JP3004645B1 - 遊戯台 - Google Patents

遊戯台

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JP3004645B1 JP11059381A JP5938199A JP3004645B1 JP 3004645 B1 JP3004645 B1 JP 3004645B1 JP 11059381 A JP11059381 A JP 11059381A JP 5938199 A JP5938199 A JP 5938199A JP 3004645 B1 JP3004645 B1 JP 3004645B1
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Abstract

【要約】 【課題】ボーナスの当選確率を高く設定できかつ出玉率
を法令で定めた範囲内に設定できる遊戯台を提供する。 【解決手段】各入賞役の種類毎に入賞有効ラインを定め
ることにより達成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊戯媒体(メダ
ル、玉等)を投入し、複数の種類の絵柄からなる絵柄列
(リール)を移動(回転)させ、それが停止した際に絵
柄表示窓上に停止した絵柄の組み合せから入賞が定めら
れ、所定の遊戯媒体の払い戻しを受けることを楽しむ遊
戯台(スロットマシン、パチンコ等)に関する。
【0002】
【従来の技術】<スロットマシン>従来のスロットマシ
ンは、複数の絵柄よりなる絵柄列(リール)を複数列
(通常3列)備えて、絵柄表示窓上の所定の線上(絵柄
入賞有効ライン)に停止した絵柄の組み合せから入賞が
定められ、例えば、遊戯機の前面から見て水平方向に3
ライン(上段、中段、下段)、斜め方向に2ライン(左
上〜右下、左下〜右上)の合計5ラインを入賞ラインと
している。ゲームはメダルを1〜3枚投入することによ
り開始することができるが、投入したメダル枚数によっ
て有効になるライン数が異なっている。
【0003】例えば、1枚投入したときは、水平方向3
ラインのうち中段の1ラインのみが入賞有効ラインとな
る。また、2枚投入したときは更に2ライン加えた水平
方向の3ラインが有効ラインとなる。また、3枚投入し
たときには更に斜め方向の2ラインを加えた5ラインが
有効ラインとなる。
【0004】また、入賞有効ライン数に応じて内部入賞
確率が異なっていて入賞ライン数が多くなるにしたがっ
て入賞確率も高くなる。即ち、1枚投入して入賞有効ラ
イン上に「7」を揃える確率は、3枚投入して入賞有効
ライン上に「7」を揃える確率より低くなっている。
【0005】<特定遊戯状態:ビッグボーナス>抽選の
結果、所定の入賞に当選すると、内部入賞状態は内部特
定入賞状態(通常ビッグボーナスの内部入賞状態または
内部当り状態、またはビッグボーナスのフラグ成立とい
う)となる。内部特定入賞状態で、絵柄列を目的の組み
合せ(例えば、777)に揃えて停止させることができ
ると、制御は特定遊戯状態、即ちビッグボーナス(BB
状態)に入る。BB状態での一般遊戯では、所定の絵柄
の入賞確率が所定の回数(例えば30回)に限って高く
なる。この状態をビックボーナス中の一般遊戯の状態と
いう。
【0006】<特別遊戯状態:レギュラーボーナス>ま
た、BB状態でない通常遊戯中に、一般にBB状態の場
合と異なる所定のRBの絵柄の組み合せが、絵柄表示窓
上に揃って停止するとRB状態になる。RB状態では、
例えば、メダルを1枚だけ投入して遊戯をする状態とな
り、停止操作により絵柄表示窓上の中段横一列にリプレ
イの絵柄が揃い易く制御する。このリプレイの絵柄が揃
った場合に限って、例えば15枚のメダルが払い戻され
る。この遊戯を所定の回数(例えば8回)繰り返すこと
ができ、RB状態を終了する。
【0007】<内部入賞の保持>一般に、制御が上述の
内部入賞状態のうち、内部特定遊戯状態(BB状態)ま
