JP3004683B2 - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
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- JP3004683B2 JP3004683B2 JP2172397A JP17239790A JP3004683B2 JP 3004683 B2 JP3004683 B2 JP 3004683B2 JP 2172397 A JP2172397 A JP 2172397A JP 17239790 A JP17239790 A JP 17239790A JP 3004683 B2 JP3004683 B2 JP 3004683B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、液晶表示素子を搭載する電子楽器に関す
るものである。
るものである。
近年、電子楽器は、操作を簡単にして使いやすくする
ために、液晶表示素子（以下「LCD」と略す）を搭載
し、対話形式にするのが主流となってきている。そし
て、さらに表示を見やすくするという点から、LCDの視
野角（以下「コントラスト」という）を可変抵抗器で調
整できるようになっている。
ために、液晶表示素子（以下「LCD」と略す）を搭載
し、対話形式にするのが主流となってきている。そし
て、さらに表示を見やすくするという点から、LCDの視
野角（以下「コントラスト」という）を可変抵抗器で調
整できるようになっている。
以下、図面を参照しながら従来の電子楽器について説
明する。
明する。
第３図は従来例を説明するためのブロック図である。
第３図において、１はロータリーエンコーダ11やUP/DOW
Nスイッチ12（12a,12b）等で構成されたコントロールパ
ネル、９はテンポ制御手段、10は音色制御手段、12aは
音色番号をインクリメントするためのスイッチ、12bは
音色番号をデクリメントするためのスイッチ、21はLCD8
のコントラストを設定するための可変抵抗器、22は制御
手段である。
第３図において、１はロータリーエンコーダ11やUP/DOW
Nスイッチ12（12a,12b）等で構成されたコントロールパ
ネル、９はテンポ制御手段、10は音色制御手段、12aは
音色番号をインクリメントするためのスイッチ、12bは
音色番号をデクリメントするためのスイッチ、21はLCD8
のコントラストを設定するための可変抵抗器、22は制御
手段である。
以上のように構成された電子楽器について、以下その
動作を説明する。
動作を説明する。
コントロールパネル１の可変抵抗器21によって基準電
圧Ｖを分圧し、分圧された電圧はLCD8のコントラストを
設定する制御信号ＡとしてLCD8へ送出される。つまり、
可変抵抗器21を操作することにより、LCD8のコントラス
トを調整することができる。
圧Ｖを分圧し、分圧された電圧はLCD8のコントラストを
設定する制御信号ＡとしてLCD8へ送出される。つまり、
可変抵抗器21を操作することにより、LCD8のコントラス
トを調整することができる。
また、ロータリーエンコーダ11やUP/DOWNスイッチ12
からの情報をもとに制御手段22が、それぞれの情報をテ
ンポ制御手段９や音色制御手段10へ送りテンポや音色を
変える。
からの情報をもとに制御手段22が、それぞれの情報をテ
ンポ制御手段９や音色制御手段10へ送りテンポや音色を
変える。
しかしながら上記従来の構成では、LCD8のコントラス
トを設定するための可変抵抗器21を設けなければなら
ず、その分コストが高くなっていた。
トを設定するための可変抵抗器21を設けなければなら
ず、その分コストが高くなっていた。
また、身長の異なる人が使用する場合は、その都度可
変抵抗器21を操作し、LCD8のコントラストを設定しなお
す必要があった。
変抵抗器21を操作し、LCD8のコントラストを設定しなお
す必要があった。
この発明の目的は、コストが低く、かつ、身長の異な
る人が使用する場合に、簡単な操作でLCDのコントラス
トを変更することのできる電子楽器を提供することであ
る。
る人が使用する場合に、簡単な操作でLCDのコントラス
トを変更することのできる電子楽器を提供することであ
る。
この発明の電子楽器は、楽曲の速度を変えるテンポ制
御手段と、楽音の音色を変える音色制御手段と、テンポ
制御手段を操作する第１の操作子と、音色制御手段を操
作する第２の操作子と、液晶表示素子と、この液晶表示
素子のコントラストデータを記憶するとともに第１また
