JP3004202U - L字型バーブ継ぎ手接続用ペンチ - Google Patents

L字型バーブ継ぎ手接続用ペンチ

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JP3004202U
JP3004202U JP1994005154U JP515494U JP3004202U JP 3004202 U JP3004202 U JP 3004202U JP 1994005154 U JP1994005154 U JP 1994005154U JP 515494 U JP515494 U JP 515494U JP 3004202 U JP3004202 U JP 3004202U
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JP
Japan
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shaped
pliers
tube
barb joint
joint
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JP1994005154U
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日出男 毛利
登 中藤
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Shin Etsu Polymer Co Ltd
Original Assignee
Shin Etsu Polymer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 L字型バーブ継ぎ手に硬質チューブ(特にシ
ョア硬度60度以上)を容易に接続でき、作業効率がよ
く、しかも安全性の高いL字型バーブ継ぎ手接続用ペン
チを提供することを目的とする。 【構成】 ペンチの両先端部の一方の先端部Aが、肉厚
のU字型部1と薄肉のC字型部2との結合体からなり、
他方の先端部Bは前記結合体に対向する挟持部3からな
るL字型バーブ継ぎ手接続用ペンチ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、L字型バ−ブ継ぎ手のチューブ接続用ペンチに係り、特にはショア 硬度が60度以上の硬質チューブの接続に好適なペンチに関する。
【0002】
【従来の技術】
L字型バ−ブ継ぎ手は、図8に示すようなL字形本体5の両先端に筍状接続子 7(バーブ)をもつものであるため「たけのこ継ぎ手」とも呼称され、液体や気 体の方向を変える配管に多用されている。 従来の配管に際しては、L字型バ−ブの先端に、その最大径よりも小さい軟質 チューブを素手ではめ込んで接続する仕方が一般的であった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、軟質チューブ以外にショア硬度が60度以上の硬質チューブを 接続する場合は、弾性が乏しいため素手による接続が困難で、1回の接続に約1 5分もかかることがあり作業能率上問題であった。
【0004】 また、従来のペンチでは、図9に示すようにL字型バ−ブ継ぎ手5を素手でつ かみ、そのバ−ブ7にペンチ8で挟持されたチューブ6の先端をはめ込もうとす るため、十分に固定できずに力が逃げてしまい、強引に作業を行う場合はペンチ 8やチューブ6の先端で手を傷つけることがあり、安全面からもその改善が必要 であった。
【0005】 本考案の課題は、前記従来の問題点に鑑み、L字型バーブ継ぎ手に硬質チュー ブ(特にショア硬度が60度以上)をも容易に接続でき、作業効率がよく、しか も安全性の高いL字型バーブ継ぎ手接続用ペンチを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、ペンチの両先端部の一方が、肉厚のU字型部と薄肉のC字型部との 結合体からなり、他方の先端部が前記結合体に対向する挟持部からなることを特 徴とするL字型バ−ブ継ぎ手接続用ペンチを要旨とするものであり、また、前記 U字型部の開口幅が、接続するチューブを遊嵌ないし圧接挟持可能な幅であり、 前記C字型部の内径がチューブ外径の90%〜98%で、かつC字型部の開口幅 が内径の75%〜98%であることを特徴とするL字型バ−ブ継ぎ手接続用ペン チをも要旨とするものである。