たは内部特別遊戯状態(RB状態)の内部入賞状態にな
っているにもかかわらず、遊戯者が絵柄列の停止操作時
に、遊戯台の制御によっても絵柄表示窓上に所定の絵柄
を揃えて停止させることができない位置でストップレバ
ーを操作した場合、この内部入賞状態を消し去ることを
せず、遊戯者が絵柄を揃えて停止できるまで保持する。
【0008】<内部情報の報知>更に、この内部入賞状
態を内部情報として遊戯者に分かるように、絵柄列(リ
ール)の停止制御により、通常とは異なる所定の組合せ
の絵柄(リーチ目)が前記絵柄表示窓上に停止するよう
に制御して報知することが一般的である。遊戯者は、リ
ーチ目を見たならば、内部特定遊戯状態に入賞している
か、あるいは内部特別遊戯状態に入賞しているかを判断
または推定し、該当する特定の絵柄が絵柄表示窓上に揃
うようにストップボタンを押し(狙い打ち)ていた。
【0009】<従来の問題点>しかしながら、従来のス
ロットマシンは、投入したメダルの枚数ごとに入賞有効
ラインが全ての絵柄に対して共通して定義されている。
また、法令においてビックボーナス、レギュラーボーナ
スの当選確率は、絵柄列(リール)に配置した絵柄組合
せ数および絵柄入賞有効ライン数によって決まってい
る。
【0010】従って、入賞有効ライン数を増やすことに
よってビックボーナス当選確率を高くすることが考えら
れるが、有効ラインが全ての絵柄に対して共通に定義さ
れているため、ビックボーナス確率を高くするとレギュ
ラーボーナスも必然的に高くなってしまい、法令で定め
ているところの出玉率(払出枚数/投入枚数×100)
55%〜120%の範囲をオーバーしてしまうので法令
で許される最大許容範囲までボーナス確率を高くするこ
とができないでいた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な従来の問題点に鑑み提案されるものである。即ち、本
発明の解決しようとする課題は、ボーナスの当選確率を
高く設定できかつ出玉率を法令で定めた範囲内に設定で
きる遊戯台を提供する。すなわち、本発明の目的は、遊
戯者が少ない投資額でビックボーナスに当選するチャン
スを多くし、従来の遊戯台にない、ボーナスへの期待感
と遊戯機の射幸性を抑えることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、この課題を解
決するためになされたものであって、本発明によれば、
特定絵柄を含む複数種類の絵柄よりなる絵柄列を複数列
備え、メダルまたは玉等の遊戯媒体を投入し、遊戯の開
始操作により前記複数列の絵柄列を絵柄表示窓上で移動
を開始させると同時に、抽選により内部入賞の当否を確
定し、各絵柄列に対応した停止動作に対して、各絵柄列
を内部抽選に基づいた所定の絵柄組み合せで絵柄表示窓
上に表示されるように制御して停止させ、停止した絵柄
表示窓上の絵柄の組み合わせから入賞を定め、所定数の
遊戯媒体を払い戻す遊戯台であって、各入賞役の種類毎
に、1回のゲームに投入した遊戯媒体の数に対応して、
入賞有効ラインを定めることを特徴とする。
【0013】更に、特定絵柄を含む複数種類の絵柄より
なる絵柄列を複数列備え、メダルまたは玉等の遊戯媒体
を投入し、遊戯の開始操作により前記複数列の絵柄列を
絵柄表示窓上で移動を開始させると同時に、抽選により
内部入賞の当否を確定し、各絵柄列に対応した停止動作
に対して、各絵柄列を前記内部抽選に基づいた所定の絵
柄組み合せで絵柄表示窓上に表示されるように制御して
停止させ、停止した絵柄表示窓上の絵柄の組み合わせか
ら入賞を定め、所定数の遊戯媒体を払い戻す遊戯台であ
って、各入賞役の種類毎に、1回のゲームに投入した遊
戯媒体の数に対応して、入賞有効ライン数を定め、次に
抽選により入賞有効ラインを特定することを特徴とす
る。
【0014】更に、入賞有効ラインは、絵柄表示窓上の
絵柄表示位置の全ての組合せの中より定めることを特徴