は第２の操作子によって書き換え可能な複数のメモリ部
からなるメモリ手段と、このメモリ手段から所望のメモ
リ部を選択するメモリ選択手段と、このメモリ選択手段
が選択した所望のメモリ部からコントラストデータを読
み出しアナログに変換し液晶表示素子へ入力するD/A変
換器と、操作されることによりメモリ選択手段に選択す
べき所望のメモリ部を指示するコントラスト設定手段
と、このコントラスト設定手段の操作に応答して第１お
よび第２の操作子の一方をテンポ制御手段および音色制
御手段の一方からメモリ選択手段を介して所望のメモリ
部へ切り換える切換手段とを備えている。
御手段と、楽音の音色を変える音色制御手段と、テンポ
制御手段を操作する第１の操作子と、音色制御手段を操
作する第２の操作子と、液晶表示素子と、この液晶表示
素子のコントラストデータを記憶するとともに第１また
は第２の操作子によって書き換え可能な複数のメモリ部
からなるメモリ手段と、このメモリ手段から所望のメモ
リ部を選択するメモリ選択手段と、このメモリ選択手段
が選択した所望のメモリ部からコントラストデータを読
み出しアナログに変換し液晶表示素子へ入力するD/A変
換器と、操作されることによりメモリ選択手段に選択す
べき所望のメモリ部を指示するコントラスト設定手段
と、このコントラスト設定手段の操作に応答して第１お
よび第２の操作子の一方をテンポ制御手段および音色制
御手段の一方からメモリ選択手段を介して所望のメモリ
部へ切り換える切換手段とを備えている。
この発明の構成によれば、液晶表示素子のコントラス
トを設定する場合に、コントラスト設定手段が操作され
ることによりメモリ選択手段に選択すべき所望のメモリ
部を指示し、その指示によりメモリ選択手段で選択され
たメモリ部に記憶されるコントラストデータに応じて液
晶表示素子のコントラストを設定できるとともに、切換
手段がコントラスト設定手段の操作に応答して第１およ
び第２の操作子の一方をテンポ制御手段および音色制御
手段の一方からメモリ選択手段を介して所望のメモリ部
へ切り換えることにより、第１または第２の操作子によ
ってその選択されたメモリ部のコントラストデータを書
き換えてコントラストの調整を行うことができる。
トを設定する場合に、コントラスト設定手段が操作され
ることによりメモリ選択手段に選択すべき所望のメモリ
部を指示し、その指示によりメモリ選択手段で選択され
たメモリ部に記憶されるコントラストデータに応じて液
晶表示素子のコントラストを設定できるとともに、切換
手段がコントラスト設定手段の操作に応答して第１およ
び第２の操作子の一方をテンポ制御手段および音色制御
手段の一方からメモリ選択手段を介して所望のメモリ部
へ切り換えることにより、第１または第２の操作子によ
ってその選択されたメモリ部のコントラストデータを書
き換えてコントラストの調整を行うことができる。
以下、この発明の実施例を説明する前に、実施例の基
礎となる構成例について説明する。
礎となる構成例について説明する。
第１図はこの発明の実施例の基礎となる構成例を説明
するためのブロック図である。第１図において、１はロ
ータリーエンコーダ11やUP/DOWNスイッチ12（12a,12b）
等で構成されたコントロールパネル、２は電子楽器のMI
DIやLCD8のコントラスト等のプログラム設定をするモー
ドスイッチ、３はモード制御手段、４はロータリーエン
コーダ11からの情報をセレクトするスイッチ4aを有する
制御手段、７はメモリ５およびD/A変換器６を有するコ
ントラスト制御手段、９はテンポ制御手段、10は音色制
御手段、12aは音色番号をインクリメントするためのス
イッチ、12bは音色番号をデクリメントするためのスイ
ッチである。
するためのブロック図である。第１図において、１はロ
ータリーエンコーダ11やUP/DOWNスイッチ12（12a,12b）
等で構成されたコントロールパネル、２は電子楽器のMI
DIやLCD8のコントラスト等のプログラム設定をするモー
ドスイッチ、３はモード制御手段、４はロータリーエン
コーダ11からの情報をセレクトするスイッチ4aを有する
制御手段、７はメモリ５およびD/A変換器６を有するコ
ントラスト制御手段、９はテンポ制御手段、10は音色制
御手段、12aは音色番号をインクリメントするためのス
イッチ、12bは音色番号をデクリメントするためのスイ
ッチである。
以上のように構成された電子楽器について、以下その
動作を説明する。
動作を説明する。
通常、制御手段４内のスイッチ4aはロータリーエンコ
ーダ11とテンポ制御手段９とを接続する状態であり、ロ