【0007】 以下、本考案のL字型バ−ブ継ぎ手接続用ペンチについて添付図面に基づいて 説明する。 図1〜図7は、いずれも本考案のL字型バーブ継ぎ手接続用ペンチに係るもの である。 図1は、本考案のL字型バ−ブ継ぎ手接続用ペンチの一例を示す正面図、図2 は、図1の先端部Aの部分側面図、図3は、図1の先端部を斜め後方から見た斜 視図、図4は、図1のペンチを用いてL字型バ−ブ継ぎ手の接続を行うときの状 態を示す先端部の平面説明図である。
【0008】 図1に示すように、本考案のL字型バ−ブ継ぎ手接続用ペンチは、その両先端 部がAおよびBからなり、先端部Aは、肉厚のU字型部1(U字型の溝は点線で 示す)とこれにボルト9で一体に結合された薄肉のC字型部2からなる結合体で あり、他方の先端部Bは、L字型バーブ継ぎ手の一端を先端部Aの結合体に対向 するように固定する挟持部3が設けられている。 先端部Aを構成するU字型部1とC字型部2には、図2および図3に示すよう な開口が形成されているが、この開口は共にグリップ4側と反対方向に形成され る。
【0009】 先端部Aを構成するU字型部1は、配管に使用するチューブを挿入して、その チューブが上下に動かないようにするための役割をしており、図1に示す横方向 の厚みはC字型部と比べて比較的厚肉であり、チューブが遊嵌(すべり落ちない 程度に保持される状態)ないし圧接挟持(無理に押し込めて保持される状態)で きる限り、特に制限はないが、通常7mm〜15mm程度である。 また、図2に示すように、このU字型部1の開口幅aは、チューブを圧接挟持 できる程度から遊嵌できる程度の範囲内であればよいが、圧接挟持操作の点から チューブ外径の0.80倍〜0.95倍、好ましくは0.92倍〜0.95倍の 範囲とするのが望ましい。
【0010】 さらに、前記U字型部には、固定効果をより高めるため、あるいは多少チュー ブが大きくても使用できるようにするため、必要に応じてU字型部1の側壁の内 側に図4に示すような任意形状の突起10を設けてもよい。
【0011】 先端部Aを構成するC字型部2は、図2、図3に示すように前記厚肉のU字型 部1に当接して、ボルト9によって一体に結合されている。 このC字型部2の開口は、前記U字型部1の開口と同方向で、その内径(直径 :図2のR)は挿入されるチューブの外径の90%からほぼ等しい範囲、好まし くは90%〜98%とすればよい。 また、その先端の開口幅bは、チューブの外径に比べてやや小さめの90%前 後、具体的には、75%〜98%、好ましくは95%〜98%の範囲であること が望ましい。 U字型部は、比較的厚肉なので開口幅がチューブの外径よりもやや大きくても 上下方向に対してのチューブ固定機能を有しているが、C字型部は薄肉であるた めにチューブ外径よりやや小さめにするのがよい。 これは、C字型部2の内径中にチューブが容易にセットできることが前提であ るから、そのC字型部2の厚みは、U字型部1の厚みに比べ薄肉であり、具体的 には2mm以下0.3mm以上であることが好ましい。 このC字型部2を設けることによって、挿入されるチューブが前後左右に動か ないようにする役割をもっているので、U字型部1との組み合わせにより、チュ ーブは確実に固定される。
【0012】 本考案のペンチを構成する他の先端部Bは、図3および図4に示すように、L 字型バーブ継ぎ手5を載置するための横断面コ字状の挟持部3を形成し、前記継 ぎ手5を収納でき、かつ固定できる形状になっている。 この形状は、一方の先端部Aの対向面および先端部Bの上端面に、壁面を有し ない箱型形状の挟持部(即ち、横断面コ字型)であればよく、L字型バーブ継ぎ 手の寸法形状に合わせて、それを収納し、固定できる形状であれば特に限定され ることはない。
【0013】 つぎに、本考案のペンチの使用態様について説明する。 図5は本考案のペンチの開いた状態を示す正面図、図6は本考案のペンチにチ ューブとL字型バーブ継ぎ手を配置した状態を示す先端部の部分斜視図、図7は 本考案のペンチによってチューブとL字型バーブ継ぎ手を接続した状態の正面図 である。
【0014】 図5および図6に示すように、本考案のペンチを使用するには、まず硬質のチ ューブ6を先端部AのU字型部1とC字型部2に挿入してチューブ6ががたつか ないようにする。 つぎに、L字型バーブ継ぎ手5を先端部Bの挟持部3に載置し、接続しようと する一方のバ−ブ7をU字型部1に対向するように配置する。 先端部AおよびBに配置されたチューブ6とL字型バーブ継ぎ手5は、図7に 示すように、グリップ4を閉じ込むことによって、容易に接続される。 また、接続されていないL字型バーブ継ぎ手5の他方のバーブ7は、上記で接 続された一方のバーブの位置を入れ替えて、同様に接続すればよい。