とする。
【0015】更に、入賞有効ラインは、ビックボーナス
とレギュラーボーナスで異なるように定めることを特徴
とする。
【0016】更に、入賞有効ライン以外のライン上に、
所定の絵柄の組合せを揃えて表示することにより、制御
部がビッグボーナスまたはレギュラーボーナスの内部入
賞状態にあることを報知することを特徴とする遊戯台を
提供することにより本発明が解決しようとする課題の解
決を達成できる。
【0017】
【発明の実施形態】以下、本発明の実施の形態例を、ス
ロットマシンを例にとって、添付図面を用い詳細に説明
する。
【0018】<スロットマシンの外観構成> (構成)図1に本発明を適用した実施の形態例のスロッ
トマシンの外観を示す斜視図である。このスロットマシ
ン本体100の中央部には、各々の外周面に複数種類の
絵柄を配列した絵柄列、即ちリールが3個(101〜1
03)収納され、本体100の内部で回転できるように
構成されている。
【0019】各リール101〜103の絵柄は、本体1
00の正面の絵柄表示窓131〜133より、各リール
毎に縦方向に3つの絵柄が表示し、遊戯者に見ることが
できるようになっている。従って、リールが停止した時
には絵柄表示窓131〜133には、3×3の合計9個
の絵柄が遊戯者に表示されることになる。
【0020】105は遊戯者によるリール101〜10
3の回転を開始させるためのスタートレバーであり、1
06は遊戯を開始するに当たって遊戯者がメダルを投入
するメダル投入口である。107はメダルの払い出し口
であり、108は払い出されたメダルの受け皿である。
【0021】109、110、111はクレジットより
のクレジットベットボタンで、109はメダル最大3枚
がけボタン、110はメダル最大2枚がけボタン、11
1はメダル1枚がけボタンで、押しボタン操作により1
回のゲームに1〜3枚のメダルをクレジットのメダル残
枚数表示器114に表示されている中から投入(ベッ
ト)できる。
【0022】112はクレジットのメダル清算ボタン及
びクレジット切替えボタンで、遊戯者が獲得したメダル
を最大50枚までクレジットとして内部に蓄積するか、
またはメダル残枚数表示器114に表示されているメダ
ルを排出し、以後クレジットとして貯えないかを決める
ボタンである。
【0023】113は音声を出力するスピーカからの音
を出力する音孔であり、遊戯の経過に応じて遊戯者に効
果音を発生し出力する。115はメダル払い出し枚数表
示器で、リール101〜103が停止した時に、絵柄表
示窓101〜103に表示された絵柄の並びが入賞の並
びとなり、遊戯者へ獲得したメダルが排出されると、そ
の排出されたメダル払い出し枚数を表示する。
【0024】116はメダルインサートランプで、遊戯
開始のために遊戯者にメダルの投入を促すランプであ
る。117は再遊戯開始ランプ、即ちリプレイに入賞し
た時に遊戯者にリプレイを知らせるランプである。
【0025】118は告知ランプで、抽選に当選し内部
特定遊戯状態(内部がビッグボーナス/BBに入賞した
状態)、又は内部特別遊戯状態(内部がレギュラーボー
ナス/RBに入賞した状態)になっていることを、内部
情報として遊戯者に報知するランプである。
【0026】119は入賞配当表示板で、オッヅパネル
のことである。120は入賞有効ライン表示ランプであ
り、メダルの投入枚数に対応して、絵柄が揃った時に有
効(入賞)となるライン、即ち遊戯で有効となる入賞有
効ラインを示す。
【0027】入賞有効ラインは、一般にメダルを1枚投
入した時は中段の水平ライン1本、メダルを2枚投入し
た時は中段の水平ラインに上下の水平ライン2本を加え
て3本、メダルを3枚投入した時は更に左上から右下へ
の斜めの線並びに左下から右上への斜めの線を加えて5
ラインが入賞有効ラインとなる。
【0028】なお、詳細は後述するが、本発明における
特徴は、各入賞役の種類毎に1回のゲームに投入した遊