ータリーエンコーダ11の出力は、テンポ制御手段９に入
力され、テンポ制御を行っている。
ーダ11とテンポ制御手段９とを接続する状態であり、ロ
ータリーエンコーダ11の出力は、テンポ制御手段９に入
力され、テンポ制御を行っている。
このとき、LCD8のコントラストを調整するためにモー
ドスイッチ２を押すと、モード制御手段３がモードスイ
ッチ２の操作を感知して、スイッチ4aの接続を切り換え
て、ロータリーエンコーダ11の出力はコントラスト制御
手段７への入力となる。コントラスト制御手段７へ入力
されたデータはメモリ５に記憶される。そして、D/A変
換器６では、メモリ５に記憶されたデータを読み出して
アナログに変換しLCD8のコントラストを設定する。
ドスイッチ２を押すと、モード制御手段３がモードスイ
ッチ２の操作を感知して、スイッチ4aの接続を切り換え
て、ロータリーエンコーダ11の出力はコントラスト制御
手段７への入力となる。コントラスト制御手段７へ入力
されたデータはメモリ５に記憶される。そして、D/A変
換器６では、メモリ５に記憶されたデータを読み出して
アナログに変換しLCD8のコントラストを設定する。
このように、ロータリーエンコーダ11を操作して自分
に適合するLCD8のコントラストの設定ができる。そし
て、再度モードスイッチ２を押すと、モード制御手段３
がモードスイッチ２の操作を感知して、スイッチ4aの接
続を最初の状態に切り換えて、ロータリーエンコーダ11
の出力はテンポ制御手段９への入力となる。このとき、
D/A変換器６では、以前に設定したメモリ５に記憶され
ているデータを読み出してアナログに変換しLCD8のコン
トラストを設定している。また、電源投入時にも以前に
設定したデータにより同様の処理を行う。
に適合するLCD8のコントラストの設定ができる。そし
て、再度モードスイッチ２を押すと、モード制御手段３
がモードスイッチ２の操作を感知して、スイッチ4aの接
続を最初の状態に切り換えて、ロータリーエンコーダ11
の出力はテンポ制御手段９への入力となる。このとき、
D/A変換器６では、以前に設定したメモリ５に記憶され
ているデータを読み出してアナログに変換しLCD8のコン
トラストを設定している。また、電源投入時にも以前に
設定したデータにより同様の処理を行う。
このように実施例の基礎となる構成例によれば、モー
ドスイッチ２を操作することによりスイッチ4aが切り換
わり、ロータリーエンコーダ11を操作してLCD8のコント
ラストを調整することができる。すなわち、ロータリー
エンコーダ11をテンポ制御とLCD8のコントラスト制御と
に併用することにより、従来のようにLCD8のコントラス
ト調整用の可変抵抗器21が不要となり、また、D/A変換
器６はビット数の少ない安価なラダーやゲートアレーを
用いて構成できるので、全体としてコストの低い電子楽
器を提供することができる。
ドスイッチ２を操作することによりスイッチ4aが切り換
わり、ロータリーエンコーダ11を操作してLCD8のコント
ラストを調整することができる。すなわち、ロータリー
エンコーダ11をテンポ制御とLCD8のコントラスト制御と
に併用することにより、従来のようにLCD8のコントラス
ト調整用の可変抵抗器21が不要となり、また、D/A変換
器６はビット数の少ない安価なラダーやゲートアレーを
用いて構成できるので、全体としてコストの低い電子楽
器を提供することができる。
以下、この発明の実施例について図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第２図はこの発明の実施例を説明するためのブロック
図である。第２図において、13,14,15はコントラスト設
定用スイッチ、16はコントラスト設定用スイッチ13,14,
15が操作されたときにロータリーエンコーダ11からの情
報をセレクトするスイッチ4aを操作する論理回路、21は
メモリ選択手段17と複数のメモリ部18,19,20とD/A変換
器６とを有するコントラスト制御手段であり、その他の
構成は実施例の基礎となる構成例と同様である。なお、
コントラスト設定用スイッチ13,14,15がコントラスト設
定手段であり、スイッチ4aが切換手段である。
図である。第２図において、13,14,15はコントラスト設
定用スイッチ、16はコントラスト設定用スイッチ13,14,
15が操作されたときにロータリーエンコーダ11からの情
報をセレクトするスイッチ4aを操作する論理回路、21は
メモリ選択手段17と複数のメモリ部18,19,20とD/A変換
器６とを有するコントラスト制御手段であり、その他の
