JP3004506U - 刈払機用草巻き付き防止板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 刈払機の回転歯２に、草が巻き付くのを防止
し、草刈作業の能率向上を計るものである。 【構成】 刈払機用、草巻き付き防止板１は、ほぼ四角
形に形成され、四辺を５ｍｍ程度、回転歯２の回転方向
と逆方向に折り曲げ強度を持たせ、中央より外側に向っ
て数個の凸又は凹のプレス溝６を成型する事により変形
を防ぐ、そして、刈払機本体への取り付けは、回転歯２
の上面と一定の隙間を保ち、取り付け角度が回転歯２と
ほぼ直角になるように、シャフト５を挟み込むクランプ
３形式とし、中央の回り止めビス４にて固定する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、草刈り作業中に刈払機の回転歯２に巻き付く草を、巻き付けないよ うにし、作業の能率を向上させるためのものであり、詳しくは刈払機用、草巻き 付き防止板１に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、この種類の刈払機は、簡単な保護板が取付られているだけであり、草の 巻き付き防止機能は無く、草刈り作業の能率向上は考慮なされていない。

【０００３】

【考案が解決しょうとする課題】

従来の技術で述べたように刈払機としては、簡単な保護板が取付られているだ けであり、草の巻き付き防止機能は無く、草刈り作業の能率向上の考慮に欠ける 問題点を有している。

【０００４】 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点を除くために考案したもので あり、その目的とするところは、刈払機の回転歯２に草が巻き付くのを防止し、 草刈り作業の能率向上を目的とする為のものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するために、本考案における刈払機用、草巻き付き防止板１は 回転歯２の上面と一定の隙間を保ち、取り付け角度が、回転歯２の平面とほぼ直 角になるように取り付けられ、回転歯２に草が巻き付くのを防止する。

【０００６】

【作用】

回転歯２により刈り取られた草は、回転歯２の外周に添って移動し、草巻き付 き防止板１に当たって止まる為、回転歯２の外周を１回転出来ないので巻き付く ことが出来ない。

【０００７】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。 図１において、草巻き付き防止板１は、例えば薄い塩化ビニール樹脂のような高 分子材やアルミ合金、又は、薄い鉄板等の軽量材料でほぼ四角形に形成されてい る。さらに詳しくは、四辺を５ｍｍ程度、回転歯２の回転方向と逆方向に折り曲 げ強度を持たせ、回転歯２の上面と一定の隙間を保ち、取り付け角度が回転歯２ の平面とほぼ直角になるように取り付けられている。

【０００８】 また、草巻き付き防止板１の中央より外側に向って数個の凸又は凹のプレス溝 ６を成型する事により変形を防ぐ。

【０００９】 そして、刈払機本体への取り付けは、図２に示すようにシャフト５を挟み込む クランプ３形式とし、中央の回り止めビス４にて固定する。なお、クランプ３を 既存刈払機のシャフト外径に合わせて数個アタッチメント部品として用意すれば 、機種を問わず取り付けられる。

【００１０】

【考案の効果】

本考案は、上述のとおり構成されているので、次ぎに記載する効果を有する

【００１１】 請求項１の刈払機用、草巻き付き防止板１は、回転歯２により刈り取られた草 が、当たって止まり、回転歯２の外周に添って１回転出来ない、このため刈り取 られた草は回転歯２に巻き付く事が出来ない、従って草刈作業を中断する事なく 続けられるので作業能率の向上につながる。

【００１２】 また刈り取つた草は、刈払機用草巻き付き防止板１にて進行方向左側、又は右 側に集められるので次の作業への移行がスムーズに行える利点がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】刈払機用、草巻き付き防止板の全体斜視図であ
る。

【図２】刈払機用、草巻き付き防止板の要部断面図であ
る。

【符号の説明】

１ 刈払機用、草巻き付き防止板 ２ 回転歯 ３ クランプ ４ 回り止めビス ５ シャフト ６ プレス溝

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 回転歯２の上面と一定の隙間を保ち、取
   り付け角度が、回転歯２の平面とほぼ直角になるように
   取り付けられた刈払機用、草巻き付き防止板１。