戯媒体の数に対応して入賞有効ラインを定めることを特
徴とするため、入賞役の種類によっては上記以外の入賞
有効ラインを定めることができる。
【0029】121〜123はストップボタンで、各リ
ールに対応して各リールを遊戯者が停止するために設け
てあり、リール101に対してストップボタン121、
リール102に対してストップボタン122、リール1
03に対してストップボタン123が対応している。1
40はフリッカー表示ランプで、ビッグボーナスに入賞
した時に点滅する。
【0030】<遊戯操作の概略>遊戯の開始は、遊戯者
がメダル投入口106からメダルを投入し、スタートレ
バー105を操作することにより開始する。遊戯が開始
すると、3つのリール101、102、103が一斉に
回転を開始し、各リールの回転速度が所定の速度に達し
た後に、各リールに対応して設けられたストップボタン
121〜123の操作が有効化されるので、遊戯者はこ
れらのボタンを押下し、対応するリールの回転を停止さ
せる。
【0031】各リールが停止した時に、メダルの投入枚
数(並びに入賞役)によって決まる入賞有効ライン上で
停止した絵柄の組合せが所定の入賞組合せに該当してい
れば、入賞の種類に応じた枚数のメダルが受皿108に
払出され1回の遊戯が終了する。
【0032】<制御部の構成>以下、本実施例のスロッ
トマシン100のマイクロプロセッサにより制御される
制御部の構成を図2示す。
【0033】図2の参照番号22は、本実施例のスロッ
トマシンの制御動作の中枢となるマイクロプロセッサ
(CPU)で、バス50を介して周辺部との制御信号や
データの受け渡しを行う。
【0034】23はメダル投入口106より投入された
遊戯メダルを感知するメダルセンサ、24はリールを停
止させる停止ボタン121、122、123が押された
ときに作動する停止ボタンスイッチからのスイッチ入
力、25はスタートレバー105が操作されたことを感
知するセンサ、26はクレジットベットボタン109、
110、111のいずれかが押されたときに作動するク
レジットベットボタンスイッチからのスイッチ入力であ
り、これらは入力インターフェース27を経て、バス5
0を介して、CPU22と接続されている。
【0035】28はリード・オンリー・メモリ(RO
M)であり、本スロットマシンの制御を行うためのプロ
グラムや、前記リール101、102、103の停止制
御を行うための制御データやテーブル等を含んでいる。
29はランダム・アクセス・メモリ(RAM)であり、
プログラムのワークエリアや可変データ等を記憶する部
分である。ROM28ならびにRAM29のメモリは、
バス50を介してCPU22に接続されている。
【0036】30はリール101、102、103の回
転、停止を行うためのモータ制御部、31はメダル払い
出しを行うためのホッパー制御部で、これらは入出力イ
ンターフェース32を経てバス50を介してCPU22
へ接続されている。
【0037】33は遊戯者にスロットマシン100の制
御の内部情報として制御の状態を知らせたりするのに必
要とする種々のランプの点灯/消灯の制御を行うランプ
制御部でありCPU22よりバス50と出力インターフ
ェース34を介してCPU22と接続され、CPU22
の制御に従い、点灯/消灯が制御される。
【0038】35はスピーカであり、36のサウンド出
力部の制御に従い、CPU22の指示に従い、数々の効
果音を出力する。
【0039】37は抽選に用いる乱数発生器である。 <入賞役の構成>図3は、本発明の実施例のスロットマ
シンにおける入賞役の絵柄組合せと入賞払出枚数を示す
表である。
【0040】図3の上段の図は「一般ゲームにおける入
賞役の構成」を示し、図3の中段の図は「BB中の一般
ゲームの入賞役の構成」を示し、図3の下段の図は「R
B中の入賞役の構成」を示す。なお、表の中にある
「*」の印はいずれの絵柄でも良いことを示す。
【0041】図3の上段の図は、入賞役の構成として、