構成は実施例の基礎となる構成例と同様である。なお、
コントラスト設定用スイッチ13,14,15がコントラスト設
定手段であり、スイッチ4aが切換手段である。
以上のように構成された電子楽器について、以下その
動作を説明する。
動作を説明する。
通常、制御手段４内のスイッチ4aはロータリーエンコ
ーダ11とテンポ制御手段９とを接続する状態であり、ロ
ータリーエンコーダ11の出力は、テンポ制御手段９に入
力され、テンポ制御を行っている。
ーダ11とテンポ制御手段９とを接続する状態であり、ロ
ータリーエンコーダ11の出力は、テンポ制御手段９に入
力され、テンポ制御を行っている。
このとき、LCD8のコントラストを調整するために、コ
ントラスト設定用スイッチ13,14,15のうちどれか１つの
スイッチを押すと、論理回路16がコントラスト設定用ス
イッチ13,14,15の操作を感知して、スイッチ4aの接続を
切り換えて、ロータリーエンコーダ11の出力はコントラ
スト制御手段21への入力となる。
ントラスト設定用スイッチ13,14,15のうちどれか１つの
スイッチを押すと、論理回路16がコントラスト設定用ス
イッチ13,14,15の操作を感知して、スイッチ4aの接続を
切り換えて、ロータリーエンコーダ11の出力はコントラ
スト制御手段21への入力となる。
コントラスト制御手段21では、メモリ選択手段17によ
り、操作されたコントラスト設定用スイッチ13,14,15に
対応するメモリ部18,19,20を選択し、選択したメモリ部
18,19,20をD/A変換器６と接続する。例えば、コントラ
スト設定用スイッチ13を操作したときは、メモリ選択手
段17により、コントラスト設定用スイッチ13に対応する
メモリ部18を選択し、メモリ部18とD/A変換器６とを接
続する。
り、操作されたコントラスト設定用スイッチ13,14,15に
対応するメモリ部18,19,20を選択し、選択したメモリ部
18,19,20をD/A変換器６と接続する。例えば、コントラ
スト設定用スイッチ13を操作したときは、メモリ選択手
段17により、コントラスト設定用スイッチ13に対応する
メモリ部18を選択し、メモリ部18とD/A変換器６とを接
続する。
そして、D/A変換器６では、選択されたメモリ部18,1
9,20に記憶されているデータを読み出してアナログに変
換しLCD8のコントラストを設定する。このとき、３個の
コントラスト設定用スイッチ13,14,15を全て操作しても
自分に適合したLCD8のコントラストを設定できなけれ
ば、どれか１個のコントラスト設定用スイッチ例えば13
を選択したときに、すなわちメモリ部18に記憶されてい
るデータによりコントラストが設定されているときに、
ロータリーエンコーダ11を操作することにより、メモリ
部18に記憶されているデータの値を上下させて自分に適
合したLCD8のコントラストを設定することができる。そ
して、そのときのデータが新たにメモリ部18に記憶され
ることになる。
9,20に記憶されているデータを読み出してアナログに変
換しLCD8のコントラストを設定する。このとき、３個の
コントラスト設定用スイッチ13,14,15を全て操作しても
自分に適合したLCD8のコントラストを設定できなけれ
ば、どれか１個のコントラスト設定用スイッチ例えば13
を選択したときに、すなわちメモリ部18に記憶されてい
るデータによりコントラストが設定されているときに、
ロータリーエンコーダ11を操作することにより、メモリ
部18に記憶されているデータの値を上下させて自分に適
合したLCD8のコントラストを設定することができる。そ
して、そのときのデータが新たにメモリ部18に記憶され
ることになる。
このようにして、自分に適合するLCD8のコントラスト
を設定できる。そして、コントラスト設定時に操作した
コントラスト設定用スイッチ13,14,15を再度押すと、論
理回路16がコントラスト設定用スイッチ13,14,15の操作
を感知して、スイッチ4aの接続を最初の状態に切り換え
て、ロータリーエンコーダ11の出力はテンポ制御手段９
への入力となる。このとき、メモリ選択手段17は以前に
選択したメモリ部18,19,20とD/A変換器６との接続を保
持し、D/A変換器６では、以前に選択したメモリ部18,1
9,20に記憶されているデータを読み出してアナログに変
換しLCD8のコントラストを設定している。また、電源投
入時にも以前に設定したデータにより同様の処理を行
う。
を設定できる。そして、コントラスト設定時に操作した
コントラスト設定用スイッチ13,14,15を再度押すと、論
