接続部材の 内端に接続した導管を、上記リールと後壁との間を経由させ、かつ、ケース本体 の側壁内側に沿ってリールの回転中心部分にまで導く一方、リールの回転中心部 分に設けた内部接続部材と上記導管とを連通させた点に特徴を有する。 第2の考案は、第1の考案を前提にしつつ、外部接続部材を設けたケース本体 の後壁外側に、ブラケットを設け、このブラケットを介して、ケース本体を流体 の供給源側の壁面に連結する構成にした点に特徴を有する。
【0005】
第1の考案は、リールをケース本体で覆っているので、リールに巻いたホース が使用現場の汚れから隔離されることになる。しかも、このケース本体によって 、リールやホースも、衝撃から守られることになる。 また、このケース本体に設けた外部接続部材は、リールの回転軸に対して直角 になる直線と交わるケース本体の後壁に設けたので、いい換えれば、従来のよう に外部接続部材をリールの回転軸部分には設けていないので、この外部接続部材 を流体供給源側の壁面などに連結できる。 第2の考案は、ケース本体に設けたブラケットを介して、それを流体供給側の 壁面などに連結することができる。また、この状態では、ケース本体がブラケッ トと連結部材との連結部分で揺動自在に支持されるので、ホース引出し口からホ ースを引き出せば、ケース本体がホースの引っ張り方向に自然に回ることになる 。いい換えれば、ホース引出し口が、いつもホース引出し方向に向くことになり 、それだけホースの引出しがスムーズになる。
【0006】
この実施例のケース本体aは、左側部材1と右側部材2とをつき合わせてなる もので、これら両部材1、2をつき合わせている。すなわち、これら左右の部材 1、2は、図2にも示すように、左側部材1に形成した筒3に右側部材2に形成 した棒状の突起4を挿入するとともに、この筒3の底部に貫通させたボルト5で 、筒3と突起4とを固定し、左右の両部材1、2をしっかりとつき合わせている 。 なお、上記筒3と突起4とは、図示していないが、このケース本体a内に複数 組設けている。 このように両部材1、2をつき合わせることによって、ケース本体aは、前後 壁6、7、左右の側壁8、9、底面10及び天井面11から構成されることにな り、その内部を完全に覆うことができる。また、このように両部材1、2をつき 合わせることによって、天井面11にとっ手12が形成される。
【0007】 上記左側壁8の中心部分には、リールRの軸受け部13に挿入する支持軸14 を一体に形成し、この支持軸14に対向する右側壁9の中心部分には、軸受け1 5を固定している。この軸受け15は、図3に示すように、ハンドル16に固定 したパイプ状の回転軸17を支持する。 上記回転軸17は、ハンドル15とは反対側である内側に6角ナット18を固 定している。そして、このケース本体aに固定するリールRは、その一方の軸受 け部13を支持軸14に相対回転自在に挿入する一方、他方の軸受け部19を上 記六角ナット18には、このリールRが、回転軸17と一体回転する構成にして いる。 なお、上記のようにしてリールRをケース本体aに組み付けることによって、 このリールRが、前後壁6、7、左右の側壁8、9、底面10及び天井面11で 完全に覆われる。また、この時に前後壁6、7は、リールの回転軸線に対して直 角な直線に交わることになる。
【0008】 さらに、上記後壁7の内側には、支持板20を固定しているが、この支持板2 0には、カプラやエルボなどの外部接続部材21を固定するためのブロック22 を固定している。つまり、この後壁7とリールRとの間には、このブロック22 を固定しうるだけの間隔を保持するようにしている。 なお、この外部接続部材21は、金属製でも合成樹脂製でもよい。 また、上記ブロック22には、図3に示すように、外部接続部材21としてカ プラを用いているが、この部分にエルボなども固定することができるもので、そ の用途に応じて、いろいろな接続部材を選択できることは当然である。 さらに、このブロック22には、導管23の一端を固定しているが、このブロ ック22自体が、外部接続部材21と導管23とを連通させる通路24を持って いる。
【0009】 上記導管23は、後壁7に沿って右側壁9側に導くとともに、この右側壁9の ところで折り曲げて、今度は右側壁9に沿って前記軸受け15まで導き、その先 端を軸受け15に形成した流通孔25(図3参照)にはめている。 また、軸受け15に回転自在に支持された回転軸17は、図3に示すように、 上記流通孔25に常時連通する環状溝26を形成し、この環状溝26の底部に複 数の連通孔27を形成している。したがって、回転軸17が回転しても、その内 部と導管23とは常時連通状態が保たれる。 上記のようにした回転軸17の内端には、内部接続部材28を固定するととも に、この内部接続部材28にホース29を接続している。 なお、この内部接続部材28は、金属製あるいは合成樹脂製のいずれであって もよい。 また、上記ホース29は、リールRのドラム30部分に形成したホース挿入口 31からこのドラム30内に導いたもので、その基端にはホース29が鋭角に折 れ曲がるのを防止するコイルスプリング32を巻つけている。ただし、このコイ ルスプリング32は、その基端に、内部接続部材28に連結する袋ナット39を 固定している。
【0010】 基端を内部接続部材28に接続したホース29はドラム30に巻つけるが、こ のホース28を外部に引き出すときには、ケース本体aの前壁6に形成したホー ス引出し口33を経由させる。 なお、上記リールRも、ケース本体aと同様に、左側部材34と右側部材35 2とをつき合わせてなるもので、これら両部材34、35をつき合わせている。 すなわち、これら左右の部材34、35は、図2にも示すように、左側部材34 に形成した筒部3に右側部材35に形成した突部37をつき合わせるとともに、 この筒部36の底部に貫通させたボルト38で、筒部36と突部37とを固定し 、左右の両部材34、35をしっかりとつき合わせている。 また、このケース本体aの前壁6であって、ホース引出し口33の下方には、 ホース29の先端を収納するための収納部40を設けている。この収納部40は 、ホース29をリールRに巻き取ったときに、その先端がぶらぶらしないように それを一時的に収納しておくためのものである。