一般ゲーム中における入賞絵柄組合せと払出枚数を示
す。例えば、図1の入賞有効ライン表示ランプ120が
示す入賞有効ライン上のいずれかに「青7−青7−青
7」が揃ったとき(図3の入賞絵柄組合せの項を参照)
は、BB(図3の入賞役の項を参照)の開始となり、メ
ダル払出口107から15枚のメダル(図3の払出枚数
の項参照)がメダル受皿108に払出されるか又はクレ
ジット残枚数表示器114に加えられる。同時に、払出
されたメダルの枚数がメダル払出枚数表示器115に表
示される。
【0042】図3の中段の図は、BB中の一般ゲーム中
における入賞絵柄組合せと払出枚数を示す。上の説明と
同様に、入賞有効ライン上のいずれかに「Rep−Re
p−Rep」が揃った場合は、3枚のメダルを払出した
後に、RBが開始することを示す。
【0043】RBについては、図3の下段の図に示すよ
うに、メダル1枚を投入して、絵柄表示窓の中段の入賞
有効ライン上に「Rep−Rep−Rep」が揃うとメ
ダル15枚が払出されることを示す。 <入賞有効ラインの構成>図4はリール101〜103
が停止した時に、絵柄表示窓131、132、133に
表示される絵柄の位置と入賞有効ラインとの関係を示す
図である。
【0044】従来のスロットマシンでは、メダルを1枚
投入したときには、「P12−P22−P32」の1ラ
インが入賞有効ラインとなり、この入賞有効ライン上に
図3に示した入賞絵柄組合せが揃った場合は、入賞判定
手段により入賞と判断され入賞役に応じてメダルが払戻
される。
【0045】メダルを2枚投入したときには、上記の
「P12−P22−P32」の入賞有効ラインに「P1
1−P21−P31」と、「P13−P23−P33」
の水平2ラインを加え3ラインが入賞有効ラインとな
る。
【0046】メダルを3枚投入したときは、更に、「P
11−P22−P33」と、「P13−P22−P3
1」の斜め2ラインを加えて合計5ラインが入賞有効ラ
インとなる。従って、従来のスロットマシンにおける入
賞有効ラインは、どの入賞有効ラインに対しても、図3
に示す全ての入賞役が平等に対象となる。即ち、入賞期
待感は、どの入賞役に対しても、所定の入賞有効ライン
に対して同等に発生することになる。
【0047】ここで、一般に遊戯者にとっての一番の関
心はボーナスに入賞することにあるので、同等の入賞期
待感で遊戯を行う従来のスロットマシンでは、上述のよ
うに、各入賞役をメダルの投入枚数に応じた入賞有効ラ
インのいずれかに揃えることになり、ボーナスゲームに
当選させるまでの一般ゲームが単調なものとなってい
る。 <ボーナス当選確率>本発明の実施の形態例におけるス
ロットマシンでは、各入賞役に応じて入賞有効ラインが
異なる構成をとる。このように構成すると、各入賞役に
対する入賞期待に差を付けることが容易にできるように
なる。
【0048】法令によるBB当選確率は、(BB絵柄組
合せ)×(入賞有効ライン数)/(全絵柄組合せ)±3
0%に範囲に定められている。
【0049】但し、(BB絵柄組合せ)=(全絵柄組合
せ)/1500になっている。
【0050】ここで、1つのリール上に配列されている
絵柄の個数を21個とすると、3つのリールの全絵柄の
組合せは、21×21×21=9261通りとなる。入
賞有効ラインを5ラインとすると、BB当選確率は最大
1/240になる。
【0051】同様に、(RB絵柄組合せ)=(全絵柄組
合せ)×2/1500になっているので、RB当選確率
は最大1/118となる。
【0052】また、射幸性を抑える目的で出玉率(総払
出枚数/総投入枚数×100%)に関しても法令で規制
されており、その範囲は55%〜120%となってい
る。従って、BB当選確率は最大でも1/240(入賞
有効ラインが5ラインのとき)以上に設定できないた
め、遊戯者は多額の投資をしてもBBに当選できない場
合が少なくない。また、折角BB当選して獲得した沢山
のメダル(360枚程度)を使っても、次のBBに当選