理回路16がコントラスト設定用スイッチ13,14,15の操作
を感知して、スイッチ4aの接続を最初の状態に切り換え
て、ロータリーエンコーダ11の出力はテンポ制御手段９
への入力となる。このとき、メモリ選択手段17は以前に
選択したメモリ部18,19,20とD/A変換器６との接続を保
持し、D/A変換器６では、以前に選択したメモリ部18,1
9,20に記憶されているデータを読み出してアナログに変
換しLCD8のコントラストを設定している。また、電源投
入時にも以前に設定したデータにより同様の処理を行
う。
このように実施例によれば、ロータリーエンコーダ11
を操作することにより、LCD8のコントラストを調整する
ことができる。すなわち、ロータリーエンコーダ11をテ
ンポ制御とLCD8のコントラスト制御とに併用することに
より、従来のようにLCD8のコントラスト調整用の可変抵
抗器21が不要となる。さらに、複数のメモリ部18,19,20
を用いることにより予め複数のコントラストデータを記
憶しておくことができ、コントラスト設定用スイッチ1
3,14,15を選択することにより、その都度LCD8のコント
ラストを調整する必要がなくなる。
を操作することにより、LCD8のコントラストを調整する
ことができる。すなわち、ロータリーエンコーダ11をテ
ンポ制御とLCD8のコントラスト制御とに併用することに
より、従来のようにLCD8のコントラスト調整用の可変抵
抗器21が不要となる。さらに、複数のメモリ部18,19,20
を用いることにより予め複数のコントラストデータを記
憶しておくことができ、コントラスト設定用スイッチ1
3,14,15を選択することにより、その都度LCD8のコント
ラストを調整する必要がなくなる。
また、実施例において、メモリ部18,19,20はRAMを想
定しているが、設定が変更できなくてもよいのであれ
ば、予め考えられる値をプリセットしておけばROMであ
ってもよい。
定しているが、設定が変更できなくてもよいのであれ
ば、予め考えられる値をプリセットしておけばROMであ
ってもよい。
なお、実施例において、LCD8のコントラストを調整す
るのにロータリーエンコーダ11を用いる構成としたが、
UP/DOWNスイッチ12を用いる構成にしてもよい。
るのにロータリーエンコーダ11を用いる構成としたが、
UP/DOWNスイッチ12を用いる構成にしてもよい。
この発明の電子楽器は、液晶表示素子のコントラスト
を設定する場合に、コントラスト設定手段が操作される
ことによりメモリ選択手段に選択すべき所望のメモリ部
を指示し、その指示によりメモリ選択手段で選択された
メモリ部に記憶されるコントラストデータに応じて液晶
表示素子のコントラストを設定できるとともに、切換手
段がコントラスト設定手段の操作に応答して第１および
第２の操作子の一方をテンポ制御手段および音色制御手
段の一方からメモリ選択手段を介して所望のメモリ部へ
切り換えることにより、第１または第２の操作子によっ
てその選択されたメモリ部のコントラストデータを書き
換えてコントラストの調整を行うことができる。この結
果、従来のようなコントラスト設定用の可変抵抗器は不
要となり、全体としてコストの低い電子楽器を提供する
ことができるとともに、身長の異なる人が使用する場合
に、コントラスト設定手段を操作して複数のメモリ部の
中から身長に適したコントラストデータを記憶している
メモリ部を選択するだけでよいという簡単な操作でコン
トラストを変更することができる。
を設定する場合に、コントラスト設定手段が操作される
ことによりメモリ選択手段に選択すべき所望のメモリ部
を指示し、その指示によりメモリ選択手段で選択された
メモリ部に記憶されるコントラストデータに応じて液晶
表示素子のコントラストを設定できるとともに、切換手
段がコントラスト設定手段の操作に応答して第１および
第２の操作子の一方をテンポ制御手段および音色制御手
段の一方からメモリ選択手段を介して所望のメモリ部へ
切り換えることにより、第１または第２の操作子によっ
てその選択されたメモリ部のコントラストデータを書き
換えてコントラストの調整を行うことができる。この結
果、従来のようなコントラスト設定用の可変抵抗器は不
要となり、全体としてコストの低い電子楽器を提供する
ことができるとともに、身長の異なる人が使用する場合
に、コントラスト設定手段を操作して複数のメモリ部の
中から身長に適したコントラストデータを記憶している
メモリ部を選択するだけでよいという簡単な操作でコン
トラストを変更することができる。
第１図はこの発明の実施例の基礎となる構成例を説明す