【0011】 次に、この実施例の作用を説明する。 まず、ホース29の基端を、ホース挿入口31からドラム30内に導き、その ドラム30内における内部接続部材28に接続する。そして、このホース29を リールRに巻つけるとともに、そのホース先端をホース引出し口33からケース 本体aの外にひっぱり出して、それを収納部40に入れる。 このようにホース29を収納したケース本体aを床面などに直接置いて使って もよいし、流体供給源側の壁面に連結部材42を固定して、その壁面にケース本 体aを取り付けた状態で使用してもよい。 また、リールRに巻き取られたホース29は、ケース本体aに完全に覆われる ので、その周囲が汚れていても、ホースまで汚れることがないし、ホース自体も 保護されるので、外部から物が当たっても、ホースが傷ついたりしない。
【0012】 さらに、図4は、外部接続部材としてロータリエルボ41を用いるとともに、 このロータリエルボ41の下側にブラケット42を水平に固定した別の実施例を 示したものである。そして、このブラケット42には、連結部材43を首振り自 在に設けるとともに、この連結部材43を流体の供給源側の天井や壁面などに固 定するようにしている。 上記のように連結部材43を、供給源側の天井や壁面などに固定することによ って、ケース本体aがブラケット42と連結部材43との連結部分で揺動自在に 支持されるので、ホース引出し口33からホースを引き出せば、ケース本体aが ホースの引っ張り方向に自然に回ることになる。したがって、ホース引出し口3 3は、いつもホース引出し方向に向くことになり、それだけホースの引出しがス ムーズになる。
【0013】
第1の考案のホース巻取機によれば、巻き取られたホースがケース本体で覆わ れるので、周囲の汚れから隔離されるとともに、物などが当たっても、ホースを 損傷したりしない。 また、ケース本体の後壁に外部接続部材を突出させたので、リールの回転軸線 上に外部接続部材を突出させていた従来の場合に比べて、安定性が飛躍的に向上 することになる。 第2の考案のホース巻取機によれば、ケース本体を流体供給源側の天井や側壁 などに取り付けられるので、従来のようにそれを床などに直接置いたときの問題 など一切発生しない。 また、連結部材を流体の供給源側に連結した状態では、ホース引出し口がいつ もホースの引っ張り方向に向けられるので、その引出しがスムーズにおこなわれ ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】正面図である。
【図2】縦断面図である。
【図3】外部接続部材と内部接続部材との連通関係を示
した説明図である。
した説明図である。
【図4】他の実施例の外部接続部材部分の部分図であ
る。
る。
a ケース本体 6 前壁 7 後壁 8 左側壁 9 右側壁 R リール 21 外部接続部材 23 導管 28 内部接続部材 33 ホース引出し口 41 ブラケット 42 連結部材
Claims (2)
- 【請求項1】 左側部材と右側部材とをつき合わせてケ
ース本体を設け、このケース本体にリールを回転自在に
設けるとともに、このリールをケース本体で覆う一方、
リールの回転軸線に対して直角な直線に交わるケース本
体の前壁にホース引出し口を設け、このホース引出し口
とは反対側におけるケース本体の後壁に、ケース本体の
内側から外側に突出する外部接続部材を設け、この外部
接続部材の内端に接続した導管を、上記リールと後壁と
の間を経由させ、かつ、ケース本体の側壁内側に沿って
リールの回転中心部分にまで導く一方、リールの回転中
心部分に設けた内部接続部材と上記導管とを連通させた
ホース巻取機。 - 【請求項2】 外部接続部材を設けたケース本体の後壁
に、ブラケットを設けるとともに、このブラケットに首
振り自在にした連結部材を設け、この連結部材を、流体
の供給源側の壁面などに接続する構成にした請求項1記
載のホース巻取機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007379U JP3004802U (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | ホース巻取機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994007379U JP3004802U (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | ホース巻取機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3004802U true JP3004802U (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=43140716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994007379U Expired - Lifetime JP3004802U (ja) | 1994-05-31 | 1994-05-31 | ホース巻取機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3004802U (ja) |
-
1994
- 1994-05-31 JP JP1994007379U patent/JP3004802U/ja not_active Expired - Lifetime
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