することができず負けになってしまうことが多くあっ
た。
【0053】そこで、従来の入賞有効ライン数が5ライ
ンであったものを7ラインや、8ラインに増加してBB
や、RBの当選確率を高くしたスロットマシンが出荷さ
れているが、前述のように出玉率の上限が決まっている
ため、BBを故意にパンクさせて獲得枚数を少なくした
り(BB中のRBが発生できずBB中の一般ゲーム30
回で終了とすることによる)、RB入賞役をなくしたり
する処理をしているため、ゲームの面白味を半減させて
いた。
【0054】本発明の実施の形態例によるスロットマシ
ンでは、図5に示すように絵柄表示窓上に4+4+4=
12個の絵柄が表示できるようなスロットマシンを構築
した場合、例えば、図6の入賞有効ラインの構成を示す
表の、図6における上の図の「入賞役と入賞有効ライ
ン」の表に示すように、 ・ BB入賞有効ラインを水平方向4ライン+斜め方向
4ライン=合計8ライン、 ・ RB入賞有効ラインを水平2ライン、 ・その他の入賞役に対する入賞有効ラインを水平方向4
ラインと設定する。
【0055】即ち、各入賞役に対応して、有効な入賞ラ
インを定める。すると、図6の下の図の「法令に定める
BB、RB当選確率の範囲」の表に示すように、BB当
選確率の範囲が1/275〜1/148、RB当選確率
が1/551〜1/296と法令の定める範囲内に設定
できる。
【0056】以上詳細に説明したように、各入賞役に対
応して、入賞有効ラインを定義することにより、法令の
定める範囲内で、従来のスロットマシンには備わってい
ないゲーム性を持つスロットマシンを提供できる。 <リール停止表示絵柄>以上、絵柄表示窓上の絵柄が4
+4+4=12個でBB入賞有効ラインが8ラインの場
合について説明した。しかし、従来のように入賞有効ラ
インが5ラインとなっている場合でも、例えば、図4に
示すように、絵柄表示窓131〜133上へ、3×3の
絵柄が表示される場合、入賞有効ラインを従来の5ライ
ンに加えて、「P13−P21−P33」や、「P11
−P23−P31」の大山や、大谷の2つのラインを加
えて入賞有効ラインを7ラインとすることや、あるい
は、絵柄表示窓上の各絵柄窓上の組合せ、即ち3×3×
3=27を、入賞有効ラインとすることもできることは
言うまでもない。
【0057】更に、図4や、図5で示したのリール絵柄
の表示方法以外の表示方法を用いることも可能である。
【0058】本発明によれば、スロットマシンにおい
て、リール上の絵柄の配列(並べる順)を所定の並びに
することにより、絵柄表示窓上に停止した絵柄の組合せ
で、従来よりの法令によって規制されていた範囲内で遊
戯者が入賞を得る絵柄の組み合わせを出現させるができ
る。
【0059】即ち、従来のスロットマシンでは、図7の
上の図に示すように、入賞有効ラインが5ラインの場
合、絵柄表示窓131〜133上に重複入賞(複数の入
賞が重ね合わさること)すると法令の規制を逸脱してし
まった。
【0060】従来の場合、図7における上の図の絵柄の
組合わせでは: 「Chy11−Chy21−Chy31」=2枚、 「Chy11−Seven22−Chy33」=2枚、 「Seven12−Seven22−Seven32」
=15枚、 「Chy13−Chy23−Chy33」=2枚、 「Chy13−Seven22−Chy31」=2枚 となる。即ち、従来の場合メダルの払出枚数は、2+2
+15+2+2=23枚となり、法令の定める『一回の
払出枚数は15枚を超えないものであること』という内
容を満足できない。更に、1回の入賞が5重複入賞にな
っていた。
【0061】しかし、本発明によれば、図7の下の表に
示すように、Chyの入賞有効ラインを中段の1ライン
とするため、他のライン上にChyが揃っても、入賞と
ならず、セブン入賞役「Seven12−Seven2
2−Seven32」(セブン−セブン−セブン)が5
つの入賞有効ライン上の1つの入賞有効ライン上に揃っ