るためのブロック図、第２図はこの発明の実施例を説明
するためのブロック図、第３図は従来例を説明するため
のブロック図である。 ２……モードスイッチ、３……モード制御手段、4a……
スイッチ、５……メモリ、６……D/A変換器、８……液
晶表示素子、９……テンポ制御手段、10……音色制御手
段、11……ロータリーエンコーダ、12……UP/DOWNスイ
ッチ、13,14,15……コントラスト設定用スイッチ、16…
…論理回路、17……メモリ選択手段、18,19,20……メモ
リ部
るためのブロック図、第２図はこの発明の実施例を説明
するためのブロック図、第３図は従来例を説明するため
のブロック図である。 ２……モードスイッチ、３……モード制御手段、4a……
スイッチ、５……メモリ、６……D/A変換器、８……液
晶表示素子、９……テンポ制御手段、10……音色制御手
段、11……ロータリーエンコーダ、12……UP/DOWNスイ
ッチ、13,14,15……コントラスト設定用スイッチ、16…
…論理回路、17……メモリ選択手段、18,19,20……メモ
リ部
Claims (1)
- 【請求項１】楽曲の速度を変えるテンポ制御手段と、楽
音の音色を変える音色制御手段と、前記テンポ制御手段
を操作する第１の操作子と、前記音色制御手段を操作す
る第２の操作子と、液晶表示素子と、この液晶表示素子
のコントラストデータを記憶するとともに前記第１また
は第２の操作子によって書き換え可能な複数のメモリ部
からなるメモリ手段と、このメモリ手段から所望のメモ
リ部を選択するメモリ選択手段と、このメモリ選択手段
が選択した前記所望のメモリ部からコントラストデータ
を読み出しアナログに変換し前記液晶表示素子へ入力す
るD/A変換器と、操作されることにより前記メモリ選択
手段に選択すべき前記所望のメモリ部を指示するコント
ラスト設定手段と、このコントラスト設定手段の操作に
応答して前記第１および第２の操作子の一方を前記テン
ポ制御手段および前記音色制御手段の一方から前記メモ
リ選択手段を介して前記所望のメモリ部へ切り換える切
換手段とを備えた電子楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2172397A JP3004683B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2172397A JP3004683B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 電子楽器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0460591A JPH0460591A (ja) | 1992-02-26 |
| JP3004683B2 true JP3004683B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=15941183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2172397A Expired - Fee Related JP3004683B2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | 電子楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3004683B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9767765B2 (en) | 2014-09-18 | 2017-09-19 | Casio Computer Co., Ltd. | Electronic device, code display method of electronic device and recording medium |
| JP6455576B2 (ja) * | 2017-09-26 | 2019-01-23 | カシオ計算機株式会社 | 電子機器、表示方法及び表示プログラム |
-
1990
- 1990-06-28 JP JP2172397A patent/JP3004683B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0460591A (ja) | 1992-02-26 |
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