【0015】 本考案のペンチの材質としては、剛性のあるものであれば特に制限はないが、 例えば、全体が鉄、ステンレス、アルミニウム、真鍮などの金属やプラスチック 、セラミックスで構成されていてもよい。また、グリップ部分のみプラスチック やゴム状弾性体であってもよい。
【0016】 本考案のペンチに用いられるチューブの材質としては、通常、プラスチック製 であり、チューブの硬度(軟質、硬質)に関係なく接続できるが、特にショア硬 度が60度以上の硬質チューブの接続に有効である。
【0017】
【作用】
本考案のペンチは、一方の先端部に設けられたU字型部とC字型部に硬質チュ ーブを挿入し、他方の先端部の挟持部にL字型バーブ継ぎ手を固定するので、両 先端部を閉じたときにチューブとL字型バーブ継ぎ手が容易に接続される。
【0018】
【実施例】
(実施例) ショア硬度が85度の外径6.0mmφ,内径4.0mmφの高密度ポリエチ レンチュ−ブ(山一加工社製)と金属製L字型バ−ブ継ぎ手(バ−ブ最大径4. 15mm)を接続するため、図2に示すような構成の厚さ15mmの鉄製U字型 部(開口幅6.0mm,内側に鋸状凹凸を有する)とC字型部(開口幅5.0m m、内径5.9mm)とをボルト止めした先端部Aおよび挟持部をもつ先端部B を備えるペンチを用意した。
【0019】 このペンチを開いた状態で、高密度ポリエチレンチューブをU字型部とC字型 部に固定し、さらに挟持部にL字型バーブ継ぎ手をセットし、ペンチを閉じて接 続を完了した。この作業を25回行ったが、全体で15分で完了し、しかも手を 傷つけることもなかった。
【0020】 (比較例) 上記実施例と同寸法のチューブおよびL字型バーブ継ぎ手を用いて、図9に示 すようにバーブの一方を指で抑え、チューブを従来のペンチで抑えて、チューブ とL字型バーブ継ぎ手の接続を行った。この作業を上記実施例と同じ回数行った ところ、作業に1時間もかかった。
【0021】
【考案の効果】
本考案のL字型バーブ継ぎ手用接続ペンチによれば、高い硬度のチューブ、特 にショア硬度が60度以上の硬質チューブを安全に能率よく接続できるので、作 業の確実性が増し、液漏れなどの配管不十分に起因する故障を解消した実用上望 ましいL字型バーブ継ぎ手用接続ペンチを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のL字型バーブ継ぎ手接続用ペンチの一
例を示す正面図
【図2】図1の先端部Aの部分側面図
【図3】図1の先端部を斜め後方から見た斜視図
【図4】図1のペンチを用いてL字型バーブ継ぎ手の接
続を行うときの状態を示す先端部の平面説明図
【図5】本考案のペンチの開いた状態の正面図
【図6】本考案のペンチにチューブとL字型バーブ継ぎ
手を配置した状態を示す先端部の部分斜視図
【図7】本考案のペンチによってチューブとL字型バー
ブ継ぎ手をセットした状態の斜視図
【図8】L字型バーブ継ぎ手接続用ペンチの正面図
【図9】L字型バーブ継ぎ手にチューブを接続するため
の従来の工程を示す斜視図
【符号の説明】
1 U字型部 2 C字型部 3 挟持部 4 グリップ 5 L字型バーブ継ぎ手 6 チューブ 7 バーブ 8 従来のペンチ 9 ボルト 10 突起

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ペンチの両先端部の一方が、肉厚のU字
    型部と薄肉のC字型部との結合体からなり、他方の先端
    部が前記結合体に対向する挟持部からなることを特徴と
    するL字型バ−ブ継ぎ手接続用ペンチ。
  2. 【請求項2】 U字型部の開口幅が、接続するチューブ
    を遊嵌ないし圧接挟持可能な幅であり、C字型部の内径
    がチューブ外径の90%〜98%で、かつC字型部の開
    口幅が内径の75%〜98%であることを特徴とする請
    求項1に記載のL字型バ−ブ継ぎ手接続用ペンチ。
JP1994005154U 1994-05-13 1994-05-13 L字型バーブ継ぎ手接続用ペンチ Expired - Lifetime JP3004202U (ja)

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