ているため、入賞払出枚数はSeven入賞15枚のみ
となりかつ重複入賞がない。
【0062】以上本発明の実施の形態例の説明では、各
入賞役の種類毎に1回のゲームに投入した遊戯媒体の数
に対応して入賞有効ラインを定める説明をしたが、各入
賞役の種類毎に1回のゲームに投入した遊戯媒体の数に
対応して入賞有効ラインの数を定めても良く、この場合
は、例えば乱数発生器37を用いて抽選を行い、1回の
ゲーム毎に、入賞有効ラインの数に対応して、入賞有効
ラインを定めることもできる。
【0063】<停止絵柄のリーチ目>前述したように、
遊戯者にとって一番の関心は、ボーナス入賞(BB)さ
せることにある。しかし、一般に、リール停止制御が内
部特定遊戯状態(BB状態)または内部特別遊戯状態
(RB状態)の内部入賞状態になっているにもかかわら
ず、制御部が法令の規定の範囲で所定の絵柄を揃えて停
止させることができない位置で、遊戯者による絵柄列の
停止操作のストップレバーが操作された場合には、ボー
ナス入賞(BBまたはRB)させることができないた
め、内部入賞(内部フラグの成立)していても入賞でき
ず無駄な遊戯を行ってしまうことがある。
【0064】更に、本発明によれば、以下に説明するよ
うに、本発明特有の方法で、内部入賞の状態を内部情報
として遊戯者に分かるように、絵柄列(リール)の停止
制御により、通常とは異なる所定の組合せの絵柄(リー
チ目)がリール絵柄表示窓上に停止するように制御し遊
戯者に報知することができる。
【0065】即ち、本発明特有のリーチ目による表示方
法は、リーチ目となる所定の絵柄の組合わせを、入賞有
効ライン以外のライン上に停止させ内部情報の内部入賞
していることを報知する。
【0066】例えば、「ベル−ベル−ベル」(Bel−
Bel−Bel)の入賞有効ラインを図5に示す絵柄表
示窓の構成で、図6に示すように水平方向4ラインとし
た場合に、入賞有効ライン以外のライン上、即ち斜め4
ラインに揃えることによって、ボーナスフラグが成立し
ている報知する。遊戯者は、入賞有効ライン以外に「ベ
ル−ベル−ベル」と見やすく判断のつきやすい並びで、
内部特定遊戯状態(BB)に入賞しているか、あるいは
内部特別遊戯状態(RB)に入賞しているかを判断また
は推定し、該当する特定の絵柄が絵柄表示窓上に揃うよ
うにストップボタンを押しボーナス入賞させることがで
きる。
【0067】以上実施の形態例を用いて詳細に説明した
ように、本発明によれば、初心者にもゲームの楽しめる
遊戯台が提供でき、遊戯者に対して遊戯意欲を与る面白
い遊戯台を構築できる。
【0068】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、各入賞役に応じて入賞有効ライン数、または入
賞有効ラインを定義することにより、BB入賞確率の設
定や、絵柄表示窓に停止させる絵柄組合せを、従来のス
ロットマシンでは法令上設計不可能と考えられた画期的
なゲーム性を持つ遊技台を提供する。更に、ボーナスフ
ラグが成立したときにはそのことを容易に把握すること
ができるため、遊戯者は興趣をもって遊戯を楽しむこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のスロットマシンの外観斜視図で
ある。
【図2】本実施の形態のスロットマシンの制御部のブロ
ックダイヤグラムである。
【図3】本実施の形態の入賞絵柄の組合せ並びに入賞払
出枚数を示す図である。
【図4】本実施の形態のスロットマシンの入賞有効ライ
ンを示す図である。
【図5】本実施の形態のスロットマシンの入賞有効ライ
ンを示す図である。
【図6】本実施の形態のスロットマシンの入賞有効ライ
ンの構成を示す図である。
【図7】本実施の形態のスロットマシンの入賞有効ライ
ンを示す図である。
【符号の説明】
22 CPU 23 メダルセンサー 24 停止ボタンスイッチ 25 スタートレバーセンサー 26 クレジットベットボタンスイッチ 27 入力インターフェース 28 ROM 29 RAM 30 モータ制御部 31 ホッパー制御部 32 入出力インターフェース 33 ランプ制御部 34 入出力インターフェース 35 スピーカ 36 サウンド出力部 37 乱数発生器 50 バス 100 スロットマシン 101 左リール 102 中リール 103 右リール 105 スタートレバー 106 メダル投入口 107 メダル払出口 108 メダル受け皿 109 メダル最大3掛けボタン 110 メダル最大2枚掛けボタン 111 メダル1枚掛けボタン 112 メダル精算ボタン及びクレジット切り替えボタ
ン 113 音孔 114 クレジット残枚数表示器 115 メダル払出枚数表示器 116 メダルインサートランプ 117 再遊戯開始ランプ 118 ボーナスフラグ告知ランプ 119 入賞配当表示板 120 入賞有効ライン表示ランプ 121 左リールストップボタン 122 中リールストップボタン 123 右リールストップボタン 131〜133 絵柄表示窓 140 フリッカー表示ランプ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 5/04 512 A63F 5/04 516

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定絵柄を含む複数種類の絵柄よりなる
    絵柄列を複数列備え、メダルまたは玉等の遊戯媒体を投
    入し、遊戯の開始操作により前記複数列の絵柄列を絵柄
    表示窓上で移動を開始させると同時に、抽選により内部
    入賞の当否を確定し、各絵柄列に対応した停止動作に対
    して、前記各絵柄列を前記内部抽選に基づいた所定の前
    記絵柄組み合せで絵柄表示窓上に表示されるように制御
    して停止させ、停止した前記絵柄表示窓上の絵柄の組み
    合わせから入賞を定め、所定数の遊戯媒体を払い戻す遊
    戯台であって、各入賞役の種類毎に、1回のゲームに投
    入した遊戯媒体の数に対応して、入賞有効ラインを定め
    ることを特徴とする遊戯台。
  2. 【請求項2】 特定絵柄を含む複数種類の絵柄よりなる
    絵柄列を複数列備え、メダルまたは玉等の遊戯媒体を投
    入し、遊戯の開始操作により前記複数列の絵柄列を絵柄
    表示窓上で移動を開始させると同時に、抽選により内部
    入賞の当否を確定し、各絵柄列に対応した停止動作に対
    して、前記各絵柄列を前記内部抽選に基づいた所定の前
    記絵柄組み合せで絵柄表示窓上に表示されるように制御
    して停止させ、停止した前記絵柄表示窓上の絵柄の組み
    合わせから入賞を定め、所定数の遊戯媒体を払い戻す遊
    戯台であって、各入賞役の種類毎に、1回のゲームに投
    入した遊戯媒体の数に対応して、入賞有効ライン数を定
    め、次に抽選により入賞有効ラインを特定することを特
    徴とする遊戯台。
  3. 【請求項3】 前記入賞有効ラインは、前記絵柄表示窓
    上の絵柄表示位置の全ての組合せの中より定めることを
    特徴とする請求項1または2項のいずれか1つに記載の
    遊戯台。
  4. 【請求項4】 前記入賞有効ラインは、ビックボーナス
    とレギュラーボーナスで異なるように定めることを特徴
    とする請求項1乃至は3項のいずれか1つに記載の遊戯
    台。
  5. 【請求項5】 前記入賞有効ライン以外のライン上に、
    所定の絵柄の組合せを揃えて表示することにより、制御
    部がビッグボーナスまたはレギュラーボーナスの内部入
    賞状態にあることを報知することを特徴とする請求項1
    乃至4項のいずれか1つに記載の遊戯台。
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